絶賛!酷評?フリーホラーゲーム
 遊んでみたフリーのホラーゲームをご紹介。

 素晴らしいと思ったところはおしみなく絶賛しますが、うまくないと思ったところは(失礼ながら)酷評しています。
 ただ、酷評に関しては、なるべくソフトな書き方になるよう、こころがけていきたいと思っています。

 なお、制作者さんに気を使ったレビューをしたくないので、レビューの報告は制作者さんにほとんどしていません。
 よって、画像の使用許可などは得ていません。ですが、制作者さんの著作権を侵害するつもりはありません。あくまでも「引用、紹介」の意で画像などを掲載しています。

 もしも制作者さんがウチのレビューをご覧になり、画像などの削除を申し出てこられた時には、それに応じさせていただきます。


過去のレビューから、絶賛したものだけをピックアップ 

 おすすめゲーム一言紹介 
 

●全紹介リスト 及び 評価
 
 評価目安(面白さ&完成度): だいだい>青 / 星マーク(オススメ): ★★

 注: 評価はあくまでも個人的なものですので、そのゲームの正当な評価とならない場合もあります。 

 >最新レビュー: 『霧雨が降る森』

『雨雲』
☆☆『デンシャ』
『獄都事変』
★★『CRY OF FEAR(クライ オブ フィアー)
☆★『Alice mare』
『中二病スクールナイト』
『ダンス・マカブル』
『spook amusement-恐怖の幽園地-』
     
 『恐怖の森 増殖』
 『The Crooked Man』
 ★『クロエのレクイエム』
 ★『ナツメ』
 『哥欲祟(ウタホノタタリ)
 ☆『Doll』
 『日常浸食ホラーつぐのひ』シリーズ
    
『学怖であった怖い話』
★★『魔女の家』
★★『PARANOIAC』
☆☆『ヤンデレラ』
★★『マッドファーザー』
『Slender : The Eight Pages
    
    
    

 注: このページの一番下に、過去のレビューへのリンクがあります。(ゲーム総数93本紹介)


『霧雨が降る森』 ―― 星屑KRNKRN さん
 (ver1.08/ゲーム公開:2014/7/制作ツール:RPGツクールVX ACE)
 (情報提供: 以前の掲示板にて、数人の方より)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:86M)「ふりーむ」にて

 ホラー度:★★★★(前〜中盤で肩透かしがあるが、森に入ってからの異様な世界はどっぷりとホラーまみれ。水子の群れ。声の演出による恐怖
 面白さ :★★★★マップの広さが適度。サクサク進むし、全体的な流れも良好。しかし、肝心の幽霊と水子について、話がサッパリ伝わってこない
 難易度 :★★☆☆☆(追いかけっこがあるが、難易度は低め。全体的に詰まる所はほぼナシ。ENDは全5つ(どこで分岐するのかはイマイチわからない)。END1にはそこそこ容易に辿り着ける)
 演出度 :★★★★声を使った演出が多彩。緊迫感のあるBGM、画面効果も加わり、なかなかの迫力)

 (あらすじ: 事故で両親を失ったシオリは、その夏、遠い祖父の村をたずねる。しかし祖父はすでに没後であり、屋敷は資料館として残されていた。不吉な伝説が残されるその資料館には、口のきけない管理人と、その資料館を居場所にする少女がいた)

 (一言: RPGタイプ。エンドは5つ。プレイ時間は2〜3時間。主な舞台は家、資料館、森の中の異様な洞窟。ゲームバランスは良好。END1のラストには賛同できず---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 作者さんサイト● http://nanos.jp/hskzkrnkrn

 ●いきさつ

 以前、掲示板でどなたかにオススメされたのですが……残念な事に、以前の掲示板はもう使えなくなってしまったので(2017年2月に停止)、お名前はわかりません。数人の方にオススメされた気もします。

 フリーゲーム紹介サイト「夢現」さんでのスクリーンショットに一目ぼれ。RPGタイプですが、背景が異様。色使いが毒々しい。そしてキャラクターが4〜5頭身くらいありそう。スラッとしていて、リアルです。
 それにキャラ絵もかわいいですし。遊びたくなりました。

 ●プレイ&レビュー

 DLしてみたら、めずらしくexeファイル。実行すると、いくつかのフォルダが育成されますね。
 説明書を読むと、操作方法やあらすじが。で、レビューに関してのガイドラインが、作者さんのサイトの方にあるみたいなので、見てみます。確認すると、まぁ大丈夫そうな感じ。画像の出所さえ明記しておけばOKみたいですね。

 gameをクリックすると、600×600くらいの小さなウインドウが出て、自動でフルスクリーンに。Alt+Enterでウインドウへの切り替えも可能。
 深海を思わせる美しいタイトル画。で、メニューには「雨が降り始める」「降り続ける」「傘をさす」とあります。もちろんそれらが指しているのは、「ゲームスタート」「コンティニュー」「ゲームを終了する」なんでしょうけど、味がありますね。

 ――両親が自分の誕生日に交通事故で死んだ。
 部屋で目覚める主人公。動くと違和感が。(失礼ですが)結構なガニマタ。なお歩く姿はゆりの花ならぬ、ヒヨコのよちよち歩き……。すいませんけど、ホントにそう見えてしまいます。でも「ゲームらしい動き」と言えば、そんな感じかな、と。

 部屋の整理をしている内に、小さなを見つけ、アルバムが開けるようになる。アルバムには自分の小さい頃の写真がなかった。
 隣の部屋のカーペットの黒いものが気になりますが……反応はナシ(ただのイスですかね)。階下のキッチンにはバースディケーキや腐りかけた食事が。両親が死んでまだ数日しか経ってないんですね。
 これは辛すぎるシーンです。

 家の各部屋の戸締りをした後、眠りにつく。

 夜中。おいでおいで、と主人公を呼ぶ声。
 壊れていた時計が音を鳴らし、主人公は時計の音を止めようとする。そこで一枚の写真を見つける。若い頃の両親と映る、おじいちゃんの姿があった。
 それには、「阿座河村」という地名が書かれてあった。

 夏休みに入り、主人公はその写真の村をたずねてみる。
 電車から降りると、そこは色鮮やかな田舎の駅前。主人公も夏服になり、明るい黄色のワンピースに着替えています。
 ここで「ESCキー」メニューを出してみます。アイテムとセーブだけ。わかりやすくていいですね。セーブはいつでもできるようで安心。
 主人公の名前は神崎シオリ、ですね。

 バスを待つ事3時間。しかしバスは来ません。3時間もただ待っているとはなかなか根性があります。
 すると警官が来て、バスが廃止になった事を告げられる。「じゃあバス停の看板なんか置いとくなっての! 廃止の張り紙くらい貼っときなさいよ! こっちは3時間も待ってるのよ!」……などとキレたりはしませんね、シオリ。

 警官は目的地まで送ってくれるという。阿座河村の実家まで、送ってもらう事になる。
 しかしそこは家の持ち主が死んで、資料館になっているとの事。じゃあ、おじいちゃんは死んでいる……?


資料館一階


シオリ原寸(ウインドウ時)
 資料館に着く。大きな屋敷だったので、そのまま資料館として使われているんでしょう。そういうのは確かに、ウチの地元などでもありますね。貴重な「南部曲がり家」をそのまま資料館として開放する、みたいな感じで。

 で、資料館はもう閉館時間であるらしく、中に入ってみても真っ暗。しかしあきらめて出よう、とはしない。このまま探索続行となるらしい。
 画面が暗すぎて見えないので、リアルに部屋の明かりも真っ暗にします。これで画面がいくらかは見えるようになりました。
 付近でを見つけ、ランプも続けて入手。これで辺りが明るくなります。

 二階。入れる場所がなく、左奥の階段を上る。なお、同時にSHIFTキーを押すと早く移動できるのが重宝します。さらにはめずらしく「ナナメ移動」までできちゃうんですね。ありそうで意外となかった気がします。

 三階。鍵のかかっていない3番目の部屋に入ります。
 絵本を見つける。シオリはそれに見覚えがあった。
 また鍵を見つけ、開く部屋を探す。すぐそばの部屋が開きます。
 そうして調べていく内に、この資料館がやはり父親の生家だった事を確信していく。

 BGMが多少変化したところで、「ペンダント」を入手。重要アイテムっぽい予感。
 で、今日はもう帰ろうとしたところで、二階の右奥から不審な物音が聞こえてくる。

 廊下の先に行ってみるとそこには赤い扉が。その向こうに、少女が閉じ込められてしまったらしい。
 警察を呼んで来ようかと言うシオリに、少女は強い拒否を示す。
 壁の穴?から鍵を渡され、それでこの扉の鍵を探してきてほしい、と頼まれる。

 ●

 一階右にある資料室。そこで「2F右の鍵」を入手。やっと鍵名が出てきましたね。さじ加減もなかなか絶妙です。すぐに使い捨てる鍵には名前をつけない。なるほど、です。
 ついでに一階左の方も探索。トイレとフロ。出入り時に、いちいち画面が暗転するのはいらなかったでしょうね。


資料館二階の奥の部屋には少女が
閉じ込められていた。
 ●青い髪の少女

 二階右奥。赤い扉を開けると、奥に青い髪の少女が。学校の制服を着ています。
「早くここから逃げた方がいいよ。閉館時間が過ぎると危ないから」
「ここの管理人、ちょっと頭がおかしいの」
 少女はそう言い、そそくさと逃げてしまいます。

 玄関に行ってみるものの、そこは開かない。閉じ込められてしまったらしい。
 少女は館内に戻る。そして姿を消す。
 シオリも仕方なく、辺りの探索を再開する。

 一階右。白いドアの部屋で鍵を入手。
 そしてまた二階に行こうとすると、刀を持った男が廊下に出てきた。シオリはさっと壁の陰に隠れる。
 どこぞへと行ってしまう。反対方向へ行ってみます。その先は赤い扉の部屋。そこで「ロープ」を入手。

 なお刀を持った男が出てきた部屋にも入れる。そこでは「夜光石」というものが展示されてあった。でもアイテムとしては入手できません。

 そこで悲鳴! 三階からであるようだ。
 行ってみると、先ほどの少女が刀を持った男に襲われている!

 二人が駆けて行った先のドアは、鍵がかけられていて、開かない。
 そうしていると、こっちに向かってくる足音が聞こえてきた。
 シオリはすぐ近くの部屋に駆け込む。そしてロープを使い、ドアノブを固定した。(ロープで窓から逃げるものだとばかり思っていましたが)
 ドアノブをガチャガチャやられる。しつこい。音は止まない。

 シオリは部屋内にあった壊れたランプを窓外に落とす。でかい音が出て、それを聞きつけた刀の男は、外へ行ってくれたようだ。
 なかなかスリリングでした。

 ●

 で、ここで進展が途切れる。どこへ行って何をすればいいのかわからない。
 行ける場所をしらみつぶしに探索している内に、一階の玄関前の棚とかゴチャゴチャしているところで、シオリが「ネックレスを戻さなきゃ」と言って、代わりに「カレンダーの切れ端」を入手。6月12日に○がついているらしい。シオリの誕生日ですかね。

 その右隣の部屋の棚にはダイヤルロックの箱があり、キー入力をうながしてくる。まぁ出てきたばかりの数字を入力したら開いて、「銀の鍵」を入手。
 この辺、いやに不親切ですね。この展開を得るために、アチコチしらみ潰しに探さなきゃならないじゃないですか……。
 そういやこのゲームには、アイテムがある場所を「光」でお知らせする機能(よく使われている)はほとんどないですからね。(後日談: あったりなかったりですね)

 ●

 銀の鍵で一階左のキッチン向こうへ行けるようになる。三階の、まだ探索していない部屋の鍵だと思ったんですが、ハズレました。
 で、突き当たりに行灯(あんどん)があり、中に光る石ころがある、と。でも拾わないんですね。
 その隣に重いフタがあるとの事ですが、開きません。
 そうこうしている内に、刀の男が現れる。
 こちらに来る。え? 逃げるの? 隠れるの? とかパニクっている内に、刀で切りつけられてジ・エンド……。

 には、なりませんでした。
 ここはぜひ、皆さんの目でお確かめ下さい。ネタバレ: ギャグにしか見えませんけどねえ……。あおるだけあおって、こりゃないよな、と
 一般作ならこれで一安心……という事でしょうが、ホラーゲームでこういう事をしちゃあ……。

 ●一段落し、場を再調査

 さて、一段落ついて、第二幕が開始といった感じでしょうか。
 資料館をホテル代わりに、シオリは寝泊りを始める。外では雨が降っています。

 部屋を出て、辺りの探索。
 となりの部屋。食器棚の上に宝石箱らしきものがあって、ネックレスとかハミ出してるんですけど、スルーですか……。
 一階まで降りてみると、あの少女が。名前はまだわからないんですね。

 右の部屋に入ってみると、奥に刀の男――変人管理人が。
 シオリの動きが止まる。怖くて動けないのか、と思いきや、前に障害物があるだけの話でしたか……。この部屋に入るたび、ここで妙に足止めを食らってましたけどね。

 無口な管理人(メモで会話)から「スペアキー」をもらう。
 スペアキーで開けられる部屋は3つ。まずは2F右から。
 そこで資料的なものを読む。こういう難しそうな話って、頭に入ってきませんけどね……。

 次。3階左の部屋。ここで日記があり、シオリは何かをフラッシュバックで見る。

 3階右の部屋にいけるかと思いきや、スペアキーでは開きませんでした。メニューでアイテムを見てみると、残りの場所は「2F中」でしたか。
 そこを調べると、「ことりおばけ」の話がまた出てくる。
 シオリは「そろそろ下に戻ろうかな」とうながしてくる。

 するとそこで進展。村のおじさんと管理人がモメているんですね。
 村のおじさんはこの資料館を取り壊し、村を発展させようとしている。資料館が残っていると、薄気味悪い伝承が残り、発展のさまたげになるらしい。
 そこでシオリが「ここは私の家だから」という事で、勝手なまねをさせないよう、クギを刺す。
 引き下がるおじさん。

 管理人、須賀に礼を言われ、夕食をごちそうになる。が、料理の腕はイマイチだった模様。
 そこに警官が現れる。望月巡査。佐久間(青い髪の少女)が行方不明になったらしい。
 そして望月と須賀、シオリの3人で手分けして、佐久間を探す事になる。

 と、ここまでプレイしていて、ホラーめいたところはないに等しいですね……。
 管理人の正体がわかるまではスリリングでしたが、わかってしまえばもう、気抜け状態ですからね……。
 でもここで新たな恐怖が。それは「森」。管理人に決して入るな、と念を押される。入ってしまうとどうなるのか……?

 ●佐久間探索

 二階右の赤い扉の部屋(今はピンク色ですが)に入ると、ブラックアウト。何者かの呼び声が。
 でも進展はなく、他の部屋へ。
 三階左の部屋でも同じような呼びかけが。暗い画面に赤い文字を出しただけでも、結構いい恐怖演出になるものなんですね。

 その廊下でウロウロしている望月巡査と会話。
 で、その階の3つ目の部屋に入ると、停電に。

 二階の夜光石の部屋前に血がついている。入ってみると、また呼びかけが。シオリは幼少の頃、その者と何らかの約束をし、それを果たさなければならない模様。
 BGMも簡素ながら、いい雰囲気。
 部屋を出ると、その辺に派手に血のりがついている。血の跡は道しるべになっていて、それに従って、一階の左奥まで行くと、そこに探し人の佐久間がいた。
 しかし様子がおかしい。佐久間は何も言わずに走り去る。重いフタを調べていたようですけどね。

 後を追うと、血のりは玄関についていた。外に出られるようだ。
 とうとう、行くんでしょうか、森に。

 ●森へ

 この辺でプレイ時間は1時間半。中盤くらいまでは来たんでしょうか。
 中庭でウロウロしている警官を尻目に、しおりは立ち入り禁止の森へと入っていく。
 すくそこに色あせたブルーシートが投げ捨てられていると思いきや、これは「青い岩」との事……。失礼しました。

 で、立ち止まったかと思いきや、後ろから白い猫?が。何やら壊れた形をしてますけどね。
 み つ け た。そして駆け寄ってくる。
 シオリは青白い光に包まれて死亡……かと思いきや、ネックレスの石が一つ砕けただけで命は助かった模様。

 ちょっとやり直してみます。逃げられるのかどうか。
 ……余裕で逃げられました。石は温存。
 そういやこのゲーム、5つのエンドがあるんですよね。その1つが、石を全部使い切ってのゲームオーバー、というところでしょうか。(後日談: 違いました)
 一応自分は全部のエンドを見るつもりはないです。一番良さそうなエンドを見たらいいかな、と。完全攻略を目指しているワケじゃなく、あくまでもレビュー(ゲームをプレイしての感想)なので。

 で、逃げた先は(やしろ)の前。何かワープした感じですけどね。
 そこで錆(さ)びた鎌を拾う。
 社の壁を壊すと、その先は炭鉱のような場所へと続いていた。

 ●炭鉱探索

 炭鉱かどうかはわかりませんが、そう名づけて探索開始。
 そういや今、何をしてるんでしたっけ? 佐久間探索ですよね。なのに、何やら変なものに巻き込まれだしています。

「牢獄壱の鍵」を入手すると、化け物があらわれる。襲いかかってくるので逃げます。
 次。変なものが堀り作業をしてますが、害はない模様。
 近くの血だらけの部屋「作り物の鼻」などを拾うと、また化け物が。
 コイツら、一旦部屋の外に逃げた後も消えないですね。

 で、炭鉱奥へ。通路が左右に分かれてます。
 それにしても、森に入ったのに炭鉱に来ちゃうとは、想像もつきませんでしたけどね。異様な森があって、そこに「ことりおばけ」とかがいて、それでおしまいになっちゃうのかな、と思ってましたが。まだ話は深いようで。

 右の部屋に。アイテムを差す光があり、「木製の鍵」を入手。と思いきや、まだ光は消えない。その奥にもアイテムがまだ残っているとか、何だか新鮮。今は取れないようですけど。

 ちょっと進展が止まる。
 あの化け物達がまだいる部屋に謎がありそう。
 そうして「ヤスリ」を入手。炭鉱奥の左の部屋が開き、中を見ると赤ちゃんが産まれている模様。しかしでかい赤い文字で彩られていたり、と異様な雰囲気です。おうあうおうあう、と悩ましい声。
 襲いかかってこないので辺りを探索していると、石が一つ消える。化け物に触れるとダメみたいですね。

 ちょっとやり直して石を温存。「謎の液体が入った瓶」と「作り物の口」を入手。 作り物の口って……何かイメージ湧きませんけどね。鼻からあごまでの部分? それとも入れ歯みたいな感じ? それとも唇だけ?
 作り物の目鼻口をはめる「人形」も見つけました。

 まだネックレスの石を3つ保持したまま探索続行。何度もズルをしたので、本来ならもう死んでますけどね。

 ●

 蠢いている布みたいなものに「謎の液体が入った瓶」を渡すと喜んで、「ボロボロの紙切れ」を入手。あれ? 作り物の目玉でもくれるのかと思いましたが。
 紙切れを見ると、謎解きになってるんですね。眺めている内にわかります。ネタバレ: 漢字ですね
 それで炭鉱奥の中央の部屋を開ける。……と思いきや、数字が違う。は?
 で、紙切れをよく見ると、色の順番が鍵と違っていましたか……。二重の仕掛けがあるとは。作者さん、やってくれます。

 土が山盛りになっていて、違和感のある部分もあるが、調べる事はできません。
「曲がった木の枝」を入手。それであの穴の奥から何かを引っ張り出してくるんですね。
 あったのは小型の鉄製のスコップ。それであの土を探るんですか。この辺、行ったり来たり、ですね。

 で、地下に降りられるようになったのはいいんですが、まだ人形に目鼻口をはめてませんし、「作り物の目」がその辺にあるのを見落としてないかな、と不安に。
 それとも地下にあるのか。降りてみますか……。

 ●地下水脈

 森がメインかと思いきや、ここは何故か地下水脈。
 青い石を拾い、ネックレスに通す。命が一つ増えました。

 静かなところで考えてみる。
 あの異様な出産は何か。この炭鉱で、言っちゃあナンですが、輪姦みたいな事がなされていた?と。で、子供が産まれた。シオリはあれとどう関わっているのか。
 と言うか、この辺での話は全部、人間達の話ではない? 元々、化け物どもの話?? それとも人間の非人間的な行いを、「化け物じみた行為」としてそう表現しているのか。
 ……まだその辺はわかりません。

 と、そこでまた化け物が。化け物というより、水子?を思わせるものですが……。
 ニゲチャダメ、なんて言われますが、逃げます。

 で、地下に降りてきたロープを伝って登っはいいものの、まだ追いかけてきます。
 あたふたと逃げた先の部屋の中で、「作り物の目」を発見!
 しかしここでダメージを立て続けに食らう。いかん、死ぬ!
 で、あの人形の元へと急ぐ……!

 おぉ、身代わりになってくれて、助かりました。
 そこで恐怖イベント発生。シオリがそれを見た後で言うように、何があったのか、僕にもよくわかりません。

 ●

 地下水脈に戻り、その奥で「(本当に小さな)乳白色の欠片」を拾う。赤子の歯ですかね……?

 と、その先に佐久間が。倒れてます。
 そこで間髪入れずに化け物の集団に襲いかかられる。しかもネックレスの青い石が全て砕け散った、というおまけつき!

 逃げる逃げる! でも余計な事しないでまっすぐ逃げれば振り切れますね。
 おぉ、なかなかスリリングです。とにかく無事に逃げ切れました。

 このゲーム、追いかけっこが意外と多いですが、ゲームバランス的にはさほどキツクもないかな、と。
 上手く逃げればミスなくイケる感じですし、身代わりになる「ネックレスの青い石」も4つ保持できますし、なかなか良心的です。


(何故か)夜光石にとらわれてしまう
佐久間。
 その先で上下(シオリから見れば左右でしょうけど)の分かれ道があり、シオリはその場をフラッシュバックする。そして逃げ道が上だと知る。
 じゃ、下に行ってみればどうなるのかな、と行ってみたら、佐久間に「上なんでしょ?」と言われ、下には行けません。なるほど。

 そしたらでかい夜光石が。さっき見たものとは別のものかなと思いきや、その先には見覚えのある橋が。しかし、橋は割れ落ちていた。
 二人は道を戻る事に。

 で、さっきの「下」の道に行ってみる事になります。
 そしたら佐久間が夜光石の岩につかまってしまう。ツタでからめとられてしまうんですね。
 そして佐久間は意識を失う。青い石を佐久間に渡し、シオリは助けを呼ぶ事にする。

 と、そこでまた化け物が。今度は水子ではなく、女の幽霊。
 がむしゃらに逃げます。追いかけてきます! 何だか地形が行き止まりになってる感じ?! でも突っ切ります。突っ切れます!
 そうしてその先にあったのは、光る石。幽霊がたじろぎ、シオリは助かります。
 それにしても、「声」による恐怖演出がいいですね。しかも、ずいぶんと多数のバリエーションが盛り込まれていますね。

 地下水脈に出る。さっきのとは別の場所っぽいですね。
 その先の水面に、日の光を見つける。外に通じている! この丸い形はきっと井戸だ。
 叫ぶと、上にいた望月巡査が聞きつける。そうして井戸をロープで伝い、降りてくる。

 望月という心強い仲間を得て、シオリは佐久間の元へ急ぐ。

 さっき、逃げる途中で行き止まりに見えたのは、崖っぽい大きな段差でしたか。(後日談: 森の影、みたいにも見えますが)
 で、佐久間の所に戻ると、佐久間は血だらけに……!
 殺されたのかと思いきや、そうではなかった模様。シオリが渡した石が、化け物を粉砕したんでしょうか。要は、化け物の血だった、と。

 で、佐久間をからめとるツタはまだ外れない。ギシギシとさっきから鳴っていて、佐久間を締めつけ続けている! このままでは! ……と思いきや、この音はどうやら望月巡査がツタを外そうをがんばっている音でしたか。
 で、まさかの拳銃までぶっ放して、ツタをどうにかしようとする。それでも傷一つつかない。

 銃声を聞きつけたのか、そこで管理人、須賀がやってくる。
 そして「森に入るな」という注意を聞かなかったシオリ達をにらんだ後、刀でツタを一閃。それは見事に切れたという。ただの模造刀ではなかった模様。

 ●現実じゃなさそうな場に、場面転換

 そうして帰ろうとする中、シオリはなおも自分を呼ぶ声におののく。
 そしてフラッシュバックの中、シオリは別の場所で目覚めた。

 石柱が4つあり、触れると順に昔の記憶が蘇る。子供の頃のシオリ、なかなか強い子だったようで……。

 で、最後の話を聞くと真相がわかるんだな、と思いきや、何故か場は打ち切られて、望月巡査らの視点に。
 望月は佐久間を連れて帰る、と言う。須賀は一人、シオリを探す事にする。

 で、須賀を操作できるようになります。ここで、まさかの主人公交代……スか。
 さっきのシオリの回想劇の中で、暗い子ってまさか……。で、ネックレスを作ったのもまさか……。

 ●須賀視点でシオリを助けに行く

 その先に水子らがいて、通せんぼされる。
 で、選択肢が出ましたが、よく見ないウチについ押してしまう。そしたら水子らを切り捨ててしまいました。ここ、重要な分岐路になってる気が……。(後日談: なってません)
 つーか須賀、無敵じゃないっスか! バンバン水子を切っていき、そうして……。

 で、色々あって、END5。スッキリしない、なかなか嫌ですけど、味のある終わり方でした。ホラー的にはなかなかいい、終わり方でした。

 ●トゥルーエンドを目指し、再開

 やっぱりRPGタイプでのマルチエンドって、面倒くさいです。
 まるごと回想シーンを見直したりやなんや、苦痛でしかない。ノベルと違って、スキップ機能もありませんし。

 RPGタイプでマルチエンドを作るのなら、何かしらの便利機能が欲しいところ。(長々とした)イベントシーンは飛ばせる、とか。
 さらには分岐の箇所がハッキリしない(推測すらできない)RPGタイプは最悪。それだけは言いたいです。(ですが、残りのエンドはファンサービスめいたものであるのなら、それをがんばって見るかどうかはプレイヤー次第なので、いいのかな、と)

 このゲームには選択肢がいくつかありますが、そこで分岐するのかどうか、ずいぶんと怪しい。変な選択肢もいくつかありますし。(例えば、その先に進むかどうかを聞いてくる。行くしかないのに)
 とりあえず自分は、RPGタイプでのマルチエンドにはいい感情を持っていません。終盤のみ分岐する、程度なら全然いいとは思いますけど。

 ●

 で、シオリの3つの記憶を見た後、4つ目で須賀にチェンジ。今度はあの水子を殺さない方向で行こうと思いましたが、「何もしない」だと本当に何もしないまま。
 やはり殺すしかないのか。でも殺した後に分岐はなさそう。じゃあもっと前からやり直さなくてはならない?
 とか考えながらマップをうろうろしていたら、まさかの新ルートを発見。ネタバレ: 壊れた橋の左側の崖

 ●かなりネタバレするので隠します

 その先は須賀の夜光石の加工場だったようで。「夜光石の宝玉」を入手し、この場の探索は終わりっぽい。
 これをさっきの水子に使うんですかね。

 と思いきや、そうでもなく、普通に殺しちゃう他なさそうですね。
 どこでさっきと道が違うんだろうと注目しながら、進めていきます。大量に水子が出て来た場所でもいちいち全部殺してみたり。
 さほど変化がないまま、幽霊に会い、逃げる。
 洞窟の奥の書棚。ここはもうラストステージ。
 で、めくれない本を何度も調べてみたら、めくれるという。中に鍵が。おぉ。これは大進展!

 ●END1 達成

 なんやかんやで、END1を見る事ができました。
 選択肢での分岐ではなく、気になる部分を洗いざらい調べてみる、というのが重要だったみたいですね。

 満足です。でもちょっと不満もあります。
 こういったRPGホラーをプレイしていて、ラストはどうにもネタバレ: 感動に持っていこうとする作者さんが多いように感じられるんですよ。
 確かに気分良く終われるんですが、個人的にはあまり好きではないです。

 でも演出がかなり凝っていましたし、「よくここまで丁寧に作ったなぁ」と感心しきりでした。

●総評

 ホラー度はかなり頑張っていたので、★4ですね。面白さも★4。演出度も★4。
 どの面でも優秀ですが、「おぉ、これはスゲエ!」と狂喜するまでには至らなかった、という感じです。

 個人的には、END1の流れがどうにも好きになれなかったのが、絶賛できない大きな要因でした。ネタバレ: 感動なんかまるでいらなかったし、だったらむしろEND5の方がホラーっぽくて良かった。
ネタバレ: 母と子を主眼においた物語なので、あぁなってしまう(再会の喜びで浄化)のは仕方ないにしても……あまりにも当たり前な話である気がします。その後、ちょっと他の水子らががんばってくれてはいましたが、当たり前を見せられた後では、ちょっと喜んでしまう程度

 もしかすると、他のENDに「ホラー的に納得がいくような終わり方」があるのかもしれませんけど、それは蛇足。「END1」というのは「作者さんにとってのベストエンド」という事でしょうからね。
 ほんと、RPGでのマルチエンドとか、流行らないで欲しいです。(みーんなそんなのばっかり作ってますからねぇ……)

 優秀、と書きましたが、ほんとツッコミ所の少ないレビューになってしまいました。ツッコめるところがなかったですね。
 アマチュアなら、もっと粗(あら)をさらけ出してほしいところではありますが……。

 ●

 そういやせっかくの「ナナメ移動」が役に立つ場面はなかったかな、と。広い場所で追いかけられるシーンもなかったですし。全体的に狭いマップばかりでしたしね。

 あと、やっぱり話がわかりにくいです。
 あの母親が何なのか。あの水子らが何なのか。終えてみても、サッパリわかりません。何があったのか、は漠然(ばくぜん)とわかりましたけどね。ネタバレ: やっぱり輪姦ですね
 資料的なものをいくつか読まされましたが、どうにも頭に入ってこないんですね。

 ●「約束」について

 あと、シオリがした「約束」があまりにもあいまいすぎた気もします。
 あの回想シーンを見る限りでは、シオリは約束した事になってませんよねぇ……?
 つか「何で、幽霊と約束をしなきゃならないの?」という感じもします。必然性が感じられないんです。

 殺される、喰われる寸前で、何とか助かろうとお願いして、幽霊が折れて「じゃあしょうがない。10年待ってあげよう。そうしたらここに戻ってくるんだ」とかいう約束をしたのなら、まだわかる気もしますが。
 要は、幽霊が「約束を切り出してくるのがちょっと早い」。細かい話かもしれませんが、そこに違和感を感じたもので。


『雨雲』 ―― ちゃんとする(サム)さん
 (ver1.07/2015年制作/制作ツール:LiveMaker)
 (情報提供: TNDNさん、蒐さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:81.2M)

 ホラー度:★★★★(効果的なアニメ演出。この物語の中心人物である殺人者の怖さも上々。直接的な恐怖画はなし)
 面白さ :★★★★章ごとに違う主人公。次々と起こる殺人(失踪)事件。特に後半は、クイズ形式で捜査資料をまとめたり、時間制限アリの選択肢があったり、即死エンドが複数あったりで、面白さに拍車がかかる)

 (あらすじ: (序章)会社帰りのOLが夜道、見知らぬ女に絞殺される。(第一章)だがそのOLの名を語った女は生きていて(謎となる)、コンビニでバイトを始める。そして、そこに新しく入って来た女が行方不明に。(第二章)高校。半田さゆという少女がいじめられながらも、いじめる少女へ強い憧れを抱く。そして事件は起こり、半田さゆは…)

 (一言: 選択肢アリのノベルゲーム(選択肢は後半に集中)。複数のエンド、GAMEOVERアリ。総プレイ時間は2〜3時間ほど。とある殺人者が、殺人を繰り返すさまを追っていく物語。全4章。処々にあるアニメ演出も良好。CG(立ち絵など)はキレイで見やすい。各々のキャラも立っている。場を盛り上げるBGMも良好)----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、TNDNさん蒐さんから紹介していただきました。ありがとうございます。

  ホラゲのご紹介  投稿者: TNDN  投稿日:2015年03月31日

 (前略)
  さて、最近プレイした中でなかなか面白かったフリーゲームがあったのでご紹介させていただきます。

  サムさんの「雨雲」という作品です。
  ノベルゲームの作品なのですが、ジャンルとしてはサスペンス+推理+ホラーという感じでしょうか。
  前半はストーリーを進めるパート、後半は選択肢を元に推理や行動を選択するパートに分かれています。
  物語の前半は日常的な描写が多いのですが、後半に行くに従って本筋の「女性失踪事件」の真相に近づいて行きます。
  僕としては、推理パートやホラー場面の演出の仕方がとても好きでした。

  他の「ホラーがメイン!」な作品とは少し趣は異なるかもしれませんが、時間もそこまでかからず気軽にできると思いますので、もしよければプレイされてみてください。

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  ホラーゲーム紹介です  投稿者:蒐  投稿日:2015年06月02日

  蒐です。今回はホラーアドベンチャーゲームとサスペンス系のゲームを2本紹介させていただきます。

  1.「トロイ=メライ」(略)

  2.「雨雲」
  こちらはサスペンス系ノベルゲーム。
  「女性連続失踪事件」を軸にした物語で、とあるコンビニ店員の視点から語られる第一章、自分を変えたいと願っていた少女の末路を描いた第二章、そして新社会人の女性と女性失踪事件を追う刑事の視点から語られる第三章から成っています。
  それぞれ異なる人物の視点から語られる物語というのも魅力的ですが、「日常的な風景の中にゾッとするような恐怖が潜んでいる」という所を描いているのもスゴイ。ストーリーもしっかりしており、犯人との対決シーンでミニゲームが挟まれることで「ゲーム」としての特色も出せています。
  ぜひプレイしていただきたい作品です。

  3.「化け物達の果報」(略)

  以上、ホラーゲーム紹介をお送りいたしました。夢鳥さんのレビューをお待ちしております。

 との事でした。気になるホラー度がどの程度かはわかりませんが、とにかくプレイしてみる事に。

●プレイ&レビュー

 ●序章

 会社での一服後。北崎という女をバーベキューに誘う同僚の男達。しかし北崎は用事があるからと断る。
 夜の帰り道。北崎は、外灯の明かりの元でうずくまっている女を見つける。聞けば、ピアスを落として探しているという。北崎は親切心から手伝う事にするのだが……。

 そして明るい日差しの元。笑顔で走っている女性は何者か。

 タイトル前のわずかな時間でなかなかに引き込まれました。冒頭から突っ走ってくれる話は好きですねぇ。


左の女性が北崎。
会話ウインドウの男は児島。
 ●第一章 電撃

 サブタイトルがいきなりの事件を感じさせます。……と思ったら、次のシーンで北崎が生きてました。ん?
 北崎、コンビニのバイトを始めるところです。というか、冒頭では普通の会社員でしたけどね。どういう事なんでしょ?(後日談: これが何なのかは、ゲームの後半でわかります)

 で、コンビニのバイト同士で飲み会をする事に。
 主人公は児島レイジ(後日談: 第一章の主人公ですが、物語そのものの主人公ではありませんでした)。ちょっとおっさん入っている、でもまだ青年。
 飲み会がいい感じに進んで行きます。BGMもほんわかしていていいです。なお、会話部分も上手い。無駄をしっかりとカットして、簡潔にまとまっています。読みやすいです。

 あぁ。(あの満面の笑顔で)ジョギングしていたのが北崎ですか。じゃあ冒頭で殺された女性は全くの別人? 北崎が殺したんですか?
 そう思って序章を見直してみるものの、やはり殺されたのは北崎っぽい。殺した女性は北崎ではない。いやいや、北崎は殺されずに済んだのかもしれない。そして事件の被害者になって、性格がおかしくなってしまった、とか。
 笑顔でのジョギングは何なのか。(後日談: 要はミスリード(誤解や疑問を生ませて読者を引き込む)なんですね)←序章から第一章にかけて、北崎の存在そのものが「あれ?」と感じさせられる作りになっているんですね。これだけ凝ったテクニックを使っているフリーホラーゲーは、今までお目にかかったことがないですね。

 そして児島の就職が決まり、コンビニのバイトからはオサラバする事に。舞沢という若い女の子がバイトに入ってきたりしたものの、大した話をする事もなく、場を去る事に。
 北崎が多少、おかしなところを見せたりします。

 選択肢もなく、とりあえずは読むだけ、ですね。
 なお、背景画は実写なんですが、細かな修正をかけられているみたいですね。(ミラクルマートの看板など)。他、スマホの画像も実写並みに上手い。

 で、舞沢が行方不明に。ここで第一章が終わり。
 プレイ時間は、この辺で30分程度。


いじめられっこの半田さや。
 ●第二章 今日は私の誕生日 ※これ以降、ややネタバレぎみ

 章選択場面。第二章の文字の背景がエライ事に。恐怖描写があるようですね。

 半田さゆ、という子の半生が語られます。優秀な兄と違い、母親の期待に応えられない自分。そしていつしか、母親が自分を見捨てている事に気づく。

 半田さゆは、自信に満ち溢れているクラスメイトの飯塚という子に憧れ、飯塚になりたいと願う。で、ストーカーまがいの行為。
 「うおーやりやがったぁ!」と思わず喜んでしまった、アニメ効果。やってくれます。

 それはともかく、第一章と全くつながらないんですけどね。半田さゆがまさか、北崎になるとか?
 でもこの章はなかなかホラー度が高かったですね。★4くらい。面白さも★4。引き込まれます。

 第二章が終わると、「第二章 飯塚編」と「第三章」が追加されます。
 で、飯塚編を見てみましたが、これは要らなかったかな、と。かなりの短編で、さらに視点も変えてありますけど、やっぱり同じものを二度見るというのは結構苦痛ですね。


彼女が殺人を繰り返さなくてはなら
ない理由がこのシーンで語られる。
名シーンだと思います。


忘れ物を届けた事で、三森は刑事と
知り合いになる。
 ●第三章 (章のサブタイトルは、分岐後の章の終わりに表示)

 いじめられっ子だった半田さやの変貌(へんぼう)。いやはや。人ってこんなに変われるものなんですかね。しかも急激に。
 というか、容姿や性格ばかりでなく、オシャレ度とかも急成長しちゃってますけど……。ほんと別人。なかなかの美人ですよ。

 三森 哲子という新キャラが出てきますね。また新たな話が始まるんでしょうか。OLですね。
 そこに半田さやも出てきます。街中での雨。アニメ効果がいいですね。
 ここで半田さやが、変わり切れていない自分を目にする。……あぁ、そう来ましたか。なるほど。気持ちが浮き上がるばかりでなく、しっかりと落とすところが上手いですね。

 え?! ここに来て選択肢ですか。しかも新キャラの三森の行動の選択。う〜む。なんだか変則的というか、反則的というか……。だってこの人、この物語の主人公でも何でもないでしょうし。(← 一応、第三章の主人公ではあるんでしょうけど)細かい事はまぁいいですか。

 というか、このノベルの主人公、誰なんですか? 誰でもないんですかね。半田さやの話を読んでいる内に、第一章の内容とか、忘れちゃいそうなんですけどね。全く別の話だから。
 (後日談: 話の流れが変則的な上、ムダに脇役キャラを立たせている感じ。もはや第一章そのものが不要、という感じすらしてしまいます(児島レイジは何だったの?と)……が、学生時代から物語が始まってもインパクトに欠けるので(過去シーンだからいい)、やっぱり今の形がベストなんでしょうね)

 で。カフェで、隣の席の忘れ物に気づいた三森。客は今出ていったばかりだから、追いかければ間に合うかもしれない。
 その客を追いかけるか、追いかけないか、の選択。
 食欲が勝る(追いかけないで食事を続ける)、責任感が勝る(食事を切り上げ、追いかける)。

 「責任感が勝る」にしておきます。カッコつけるワケじゃないですけど。
 多分、忘れものをした客は、半田さやだと思いますし。

 と思ったら男。しかも刑事。さすがに更なる新キャラまでは予想できるハズもなく……。
 で、夜道は危険だからと、三森はその刑事に家まで送ってもらう事になる。なかなかフレンドリーな刑事です。

 三森は、刑事に忘れ物のケータイを渡しそこねたまま、翌朝を迎える。
 またも選択肢。出かける際、ベランダの鍵を閉めたかどうか。確認しに戻るかどうか。

 戻って確認すると、この先起こりうる事件を回避してしまう(ベランダを開け放しで、不審者が侵入。とか妄想)事になりそうですが……。
 しかし、気になる事は確認したいので、確認しときます。ちゃんとベランダは閉めてありました。

 先日、刑事である西久保と知り合いになった三森。なお近辺では、女性の失踪事件が起こっている。

 ……あれ? そんなこんなで終わっちゃいましたけどね。しかも次の章へはいかない。GAME OVER、という感じですかね。かなり中途半端な終わり方でしたけど……。
 こんなに中途半端なエンドは見た事がないというくらい、中途半端でしたけどね……。

 ●第三章をやり直す

 選択肢をやり直します。
 右クリックメニュー。既読(きどく)文章の読み飛ばし設定や、フルスクリーン切り替えなどもありますね。今さらですが。
 読み飛ばしは、選択式のノベルゲームでは必須(ひっす)ですね。何度も同じ文章を読みたくはないですし。

 カフェにて今度は、「食欲が勝る(忘れ物を届けない)」という選択をします。
 そして自宅に戻ると、ズラッと選択肢が。……こういうの、意外と面食らいますね。自分も自作のノベルゲームでバカみたいにズラズラあッと選択肢を出したりしますけど(作るのが妙に楽しい)、プレイする側としてはあんまり面白くないものなんですかね。考えを改める必要がありそうですね……。
 それにしてもBGMがオシャレです。「かまいたちの夜」とか思い出しますね。あんな感じに雰囲気がかなりいいです。自宅にいるだけなのに。

 さて、選択肢の内容は……3つの雑誌記事を読むか、やめるか。
 「オフィスで好かれる女子の秘訣!」を読む事にします。よくスマホの読み物とかにある感じのものですね。こういうのを読んで、実践している女性の方もいるんでしょうね(正直、女性って面倒な事(周囲への気配りや態度など)が多そうで大変そうですね)。他の2つの記事も、短いので読んじゃいましたけど。

 で。翌朝の選択肢。ベランダの鍵は閉めたハズという事で、今度は「確認しない」事に。
 あらら……この辺はほんと、ホラーからは遠くかけ離れてしまいますねぇ。半田さやが出てこないと、普通のOL物語に……。

 おぉ。ここで半田さやが出てきましたか。アパートの隣人ですか。しかも三森とは、高校の頃の知り合い。あぁ、第二章からかなり日が経ったんですねぇ……。
 で、友人の八神との電話での会話。選択肢を変えたら話の内容まで変わって、しかもホラーのおまけつき。
 やってくれます、半田さゆ。いいキャラです。面白くなってまいりました。

 ●

 刑事の西久保とは知り合わない時間軸のストーリーが進んでいきます。こういったif(もしもの物語)も楽しいですね。選択式ノベルの醍醐味(だいごみ)です。展開が派手に変わるほど、面白くなります。

 で。半田さやと仲良くなってしまう三森。あらら、そう来ましたか。と思いきやそうでもなくて……。
 んんんっ?? またもや……中途半端な終わり方をしてしまいましたけどね。
 さっきよりはだいぶマシな終わり方ですけど、やっぱり途切れる感じで終わってしまいましたねぇ……。

 まだ続きの章がある感じですので、正解の選択肢というものがあるんでしょうね。


調査パート画面。
西久保が事件の資料を作成する。
クイズ形式での穴うめなど。
 ●第三章。また選択肢のやり直し

 忘れ物を届けて刑事と知り合い、ベランダを閉めたかどうかを確認しない。
 こうすると、さっき見た二つの物語が交差する感じの展開になりますね。半田さゆと出会い、なおかつ刑事と知り合いになる、と。おぉ。上手い具合に選択肢を間違えて、そして正解にたどり着いた模様。
 さぁ、展開はどうなるか。

 警察署内で、西久保が過去の事件である「飯塚 彩夜奈(あやな)の失踪事件」のファイルをまとめる展開になります。
 この辺、クイズ形式になりますね。でもそう難しい事もなく終了。この辺のアニメ効果など、素晴らしいです。
 この後、BGMも刑事モノ(いかにも捜査中)っぽくなったり。いい感じです。

 そして、ここで冒頭の北崎が出てきたり。あぁ、そうですか。北崎はやはり被害者ですか……。

 と! ここで画面上部に「concentration」なるゲージが出てくる。(和訳は「集中力」)
 そしてこの先、調査パートに入るようですが、選択中はセーブできない、との事。おぉ、やってくれます。

 この辺も、クイズ形式。でもそんなに難しくはないですね。
 そしてとある女が重要人物としてあがってくる。……でもちょっとこの辺、話がややこしいですね。

 まぁ何というか、プレイヤーはハナから犯人がわかっている状態なので、推理するという感じでもないですし……。熱がこもらないのは確か。

 さて。場は変わって、半田さゆと三森の会話。
 三森は半田の出したコーヒーを飲んだりケーキとか食べている内に頭痛がしたんですが(明らかにクスリを盛られた)、すぐに良くなった模様(先のプレイでは、そうはならないエンドもあったりしました)。

 ん? 高校の時、半田がモテモテだった、という話が出ましたけど……いじめられっこからイッキにモテモテ女になれるものなんですかね? ちょっと極端すぎる気が。

 ととと、ここで半田がネタバレ: 襲って来る! というか三森の視点ですが、別に彼女は主人公でも何でもないワケで……う〜む。
 でもなかなかいい具合いにホラーしてますね。動きや音の演出もいい感じです。

 ここでWARNING! セーブをうながしてきます。じゃセーブ。
 で、その後の選択を間違えて、GAME OVER……。まぁ選択肢なんてものは、作者の都合で成否が決まってしまうワケなんですけどね……。何がどう正しいとか、推測のしようもないワケで(無論、自分が制作したものも含めて)。

 ●

 ロードしたはいいものの、またソッコウでGAME OVER……。どうして白いカップではダメなのか……。薄くて割れちゃいますか。

 「右に転がる」「左に転がる」なんてな選択肢で、左に転がったらソッコウGAME OVER……。ここは吹いてしまいましたけどね。何の説明もなく、いきなりすぎて。

 うおー、なかなか死にますねぇ、この辺。
 で、会話ウインドウ上の三森の表情もコロコロと変化して(表情のパターン、かなり多いです)、なかなかに苦しみが伝わってきます。
 でも三森って、ほんとタダの脇役……ですよねぇ? どうして最終局面で主人公扱いになっているのか、理解できません。だったら高校の時からちゃんと出しておいて、プレイヤーに印象づけておかないと。

 素早い動きのアニメ演出なども冴えています。そして時間制限のある選択肢もなかなかに焦らせてくれます。
 ……ちょっとおお! 右や左に転がるの選択肢、●回も続くとか聞いてません! 死ぬでしょこれは、確実に。

 そこを越えて、逃げられる場面でのラスト?の選択肢。そこもまた引っかけとは……この作者さん、なかなかにイジワルな方であるようで(ホメてます)。

 ●

 あれ。決着がついたかと思いきや、また警察署での捜査ですか。……う〜ん。クライマックスの後は、すぐに終わってくれて良かったんですけどね。このゲーム最大の見せ場が終わったんですから。後はどうキレイに幕を引くか、という事だと思いますし。(ムダに長いとダレるだけです)
 殺されたカフェ店員の金杉の写真で気になる部分。間違いが続き、concentrationのゲージが次々と減っていきます……。で、やっと正解にたどりつきました。ゲージが減りすぎたんで、ロードし直しましたけどね。

 ●クリアー

 逃げる三森。つーか錯乱(さくらん)しすぎているようで、外をテキトーに逃げてますね。
 で、助けに来るあの男。
 あたたた……。せっかくのいいシーンなんですが、絵が……。三森のやや後ろからの横顔が、崩壊ぎみです。この作者さん、正面からの絵はかなり上手いんですけどね。まだまだ描きなれていない模様。

 お〜。ここで第三章が終了。
 「終章」が追加されたとの事。きっとエピローグですよね。読むだけで終わるハズ……。(そこそこ力尽きたし、これ以上は蛇足である気が)

 ラストでの「幸せだと感じ時は〜」……は見なかった事にします。
 アップテンポな幕引き。エンドロールもなかなかいい感じです。TV番組みたいですね。ただ、エンドロール後のヒトコマは……全くいらなかったでしょうけどね。

 さ。ボーナスコンテンツがメニューに増えました。何でしょ?
 キャラ紹介やらエンドリストやら……あ、エンドは一つ未到達ですね。で、エンドリストの他にも細かなGAME OVERがいくつかありますので、実質、そこそこの数(10に届くかどうか)のエンドはある感じですね。
 ボーナスCGは……全て未到達なのでまだ見られませんね。

 おまけのミニゲーム、非常に凝ってますね。近頃、こういったドット絵のゲームを、スマホとかでも良く目にしますね。レトロゲーマニアには嬉しいおまけです。

●総評 ※ネタバレぎみですが、まぁ犯人は第二章からすでにわかっているので……

 冒頭での殺しは一見、ワケわからなかったんですが(殺されたハズの北崎 シオリが、次のシーンで生きているんですから)、後半まで行けば「なるほどな」と。

 この物語は結局、半田さゆの物語だったワケですが、「半田さゆという人間を主軸において、それに関わる人間達が(脇役でありながら)各々の章の主役を努める」という形のノベルになっているんですね。
 このノベルの主役は誰?と言われたら、やっぱり半田さゆなんでしょうけどね。

 このノベルは章ごとに主役が変わり、(形を変えた)半田さゆと関わっていく感じなので、「物語としてはかなり変則的」ではありますね。でもそれはそれで、形式にとらわれないのもいいかな、と。こういった「(主役が変わる)短編小説をつなげたプロ作品」も、実際にあるとは思いますし。
 →これを言うと、先にレビューした「沙耶の唄」も似た形式(主人公視点がコロコロ変わる)なので批判はできないかな……と思ったりはしますが、あちらは明らかに短編をつなげた形にはなっていないので、またちょっと話が違ってくるんですけどね。

 一番わかりやすいのは、「ちゃんとした主人公がいて、その主人公が物語を引っ張っていく」というのが望ましいとは思いますけどね。でもたまには、こういった変則的な物語(主人公を、複数の他人の視点で見る)もいいのかな、と。

 ●

 全体的に面白かったです。
 時折来るアニメ演出もなかなかに素晴らしかったです。選択式のノベルであったのも好印象です。読むだけ、というのはやっぱり味気ないですし。複数のエンドがある第三章はなかなか楽しめました。

 怖さについても、満足しました。エグいシーンなんか入れなくても、充分に怖い物語は作れるものなんですね。
 日常シーンを丁寧に描いていると、いざ事件が起きた時の臨場感や緊迫感が違う。ネタバレ: 半田さゆが壊れたシーンなど、なかなかの迫力がありました。

 このゲームを教えて下さった、TNDNさんと蒐さん。どうもありがとうございました。久しぶりのノベル、存分に楽しめました。良質のノベルゲームでしたね。自分としても、得るものが多かったと思います。


 『デンシャ』 ―― 小麦畑さん
 (ver1.06/2013年制作/制作ツール:WOLF RPGエディター)
 (情報提供: beat1200さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:23.2M)

 ホラー度:★★★☆☆全体的に怖さはナシ。怖さを感じる演出がいくつかある、という程度)
 面白さ :★★★☆☆(はしごをかついでデンシャ内を行ったり来たり。各車両にあるプレートを回転させると場が転換。ただ、主人公に目的があって行動しているワケではないので(要は「異世界を見せられている」という感じ)、熱が入りにくい
 演出度 :★★★★★画面いっぱいに、動きのある派手な演出が印象的

 (あらすじ: 電車に乗っていたハズが、座敷で目覚める主人公。謎の弁当売りから渡されるモノノケが2匹。何が起きているのかわからないまま、突き放される。そしてその座敷は、電車の一部になっていた…)

 (一言: RPGタイプ。進展を求めて、はしごを持って、電車内をウロウロ。各車両についている数字のプレートをいじって、場を転換させていくのが新しい。動きのある派手な演出。場を盛り上げるBGM。小さなアイテム欄、車両の構成図などが常に画面上にあるのも、いかにもゲーム的な感じでいい。しかし、怖くはない------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、beat1200さんから紹介を受けました。どうもありがとうございます。

  これはコワイ…!! 『デンシャ』  投稿者:beat1200  投稿日:2014年06月09日

  はいどうもbeat1200です。今回書き込ませて頂くのはタイトル通り「デンシャ」と言うフリーホラーです。正直言って鳥肌がヤバいことになっております。僕もそれなりにはホラゲーしている方だと思っていたのですが(笑)
  何が凄いかと言うと「演出」「ストーリー」「システム」が他のホラゲと比べるとかなり独特で尚且つ凄まじいことになっております。まず演出ですが、これは最初のシーンから分かると思います。僕も最初から「うぉっ!?」と声を出した程です。クライマックスではストーリーの良さも合間って鳥肌どころか右手が震えておりました(笑)
  ストーリーは最初は「はぁ?」と言う感じでした。ですが中盤になって行くと「あぁそんな感じなんだろうな…」と分かっていきます。終盤になると友人と一緒にやっていたのですが、何も言えない状態でした…

  最後にシステムですが、これもまた素晴らしい。電車の中の一本道を様々な謎を解いて行くゲームです。あと重要なこととして、…説明はしずらいのですが、数字のカードを使って様々な「ある人」の話を進めて行きます…選択や謎もありますが、結構簡単にスラスラ進めていきます。但し間違え等があると…死にはしませんが、かなりショックになります。

  プレイ時間は、まだ全体像が全然掴めていません。一応色々な話は聞いたのですが、「まだあるんじゃね?」と友人と論理していました。
  一応作者さんからは1〜2時間と言われてましたが、ぶっちゃけこれは余り意味ないです。話を聞きたければ遅くなるし、スルーすれば速くなります。

  とまぁ凄く色々と説明しましたが、それだけ素晴らしい作品だということです。友人からも「他の奴等にも紹介してくるわ」とかなりの大絶賛…
  少なくとも、やって見て絶対後悔はしない今一番オススメしたいゲームです。是非いつかプレイしてみてください。

 との事でした。鳥肌がヤバイ。そう言われたら、いやがおうにもプレイしてみたくなります。でもbeat1200さんが紹介してくれてから、早2年も経ってますけどね……。
 でもいいゲームは年月が経っても色あせませんから。とにかく、プレイしてみたくなったらプレイしてみるだけです。

 フリーゲームの登録を数年で切ってしまう作者さんもいるみたいですが(ゲームが入手できなくなる)、できるだけ長くネット上に残しておいてもらいたいものです。

●プレイ&レビュー

 「フリーゲーム夢現」さんでこのゲームの紹介記事を見ましたが、「ホラー要素なし」の表記に、いきなり不安になっちゃいましたけどね……。ホラー要素がないのなら、僕としてはプレイする意味がないので。
 でもbeat1200さんが「コワイ!」と言ってますので、それを信じてプレイしてみます。beat1200さんが受けた衝撃がどんなものなのか、興味もありますし。

 で。ゲームの制作年などを調べるためにreadmeファイルをまず見るんですが、製作期間が二ヶ月ちょっと、というのに驚きましたね。そんな短期間で作れるものなんですね……。
 でもプレイ時間が1時間ちょっとという話なので、結構な短編なんですかね。どうやら2周目もあるみたいですけど。(後日談:2周目はないです、多分)

 ●

 タイトル画面。電車に乗り、眠りこけている人が一人。背景がスクロールしていて、いい感じです。
 F4キーで画面を大きく(または小さく)できますね。SHIFTキーでセーブ、ロードのメニュー。F12キーでタイトル画面に戻りますね。

 乗車の手引き、という画面。簡易マニュアルですね。
 使うキーは少なめですね。上下左右Enterで決定。取り消しはESC。
 なお、車両移動の際に自動セーブしてくれるとの事。


こんな場から始まる。


主人公拡大図
 古びた畳の間で目覚める主人公。子供ですかね。
 電車に乗っていたハズが、ここにいるという。じいちゃんばあちゃんの家に着いたのだろうか?
 フキダシのセリフがいい感じですね。(後日談:たまにズレますけどね)

 窓に人影。弁当売りだという。欲しいけどお金がない、と言ったら、部屋の中にモノノケが。
 そしてめくるめくアニメーション……。ふわぁ……。こういうの、どうやって作るんですかね? 画像を高速で入れ替えるやり方はわかりますが(ループさせるのはわかりません)、大時計のアニメーションの作り方がわからない。しかも動きが素早くて軽い感じですので、ここで動画を差し込んできた風でもない。つまりはツール上で動いている、と。
 とにかく、冒頭から圧倒させられました。

 さて、この部屋の左右が連結されて電車の一部と化した模様。
 タンスの上に何か光るものがありますが、主人公は子供なので背が低く、見えていない模様。なるほど。
 そしてBGM。いかにも昭和的な歌が流れます。いや昭和初期を思わせるような歌です。素材にあるんですかね。

 今いるのは6号車。どうやら右が先頭車両(1号車など)である模様。(画面下の車両構成図には、左に9個も車両があるようなので)
 ですが、電車の進行方向は左ですね。
 どっちに行くか迷いますが、おそらく右側の方が車両数は少ないハズ。まずは右から潰していきます。


4号車。大量の蚊がいて通れない。


12号車。
プレートを回転させると、21号車に
転換する。
 そしたらそこは4号車。モノノケが出てきて、「チガウ」と言う。車両中央には大きな木があり、大量の虫が飛び回ってます。先には進めない模様。車窓を流れる光景は、七色の異世界。「ゆめにっき」を思い出しますね。
 では左側に行きます。 
 6号車に戻る。ホント落ち着ける、いい雰囲気の場(BGMのおかげ)です。
 10号車。扉があるが、鍵が2つ必要だとの事。先に進みます。

 ●

 12号車。偶数の車両しかないんですかね。
 そこにはメイドがいて、外食券がないと食事ができないという。ここは食堂車ですね。
 あぁ、メイドってよく考えれば古い時代のものなんですかね。明治大正時代の遺物……なんですかね。よくわかりませんが。
 で、白服の男がいたかと思えば、いきなり場が転換。21号車へ。
 画面下の車両図を見ると、今いた12号車が消えてしまってます。代わりに18号車となってます。

 18号車。TVがあり、皆が群がっています。「新しく発売されます」との事。
 そのTV。座席に置いてあるのかと思いきや、柱に取り付けられていて、頭上にあるんですね。

 21号車。食堂車ですが、メイドが男性のコックに代わってます。12の逆……ですか。奇数ですね。
 コックは「バター」を欲しがっています。
 で、テーブル側を進むと、さっきの白服…というか白い着物姿の男と話ができますね。
 「外食券」をもらいました。コックに話してみると、それは必要ないと言う。

 通路を行くと、また着物姿の男が「よいしょ」と仕事をして、12号車に戻ってしまう。
 12号車。さっきの女のメイドがいます。もらったばかりの「外食券」を使ってここで食事をしようとすると、さっきの男が腹を空かせていて、「じゃあ半分こしよう」と、一緒の席につきます。
 座席の後ろにはがいて、「彼女を見つけたね」と2人のモノノケに言われます。そして彼女と話してみるものの、大した事は言われません。


はしごを持って移動する主人公
(拡大図)。
 着物姿の男がいた場にははしごがあり、そこを調べると選択肢が。
 「乗る」「持っていく」「何もしない」。
 乗ってみます。
 乗ると、文字プレートを動かせます。じゃあ回転。そこは近代風の車内に変わる。
 モノノケ達がいて、大量のゴミ山が奥にあります。
 で。モノノケ達、悪いヤツらじゃない模様。

 プレートを外したりもできますが、それじゃあ先に進めません。
 プレートを裏返すと、そこはライン生産の工場内。うわぁ……見たくもない場です。
 「時間厳守」「きれいに」のスローガンが壁にかけられています。まぁどこも似たようなものなんですかね。

 文字プレートを12に戻すと、左側は18号車に。さっき見た場ですね。
 18号車から左へは進めない(扉が熱くなっているため)。(後日談:扉が熱くなっているのにも、ちゃんとワケがあるみたいですね)
 場を戻ります。


戦時中になったり



密林になったり…
 ●ワケがわかりませんが、とにかく進めていきます

 4号車が蚊に包まれているのは、4のプレートがナナメになって「カ」という字になっていたからなんですね。
 ハシゴを持って来て、4に直せば、先に進めそうですね。
 主人公、はしごを両手に頭の上に掲げて、持って行きます。

 4号車ばかりでなく、開始地点である6号車でも、はしごを2箇所で使えますね。
 タンスの上にあったのは、「真珠」。そしたらモノノケが出てきて、なおトラが3匹出てくる。
 何が起きるのかと思えば、トラがぐるぐる回ってバターになってしまいました……。ちびくろサンボですか?

 で、6号車のプレートをいじる毎に色んな場に連れて行かれます。
 その辺で「蚊取り線香」を入手。場は戦争中みたいな感じになったりしますね。父が戦地におもむく……とか。

 車両を移動。自動セーブを信じて、切り上げます。
 ここまでざっと40〜50分程度ですかね。もう中盤くらいまでは来てますかね。未だにワケがわからないままではありますが。
 怖さ……はまだないですね。雰囲気が素晴らしいのはわかりますが。画面いっぱいのダイタンな演出も素晴らしいです。

 ●

 プレイ再開。タイトルで「続」を選択。
 すると左側はセーブデータが3つ、右側はオートセーブデータが3つ並んでますね。で、「NEW」の印があるので、わかりやすい。
 自分みたいにゲーム終了後もゲーム途中に戻って、画面のキャプチャーを撮ったりする場合は、オートセーブに頼るのではなく、ちゃんとセーブした方が良さそうですね。

 戦時中の?9号車から再開。テキトーに右側へ。虫が飛ぶ大きな木の前で蚊取り線香を使います。自動でアイテムを使ってくれるんですね。
 その辺をぶらぶらして戻ってくると、木の周りの蚊はいなくなっている。
 そして木からプレートが落ちてくる。「キ」。
 そしたら画面いっぱいにマラリアがどうとかいう説明が出てきて、赤い影の女がしゃべる。

 となりの3号車は密林。はしごをかけられる場があるが、草が邪魔だそうで。その草は手ではむしれない、との事。
 その先は0号車。車掌(しゃしょう)らしき男がいるが、大した話はしてくれない。

 ●未だ怖さはナシ

 車内を行ったり来たり、色々試してみる。
 モノノケから「スイカ」をもらったり(ちゃんと画面左側にアイテム欄があったりするのがいいですね)、キのプレートを使ってみたり。トラバターの場に戻ってみたり。

 あ。0号車でTVのスイッチが切れますね。さて、どうなっているんでしょうか……って、ずいぶんとおとなしめのゲームですね。ホラー度はないですよ、ホントに。演出が派手で面白い、というだけで。行ったり来たりしても、何が起きているのかまるでわからないし、つかみどころがない。
 色々試して場の反応を楽しむゲーム、という感じでしかない。今のところは。

 ●

 TVが消え、人だかりがなくなっているものの、その先の車両へは進めませんね。でも何かしら進展があると思いたい……っと、そうか。TVの柱部分にある「18」のプレートを取るんですね。今まで人がいて取れなかった、という感じなんでしょう。

 白い場でスイカ割り成功。「銀の鍵」を入手。
 スイカ割りで使った「ナタ」を密林でも使えますね。プレート下の草を刈り、さらには「赤い花」を刈り取る。
 なお、「キ」のプレートを使い、そこで「黄色の花」を入手。ナタは使い物にならなくなった、との事。

 さて。密林の場に戻り、はしごをかけます。色々やってみるものの、進展はなし。
 また後日。

 ●そこそこ進展に詰まる

 ウロウロしまくり、やっと進展。
 12号車を21号車にし、コックと話をすると「鍋」と「おたま」をもらう。それでバターを取ってきます。

 プレートを動かしている内に、先の工場とは違う工場になる。そこで「ネジ」を入手。15号車になってますね。
 あぁ、わかりました。12のプレートだけ、裏返しても白くならないんですね。文字が透ける、と。

 あ。ライン工場(51号車)で、時計の下にもはしごを置けるんですね。
 あらあらあら……そしたらずっとずーっと左に行けるようになり、残るは1両。アイコトバで開く、との事。

 真珠やら赤い花、黄色の花、鍵、まだまだ使ってないアイテムはあります。
 52号車の鏡台にネックレスを置くと、引き出しから「金の鍵」が。やる事はもうわかります。

 そして持っているアイテムを使い切り、出向いた最後の車両。さて、何が待っているのか……?

 ●クリアー

 クリアーです。
 一番怖かったのは、エンディングですね。ゲーム中はさほど怖くはなかったんですが、エンディング中も主人公を操作できる、というのがかなり変わってましたね。
 あぁ。夢が覚めてしまう!という妙な焦りをゲームで体感できました。(後日談:別に焦る事はなく、自分が車両を進めば、エンディングも進んでいくという感じでした。(タイム制限でもあるのかと思いましたが)

 結局、電車内での事は、ネタバレ: ばあちゃんの夢というか、ばあちゃんの過去なんですかね。
 行ったり来たりで意外と時間はかかってしまいました。2時間以上はかかったと思います。自分、テキストファイルにメモしながらのプレイなので、かなりノロノロなんですけどね。

●総評

 評価しずらいですね。
 最初から最後までワケがわからん、と言えばそれまで。雰囲気を楽しんだと言えば、そんな感じ。
 演出(画面いっぱいの派手な演出など)が見事だった、と言えば確かにそう。

 あのモノノケは一体何だったのか。答えはないのか。

 ただ、ゲーム中に恐怖はあまり感じなかったですね。妙な焦りをともなったラスト(最後の最後。エンディングのみ)だけ、という感じ。だからホラー的な評価は低めです。(しかもその焦りは勘違いだったという)

 面白さに関しても、非常に評価しずらい。
 演出や、目新しい事をさせるという点ではかなり素晴らしいんですが、本当に全然ワケがわからない。主人公が目的を持って行動しているワケでもないですし。「ただひたすらに、電車内の各々のプレートをいじって進展を探る」という感じですので。

 でも、不思議な世界を探検する、といったゲーム本来の楽しさがありますので、面白くないワケではないです。ホラーゲームとしてはオススメできませんが(怖くはないので)、普通に遊ぶ分には充分楽しめるのは間違いないです。

 ●作者さんとの感覚の違い

 小麦畑さんって何度か目にしたな、と思いきや、「ダンス・マカブル」の作者さんでしたか。
 僕が2度に渡ってこの方の作品を絶賛できないのは、多分、「感覚があまりにも違うから」なんじゃないかと思います。性格の違いもあるかと思います。年代の違いもあるでしょう。とにかく、残念ながら、この方とは共感できる部分が少ないのではないか、と。(悲壮的な感じですみませんが)
 プレイしていて、ずっと(ワケわからん…)としか感じなかったもので。

 素晴らしい作品を作っているのはわかりますが、僕が理解できない。だから評価が高くならない。
 こればっかりは、僕がわかったつもりで高評価をつけるワケにもいかないので、仕方ない事なのかな、と。

 でも僕が高評価をつけなくても、ネットでは「わかる人」が高評価をつけていますからね。
 そういった賛否両論があってこそ、世の中として、自然な姿なのかな、と。
 自分はかなり単純な人間なので、「物語の中に隠されたもの(裏設定)」というのになかなか気づかない事が多いんですね。「ダンス・マカブル」同様、この「デンシャ」にも見た目以上の秘密が隠されているのかもしれませんが……僕に気づけと言われても、無理です。どこかで(劇中で)ハッキリとした言葉で伝えてもらわない限りは。

 ●

 「デンシャ」に関しても、面白いのはそれとなくわかりますが、全体的に全然理解できなくて、ラストも特に何かを感じる事もなく、「あぁそうか」で終了。
 このゲームには2周目もあるような書き方をネットで目にしましたが……どうやらそんなものはなさそうですね。続けてまたプレイしてみましたよ、という感じですかね。

 僕がこのゲームをプレイして理解できた事と言えば、このゲームはネタバレ: 彼女(ばあちゃん)の人生そのものなのかな、という事ぐらいですね。

 このゲームを紹介してくれたbeat1200さんは、十二分にこのゲームの面白さや魅力を感じとれたようで、逆にうらやましいです。感動できるなら、感動した方がいいに決まってますから。


『獄都事変』 ―― リンネ堂さん
 (ver1.05/2014年作品/制作ツール:RPGツクールVX)
 (情報提供: 妖忌さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:61.9M)

 ホラー度:★★★★血まみれの廃校のマップチップ。しかし印象に残る恐怖演出はあまりない)
 面白さ :★★★★普通の廃校探索モノだが、軍隊っぽい主人公達が異彩を放っている。イベントや演出も豊富。しかしラストはやや弱い
 難易度 :★★☆☆☆(スイスイ進んでいけて、派手には詰まりませんでした。しかし丁寧に調べていかないと、トゥルーエンドに関わる重要アイテム「壊れた金具(全12個)」を取りそこなう恐れがあり(学校変異(緑色)前に6つないとアウト))

 (あらすじ: とある廃校にて亡者が出現。獄卒(警官、警備隊のようなもの)である斬島は上官の命(めい)を受け、亡者捕獲へと出かけるのだった)

 (一言: やや普通の廃校探索モノ。血みどろのホラー描写は多めだがエグくはない。軍隊っぽい主人公達が異彩で、なお個性的。バッドエンドがいくつかある他、ラストは2つに分岐する。学校探索を3回(舞台が変化する)行わなくてはならないのは、やや面倒。プレイ時間は2〜3時間)-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、妖忌さんから教えていただきました。どうもありがとうございます。

  フリーホラーゲーム  投稿者:妖忌  投稿日:2016年08月02日

  こんにちは、妖忌と申します。一年ほど、私自身ホラーゲームから離れていたのですが今日本当に久しぶりにこのサイト(絶賛!酷評?・・・)を覗かせて頂きました。私の好きなゲームが新しくレビューされていて非常にうれしかったです。
  今日は是非3作品ほど、夢鳥様にプレイして頂けたらなと思うものをご紹介したくなり、書き込ませて頂きました。

  〇獄都事変
  最近割と話題になっていたのでもしかしたら他の方からもお聞きになってるかもしれません。そんなにストーリー性、ホラー度は強くないかもしれませんが、個性の強いキャラクターたちやその独特な世界観に引き込まれるものがあります。
  〇bury (略)
  〇人魚沼 (略)

  長文になってしまいました(汗)。夢鳥様が気になったものがあったら是非、プレイ・レビューの方をして頂けると幸いです。

 との事でした。「獄都事変」を調べてみたら、コミック化になっているとの事で。なかなかの人気作である模様。
 人気作であるからには、それなりの理由があるハズ。早速、プレイしてみました。

●プレイ&レビュー

 蛍光管が切れかけている通路を行く、軍服姿の男。通路上にはたくさんドアがあるが、どれも開かない。最後のドアだけ開く。
 何もないさびしい部屋に、ポツンとたたずむ女性。何かを悲痛に訴(うった)えかけている……。

 場面は変わり、明るい室内に。
 肋角(ろっかく)という上官らしき男に、任務を受ける。
 「南西地区の廃校に向かい、亡者を捕まえろ」との事。なお木舌(きのした)という者が先に亡者を追っていたが、行方不明になったらしい。

 ――許されざる者には罰を。獄卒の名にかけて。
 胸に刻んだその言葉。プレイヤーは斬島(きりしま)となり、行動を開始する。

 なお、ウインドウサイズはかなり小さめなので、フルスクリーンでプレイします。
 F1キーでウインドウなどに関するメニューが出て、切り替えができます。(ゲームを再度立ち上げた時に切り替わる)
 ゲーム内メニューはESCキー。F12キーでタイトル画面に戻ります(ロードしたい時に便利)。


亡者が出るという廃校内。
最初、探索場所は限られていて、
徐々に拡大していく。



斬島。
ウインドウサイズでの原寸。
 ●廃校へ

 部屋を出ると、そこは明るい通路。蛍光管が切れかけている冒頭の場とは、別の場所みたいですね。
 佐疫(さえき)という者が話しかけてくる。気遣ってくれているらしい。
 場を出ると、そこはもう廃校。面倒がなくていいですね。
 壁かな、と思ったそれはげた箱でしたか。昇降口ですね。

 校舎内、1階廊下。目の前にある階段は、無数の机で塞がれています。廊下の左側には行けるので、行ってみます。
 あれ? さっきまであったBGMは早くも消えてますね。何か流してくれればいいのに……そういつも思います。

 男女のトイレに続き、教室も調べていきます。3つ目の教室の掃除用具入れらしきものを調べていると、遠くから轟音(ごうおん)が。
 何かと思って昇降口に戻ってみると、そこには田噛(たがみ)がいた。平腹(ひらはら)が机をどけたらしい。廊下の右側にも行けるようになる。
 登場人物、ここでもう6人ですか。多いですね。

 2−3教室で平腹がスコップと共に倒れている。斬島は蹴飛ばして起こす。平腹は気を失っていたらしい。何かを追いかけていたとの事。
 と。そこで掃除用具入れから逃げ出すものが! 平腹はそれを追い、すっ飛んでいきます。

 平腹を捜す事に。
 まさかの女子トイレで進展。よくわからない黒いものがいて、つついたら破裂。そして平腹が奪われていたという「ツルハシ」を廊下で発見。
 昇降口前の田噛にツルハシを返すと進展。新たに通れる場所ができます。
 そこで「壊れた金具」を入手。そこで現実っぽい妙なウワサ話が流れますが……よくわかりません。
 「校内地図」も入手。そばのドアには鍵がかかっています。

 廊下に戻ると、田噛が机を片付けていて、校舎2階に行けるようになります。


教室。
このゲームでは、机をいちいち調べ
たりする必要はない。



亡者のマキとの対面。
彼女が抱えている闇は深い。
 ●廃校2階〜3階

 2階左側は無限に続く廊下。でも戻る事はできますね。
 理科室で壊れた金具をまた入手。何に使うのかはわかりません。場にいるガイコツと話せたりしますね。

 4−2教室で「鍵」を入手。その鍵は廊下上奥の突き当たりの戸の鍵でした。そこで亡者が現れる。
 斬島がいきなり谷裂なんてな名前になっていたところで? 谷裂が登場。誤字ですね。それにしても、登場人物がやたら多い。獄卒だけで7人もいるとか、どう考えても多すぎ。このゲームが「第1章」らしいんで、だったらまずは3人くらいだけ顔出し、でも良かったんじゃないですかね?(個人的すぎる意見ですみませんが)

 3階に上がってみる。階段がまだ上にもあるので、4階もある? 意外と時間かかりそうですね。
 と思ったら、ここは「階ごと」ループしているらしい。理科室のガイコツより、「目立ちたがり屋」を捜すように言われる。
 捜すが見つからず。
 校舎1階、田噛と平腹の元へ戻る。机の片付けはすっかりと終わったようだ。
 疲れて倒れ込んでいる平腹。叩き起こすコマンドが出たのでやってみる。しつこくやってみる。すると平腹にキレられて、斬島は殺される。ゲームオーバー……。

 ●トイレの花子さん出現

 再開。進展がなくなり、ウロウロしっぱなし。
 1階廊下左側の女子トイレで進展。また女子トイレで進展ですか……と思ったら進展ではなく、ちょっとした恐怖描写でした。

 2階廊下で進展。今まで何度か出てきた「振り返るかどうか」の演出。ここでそれが姿を見せてきました。
 左側廊下で知恵比べ。メモしてみると答えがわかります。で、正解した時のホラー演出は素晴らしいですね。今まで「普通の学校探索ゲームだな」と思ってましたが、こういった鋭い恐怖描写があると楽しくなってきます。

 女子トイレ。トイレの花子さんの探し物を探すハメに。ピンクのリボン。それが似合う、愛らしい花子なんでしょう。
 理科室のガイコツがまた親切にアドバイスをくれます。で、保健室に行くと黒いもやが。食い物を欲しがっています。

 で、このゲーム。いつでも廃校(探索する場)から外に出る事ができるんですね。意外とそういうのはめずらしいです。
 庁舎(?)に戻ってみると、「リンゴ」を入手。そして保健室の黒いもやに渡すと、「ピンクのリボン」が。黒いもや、やたらかっこいいエフェクトで消え去ります。

 2階女子トイレにいる花子にリボンを渡しに行きます。……この辺はほんと、おつかいゲームですね。RPGタイプのゲームを作る時、そういうのは避けられないんでしょうかね。
 おぉ。花子がトイレから出ていて、姿を見せています。小さくて愛らしい姿です。個人的に、花子を見るとテンション上がりますけどね……。

 ●舞台その2 鏡の中の世界

 3階5−2教室で、でかそうな進展。亡者のマキを追うと、鍵を入手。
 うろうろしながら1階に戻ると、田噛達の姿はない。入手したばかりの鍵で、近くの部屋の奥のドアが開く。
 校長室か。壊れた金具を入手。そこで平腹が現れ、ワケがわからない事を言って去っていく。

 2階に行くとまた平腹が。斬島を捜しているらしい。しかしソイツはニセの斬島らしい。
 3階廊下で進展。壁に開いたに入ると、その先には斬島のニセモノが。
 戦うが勝てず、退去。そしたら緑色の異空間へ。

 そこは鏡の中の世界らしく、校舎内が色々と逆になっています。
 またイチから校舎探索ですか……。ちょっと面倒ですね。(面倒に思うのは、学校探索ってあんまり楽しいものじゃないからでしょうか。どのゲームも同じですからね。教室があり、特別教室があり、トイレがあり、階段を登って似たようなところをまた探索……と)
 (後日談: …・・・と思いましたけど、なかなか工夫されていたので、そんなにダレずに済みました)

 ●鏡の世界クリアー

 校舎内にある大鏡をいくつか壊していきます。その間、ニセモノがちらちらと姿を見せてきますが、対決はできません。
 鏡は校舎内に6つあるとの事。その一つ一つを壊すために、ちょっとした謎かけや迷路などをクリアーする必要がありますね。

 謎かけの「人生の路を問う」というのがわからない。しかしテキトーにやっているとクリアー。(後日談: 攻略サイトの回答を見て納得)
 鏡を6つ壊すと進展。ニセモノと対峙(たいじ)します。
 そして無事に倒すと(簡単すぎ)、夜の校舎に。
 校舎内はずいぶんと様子が変わっていて、カオス(メチャクチャ)な状態になってます。

 さて。この辺で自分のプレイ時間は2時間ほど。校舎内をムダに行ったり来たりしてばかりでしたね。校舎を舞台にしたゲームは、どれも似たようなプレイ感覚になってしまいますねー。進展を求めて校舎内を行ったり来たり……。
 ムダに歩かせない工夫が欲しかった気もします。まぁガイコツがヒントをくれる場面が多いですけど……どうせなら獄卒の仲間の一人が、「進展のヒントをくれる役割」をしてくれても良かったんじゃないか、と。例えば、佐疫あたりが千里眼の能力を持っていて、あの場に戻って話をすれば、次にどこに行けばいいのかわかるとか。……思いっきり個人的すぎる意見ですけど。


見にくいですけど、画面中央部だけ
明るくなってるんですね。
辺りは血まみれです。
 ●舞台その3 カオスな校舎

 庁舎(勝手に命名)に戻り、肋角の部屋を探っていると「絆創膏(ばんそうこう)」を見つけたり。体力回復アイテムですかね。あと今さらながら、SHIFTキーでダッシュできる事を知ったり……。(後日談: 体力回復については、特に困る事もなかったですけどね →だったら緑の異空間であの(中途半端で意味不明な)トゲトゲで斬島を追い込んで、スリルを味わわせても良かったんじゃないか、と

 暗闇のカオスな校舎内を調べていきます。
 と、そこでキーボードの変なキーを押してしまったようで、動作がバグる。勝手に右に移動して、左に行けなくなってしまいました。そんなバグ、以前にもありましたねぇ。RPGツクールのシステム的なものなんでしょう。
 こうなったらPCを再起動するしかない模様。

 ●

 校舎2階。N、E、W、Sのドアの謎。方位を表しているのはわかりますけどね。
 その順に、下側の4つの各部屋のレバーを引けばOK、と。
 進展。明るい場での戦闘。しかし手ごたえもなく、すぐに撃破。
 そして亡者のマキとまた会い、カオスな場はなおも続いていく。

 Nの戸の先がちょっとした迷路になっていて、また壊れた金具を入手。谷裂がいる。
 その先の広間の中央にピアノがあり、平腹がいる。ピアノを弾かないと、先へは進めないとの事。
 ピアノを弾けるのは、佐疫(さえき)。舎に戻って、連れてくる。
 そしたら今度は「楽譜」がない、という。そんなものなくても何か弾いて下さいよ……。
 迷路内にて楽譜入手。そしてピアノは無事に演奏され、ドアが開くものの、突き当たりのドアは開きません。……は?

 突き当たりは開かないものの、廊下の左右には行けました。
 カオスだった場が、やや校舎の形を取り戻しています。

 場を探索。廊下右側の教室に木舌がいたんですが、その先の教室を出たら落下。死亡。
 う。油断しすぎていて、セーブしてなかったので、ピアノの辺りからやり直し。

 ●木舌の目玉探し

 木舌は亡者のマキを追っていて、両目をくり抜かれたらしい。
 そういえば、目がたくさんある場がありましたね。そこに緑っぽい目があったんですが、木舌の目だったんですね。

 で。すぐそばの部屋に目玉の怪物がいて、倒すと目玉を入手。木舌に渡します。
 もう一つはすでにわかっているので、戻って入手。木舌の両目が元通りに。進展。そろそろ終わりですかね。

 ●ラスト

 あたたた……。ずいぶんと冷めた終わり方でしたねー。
 まるでBADENDのような。後味悪いですねー。「皆でマキを倒した」という部分もはしょってますし。と言うか、皆で戦わなくてはならないほど、マキは強かったんですか……? まるでラスボスじゃないですか。
 ずいぶんと煮え切らないエンドだなぁと思っていたら、他にトゥルーエンドがあるそうで。

 壊れた金具は全部で12個必要。
 取り忘れがあるのかどうか。と思ったら自分、全部入手してまして、場をちょっと戻るだけでトゥルーいけました。(後日談: 前半部分で金具を取り忘れていると、トゥルーが見られないというワナにおちいる危険があり →たまたま自分、取っていたから良かったものの、これが取ってなかったら……(いつものごとく)ここで怒り狂って(失礼)酷評まみれになっていたかも。一応、わかりやすい場所にばかり金具が落ちていたんでしょう
 まぁ、やり直しにならなくて良かったです。

 そしてトゥルーエンド。少しはマシ(失礼)な終わり方にはなりましたが……これはこれで「よくある話だなぁ」という感じ。う〜ん。
 作者さん、優しすぎますね。個人的にはもう少し、ひねって欲しかったんですけどね。(毎度、エラそうですみませんけどね)

●総評

 ホラー度は4。評価のほとんどは、マップチップの血まみれ具合に贈るもの。
 特に際立ったホラー演出などもなく、全体的に怖いというワケでもなく、エグくもなかったですね。

 面白さも4。全体的に普通の校舎探索モノではありましたが、軍服姿の主人公達がやたらとインパクトありましたね。なお、なかなか個性的な面々で、楽しくプレイできました。(でも覚えているのは、平腹ぐらいなものという……)
 その他、校舎がカオスに変形していたり、壊れ具合や血まみれ度が凄かったりで、ホラー的な作りにチカラが入っていたのも好印象でした。
 色々とミニゲームっぽいイベントも多々ありましたので、ダレずにプレイできました。
 なお、面白さが★4止まりなのは、ラストの弱さが大きく影響しています。あれでも悪くはないんですけど……「どこかで見たような話だなぁ」という印象しか持てませんでしたので。もっと驚かせて欲しかったですね。

 丁寧に作りこまれていて、なかなか楽しめました。教えて下さった妖忌さん。どうもありがとうございました。

 このゲーム、早くも早すぎでしょ! まだ「第1章」を公開したばっかでしょ??コミック化されているようなので、アマチュアもまだまだ注目され続けているんだなぁ、と嬉しくなりますね。
 人気作さえ作ってしまえば、商業化への夢が広がる。いい時代です。……正直、うらやましいです。自分が作ったゲームがマンガ化されるとか、嬉しくてしょうがないでしょうねー。さらに人気が出れば、アニメ化とか!とんでもない事になったり……。うおー……!(実際、映画化されたフリーホラーゲームがいくつかありますし(「青鬼」「恐怖の森」))。


★★『CRY OF FEAR(クライ オブ フィアー)』 ―― Team Psykskallarさん
 (ver1.6/2013年作品/ゲームサイト「steam」内、海外作品)
 (情報提供: 漆黒の魔法少女さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:??)←わかりませんでした。そうとうデカイです。

 ホラー度:★★★★★薄暗いリアルな場を探索しているだけでも怖いのに、突然敵が襲いかかってくるのだからたまらない。血まみれの通路。場を盛り上げる多彩なBGM。数あるボス戦も楽しい)
 面白さ :★★★★★★(マップは広大だが、進むべき道がわかりやすい。ナイフや銃など自由に戦い方を選べる。テンポ良く敵が現れ、さらには舞台の切り替わり(地下道→町中→アパートなど)も多彩なので、飽きない。敵の種類も豊富)
 難易度 :★★★★詰まる箇所がかなり多く、攻略記事などは必須。難易度が選べるが、3Dガンアクションが苦手な方のプレイはムリそう。軽めの謎解きなどもアリ)

 (あらすじ: 主人公サイモンは街で車に轢かれた後、見知らぬ場所で目覚める。暗闇を抜けると、路地裏へ。地下道やアパートなどを探索していく中、化け物に襲われ続ける。何が起きているのか?)

 (一言: 3D探索型アクションゲーム。地下道、地下水路、街中、アパート内や坑道など、舞台は多彩。背景もリアル。ザコ敵は、いかにもなポリゴン。操作はキーボードとマウスを同時に使う。突然出てくる敵をナイフや銃などで倒していく。全8章、ボス戦アリ。体力回復アイテムは何と覚せい剤。クリアに要する時間は、おそらく10時間以上。全体的なホラー感はバツグン。おどかし要素アリ-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 ●攻略WIKI https://web.archive.org/web/20130703003917/http://www34.atwiki.jp/cryoffear  ※本来のサイトではなく、アーカイブ(まとめ)版となっているので、いつ消えるかわかりません。

 ●攻略動画サイト http://kouryakuvideo.com/kouryaku/index.php?id=Cry_of_Fear#

●いきさつ

 掲示板にて、漆黒の魔法少女さんから教えていただきました。ありがとうございます。

  初めまして、かしら。  投稿者:漆黒の魔法少女  投稿日:2016年02月06日

  (前略)貴女、ホラー映画やゲームが好きなようね。そんな貴女にオススメを持ってきたわ。
  「Cry Of Fear」という作品を知っているかしら? 佐倉杏子から得た情報なのだけれど、なんでも映画化もしたあの「サイレントヒル」シリーズから強く影響を受けてるそうよ。
  サイレントヒルシリーズは私も名前ぐらいは聞いたことあるわね。つい最近、最新作が開発中止にされてしまったのも記憶に新しいわ。
  インスパイアされているだけに、裏世界のような世界や異形な化物たちがたくさん出てくるようね。物語の作りも凄く似ているそう。

  Steamという、FPSで有名らしいValve社というところが開発して配信し、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストで有名なスクウェアエニックスが管理してるそうね。
  ちゃんとしたところのようだし、「Cry Of Fear」も無料で配信されてるようだから興味があればプレイしてみたらいいんじゃないかしら?
  きっと、貴女のお気に召す作品に違いないと思うわ。(後略)
 
 ……との事でした。時同じくして、他の数人の方もsteamのゲームをオススメしてくれましたね。
 多少調べてみて、この作品がなかなか怖そうだったので、遊んでみました。

●プレイ&レビュー

 steam(スチーム)。それは何なのかと言えば、ダウンロード販売サイトなんですね(要登録)。さらにはそのサイトにある無数のゲームの、システム的な部分もかねている模様。
 有料ゲームの他にも、「CRY OF FEAR」のように、無料でダウンロードできるゲームもたくさんありますね。
 ちなみに、steamを「PC上のゲーム機」だと考えるとわかりやすい、との話をネットで目にしました。感覚的にもそれで合ってますね。

 steamをDL(ダウンロード)すると、PC起動時にsteamも自動で立ち上がるんですが、まずは接続エラーが出ます。自分の場合、ネット接続を手動で行っているから、そうなってしまうんですね。
 で、ネット接続してsteamを「再試行」しても何だか上手くいかない……。自分の場合、一旦steamを終了してから、ネット接続し、改めてsteamを起動すれば上手く行きました。
 「CRY OF FEAR」をすでにDL(ダウンロード)した状態であれば、steamは「オフラインモード」にしても問題はないみたいですね。

 ※重要 steamをDLすると、PC立ち上げ時に、毎回自動でsteamも立ち上がってしまいます。(ウインドウが出る)
 そういうのがわずらわしい人は、steam内、(左上)steam→設定→インターフェース→「コンピュータの起動時にsteamを実行する」のチェックボックスからチェックを外す→「OK」をクリック。で、次回以降、PC立ち上げ時にsteamが自動で立ち上がらなくなります。(手動での立ち上げとなる)

 ●

 さて、「CRY OF FEAR」を起動します。出てくるタイトル画面。「LAUNCH」というのがスタートの意味でしょうか。
 「NEW GAME」、難易度は「EASY」で行きましょう。ゲーム攻略が目的ではなく、このゲームがどれくらい怖いのかを知るのが目的ですから。この自分のヘボすぎるテクでは、EASYでも苦労するのが目に見えていますので。

 オープニングデモが始まります。夜の街。電車が走っています。3Dですね。3Dと言っても立体映像ではないんですが。
 画質は……驚くほどスゴイという感じではないですね。プレステ2ぐらいのクオリティ(後日談: はじめはそう思っていましたが、プレイしていくとその上をいってますね)。BGMの音質はかなりいいですね。

 パーカーを着た男、サイモン。電車から降り、さびしい街外れの通りを歩いていると、男が倒れていた。
 近づいて助けようとしたら、そこに車が突っ込んできて、サイモンは轢(ひ)かれてしまう。

 次のシーンはどこかの部屋内。
 視界がぼやけているような感じ。物が二重に見えてますが……3D(立体映像)対応のゲームっぽい?
 自分が手にしているのは、カメラ。部屋から出ると辺りは真っ暗。所々にX印がありますが、それをカメラで撮影すれば?ドアや死体が浮かび上がる。

 冒頭からワケわからなさすぎ。主人公はパーカーの男なのか(車に轢かれた)、それとも別人か。そしてここがどこで、何で主人公はカメラを手にしているのか。
 ワケわからなさすぎなので、ちょっとネットで調べてみます。操作方法もまだ不完全っぽいですし。

 ●再開

 主人公サイモンは、車に轢かれた後、妙な世界で目が覚める……というのが冒頭のあらすじみたいですね。
 なお日本語化はされていないようですね。攻略サイトがあるので、何かあったらそこにお世話になればOKですね。(後日談:タイミング悪く、プレイ中にそのサイトが消えてしまいました……と思いきや、アーカイブ(まとめ)サイトで残っていました)

 ウインドウモードもあるみたいですね。自分としてはメモ帳を開きながらプレイしたいので、そっちにします。(一番最初のタイトル画面の「Windowed」にチェックを入れる)
 ESCキーでゲーム内メニュー。「option」→「Resolution」でウインドウサイズを変えられますね。最大の1280×1024でプレイ。だいぶいい感じになりました。
 ただ、ゲーム内メニューに関しては、よくわからないボタンをクリックすると、戻れなくなったりしますねー。バグっぽくなったり。
 なおESCキーを押せば、マウスカーソルをゲームウインドウの外に移動できますね。ゲームに戻る時はまたESCキー。ここでEnterキーを押しちゃったりすると、メニューのカーソル位置によっては、ややこしい事になったりします。(Resume Gameにカーソルが行ってないと、変な項目に飛んでしまう)

 肝心の操作方法ですが、キーボードとマウスを「同時に」使います。
 マウスは視点の操作。左クリックでシャッターを切る。(後日談:左クリックで武器を使っての攻撃、シュリンジ(回復アイテム)の使用)
 キーボードでは主に移動など。w(前)s(後)a(左)d(右)。spaceキーでジャンプ。ctrlでしゃがむ。

 まずは部屋の外に出ます。そこは暗闇。そこかしこに浮かんでいるX印に向けて、シャッターを切っていきます。
 いくつかのドアを抜け、床下へ抜ける穴を降りたりします。

 ●最初の小さな難関

 ドアをいくつか抜けた先の、窓枠。ここで詰まりました。窓枠の向こうに行けません。
 ジャンプ(spaceキー)して前へ進む(wキー)のにシビアなタイミングが必要なのか、とがんばってみたんですが、てんでダメ。攻略動画を観てみる事にします。
 で。たくたくさん、という方の動画でわかりました。しゃがみ(ctrl)ながらジャンプ(space)+前移動(w)ですね。もうちょっと簡単にして欲しかったんですけどね。移動ごときで詰まるとか……僕だけですか?

 で、その先でドキーッ!としたら次のシーンへ。(先には、まだ調べていないX印が残ったままなんですけど、それはダミーだったんでしょうか……脅かすの上手いですねぇ)
 さて。chapter(チャプター)1と出ました。まぁシーン1という事ですね。街の中。主人公のサイモン、度はナイフを構えています。危険な男です。



 ●チャプター1

 セーブしたいけど……どこがセーブポイントなのか。自動セーブだったらいいんですけど。
 さて、暗闇ではなく街中になったので、辺りの視界は良好。
 先に進むと、tabキーを押せ、みたいな指示があり、tabを押す。アイテムメニューですかね。tabで閉じる。
 ドアはeキーで開きますね。途中にあるいくつかのドアは、重かったり、ロックがあったりで開かなかったりもしますけど。

 広場に出てうろうろ。メモを拾う。これもeキー。
 「thebeatles54」。何かの暗号でしょうか。さらにもう一つ。「dorrardavid」。

 開くドアを見つけ、その家の中にはPCが。先ほど拾ったメモが、IDとパスワードになってるんですね。ID(名前)が「dorrardavid」で、パスワードが「thebeatles54」ですね。すると、「Jill-3424!-David」と表示されます。
 さっき開かなかったロック付きのドアがありましたが、そこの番号かな、と。でもそのドアまで戻れるかな……と。テキトーに進んできたので。

 何と言いますか、ゲーム音痴(おんち)の自分にしては、なかなかいい進展具合です。まぁ迷う事のない道筋だった気もしますけどね。
 この辺は街の路地裏を歩くだけなんですが、暗いし静かだし、歩いているだけでもなかなか怖い。やはり3Dゲームは臨場感がありますね。ここでいきなり化け物が出てきただけで、パニックになってしまいそうな感じ。いや、想像しただけで怖いです。(後日談:無論、わんさか出てきます)

 鍵付きのドアまで無事に戻れまして、3424でロックを外す。つーかまだセーブできないんでしょうか。
 先に進むと、向こうのドアがひとりでに閉じる。何かありそう。
 と思ったら軽いイベントシーンが。ケータイにメッセージがあり、右のドアがひとりでに開く。

 その先にはレコーダーがあり、そこでセーブ。やった! これで一安心。

 ゾンビが出てきたので倒す。警察に電話したがつながらない。
 ナイフに血が付きます。注射器(シュリンジ)をゲット。何に使うのかはわかりません。
 下に降りる排水溝みたいな穴。穴の上でしゃがんでsキー、で下に降りる。ゾンビ2匹目も倒す。マウスの左クリックだけなので、簡単ですね。
 3匹目も倒したところで、上に登るはしごが。eキーではしごを掴み、wで上がりますね。

 地下の水路を進んで行くと、何かを動かすハンドルが。eキーで動かしてみる。
 と、その辺で行き詰まる。となりにある扉みたいなものも開かない。
 ふとbキーを押したらナイフを逆手持ち。しかし通常の持ち方に直す方法がわからない(マウスの右クリックでした)。注射器ことシュリンジを持って使ってみたら、何と自分の腕に刺して体力回復……。覚せい剤で回復ですか! ひいい。

 行ったり来たりしている内に、新たなドアを発見。その先には木材みたいな足場が。登るの大変ですね。
 木材、ベランダ、また木材を綱渡りしてその上のベランダにやっとの事でたどりついて、eキーで進展。
 ここ、かなり面倒でした。簡単に落ちまくって、何度もやり直しですからねぇ……。ゲーム慣れしてないと、ここで詰まって投げ……なんて人がいても不思議じゃないです。

 メモを拾いますが、tabキーのメニューでいつでも読めるので便利ですね。とは言え、英語なので読めませんが。
 あぁ、セーブしたい……。あの木材の綱渡りはもう嫌だ。

 ここはマンションですかね(アパートでした)。ドアが開き、部屋内に子供のゾンビが。しかしコイツ強い。倒しましたけど、体力を1/3くらい減らされてしまいました。
 ベランダにはなおも木材が。綱渡りをまだしろ、と? でも今度は楽でした。

 侵入した部屋のキッチンには、レコーダーが。無事にセーブして、一旦終了。2時間くらい集中して、ゲームプレイしてしまいました。

 ●

 この辺で詰まって進展がなくなってしまったので、攻略記事を見ます。
 壁の壊れた所があったんですが、そこで「拳銃」と「ホールキー」を入手しなくてはならない模様。どちらも入手してませんね。

 天井から拳銃を握った男の手がぶら下がってましたが、そこでeキーを押せばイベント。そして拳銃(ハンドガン)とホールキーを同時に入手できました。進展です。
 ナイフから勝手にハンドガンに持ち替えてしまいますけど……まだ全然ナイフでイケルと思うので、tabキーにてナイフに持ち替え。

 通路に出て、突き当たりのドアでホールキーを使う。するといきなりゾンビが襲ってきましたが、簡単に撃破できました。まぁEASYモードだからなんでしょうけど。

 アパート1階。エレベーターに明かりが点いていたので思わず乗ってしまったら4階へ。そこで血まみれのドアが。
 入ってみると、血まみれのバスタブで、何らかのキーを入手。すぐにゾンビが襲ってきますが、倒します。老婆のゾンビですかね。奇声がなかなか怖いです。
 レコーダーがあったので、セーブ。

 この辺りで、ホラー度は★4、面白さも★4くらいですかね。
 暗い場所を探索しているだけでもそこそこ怖いので、こういった3Dモノは「ズルイな」という感じがします。2Dモノのゲームだと、暗い場所の探索だけで怖くなる事って、まずないと思いますので。臨場感が全然違いますからね。

 あと、ゾンビを「倒す」というより、何だか「人を殺している」という感じが多々あるので、嫌な感じですね。
 ゾンビは「いかにもなポリゴン」で、そこは見た目、「古くさいかな」という気がしますけどね。時代の流れって早いものです。

 ダメージを受けないでゾンビを倒す事がなかなかできないですね。敵はすぐに突進してきますので、まず多少のダメージをいきなり受けてしまう。
 あと、HP回復のシュリンジなんですけど、持っている数がわからないのは痛いですね。(後日談:シュリンジを装備した状態で、画面右下に個数が出てました)

 数時間プレイしましたが、まだ全然序盤みたいですね。第1章の中盤。全部で8章あるようなので、相当長い時間遊べますねー……。途方に暮れてしまうほどに。
 一応、行けるところまで行ってみようかと思います。まぁ一ヶ月以上プレイし続けるようなら、ある程度のところで切り上げて、レビューしちゃいますけどね。
 ハナからゲームクリアーは考えない事にします。なかなかの大作みたいですからね、このゲーム。

 ●

 アパート4階。レコーダー付近で、ロープとハンドガンのマガジン(替えの弾)らしきものをゲット。
 うーん、攻略記事でロープを使うところをちょっと先に見ちゃったんですよねー……。やっぱり攻略記事は、よっぽど詰まった時じゃないと見ちゃダメですね。面白さが半減しますので(悩んで、自力で進展した方が絶対に面白い)。

 しかしこのゲーム、セーブ箇所が5つしかないので、個人的にはツライ。何がツライかと言えば、スクリーンショットについて。
 自分は一回普通にゲームをクリアーした後で、さまざまなセーブ箇所からスクリーンショットを撮っているんですが、今回はそれができない。ゲームを進めつつ、撮っていかなくてはならないようですね。

 ロープを伝って下の階に降りる。ここは3階ですかね。
 ベランダから部屋に侵入。キッチンでゾンビ老婆に襲われる。いきなり来るのでビビリますね。しかも甲高い奇声を上げてきますし。
 倒した後、じっとポリゴン(死体)を眺める。あぁ、だいぶ昔っぽいポリゴンですね。足とか円錐(えんすい)形になってますし。なお個人的には、ンビの死体がパッと消えてしまうのは、何だか興ざめしてしまうかな、と。リアリティがなくなりますから。

 あぁまたもや詰まってしまいました。出口っぽいところには鉄格子。あとはどこにも行けない……。
 くそー、やはり攻略を見なくてはならないのか。いや待て、もう少しがんばるんだ……!

 ●

 と、やっぱり攻略、見ましたけどね。周り道して1階に降りれるとの事。どこかに見落としがある模様。
 探してみると、意外とすぐに見つかりました。暗いので、通路にあるドアを見落としていたようです。(後日談:この時は所持しているケータイがライト代わりになる事を知りませんでした)

 階段を下へ下へ。
 足元しか見えない暗すぎる通路。自分のいる位置がわからず、何度も行ったり来たりしてしまいます。
 そこで貞子みたいな女に何度も襲われる。いやぁ、よく見えないというのも怖いですねぇ。(後日談:ライトなしでプレイしてましたからね……)

 開けた場所に出る。拷問(ごうもん)部屋みたいな所です。シュリンジとビデオテープを入手。そろそろセーブしたいんですが、レコーダーがない……。
 で、やっとレコーダーを見つけたかと思いきや、そこは見覚えのある場所。んあッ? 一周して戻ってきたぁ……? でも今開けたドアは以前は開かないドアだったので、それを反対側からロック解除して戻ってきた……という感じですかね。一応は進展したという事なんでしょう。

 さて。倒すべきボスがいるハズなんですが、見当たりません。
 この辺は複雑なので、マッピング。キレイにはいきませんが、大体の作りは見えてきました(この手書きのマッピングを画像にして掲載しようかと思ったんですが……あまりにもアバウトでテキトーすぎるのでやめておきました)。
 ルート上は行き止まりが多く、結局はただの一本道になっているんですね。何度やっても、拷問部屋に戻ってくるだけ。
 おそらく、通路上のどこかにまだ開けてないドアがあり、それを見逃しているんですかね……?(後日談:違いました。この場はもう終わりです。場を戻るんですね)

 ビデオテープを観られる場所がわからない。
 行ったり来たり。上の階まで戻ってみたりしたら、TVのある部屋で老婆が襲ってくる。進展を示してるんですかね。
 その部屋のTVで、ビデオテープを再生できました。9779という暗号が。どこで使うのかはわかりません。エレベーターがどうのこうの、というメッセージは出ましたけどね。

 ●ボスが待ち受けている。その道のりも怖い

 ゆるやかならせん階段のある場所。エレベーターの脇にある何らかのボックス。ここで暗号入力できました。
 進展。辺りが血まみれの場所に来ました。ボスですかね。
 そのままずっと降りていく事になります。余計なものはもうないですね。一直線にボスへと……。
 tabキーでハンドガンに切り替えます。マガジン(弾)はそこそこ入手したので、派手に使えますね。右下には×10の文字。これ以上、マガジンを入手できないみたいですね。

 ここの雰囲気はバツグンに怖いです。うめき声。辺りは血まみれ。重いBGM。何かが起こる前ぶれがプンプンです。
 通路途中でレコーダーが。助かります。

 ●チェーンソーを持つ怪物 sawer

 そして迎えるボス。チェーンソーを持った、長身の化け物。銃を乱射! しかしてチェーンソーの一撃で即死……。なるほど、一撃で殺されるのは納得です。何たってチェーンソーですから。
 これは逃げながら戦うしかないですね。やってみましょう。何度もやり直し(ロード)はできますからね。

 弾を何発か当てると、敵はひるみます。そのスキにナイフでとどめを刺したいところなんですが……切り替えがもたついて上手く行きません。tabキーでアイテムを切り替えている間も、敵は動くみたいなので。
 殺され方も実に痛そう。チェーンソーで腹をバッサリと切られる。……いやぁ、このバトルは怖いです。必死になってしまいます。

 ちなみにこのゲームのホラー度は、全体的には★4くらいかなと思っていましたが、このバトルで★5に格上げですね。
 面白さも★5ですね。まだ8章中の1章なのに、充分にボリュームあるし、楽しませてもらっています。

 ボスとのバトル。何十回やっても倒せません。ハンドガンのリロードが「rキー」とわかったり、やっている内に、背中の目みたいなものも壊せるはわかったんですが、それまで。どんだけ弾を撃ち込んでも倒せない。
 攻略、見ますかね。
 外国の人がプレイしている動画を見たんですが、倒し方がわかりました。
 やはり背中の目みたいなものが弱点なんですね。何度もゾンビの頭を狙って銃を撃っていると、やがてひざまずく。そこで背後に回り、目を攻撃。そしてヤツが立ち上がったら距離を置き、頭を狙ってひざまずかせ背後の目を攻撃……の繰り返しですね。
 プレイ中は気づきませんでしたが、敵のライフ表示もされているみたいですね。
 ハンドガンのみでいけるみたいですね。ナイフとの交換は手間もかかるし(もたついているとやられる)、それはやめておきます。(後日談:実はキーボードのキー一つで切り替えができるんですが、当初は知るハズもなく……)

 なお、「背中の弱点部分でのみ、敵は体力を減らす」みたいですね。やっとわかりました。
 いやしかし、これは操作が難しすぎ。マウスで視点移動と銃。そしてsキーで後退しつつ、aかdで移動ですからねー。よほどこういう3Dゲームに慣れている人じゃないと、このボスは多分倒せません。要は、幼少の子とかはもうここで無理。プレイをあきらめて、動画を見る他なさそうです。
 EASYでも難しい。とにかくこのボス、動きが速すぎますから。

 そうして何日かボス戦のみをし続けて、やっと倒す事ができました。リロード3回目でいけましたね。
 うわーなかなかの達成感。人はこうしてFPS(3Dでのアクションやシューティングもの)にハマッていくんでしょうか……。自分もこういったゲーム、ほぼ初心者ですから。

 ●チャプター2

 サイモンが目覚めると、ガスマスクをした謎のドクターがそばにいた。英語でちょっとした会話をしますが、内容は全くわかりません。ただ、このドクターは味方みたいですし、「ついてこい」と言っているようです。
 そしてチャプター名にも「ドクター」とあるように、このドクターと関わる章になりそうですね。
 狭い通路にいくつかのドア。ほとんどのドアが開き、開けると人が襲ってきます。彼らは何故か、はいつくばってますね。

 そうして抜けた先は外。雨が降っています。こうした水の表現が前のチャプターにも多々ありましたが、実に見せ方が上手いですね。リアルです。
 警察の車があるかと思いきや、ボディには「POLIS」の文字。英語では「POLICE」なので、このゲーム、アメリカ製ではないんですかね。さすがに誤字ではないでしょうし。
 その車のそばに、トンファー(ゲーム上では「ナイトスティック」)らしきものが落ちてました。武器を取ると早速装備しちゃうんですね、サイモンは。

 早速そのトンファーで3〜4人を撃破。体力もなくなりそうなので、シュリンジで回復します。覚せい剤さえあれば、どんな大怪我を負っても死なないんですかね、サイモンは。
 それにしても、出てくる敵がみんな人間めいているのは嫌な感じですねー。子供にはプレイして欲しくないゲームです。悪影響、大でしょうね。

 雑誌の切り抜きを入手。下へ降りる階段を見つけたので、降りてみます。と思ったら、ドアは開かず、その脇でロックナンバーを入力する必要がある模様。しかし番号がわからない。4文字なんですが、チラシを見てもそれらしき番号がわからない……。
 多分、考えてもダメなので、攻略記事を見ます。だいたいにして、今まで入手してきたメモもまるで読めなかったワケですし。状況を理解できてませんので(メモの和訳とかすればいいんでしょうけど。やる気の問題ですかね)。

 攻略動画を見てわかりました。チラシの番号に電話をかける(ケータイを使う)と、ドアのアンロック(解除)ナンバーを教えてもらえるんですね。

 それにしてもこのゲーム、面白いです。
 今までプレイしてきたフリーホラーゲームの中でも、ダントツのホラー度、ダントツの面白さ。3Dモノだからズルいし(臨場感ありまくり)、幾多のゲームが適わないのは仕方がない。アマチュアが制作したというより、企業が制作したのかな、という力の入りようですし。

 なお、 チャプター1でのボスとの、しれつな戦いのおかげで、こういった3Dゲームの操作にもだいぶ慣れた気がします。

 ●またいきなりバグる

 数日あけて、いざ再開しようとしたら、タイトルメニューにいかなくなってしまって。
 元々、ESCキーで開かれるメニューは、どうにもバグりやすい(ヘタな所をイジるとすぐ、です)。
 更にはsteamとのからみで、何度かゲームが起動できなくなったりもしてたんですが……今回はヤバそう。データのロードができない状態に。かもPCを立ち上げ直してもダメ。うわぁ。

 こうなってしまったら、ゲームをまた最初からやり直すしかないのか……? いやいや、さすがにそれはカンベン(ちびちびプレイして半月以上かかってましたから)、とか考えていたところ、ネット接続した上でsteamのメニューをあれこれ切り替えていたら、無事にタイトル画面まで行きました。
 まぁシステムについてはよくわかりませんのでね。こちらとしてはあの手この手で、何とかゲームをプレイしていくしかないです。(後日談:バグッたのはこの時ばかりで、後は特に問題なくプレイできています)

 ●

 レンガ壁の地下水路から再開。
 手足をしばられていて、頭突きしてくる敵が立て続けに出てきます。めずらしく、しゃがまなきゃいけない(ctrlキー)場所があったりしますね。
 シュリンジを立て続けに2本使ったら、残数が0に。もっとたくさんあると思っていたんですが、そんなに持ってなかったんですね。あぁ、回復アイテムがなくなると、かなり心細くなってしまいます。というか、もうダメでしょこれは。

 とりあえず行けるだけ行ってみます。
 で、穴から更に下層に落ちる。その先、足元が一段上がっているんですが、ジャンプでは登れない。で、しゃがみジャンプをしたら行けました。しゃがみジャンプは、より高く飛ぶためのものだったんですね。
 水から上がり、石畳の通路に。この辺も暗くて、なかなかに怖い。雰囲気バツグンです。


紹介画像もワイドにしました。
 今度は狭い場所にしゃがんで入り込む。その先の鉄格子を、何とトンファーで壊せる。あがいていると、その先に降りられますね。
 です。目の前は水路。パトカーが逆さまになって水路に落っこちています。なかなかにカオスな光景。これは、街中がパニックになっている、という演出なんでしょうかね。

 ●ワイドスクリーンへの切り替えに今さら気付く

 で、いまさらながら重要な事に気づく。escキーメニューのoptionにて、videoの中に何と「widescreen」の項目を発見。これでPCのモニターいっぱいでゲームができるんですね。うわー、この迫力は素晴らしい。もっと早くに気づいていれば……!
 ちなみにf5キーでスクリーンショットも取れるみたいですが……どこにCGが保管されるのかわかりません。なのでやっぱり、レビュー内のスクリーンショットは、デジカメでの撮影になります。

 テキトウに歩いていると、ちょっとした迷路っぽいところに。はしごを見つけて上がってみると、そこは工事現場っぽいところ。ドラム缶に火がたかれてますが、人影はありません。ごうごうとした火の表現もなかなかいいですね。
 で、下に降りる穴を見つけたのはいいんですが、落ちたら大ダメージを食らってしまいました。ちゃんとはしごがあるので、使わないとダメですね。(eキーではしごを使い、sで降りる)
 そこは地下の掘削(くっさく)現場か何か。地下道でも作ってる途中ですかね。化け物がいて、まぁアッサリと死にましたけどね……。う〜ん、シュリンジが欲しい

 まぁ死んじゃいましたけど、前回のセーブ箇所からここまで進むのはそう難しくもなさそうなので、精神的なダメージはないですね。今度はシュリンジを1つでも残したまま、ここまで戻ってきたい。

 それにしてもこのチャプター2で、忘れかけていた操作を思い出させる工夫はいいですね。しゃがみジャンプとか。
 このゲーム、飽きさせない作りになってますね。マップも変化にとんでますし。チャプター1も、街中やらアパートやら、かなり楽しませてもらいましたし。

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 掘削現場……坑道(こうどう)?内にて、レコーダーを見つけ、セーブ。
 しゃがんだまま進む通路があったり。シュリンジをゲットしたり。
 ロックがかかっているドア。入手したメモを見ながら番号入力。しかし1ケタ足りない(メモをよく読むと、4ケタの数字の最後の1文字は、インクがかすれて見えない事になってるんですね)。まぁ何度かやっている内に正解になるので、問題はナシ。

 首のない男がイスに座っている。ライフル銃を手にしています。自殺したんですかね。eキーを押すと、ライフルが地面に落ちるんですが、それをゲット……できない。どうやら自分の持ち物がフル(いっぱい)である模様。
 もう使わないであろうナイフを捨て、ライフルをゲットします。あぁライフルではなく、「ショットガン」との事でした。

 しゃがみ通路内で、爆弾?みたいなものを発見。ショットガンの弾ですかね。
 とかやっている内に、大量の狂人に襲われ、あえなく死亡……。これはもう、トンファーじゃ太刀打ちできそうにありません。ハンドガンかショットガンを使うしかないですね。

 キツクなってきました。このチャプターの終盤まで、たどり着けないかもしれません。シュリンジ(回復アイテム)が少なくて、体力が持ちません。
 充分、怖さと面白さはわかりましたし、行けるところまで行ったら、レビューを切りますかね……とすっかり弱気に。

 銃で化け物を倒すとなると、「HOUSE OF THE DEAD」(ハウスオブザデッド。セガのゾンビシューティングゲーム)みたいになりますね。
 でもこっちは敵に照準を合わせるだけではなく、視界も正しく確保しなければならないので、難しいんですけどね。

 ●

 坑道内にて何度かやり直し。
 ここでは、走って襲いかかってくる凶暴な敵が何度も出てくるんですが、1体につき2〜3発ぐらいで倒せますね。上手くいけば、ノーダメージで倒せたりもします。現在、ハンドガンのマガジンは8つあるので、残り弾数は80発ほど。充分に余裕があります。

 シュリンジを拾った部屋のとなりにも、シュリンジらしきもの(後日談:違いました。鍵でした)が窓ガラスごしに見えるんですが、その部屋には入れないといういやらしさ。窓ガラスに向けてショットガンをぶっ放してみますが、ビクともしません。 あぁ、シュリンジ(覚せい剤)がたくさん欲しい……。

 どーでもいいですけど最近、覚せい剤で捕まっている芸能人がやたら多いですね。と、いきなり冷静になってみたり。(2016年現在)
 酒やタバコみたいなもので、一度クセになってしまうとなかなか抜けられなくなるんでしょうかね……。まぁ外国の映画などでは、若者達が気楽に「ドラッグパーティー」をやったりして楽しんでいるみたいですが……どうなんでしょうね、実際のところ。
 外国ではハッパ(大麻)程度なら大目に見てもらえるイメージがあるんですけどね。

 ●

 数日開けての再開。
 ちょっと詰まり気味の状態だと、ゲーム再開がおっくうになってしまいますね。苦労するのがわかってるので。……と思いきや、ハンドガンでスイスイと進んで行けました。シュリンジが0の状態なのが痛いんですが。
 でかい窓ガラスがある部屋ですが、仕掛けがあったんですね。ネタバレ: 視点下側に注目。ライターを使う

 キーを入手して進展。近くにあった、鍵のかかっているドアを開けると、不穏な雰囲気(無音)に。もしやこれはボスの前なのか……? 通路にレコーダーが。セーブ。いやいや、ボスにはまだまだ早すぎるっしょ。
 ……って、やっぱりボスでした。うわー意外と早い。
 つーかあれですね。ボスから攻撃を食らうと一撃でやられちゃいますので、シュリンジ持ってようが関係ないんですね。シュリンジ0の状態でも安心して戦える?(どの道、一撃で死ぬから)この設定はなかなか素晴らしいです。

 今度の敵はメイス。メイスを持ったボスですが、動きがのろい。
 それに強力なショットガンをゲットしたばかりなので、これを使うに違いありません。(後日談:違いましたけどね)
 イケそうです。チャプター2も余裕でクリアーっすね! EASYモードなので、イバれませんけどね。


バイオハザードとかに出てきそうな怪物。
コイツにもなかなか苦労させられました。
 ●ボス戦 mace(メイス)

 どごおッ! ぐわああッ! あぐッ……。

 はあッ? 何度やってもメイスにダメージを与えられません。ヤツはたまに立ち止まる事があるんですが……また背中でも狙うんでしょうか。
 攻略を見れば早いんですが、少しねばってみます。ダメージを一回でも与える事ができれば……!
 ちなみにボス前のイベントシーンは、Enterキーで飛ばせます。

 部屋にあるバルブは回せるんですが、効果がよくわかりません。飾り……ですかね?
 とにかく何度やってもボスにダメージを与える事ができなかったので、やっぱりネットで攻略を見ます。

 すると……あぁ、なるほど。あれは飾りではなかった、と。ネタバレ: バルブを全部回して、足場(机)の上に逃げる
 いやしかし、それだけでは全然ダメですねー。攻略動画の方では、ちゃんと銃でダメージを与えられている。はぁ、何で?

 まぁとにかく、部屋じゅうのバルブを回しつつ、机の上に逃げて、できるだけ銃でダメージを与えてみる、と。
 ある程度バルブを開けてしまうと、自分も身動きとれなくなってしまう?みたいなんですけどね(後日談:場の凹凸に引っかかっているだけ?)。自分が動けないのに、メイスはのそのそ歩いてくるので、当たり前のように殺されます。
 いやーしかし、撲殺(ぼくさつ)される時はほんと怖い。身構えてしまいます。

 メイスが長時間微動だにしなかった時もあったりで、コツはだいぶつかめてはきました。惜しかった……。
 アイツは目が見えないので、水の音や動きでこちらの動きを察知している?模様。だから机の上に乗ってしまうと、コチラを察知できなくなったりする?(距離が離れている場合など)→実際はどうなのかわかりませんけど。
 攻略を見てもここは難しい。バルブを開け、場にある程度水が溜まると、ジャンプしなくても机の上に乗れたりしますね。

 う〜む。なかなか夢中にさせてくれますよ、このボス戦。ただ、倒し方がどうにもハッキリしないのがナンですけどね。

 ●

 おぉ、わっかりました! メイスにダメージを与えたのは、ネタバレ: バルブの一つを「開け切った」時!(火花が出る)。動画でも、決して銃でダメージを与えたワケではなかった、と。
 実を言うと、相打ちにまで持ち込みました。ゲームオーバーと同時にメイスも死亡。しかしやはりゲームオーバーはゲームオーバーでして……。
 やれます! 次こそは!
 ……と思いきや、そこから更に1時間ほどがんばっても倒せません。コツはそこそこつかめたんですが、なかなかバルブをネタバレ: 完全に開け切る事ができない。机のそばの1つなら、敵が動きを止めた時に簡単にイケるんですけどねー。

 他にも攻略動画を見たんですが、キツイ難易度でやっている方がいまして。その場合、ネタバレ: この部屋内のバルブを全部開け放たないとダメみたいで。EASYではその中のたった2つ(相打ちしてわかりました)。やれないハズはない。
 で、コツを教えてもらいました。ボスをある程度引きつけておいてから、遠くに逃げて、バルブをネタバレ: イッキに開け放つ。それを2回繰り返せばいい、と。

 ●メイス撃破!(ただしEASY)

 手前に充分引きつけておいてから、離れた場所のバルブをうんぬん。それを1回やってしまえばしめたもの。(ただし、自分も大ダメージを食らう。場が水場なので、電流を食らうらしい)←メイス戦突入の時点で体力が残り少ないと、ダメかもしれません。
 あとはテキトウにバルブを開けつつ、メイスの動きが止まるのを待つ。いつか完全に動かなくなるので、その時に机の上に乗り、そばのバルブをうんぬんすれば……メイスは死亡。ちょっと戻って、セーブ。

 その後、場の奥にあったドアが開くんですが、そこで念願のシュリンジをゲット。早速使います。
 で、動画を見て、アイテムの両手持ちを覚えました。片手に携帯電話(明かり)、もう片方にハンドガン。
 ※重要 tabキーメニュー。アイテムをクリックし、DUALWIELDで選択した番号で、QUICK SELECTのSLOTにアイテムが置かれます。それはキーボード上の1、2キーに対応してまして、1と2キーを「同時押し」で両手にアイテムを持つ事ができるんですね。

 通路を進み、saw(ノコギリ)をゲット。これで、メイスの腹をかっさばき、ヤツが飲み込んだ何らかのキーを入手するんですね。
 戻る途中で、ゾンビ老婆が現れる。悲鳴がでかいので苦手です。で、弾がなくなったのでrキーでリロードしようと思ったら、リロードできない! んなこんなで死亡……。
 あぁ、両手持ちしてると、リロードできないんですかね……(そういう時は素早く、片手持ちに切り替える。1か2キー)。

 再開。
 無事、メイスの胃袋からキーを取り出す。その場の木製のドアかな、と思いきやそれは違う。少し場を戻ったところにあるドアが、そのキーで開きました。
 そしたらまたシュリンジが! おぉ、助かります。そしてレコーダーまでもが用意されていて、セーブ。レコーダーは、進む先にそこそこ用意されているので、あまり不便はしませんね。ボス戦直前にもあったりして、非常に親切です。

 で。終わりですよね、そろそろ次のチャプターですよね、と油断していたら、いきなり通路でビビリが入る。ふいを突かれすぎて、心臓がドギーーッ!
 その途端、通路が真っ赤に。何これ。もしかして、これから本当のボス戦が始まるとか……?? 聞いてません。

 その先もホラー的な仕掛けがしてあって、連続ジャンプで乗り切ったその先には……ネタバレ: ボスはいませんでした


この光景はカオスすぎ…。
 ●チャプター3

 映画的なイベントシーンが流れますが、英語なのでサッパリわかりません。
 キレイなBGMが流れ出します。開始早々体力がないので、シュリンジを使用。
 はしごを上ると、シュリンジが。レコーダーも。っぽい。見覚えのある場所に戻ってきた??

 ケータイが鳴る。メール。mom、つまり母親からですね。「大丈夫? 家に戻って来なさい」みたいな感じですかね。
 ちょっと歩くと、イベントシーンが。マップを見て、Saxon Avenue(サクソン通り)という所に向かうみたいですね。サイモンの家がある所なんでしょう。
 一応、街中にも道路標識がありますね。

 道路上で、そこかしこで車が多重衝突しています。
 そしたら路地裏にでかい化け物が。「ドルアーガの塔」のローパーみたいなヤツです。倒し方はわかってます。コレでしょ?とばかりにショットガンをぶっ放しますが……効いてない模様。
 近づいたら即死。

 で、近くにネタバレ: 秘密の抜け穴を発見。そこそこ迷路になっていますが、ローパーの後ろに出ます。と、すぐにゾンビが複数で襲いかかってくるので油断は禁物。
 ここで1体を倒して進むと、正面から2体走ってくるんですが……そのままだと挟み撃ちにされてしまいます(実は背後からも1体来ている)。なので、最初の1体を倒した後、背後から出てくる敵を倒し、その後で正面からの2体を撃破しましょう。なお、ハンドガンで充分です。

 少し歩くと、またも行き止まりっぽい。階段が板で封鎖されているんですが、壊せないっぽい。……と思いきや、しゃがんで叩けば壊せました。なおトンファーじゃなくても、銃を持った状態で右クリックすれば、銃で殴るんですね(トンファー代わりになる)。ちなみに、殴る時も、画面の照準(赤いマーク)を合わせないといけませんね。

 少し進んだ先にレコーダーがありましたが、体力が残り少ないのでセーブはやめ。シュリンジを手にした状態でないと、とても安心できません。
 そしたら聞きたくもないチェーンソーの音がして、仮面を被ったチェーンソー男が出てきて、アッサリ即死……。
 コイツはボスじゃあないと思うので(チャプター3を始めてから、まだ大して移動していない)、中ボスですかね。

 ●夜の公園

 一応、レビューはチャプター3を終えてからにします。なので、もう少しがんばってみます。もう1ヶ月近く、このゲームばっかりしてますけどね。長く楽しめるホラーゲームです。

 チェーンソー男からは、逃げ切るだけでいいみたいですね。確かにボスではなかった模様。
 で、その先もそこそこスイスイ進めるのはいいものの、シュリンジもレコーダーもなく、体力は確実に減っていくばかり。場はそこそこ迷路になっているので、見逃しなどもありそうで怖い。
 舞台が目まぐるしく変化しますね。町中から急に地下通路へ行き、いつしかアパート内へと。そしたらボイラー室みたいな所に。ここでは壁沿いの細いへりを伝っていくんですね。まずはしゃがみ(ctrl)ジャンプ(space)でヘリに乗ります。
 ヘリが壊れていて、ジャンプしなければならない箇所もある、と。で無事にドアまでたどり着くと、そこはまた路地裏に。

 公園の周囲の通路に出ます。車がそこかしこに乗り捨てられていて道を塞ぎ、上手く誘導させられます。
 何かアイテムが落ちている……と思いきや(たいがい目立つので)、それはオブジェ(彫像)のライトアップだったようで……。

 公園内には池があり、静か。化け物もここでは出てきません。
 公園を抜けた先にレコーダーが。ありがたくセーブ。
 ここまでかなりの駆け足で来てしまいましたが……妙に進展しやすかったですね。たまにはこういうのもいいもんです。ずーっと立ち止まりっぱなしのノロノロな進展だと、爽快(そうかい)感に欠けますからね。

 直後。鐘の音が鳴り響く。サイモンは導かれるように、階段を登っていく。ボスか。ボスなのか……?
 そしたらドアがロックされてました。もう一方の道を調べてみても、フェンスっぽい扉で塞がれています。

 公園内に戻ってウロウロしていると、謎かけみたいなものを発見。これが、どちらかの鍵のアンロックになっているのは明白。しかしこれは何を意味しているのか……?
 セーブもしたし、安心してまた後日。

 ちなみに、敵が出てくるっていうのは正解のルートを意味している気がします。こっちに来て正しいんだよ、と。
 そして倒した敵はもういなくなる。また新たにどんどん湧いて出てくるという事はなく、一旦敵を排除してしまえば、辺りをゆっくりと安心して探索できるんですね。

 なお、進む度に新たな発見が待ち受けていて、飽きさせません。

 ●地図に書かれてある文章を和訳してみる

 夜の公園内のパズル。
 ライオンと馬とフクロウと鷹(たか)のオブジェをどう動かすのか。なお、ライオンを動かす操作盤は見つかりません。

 階段を登ったところ、レコーダーの近くに公園の地図と、何らかの文章が。
 和訳、してみますかねぇ……。少し苦労してみましょう。ネット上で和訳できる「Webio翻訳」を使いました。以下は、地図上に書かれていた文章の(直接的な)和訳です。

 左上→黙って、彼女は飛びました。そして、暗い所のささやきとして静かでした。彼女が、川と頭のある南にやって来ました。
 左下→すべての鳥の帝王はOwlよりハイな状態で飛びました。そして、彼が行ったので、ほくそ笑みました。
 右上→4匹の歩かれた肉食動物は、彼の餌食に並んでsneahedしました。運動がなされたときはいつでも、ストライキをする準備をさせてください。
 右下→Equestrian獣は彼女の睡眠に来て欲しくなかったので、彼女は西の非落ちつきへ逃げました。

 ……はぁ。全くわかりません。
 英語の文章が地図上に「手書き」で書かれているので、もしかしてスペルの読みミスとかあったかもしれません。いや、そもそも英語ではないのかもしれません。POLISなんてのもあった事ですし。
 うーん。Owlことフクロウは南に配置。馬は西。ライオンは不動。鷹は余った方位に配置ですかね。やってみます。

 あれ? 階段を登った所にライオンの操作盤がありました。テキトウに押したら何と、ドアが開いたという合図が! えーっ?! テキトウくさかったんですが、一応正解だったんですか? いや、ライオンについてはよくわかりませんでしたけど。馬の位置に移動して、馬を食ったとかそういう感じですかね?

 その先にあるドアが開き、中へ。そこで何らかのキーとハンティングライフルをゲット。進展しましたねぇ……曲がりなりにも自力で。レコーダーに戻り、セーブです。
 ドアを開けたらゾンビ老婆が。早速、ハンティングライフルで仕留めるサイモン。
 今ゲットした鍵は、もう一方の道の先にある、フェンス扉の鍵ですね。

 ●

 フェンス扉を開ける。
 その先も道。進むと何故かダメージを食らう。後ろを振り向いても誰もいない。
 ボケッとしていると次々とダメージを食らい……うわああ敵はどこだあッ! と思いきや、何と真上。上空。しかもコイツ、ベッドで寝たまま(まぁ縛られてるみたいですが)攻撃してくるというワケわからんヤツ。
 その先でも手こずる。こちらがダメージを受けても、敵はなかなか姿を現わさない。シュリンジとか何らかのアイテムを見つけたところで死亡……。

 ベッド男は、凄く離れた位置から攻撃してきていたんですね。前方の上空に浮かんでました。
 で、開けた通りにたどり着いたと思ったら、電話が。tabキーでケータイに切り替え、出てみます。女性です。会話内容はわかりませんが、Opp parkがどうたら。
 目の前の公園(garden。庭?)に入ると、走って襲いかかってくる凶暴なゾンビが何体も出現。殺されGAME OVER……。

 ●ガーデン

 落ち着いてハンドガンで一体ずつ倒していきます。マガジンの数も心細くなってきました。
 ガーデン内のゾンビを全部倒したようで、辺りは静かに。場の中央に位置するの下に、ガーデンの地図が。そばにはスコップ(spadeと言うんですね)。地図上の×印の場所を掘れ、と?
 地図をメモ書きするより、ケータイで写真を撮った方が早い(ゲームではなく、僕の話)。パチ。僕もケータイを片手に(地図を見ながら)、ゲームを進めていくハメに。

 掘る位置は多少、見た目でわかるようになっています。マガジンやシュリンジなどを入手していきます。ここでアイテム欄がフルになってしまったので、トンファーを捨てます。

 公園外の×印でキーを発見。しかしまた、アイテムがフルに。銃のどれかを捨てなければならないのか……。ハンドガンにショットガンにハンティングライフル。まぁ3つも要りませんか。でもハンドガンは捨てたくないし……。他の2つの内のどちらかですね。
 と、悩んでいるヒマもなく、妙な音がしたかと思いきや、ベッド男が現れる。ダメージを何回も受けないと敵の本体が見えてこないので、この敵は嫌ですねぇ。(捨てるつもりの)ショットガンに切り替え、2体撃破。

 そこそこ穴を掘り終えたので、ショットガンを捨てて、キーを入手。エントランスキーとの事。
 でもそのキーをどこで使うのかわからない。少し、戻ってみる。すると分岐路があり、まだ行っていない方へ行ってみる。しかし、その先はすぐに行き止まり。ドアにはカードキーが必要との事。入手しているキーでは開きません。

 うーん。まだ、ガーデン内の×印で見つけていないっぽい穴があるので、そこにカードキーが?
 いやいや、エントランキーをどこで使うかが先なのでは?

 ●

 わかりました。公園を左上に抜けた先の、街中ですね。そこでエントランスキーを使いました。
 らせん階段を登っていく。獣のうなり声。開かないドアが多数。
 3階くらいまで登っていくと、ドアが開く。そこでレコーダー。キッチンに服みたいなものがあり、入手すると何かをアンロックした模様。ゲーム内でのおまけ要素ですかね。キャラの着せ替えかな、と。

 ちょっとこの辺は暗すぎるので、片手で銃、片手でケータイ(明かり)というのをやってみます。以前もちょっとやりましたが、銃のリロードができないので、やめてました。場もそんなに暗くなかったので、両手持ちが必要なかったんですね(詳しい操作方法は前に書いたので割愛)。
 そろそろボスかなぁとは思いますが、戻った先の分岐路の、カードキーで開けるドアも気になりますし。意外と長めですね、このチャプター3は。

 この部屋。窓が壊されてますけど、そこから外へ出る……ワケではなさそう。通路に戻り、辺りの探索を続けます。
 いやいや、その先は行き止まり。全てのドアが開きません。やはりあの窓から外に出る……?
 あぁ、そうでした。部屋の壊された窓から、しゃがみジャンプで外に出られました。そして建物外壁の突き出し部分を危うげに歩いていくと……下。サイモン死にました。

 次はちゃんとジャンプで飛び越える。はしごを登ると、屋根の上へ。映画みたいです。
 そこで敵を何体か撃破。ビルの屋上。ベッド男が死角にいました。ハンドガンで対処。両手に物を持っていると銃のリロードができないので、その場合は銃を持ってる手(SLOT)の方のキー(1か2)を押せばいいんですね。

 さて。向こうのビルの屋上にはアイテムが見えていますが、そこまでジャンプできるかどうかは……微妙。遠すぎるんですよねぇ……。
 思い切ってジャンプしたらやっぱり届かす、落下して死亡……。


ソフィー。
美しく、撮りたかったんですけどね…。
ちょっとポリゴンが何世代か前を思わせるもの
なので…。
 ●まさかの人間に出会う

 あれ? 再開してみたら、ベッド男が襲ってくる位置が違ってました。必ず定位置から襲ってくるワケではないんですねぇ。(後日談:いや、定位置からでした。こちらの移動に合わせて、敵も動きを変えるんですね)
 で、ビルの外壁が崩れているところからジャンプしたくなりますが……そこではなく、右側の空いているスペースからジャンプした方がやりやすいです。そっちはまっすぐ助走をした後で、ジャンプできるので。(つまり、ジャンプ時にマウス操作が必要ではなくなる)

 ジャンプした先で、銃の弾を2種類ゲット。
 そこから超細い壁沿いの出っ張りを危うげに渡り、はしごを登った先には……ソフィーという女性がいた。

 そこでイベントシーン。(英語なのでわかるハズもない)ソフィーとの長い会話の後、彼女はそこから身投げしたかと思うと、モンスターが現れる。もしやソフィーが化け物になった?
 簡単で、まさかの一発クリアー。
 しかし、周囲を探索しても何もない。道を戻るのかと思えば、戻れない工夫がされてありました。

 屋上をもっとよく探索ですかね。……あぁ、やっぱり戻るんですね。明かりが点いている一角に降りられました。
 そしてスイスイ戻ろうとしたら、ジャンプに失敗して落下。死亡……。ボスではなく、帰り道で死亡とは……。

 というか、彼女は中ボス扱いですかねぇ。もっと強力がボスが最後に待ち構えている……?
 彼女、ビル下に落下したまま死体が消えないんで、きっと(今必要としている)カードキーを持っていると思うんですけどねぇ。

 まぁとにかく死んじゃいましたので、再開です。今度はもっとライフを減らさないようがんばってみますか。

 ●

 それから何故か、何回も死にましたけどね。
 ベッド男はハンティングライフル1発で倒せますね。しかもヤツが出てくる前に倒せるようになったり。
 しかしジャンプ箇所がいくつかある中、一回でもミスれば即死ですからね。なかなか緊張したプレイが続きます。しかも一発で倒せたハズのボスにやられちゃったりとか(弾やシュリンジをケチるとこうなる)。油断しすぎですねぇ……。

 で!リトライがそろそろ10回に近づいてきてるんじゃないの?と思った時の事です。
 ソフィーが変化したボスを倒した後、周囲をよくよく見てみたら……ネタバレ: 何と、そのまま下に降りれば、セーブした再開箇所の部屋が目前に!。うわぁ……わざわざ危険な思いをして帰る必要はなかったんですねぇ……(しかし、危険な思いをして戻れば、ハンドガンのマガジンをゲットできますけど)。

 疲れたのでセーブしてまた後日。いや、でも面白かったです。この辺のプレイは。

 ●チャプター4

 公園内を通り、彼女の落下地点へ。
 そこには、人の姿に戻ったソフィーの死体があった。愛を告げるサイモンの思い出と共に、チャプター4が開始。悲しげなギター音のBGM。あぁ、こんなドラマチックに新たなチャプターが始まるとか。想像にも及びませんでした。

 やはり彼女はカードキーを持っていました。行くべき場所はわかっています。少し前に戻るんですね。そして分岐路を今度は別の方へと。
 あらら。この辺でレビューを切るつもりでしたが、もう少しだけ進んでみましょう。
 EASYモードだと、そこそこサクサクと進む事ができますね(攻略記事は必須ですが)。まぁボスでは(チェーンソーやメイス)苦労もしましたけどね。

 じゃ、カードキーを使って、新たな場所を見たら、レビューを切る事にします。その後のプレイは、個人的には続けるでしょうけどね。
 もう評価は固まっています。ホラー度★5、面白さ★6。難易度は(EASYなら)★3(普通)……と言いたいところですが、かなり攻略記事のお世話になったので★4(やや難しい)ですね。


現実にしか見えませんね。
 分岐路まで戻り、「TL Trading AB」方向に向かいます。
 カードキーで無事にドアが開く。迷路っぽい通路を抜けると、照明の灯った明るい表通りへ出ました。

 銃声が聞こえたかと思うと、何とゾンビが銃を撃ってきているではないですか! 倒すとマガジンがどんどんゲットできていいんですが……撃たれまくって体力がキビシイ。

 目指すは母のいるSaxon Avenue(サクソン通り)。看板が出てますが、その先への道は、多重衝突した車で封鎖されています。遠回りしていく事になるんでしょうね。
 さて。この辺でレビューを切り上げます。
 このゲーム、まだまだ楽しませてくれそうです。自分のプレイ意欲は、ゲームが進む度に高まるばかりですね。いやー、良くできてます。このゲーム。

 ●この先での注意点

 なお、実際にこのゲームをプレイする方に、この先での注意点をお知らせしておきます。

 どうやらこのゲームには「ハマリ」があるらしいので、セーブの上書きには注意が必要です。
 行動を間違えると(渡すべきものを渡さなかったりすると)BADEND直行になる事もあるとか。後半のチャプターの話らしいんですけどね。
 なので、行動の選択っぽい場面に遭遇(そうぐう)したなと思ったら、セーブを上書きせずに、別データとして保存する事をおすすめします。

●総評

 文句なく、面白くて怖いゲームでした。
 場面の転換も実に多彩。街の路地裏、地下道、地下水路、アパート内、何らかの坑道内……。実に楽しめました。
 暗くて狭い場所を探索しているだけでも怖いのに、いきなり化け物がグワーッと襲いかかってくるものだからたまらない。ビクビクしながらのプレイでした。

 アクション要素が強いゲームなので、誰しもが楽しめるゲームとは言いがたいんですけどね。
 でも、自分もこういったゲームには不慣れだったのに、一応は中盤まで進んでこれたので、ある程度ゲーム慣れしている人なら、問題なく楽しめるんじゃないかと思います。
 キーボードのキーで移動、マウスで視点操作。この両手操作ができそうにないなら、あきらめる他はないとは思いますけど。

 あと、steamがらみとか、ESCキーメニューでの操作ミスによるバグりなどにも注意しなければならないので、そういうのが不安な方もちょっと手を出しにくいかな、という感じです。
 開けばプレイできる、というお手軽でわかりやすい、日本のフリーゲームとはまた違いますからね。まずはsteamに登録、というところから始めなきゃならないので。完全無料なのは間違いないんですけどね。

 プレイ時間もそうとう長めになりますね。
 自分は毎日のように30分から1時間程度プレイして、約一ヶ月かけて中盤まで来ました。(自分の)総プレイ時間は……20時間くらいにはなるかな、と(steam上にもプレイ時間が表示されてますけど、これはネット接続した時のプレイ時間っぽいので、アテにはならない)。

 こんなに怖くて面白いゲームを教えてくれた、漆黒の魔法少女さんには本当に感謝です。久々に、ゲームに夢中になれました。
 そして思い切ってsteamに手を出してみて、良かったなぁと思いましたね。自分、海外サイトには不慣れだったし、不安も多々あったもので。


 『Alice mare(アリスメア)』 ―― △○□×(みわしいば)さん
 (ver1.07/2013年作品/制作ツール:WOLF RPGエディター)
 (情報提供: 朝夜さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:67.2M)

 ホラー度:★★★☆☆(マップチップによる、壊れた世界の表現がいい。主人公の死に方は毎回ほぼ同じ)
 面白さ :★★★☆☆(やや淡々とした雰囲気。全体的に盛り上がりに欠ける。話がわかりにくく、のめり込めなかった。肝心のラストもわからないまま)
 難易度 :★★☆☆☆(ゲームとしての難易度は低く、サクサク進める。だが後半は詰まる箇所がやや多め) 

 (あらすじ: 少年アレンは施設に送られる。そこで出会う少年少女達、そして先生。突如現れた謎の黒ネコに導かれ、アレンは異世界へといざなわれる。そこは、施設にいた子達の夢の世界であるようだが…)

 (一言: RPG形式。子供達の夢の世界を探索。荒いドットでファミコンチックな画面だが、絵はプロ級の上手さ。物語そのものが難解で、理解できない部分が多い。BGMは良好)――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-----------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、朝夜さんに紹介していただきました。どうもありがとうございます。

  初めまして  投稿者:朝夜  投稿日:2014年06月13日

  初めまして、ホラーゲームのレビューをいつも拝見させていただいております。今回下記3つのゲームをおすすめしたいと思いかきこみさせていただきました。

  A君と祭りのむこう(略)/あだしのやしき(略)

  Alice mare
  童話や絵本がモチーフの探索型ゲームです。ホラー、難易度共に低めです。が、鬱度がちょっと高いかもしれません。
  全7ENDです。追いかけられたり等の何かから逃げるといった要素はありません。

 「記憶喪失の主人公、アレン。両親を亡くし、とある施設にやってくる。ある日聞いた、不思議な噂を確かめにいくと・・・?(サイト様より抜粋)」
  キャラクターがとても可愛らしく、だからこそストーリーの怖さや鬱が引き立っていてとても素晴らしいゲームだと思います。
  プレイしていただけると幸いです。では、乱文失礼致しました。

 との事。実を言えば「Aricemare」をずっと以前にDLしていて、最近になって「じゃあプレイしようかな」と思い立ち、「誰に紹介されたんだっけ?」と掲示板を探って、朝夜さんの書き込みを見つけたという感じです。

●プレイ&レビュー

 なかなかに美しいタイトル画面。F4キーで画面拡大は、もはやWOLF RPGエディタではおなじみ。個人的には、フルスクリーンへの切り替えも欲しいんですけどね。

 New Game。
 ここはどうやら、何らかの施設である模様。ここでの生活について、先生に注意されます。
「ここなら君をどうと言う人もいない。少しだけ約束事もあるけど、安心して暮らせるはずだ。」
 先生はそう言う。ここは子供の保護施設ですかね。

 ファミコンチックな画面。色合いもセピア調で非常にキレイ。軽快で優しいBGM。いい雰囲気です。
 会話ウインドウの右ハジには、しゃべってる人の全体像が。顔CGじゃなくて全体像っていうのはちょっとめずらしい。キャラの顔は各々でイメージして下さい、という感じでしょうか。
 主人公の名前はアレン。子供ですね。
 マップ左側へ行ってみます。そこに自分達の部屋があるのだそう。




アレンのキャラドット拡大図。
 アレンの動きはそこそこ速い。ドットのアニメパターンがよく見えないほど。
 セーブは、いつでもできるみたいで安心。ジョイパッドにも対応していて、メニューもボタンから出せますね。
 子供達の部屋は5つ。まずは右ハジの部屋から、あいさつをしに行きますか。

 そこにいたのは「ステラ」という少女。ちょっと変わった子で、生きている人が嫌いなのだと言う。ステラが言うには、アレンは生きている感じがしないらしい。
 ステラの部屋の壁の張り紙には、先生からの「やくそく」が書かれていた。ここでの生活についての簡単な規則。その下には「シマウマのようなもの」が描かれているらしい。意味があるのかどうか。

 次の部屋。「ジョシュア」というフダがついているんですが、彼は自分の名前をごまかします。彼はイタズラっ子で、先生にも色々とイタズラをしているらしい。
 彼の部屋にはライオンの絵。その絵は、その子供達の性格を表わしているんですかね。

 次は「チェルシー」。部屋の中にはクマのぬいぐるみがたくさん。絵はネコ。

 次は「レティ&リック」。レティは、きさくな感じの女の子。リックは出かけているらしい。部屋の隅には、男女色分けされたベッドが。姉弟ですかね。絵はハト。

 最後の部屋はアレンの部屋。部屋の中にはもちろん誰もいない。絵はウサギ。

 部屋を出る。廊下左側の突き当たりは、男女別のトイレですね。
 プレイしていて思ったのは、やはりゲーム中にBGMがあった方がだんぜんいい、という事。これだけで気分がだいぶ違います。(後日談: (おだやかな感じの)メインBGMはかなり気に入りました。耳に残ります)

 先生の部屋に戻ると、夕食との事で、食堂へと。
 次のシーンがいきなり「ごちそうさまでした。」には笑いましたけど。

 で、二階へは行かないようにと釘を刺される。何か秘密がありそう。
 「記憶の方は、どうだい?」と先生に聞かれる。アレンは記憶喪失だったんですね。他に「世界とは違うセカイがあったら?」などという話をされます。

 ●

 二階には行くなと言われても、簡単に二階へ行けちゃうので探索。
 「ライブラリー」。図書室ですね。本棚を調べても、進展はなし。
 となりの部屋。……む? メモが床に散らばってますね。何かありそうと思いきや、反応はなし。
 部屋の奥にある額絵みたいなのは、「蝶の標本」であるとの事。

 廊下を左に行くと、広々とした廊下があるのに、そこには1室しかない。「ROOM101」。先生の部屋なのかどうか。
 しかし鍵がかかっていて、調べる事はできない。調査は断念。みんなのところに戻ります。

 ●

 ステラと話すと「へんな声? 興味ないわ」と言われる。「何の事だ?」と思ったんですが、他の子と話してみると、話が見えてくるんですね。
 (さっきはいなかった)リックがいると聞いたから部屋に行ってみる。そこにいるのはリック……らしいんですが、はた目にはレティにそっくり。でも「自分はレティではない」と言う。あらら、もしかするとレティは二重人格ですかね……?

 ちなみに、全員のキャラドットのアニメパターンにも、その人なりの性格がにじみ出ているんですね。凝ってます。チェルシーは、もじもじと両手を前で組んでいるとか。

 ジョシュアから「へんな声が聞こえる」という話を聞いた直後、辺りは真っ暗に。進展ですね。
 その声は二階から聞こえてくるのだと言う。

 二階。図書室は閉まっている。となりの部屋へ。
 「たすけて。」そう言うのは、標本の蝶だった。うごめいている。助けるか助けないかの選択が出る。
 助ける。すると標本を額ごと床に落としてしまい、ガラスが割れて大きな音を立てる。
 「誰だ!」
 来たのは先生。だが大して怒りもせずに、部屋に戻りなさいと言う。

 アレンはおとなしく部屋に戻る。すると、自分の部屋の中に黒ネコがいた。
 それは洋服ダンス(クローゼット)の中に逃げ込む。追ってみると……異変が起こる。


黒ネコ。
そこそこクセのあるいいキャラなんで
すが、ワケのわからない事をしゃべり
すぎ。
 気がつくと、形のおかしな廊下が眼前に伸びている。
 その先には、人間風に着飾った黒ネコがいた。人間の言葉をしゃべり、そしてどこかへと行ってしまう。
 アレンはそのネコに「アリス」と呼ばれた。

 その先は墓場のようになっていて、別の誰かがいた。彼は「シロウサギ」。なくした4つの鍵を探して欲しいと頼まれる。
 先に進むと真っ暗。
 バグったかと思いきや、メニューは開く事ができる。はて?
 で、上に進むといきなりの進展。軽めのおどかし演出ですかね。
 また黒ネコ(後日談: 攻略記事などでは「チェシャ猫」)が。ちょっと話をした後、すぐにいなくなる。

 眼前には5つの扉。目の前の立て札には、何やらぶっそうな事が書かれてある。
 扉には鍵がかかっていて、左ハジの扉だけが開く。

 そこは、さっきアレンがあいさつして回った、子供部屋の一つであるようだ。中には少女がいた。レティですね。
 「一緒に遊ぼう」とテンション高く言ってくるレティ。「クローゼットを開けちゃう?」とか言われてその通りに開けたら、そこは古びた部屋。
 中を色々調べて、キノコを食ったら死亡……。アッサリとしたGAME OVERでした。

 ●レティの世界

 不思議の国に迷い込んだアレン。5つの扉の先、レティの部屋から再開。
 そういやレティは、アレンの事を普通に「アリス」と呼んできますね。
 クローゼットを開けないと進展しないみたいなので、開けますか。そうして古びた部屋へ。

 部屋の中の「植物」を調べたら進展。「小さめのナイフ」を取って、植物にからまっているものを取る。
 「手帳の切れ端」。レティに関する事が書かれてあります。弟のリックはやっぱり存在しない子なのかな、とわかってきます。

 次の部屋に行けるようになる。
 「金のメダル」をベットの脇で見つけると進展。この辺は簡単に進みますね。
 今度は家の外に出てしまいました。
 何やらネコかリスみたいなヤツに話しかけると「テトリス」が遊べちゃいますけど……点数出ないし、何か操作性がイマイチ(いきなり下に落っこちる)なのですぐやめ。(後日談: ↑ボタンを押すと、ブロックが高速で落下する模様)

 外にレティがいて、のどが渇いたと言う。
 場を少し戻ると、井戸が。だが水を入れる容器がない。家の中を探ると「コップ」を発見。
 水をあげると、レティはごくごくと飲む。で、今度はアレンをちゃんと「アレン」と呼んでくる。
 この場所は、レティの生まれ故郷によく似ているとの事。レティはここを「夢」だと言う。そしてアレンとレティは(ドラクエみたいに)並んで、辺りの探索へと出かける。

 そばにある看板は、その先にある2つの空き地の「間違い探し」をうながしてくる。1〜6の数字のどれかを入力せよ、という事ですかね。まぁここでセーブして、テキトーに数字を入力するという手もありますね。
 一応、真面目に間違い探しをしてみます。一方の空き地をスマホで撮影して、それと画面を照らし合わせてみる、と。

 ここでセーブ。セーブデータには、アレンとレティが並んで表示されます。後でロードする時に状況がわかりやすくていいですね。


隣にも似たような空き地があって、
間違い探しをさせられる。
 で、間違い探し。……2つしか見つからない。1つは洗濯物、もう一つは、落ちている紙切れの形がやや違う。「こんなの記憶できるか!」とツッコミたくなりますけどね。照らし合わせないとわかりませんよ、これは。

 看板に戻って、間違い探しの答えとして、「2」と答えるものの……ハズレ。
 まだ続けて答えられるので、「3」。それもハズレ。じゃあ「1」。それもハズレで、今度はGAME OVER……。

 ロード。「4」「5」「6」と答えてみたものの、それらもハズレ。……は? どういう事??

 ●

 2つの間違い探しの、間違っている箇所を調べてみるのかな?と思いきや、反応はなし。
 進展を求めて辺りをウロウロ。
 家に戻って色々調べてみると、レティの新たな反応があったりしますが、大きな進展はなし。

 テトリスで高得点でも出せば進展するのか。ちょっと真面目にやってみます。
 しかし、延々と繰り返すのみ。さっきバグかと思った、いきなりブロックが落ちるヤツは、キーの↑を押したから、みたいですね。
 ……さぁて。順調すぎてテトリス、終わりません。全然速度も速くならないし。

 20分近く延々とプレイして、飽きたのでやめ。レベル13。レティいわく「びみょう。」だそうで……。と言うか、速度の速くならないテトリスなんか、いつまでやってりゃいいんですか。
 で、このミニゲームは、本当にただのおまけだったようで。

 とりあえず、続きはまた後日。

 ●攻略を見る

 全然わからないので、攻略を見ます。すると、間違い探しの間違っている「数」を答えるのではない模様。
 全然納得がいかない回答。と言うか、わかりにくすぎるんですけど……。答えを見ても、何を言っているのか不明。(後日談: お恥ずかしい事にレビューの仕上げ中、CGの写真を見て、やっとその答えが何なのか気がついたという……(場が6分割されていたんですね))

 とりあえず、答えを入力し、進展。
 「手帳の切れ端」を入手。そして道を戻ると、道端にはでかいポッキーやチョコ?やらがたくさん生えている。
 そこでまた黒ネコが現れる。何だかよくわからない話をして、消え去る。辺りはお菓子の国みたいになってますね。
 で、家の中でレティのお母さんらしき者とうんぬんしていると、GAME OVER。

 再開。
 別の選択肢を選ぶと進展。そしてレティの話はおしまい。

 次の扉に向かうワケですか。と思ったら他の4つは開きませんねー。
 で、ちょっと下の方に言ってみるとシロウサギがいて、次の扉を開けてくれる。

 5つの扉の場所に戻ると黒ネコがいますが、何を言っているのかまるでわかりませんねー……。話がわかりにくすぎです。

 ●チェルシーの世界

 チェルシーもまた、クローゼットを開けるよう、うながしてきます。
 開けてみれば、同じような部屋。でも多少、雰囲気が違ってますね。
 マザーグースの本があったりしますが、英語。読めるハズもありません。

 その部屋を出れば、そこは家の中。チェルシーの実家ですかね。まぁ夢の中の世界、という感じではあるんでしょうけどね。
 近くの部屋にチェルシーが。「手帳の切れ端」にて、チェルシーの身の上話を知る事ができました。

 最初にいた部屋に戻ると、棚の上にピンクのネズミが。お腹が痛いそうで、チェルシーは薬の調合をすると言う。だが調合を間違えると、爆発するんだそうで。夢独特の理不尽さがありますね。
 ネズミの腹痛を治してあげると、また手帳の切れ端をもらい、そして家の玄関の鍵が開く。

 外。「XXのカケラ」を拾い、周囲の探索へ。
 XXのカケラは、レティの世界も合わせて3つほど拾いましたが、何の役に立つのかは不明。

 家の先にあるのはお花畑。そこにまた「テトリスやる?」とうながしてくる小動物が。さすがにもういいです。どうせなら、「5分耐えられたら、それなりのヒントをくれる」とか、ゲームの進展に関わったものにして欲しかったです。
 「おはな」を入手。先に進みます。

 その先は大きな川。チェルシーが言うには、そこには橋があったそうな。
 おばあさんの家に行きたいのだが、橋がないと行けない。
 と、そこに黒ネコが現れる。このBGM、なかなか雰囲気ありますね。

 で、船で狼、羊、キャベツを向こう側に無事に届けたい。そんなどこかで聞いたような謎かけを出される。最低、何手で行けるのか。


行く手をさえぎる大きな川。
黒ネコのなぞなぞに正解せねば、
先へは進めない。
 ●船渡しのなぞなぞ

 向こう岸(こっち岸も?)で、「狼と羊を一緒にしてはいけない」し、「羊とキャベツを一緒にしてはいけない」。
 船は1つずつしか乗せられない。

 考えます。まずはキャベツを乗せたらどうなるか。……あれ? こっち岸に、狼と羊を残してもダメなんですかね?
 じゃあ先に船に乗せるのは、羊しかいない。次に狼……でもダメ。
 んんっ? じゃあこっち岸では「狼と羊」「羊とキャベツ」の組み合わせはヨシとします。勝手に。

 でもアレですね。「最低何手で行けるか」という質問の仕方は、どうも面白くないですね。テキトーにやれば、いずれは当たりそうですからね。なぞなぞをまともに考えなくても。
 狼、キャベツ、羊の順番、ですかね。じゃあ3手?
 ハズレでした。じゃあ、こっち岸でもまずい組み合わせの法則は生きている、と? じゃあ、もっとややこしい事を考えなくてはならない? つまり、向こう岸から何かを引き上げてくるとか?

 じゃあまずは羊を持って行き、次に……んん? どっちを持って行ってもアウト。
 じゃあどうすんの?? 何だかドロ沼にハマッてしまった模様。聞いた事があるような話なんですけどねぇ……。
 テキトーに答えている内に、黒ネコに殺されて死亡……まぁ死に方は毎回同じですね。色々違っていても悪趣味なので、今のままでいいとは思いますが。

 川を見るとチェルシーがなぞなぞのヒントをくれます。なぞなぞの再確認をすれば、やはり「こっち岸に、まずい組み合わせのもの(狼と羊、羊とキャベツ)を残してもダメ」なんだそうで。
 それから色々考えましたが、ギブアップ。ネットで調べたら、答えがわかりました。

 「連れて戻る」というのがキモですね。わかりやすい考え方としては、「自分も船に乗り、自分が彼らを監視している」という感じの考え方。自分が側にいる内は、まずい組み合わせがあっても、彼らは相手を食べたりはしない。
 つまり、向こう岸に渡った「瞬間」は、彼らがまずい組み合わせであっても大丈夫。自分が見張っているから。
 ……という感じですね。ちょっと、このゲームでの質問の仕方が上手くないので、ここで悩む人は多そうな気がします。「船渡し(さらには監視役)の自分がいる」というのが、大前提のなぞなぞになりますね。

 無事におばあさんの家に着きますが、物語が「赤ずきん」ぽくて、おばあさんはオオカミになってるんですね。オオカミを仕留めて、クリアー。チェルシーは以前に暴行された事があるみたいで、他人が怖いんですね。

 元の場所に戻ると、黒ネコは言う。「オマエがそいつのセカイに入った時点でバットなエンドは確定してんだよ。」
 そう。アレンが彼女らのセカイを覗き見る事は、彼女らの不幸を知る事。彼女らの知られたくない過去を知ってしまうという事。
 そしてアレンがそれを見たところで、何の解決にもならない……。

 ●ジョシュアの世界

 またクローゼットを開けるよう、うながされる。
 ジョシュアの過去の部屋。またマザーグースの本がありますが、読めるハズもなく……。

 部屋数が少し多めですね。3つ目の部屋に、白と黒のぬいぐるみみたいなヤツがいて、謎かけを出されます。サイコロって、表と裏を足せば7になるんですね。サイコロなんて何年触ってないんだろう……。

 ●

 2階。あらー、また部屋数が多いですねー。4部屋もあります。しかも3階もあるんですか?
 今までの世界より、探索する場所が多そうです。で、またテトリスを勧めてくる小動物もいたりするし……。

 先生がいたり、部屋に閉じ込められたり。色々とイベントがあります。
 ……そういやこのゲーム。目的がよくわかりませんね。子供達の「夢の世界に迷い込んだ」という感じなのはわかりますが。

 今度はボロボロになった2階そのものに閉じ込められる。
 部屋の奥にはこちらを覗く目が。それが何なのかと思いきや、次の階へ進むための謎解きにつながるんですね。

 XXのカケラや手帳の切れ端を読んで、「セカイのカギ」を入手して、ジョシュアの世界も終了。
 そこそこ怖い雰囲気のものが出てきますが、ホラー度としてはそんなに高くはないかな、と。

 ●途中評価

 この辺までで3時間ちょっとのプレイでしたが、ホラー度は★2、面白さは★3ぐらいですね。
 プレイ中、やたら淡々としていて、盛り上がりがないですね。でもそれはそれで、個性的とも言えるんですけどね。こういうおとなしめの雰囲気が好きな人もいるでしょうし。

 でも、ゲームやドラマとして見れば、弱すぎる感じですね。人と人との関わりあいに、熱がこもらない。要はゲームをしていて、「アツク」なれないんですよ。
 レティやチェルシーやジョシュア、彼らは暗くて苦い過去を背負っている。アレンはそれを覗き見てしまう。でも彼らとともにその苦難を打ち砕くワケでもなく、彼らの過去を知っておしまい……みたいな感じで、「アッサリとしすぎている」ような気がするんですよね……。(レティの世界の終わり方だけは、ドラマチックでしたが)

 でもグラフィックは素晴らしいです。ファミコンっぽくてドット丸出しの絵なんですが、プロ級の上手さ。センス抜群です。

 そう言えばこのゲーム、対象物とちょっとズレていても反応するのがいいですね。例えば、本棚と操作キャラが半キャラ分ズレていても、ちゃんと反応する。それがなかったら、やたら操作性が悪かったと思います。(キャラ速度がそこそこ速いので、対象物とキャラを、キッチリと真正面に合わせるのが大変)
 (後日談: しかして、ステラのセカイでピアノの「おと」を、多数の墓石から探し出すのは大変でした)

 ●ステラの世界

 墓地の迷路を抜けた先にはステラとセンセイが。一緒に探索する事になります。
 その先も迷路になっていて、途中にクモがいる。ソイツは足を何者かに取られて、動けなくなっている模様。そのクモの足はすぐに見つかるんですが、足の本数を間違えると食われるらしい。

 クリアーして、別の場所へ。
 今度は体のパーツを失ったという子のために、体集めをしたり。で、屋敷内に来たと思いきや、センセイは謎の行動に出る。アレン達を残して、いなくなってしまいます。
 アレンとステラは周囲を探索。屋敷の外はまた墓地ですね。

 屋敷内(廊下しかありませんが)には絵が4つ飾られているんですが、まるで意味がわからない。

 で、左側の墓地にあるピアノの「おと」探しが始まるんですが、それがどこにあるのか見当もつきません。
 と思いきや墓石を調べていくと反応がありました。あぁ、これって全部ていねいに調べていかないとダメみたいですね。
 今までこういう面倒くささがなかっただけに、このイベントだけは残念。墓石の数、総数75ですよ……。

 ●不思議なネコの妊娠なぞなぞ (※ この辺、ムダに計算しているので、飛ばし読みでいいです)

 現実の場に戻ったかと思いきや、ふとした場所からまたユメのセカイに戻る。
 影にしか見えない人達に色々頼まれごとをされます。その中でも、なぞなぞにちょっと詰まってしまいました。

 ここに不思議なネコが1匹います。
 そのネコは10日で妊娠して80日でコネコを産む。で10日経つとまた妊娠する。
 最初に産むのは2匹、オスとメス平等。次の出産には4匹、次は6匹。コネコは40日たてば妊娠できる体になる。
 では、このネコを一年育てたら何匹になるのか、というもの。
 
 えーと。
 つまり90日目で、親猫はオスメス。2匹産む。
 さらに90日目(180日)で、親猫はオス2匹とメス2匹産む。+4
 さらに90日目(270日)で、親猫はオス3匹とメス3匹産む。+6
 さらに90日目(360日)で、親猫はオス4匹とメス4匹産む。+8
 親猫が一年で産むのは、20匹。

 子猫。90日目で生まれた子猫のメス1匹は、40日後に妊娠できる体に。
 90+40+90でオスメス。2匹産む。
 さらに90日目でオス2匹とメス2匹。+4
 ここで310日経っているので、打ち止め。

 180日のメス2匹。
 180+40+90で、オスメス。2匹ずつ産む。+4
 ここで打ち止め。

 270日のメス4匹は、子を産まないまま360日を迎えてしまう。

 さて、合算です。
 親猫1+その子20。
 90日目のメスが産むのは6。
 180日目のメス2匹が産むのは4。
 合わせて……31。

 しかして不正解。

 ●

 もう一つ足りてないのがありました。第3世代。孫が産む子もいるんですね。
 90+40+90(220日)目で生まれた孫猫のメス1匹。
 220+90日目で2匹産む。

 さぁどうだ? え? 不正解……。まだ足りてない? もしやオスネコ関係なく妊娠するとかそういうオチ??

 ●

 それで計算し直し。計算内容は割愛して、総数45と出ました。
 しかして不正解。……よし、ギブアップ!

 攻略記事の答えを見ます。真面目に計算しといて、どんな引っかけがあるのかわかったもんじゃありませんから。
 おおーい! やっぱり引っかけかい!!
 ちょっとぉ…不思議な猫だからオスがいなくても妊娠するとか、真面目に考えちゃったじゃないですかぁ……。

 ●

 赤いリボンをもらったりで、カギを入手。まーたテトリスネズミがいますが……もちろんしません。

 謎の子と一緒に探索する事に。(後日談: この子がよくわからない。幼い頃のセンセイ?
 院長先生とやらがまたなぞなぞを。しかして即、正解。
 第2問は難しい。100個のリンゴ。僕は3人がかりで3分で3つ食べられる。9分なら9つ。
 100分で食べるのに、最低、僕は何人必要か。

 つまり、1人なら3分で1個食べられる。 
 30分で10個。60分で20個。90分で30個。99分で33個。

 3人いれば99分で99個食べられる。つまり……
 正解。前回のなぞなぞがアレだったんで、今回はスッキリしました。

 ●

 進むと、部屋の中で殺人事件が発生していたり。また戻って、ペンやら紙やらを入手。
 殺人事件の犯人については、ちょっと拍子抜けでしたけどね。進展。

 暗い地下通路みたいな場所。マップチップがやたらカクカクですねぇ……。もうちょっと装飾してくれてもよかったんじゃないかと思うんですけどね。

 その先。変な穴に入ってみるものの……バグみたいになる。(後日談: 攻略を見ると、ここにも秘密が)
 引っかけでしたね。周囲の本棚をよく調べてみると進展。

 それにしてもこの物語、よくわかりません。ばくぜんとはわかるんですけどね。手帳の切れ端とか、読んだものを完全には理解できないまま。(←これがデカい)

 ●

 元の世界に戻る。皆、何も話してくれない。
 で、とある事をすると……エンドロールに。
 このエンドロールの動きは意表をついていていいんですが……絵、もうちょっと何とかならなかったんですか? これってただの線のラクガキにしか見えないんですけど……。

 エンド「おやすみ」。
 あぁ、他のエンドもあるんですかね。

 ●

 センセイの部屋でなぞかけ。
 もう全然わからない。で攻略を見れば、「これは自分にはわかるハズもない」と納得。どんだけ考えても無理な質問でした。どっかで聞いた事があるような質問ではありましたが。

 で、エンドロールの絵がまともなものに。なるほど。
 エンド「アイされるもの」ゲット。これがトゥルーエンドみたいですね。

 しかし。話がまだよく見えませんね。難しすぎるんですよ、話が。
 「これは誰の話だ?」と見えない部分もかなり多かった。自分の読解力のなさもあるんでしょうけど、もっとわかりやすい話でも良かったんじゃないかと思いました。

 話が見えないと、ノレませんから。

●総評

 見た目はかなりいいんですが、やはり理解できない部分が多すぎて、ノレなかったですね。
 結局は、あの人が主軸の物語なんですか?
 だったら主人公はあの人で良かったんじゃないですか? その方がよりラストは悪夢っぽくなった気もしますし。

 主人公がアレンというのが弱い。
 大体にして、アレンの記憶喪失ってのが、物語でどんな意味を持つんですか? あれには答えが出たんですか?
 ちなみに、ゲームの最後に見せてくれるのは、アレンの悪夢なのだとばかり思っていましたけど、違ってましたからね。

 最後に出てくるショウネンというのも、イマイチ誰なのかわかりませんでしたし。

 ●

 グラフィックやおおまかな展開などはよくできているとは思いますが……どうも「面白さ」をあまり感じる事ができなかった、という感じです。
 よって、オススメにはしませんが、こういうおとなしめの物語が好きだという人もいるでしょうし、それはそれで。
 ただ、僕には合わなかった。それだけの話ですね。
 全体的にもったいぶりすぎて、不透明な部分が多くて、全然理解できなかったという感じです。

 いやもちろん、セカイを作った者についてはわかりましたが、その周辺にある小道具(メモなど)に書かれてある事が、なかなか理解できなかった。
 ……もっとわかりやすい話にして欲しかった。ただそれだけです。

 ちなみに後で知ったんですが、市販の小説が出てるんですね。それほどの人気作とは知りませんでした。
 「赤ずきん」「オオカミ少年」はわかったんですが、あの4人がみんな有名な童話をモチーフにした子達だったんですか……なるほど。あぁそういやお菓子の家もありましたねぇ……。

 そういや現実世界での二階の「ROOM101」は開かないままでしたね……。他のエンドで開くのかもしれませんけど。
 このゲームも複数のエンドがあり、途中で分岐しちゃうんですね。RPG形式でも、一本道じゃあつまらないと思う作者さんが多いという事でしょうか。自分としては「BADENDがあるんだから、それでいいじゃないか」と思うんですけどね。(RPG形式での「ゲームのやり直し」は面倒だ、という事です)

 まぁセーブ箇所も多めだし、現状が見た目である程度わかるようになっているので、そこまで不親切な感じではないんですが……やっぱり一旦トゥルーエンドを見ちゃうと、そのゲームがよほど好きじゃない限りは、他のエンドも見たいとは思いませんねぇ……。

 でも他のエンドに凄いホラーが隠されている場合、それを見逃した事で評価が正当にならない場合もあるだろうし……。じゃあ、追加で見てみますか。
 幸い黒ネコの質問にはみんな「わからない」で答えたハズなので、条件はクリアーしてますね。END6の。(END6を見たい場合、そう答えていないとゲームを初めからやり直しになる。などというところが、非常にツライ

 ●もう少しだけエンドを見てみる

 僕が見たのはエンド5と7。後2つ3つ、見てみますか。攻略を見ながら。
 今さらですが、F12キーで、どこでもタイトルリセットできるのは知りませんでした。こりゃ便利です。

 さて。エンド1〜4はそれぞれの子をうんぬんするもの。エンド6は黒ネコがらみのエンド。
 じゃあまずは6、いってみます。
 黒ネコの話はいつも通りによくわかりませんでしたが、ここにも選択肢があるなんて聞いてない……。(もう一つの方は単なるBADENDでした)
 エンド6ゲット。黒ネコの口調が「俺」「私」「僕」と毎回のように違っていた理由が、一応は明かされ(?)ますね。

 ところで、TRUE END付近を見直していたら、この物語が何なのか、やっと見えてきた感じです。
 でも彼が悪さをしているという実感が得られなかったのが残念。だから話がピンと来なかったんですよ。

 話の重要な部分なので、そこはたった数行で答えを教えてしまうのではなく、ちゃんとプレイヤーにじっくりと「見せて」欲しかったですね。
 「重要な部分を見せないカッコよさ」みたいなものは確かにあるとは思うんですが、それでは話にインパクトを持たせられずに、淡白になってしまう気もします。毒に欠けていて、優しすぎたんですよ、物語が。だからラストもわかりにくかった。

 エンド1(レティのエンド)も見てみました。日記を見ておしまい、という何ともさびしい終わり方。エンドロール画もエンドごとに描いてあるのが凝ってますけどね。
 エンドの2〜4も似たような感じかな、と決めつけて、もうゲームプレイはおしまいにします。

 結局のところ、評価が変わるような事はなかったですし、「ROOM101」も謎のままだったようで。
 色々と惜しいゲームでした。もうちょっと話をわかりやすくするだけで、だいぶ印象が違っていたんじゃないかと思われます。特に、黒ネコのセリフが意味不明なものが多すぎました。(加えて、「手帳の切れ端」のわかりにくさ。さらには「XXのカケラ」の必要性。シロウサギもいらなかった気が)
 後、TRUE ENDについてですが、ラストをもっと印象づけるための工夫も欲しかったかな、と。彼がどんな風にひどい事をしたのか、ちゃんと伝えて欲しかった。(罪があって、それなりの罰がある、みたいな感じ)
 毎回毎回、エラっそうですみませんけどね。

 ●おまけ:考察ブログ

 答えをハッキリと書かないで、考察させるような物語が最近は流行りなのかな、と妙にかんぐってしまったりもします。
 わかる人にはわかる=非常に面白く感じる。わからない人はわからない=つまらなく感じる。……残念ながら、僕は後者の方でしたが、それは多分、今時の若い人とは感覚が違うからなんじゃないかと思ったりもします。(自虐的)

 「Aricemare」の考察ブログを見つけたので、リンクを貼っておきます。納得のいく部分が多いかと思います。(自分、ここまで考えさせられるのなら、物語でそれなりに明かして欲しかった気もしますが)

 http://ameblo.jp/moridemaigonokuroneko/entry-11856119146.html



『中二病スクールナイト』 ―― とととさん
 (ver1.06/2015年作品/制作ツール:WOLF RPGエディター)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:171M

 ホラー度:★★★★意外と残酷なBADENDが凄い。ストレートな怖さがある)
 面白さ :★★★★(個性的なキャラ達。声ありのイベント。テンポの良さ。ムダに行ったり来たりさせない、小マップクリアー進行型のマップ配置)
 難易度 :★★★☆☆(謎解きの難易度は普通。しかしそのほとんどが、手書きメモ必須(ひっす))

 (あらすじ: とある学校。校内にはびこる怪異の正体を探るべく、生徒会の面々は夜の学校を調査する事に。6人のキャラ達が3班に別れ、調査は開始される)

 (一言: 夜の学校内を探索。イベント時、声あり。立ち絵はそんなに上手くはないが味がある。マップチップやキャラドットは良好。メモ書きが必要になる謎解きばかりなので、紙とペンが必要(時に写真を撮る必要もあり)。そういう面倒くささに耐えられないとプレイは難しい)――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――---------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板で紹介を受けたゲームを検索で探しているさいちゅうにたまたま目について、どーしてもプレイしたくなってしまい、DL。
 「中二病スクールナイト」という、読んだだけでニヤけてしまうタイトル。アマチュア作品にしか許されないであろう、遊び心まんさいのタイトル。
 最近は完成度の高いフリーゲーばかりプレイしていたので、こういった遊び心がありそうな作品に飢えていたんですね、僕は。

 基本、アマチュア作品は、ダメなところ(未完成さ)がたくさんあった方がプレイしていて楽しいので。「自分ならこうするのに」というツッコミが、創作意欲につながったりもしますので。
 スクリーンショットにもいかにもなアマチュアっぽさが出ていて、好奇心を止められませんでした。

●プレイ&レビュー

 タイトル絵の濃さ。ハンパじゃないです。まるで油絵のよう。個人的な期待度は高まるばかり。「これぞアマチュア作品だ!」とうならせて欲しい。この作品には(失礼ながら)、そういうものを期待してプレイさせていただきます。
 アマチュアには、完成度の高さばかりをめざして欲しくない。そんなものは元々、市販ゲームにかないっこないんですから。
 アマチュア作品には、荒々しくても「冒険」して欲しい。プロが怖くて作れない「破壊力」のある作品を、僕は求めています。要は失敗を恐れずに、はじけて欲しいんですね。「なんじゃこりゃー!」とたまにはツッコミたい。
 もちろん、完成度の高いすげえゲームを作ってしまうのは、それはそれでいい事だとは思いますけどね。

 タイトルのBGM、キレイですね。
 選択が出る。「簡単設定」にします。
 セーブ箇所が48個もあるというスゴさ……。これならゲームを丸ごとごコピーして、セーブ箇所を増やしたりする必要はなさそうです。でもそれだけの数が用意されているという事は、かなりの長編なんですかね。
 セーブポイントである「ピンク色のやわらかそうなキャラクター」というのも気になります。

 ゲームにはハマリもある模様。気をつけていきます。


相談に集まる生徒会役員の面々。
 学校での一室、でしょうか。数人集まって話しあいをしています。
 キャラのドット絵がかなり細かい。横32、縦64ドットくらい使ってそう。一般的なものより、だいたい倍くらいありますね。

 立ち絵。線が太いですねー。でもこういうアマチュア絵を承知でプレイしているんですから、ツッコミはほどほどにしておきます。でかい立ち絵でいいと思います。
 あ、そうそう。キャラがしゃべりますね。しかも全員に個々の声優をあてているんでしょうか。なかなか豪華です。

 そしたら会長が変な事を言い出しました。
「最近この学校周辺エリアの生命エネルギーのバランスが崩れてきている」
 さすが中二病を冠するゲームだけあって、期待が高まります。こういうの、全然嫌いじゃないんで。

 レイナって昭和仮面ライダーとかのヒロインみたいなしゃべり方(何だそれは)しますね。やたらぎこちない……。
 鏡(きょう)は落ちついた感じで、声優の塩沢兼人さんっぽい。上手いですよ、この人。

 会話を聞いてるだけで笑えます。楽しいです。個性的ですよ、みんな。ただ、キャラ数が多すぎな気もしますけどね。(後日談: 2人ずつに分かれての探索になるので、登場人物が6人でも全然大丈夫でした)

 そして夜の学校にみんな集まる。
 ここでは3班に分かれて行動する案が出る。ここでの会話もやたら面白いですねー。声優さんもみんな、いい味出してます。
 レイナのしゃべりのぎこちなさも、次第に味わい深く感じられてきます。


サブタイトル画。


基本画面。校内を探索。


上写真の原寸。
なかなかのでかキャラぶり。
 ●撫子(なでしこ)&レイナ編

 う。このタイトル画がやたら上手い。
 まだまだ絵が描き足りてない人だなーと思って(失礼)ナメてました。この絵は最高にいいです。センスありまくり。

 学校内。撫子とレイナでの行動。
 この細かなドットキャラ(通常よりやや大きめ)が動くのは、見ていてなかなかに気持ちいいです。ていねいに作られてありますね。
 ピンクのやわらかそうな物体で早速セーブ。これが何であるのかについての説明はないですね。

 玄関前。職員用更衣室にて、「職員室の鍵」を発見。ある程度、ヒントみたいなメッセージが出ますね。親切です。

 夜の学校内で、職員室内を探索(物色)……ですか。この行為は明らかに犯罪……なんでしょうけどね。
 4つの文字を入力できる箱。
 PC上に映る謎の文字。謎解きもあるんですね。

 するとヒントらしきものに行き着く。「電話とパソコンのテンキーの並びは違うから注意しよう」との事。
 あー、メモ書きしたらわかりました。いい謎なんじゃないでしょうか。ネタバレヒント: PC上に映し出された謎の数字。室内にファックスがあり、そのボタンを謎の数字の通りになぞっていく事で、文字がわか

 そして、箱から「鍵束」をゲット。先に進みます。
 セーブを上書き。セーブデータには行動キャラが表示されていて、ロードする時にある程度の目安になりますね。こういう気配りに感心です。(文字だけだと状況がわかりにくいし、味気ない)

 ……あれ? 意外と好感触ですね。
 タイトルのバカっぽさ(失礼。でも作者さんも狙ってるんでしょうから)をうのみにして、ナメてました。まぁもっと弾けた内容を期待していた、というのもありますが……。(普通の探索ゲームにはそこそこ飽きてきたので、それだけではツライ。まともに作られてあっても、よっぽど個性的で面白くないと、もう高評価はできないかな〜という気がします)

 要は自分、このゲームにツッコミどころ満載のバカゲーを期待していたんですが(だってそういうタイトルですから)……そうでもなかった模様。なかなかの良作である予感がしてきました。ただ、普通の探索ゲーではないところを見せて欲しい。そこに期待します。
 イベント時に声優を起用した声が出る、というだけでもなかなか個性的だとは思います。こうしたちょっとした労力や遊び心が、大きな魅力の付加につながるんじゃないかと思います。
 このゲームのウリは何ですか?と聞かれた時に、胸を張って答えられるもの。そういうものが個性なんじゃないか、と思いますね。ありきたりの答えしか出せないなら、そのゲームは個性的ではない、という話で。

 生徒指導室。壁の額には何故か「仁義」の文字が。いいですよ、これ。
 あみだクジの紙を見つけるんですが……これってメモ書きしないといけないみたいですね。
 謎の箱が置いてありますが、開けるにはパスワードが必要。

 進路指導室。この辺り、マップのつながり方がメチャクチャですね。左から入ったのに下から上へ。縦側に教室に入ったのに、横向きになったり。ちょっとこういうのは、自分で作ってみないとわからないところがあるかもしれません。こうせざるを得なかった理由、というのが多分あると思うので。(自分ならそういう事はしないのに、と思いたいんですけど……実際に作ってみればどうなのか)

 この辺、本棚をいちいち全部調べていかないとダメですね。ヒントがちりばめられています。
 しかも横向きの本棚(四角にしか見えない)まで調べないといけないとは。しかもここ、7つ並んでいるように見えるのに、4つ分しか調べるスペースがない。……とか、あまり文句はいわないでおきますか。自分でいかにもなアマチュアっぽい作品を探して、プレイしたんですからね。
 でもこれはダメな例ですね。

 メモしたヒント: クローバー=き、○=6、☆=が、□=2、スペード=ま、◎=5、△=4、十=と、×=1、ハート=う、▽=3、◇=お

 「メモ書きしたあみだクジ」に、「メモした文字」を当てると、生徒指導室ににある箱が開けられる、というワケですね。あみだの全部のルートをやるまでもなく、3つもやれば答えがわかってしまいますけどね。
 手作業でやる謎解き。たまにはこういうのもいいかもしれません。(親切さに欠けた)レトロゲームっぽいです。今時のゲームは何でもかんでも親切すぎますからね。(後日談: まさかこういった手間がかかる謎解きばかりだとは、この時は想像できるハズもなく…

 生徒指導室に戻り、箱を開ける。「教育相談室の鍵」をゲット。
 教育相談室で、「保健室の鍵」を入手。保健室で「ハサミ」を入手。ここで場の空気が変わった、という。

 そういやこのゲーム、BGMがないですねぇ……。


化け物に囲まれるレイナ。
 ●ここでいきなり来たホラーイベント

 レイナが廊下で地縛霊を見てから、何故か撫子(なでしこ)と別れる事になる。いや、それはないだろうと思いますけどね。(でもそこそこ自然そうな流れにはなってはいるんですが(レイナがビビッて逃げる。撫子は何が起きたかわからない)……別れる理由がない
 BADEND「レイナ」ゲット。
 これはなかなかにホラーしてます。声も入ってますし。
 こういうストレートな怖さが欲しかった。ただ単に残酷なだけなんですが、やはり「見せるホラー」は強い。これぞホラーゲームをやっているんだ、という気にさせられます。

 まぁ鍵探しばかりしている中で「今、アンタらは何やってんの?」と冷めかけて来た中で、唐突に盛り上がっての……死。これは意表をつかれました。
 おつかいとか鍵探しとかばかり続くゲームより、よほどいい。こういったイベント、ほんと大事だと思います。

 レイナが撫子と別れたのにも一応意味があったんですが……ここはもうちょっと、上手く説明して欲しかったですね。「自分の近くにいると撫子の命が危ない」とレイナが感じたとか。(別れた後に撫子の危機を感じ取るんですが、それじゃあ順番が逆なんじゃないか、と)
 レイナが地縛霊を見た後に、撫子を危険じゃない場所へ移動させるのが、より自然だったんじゃないかな、と思います。一番自然なのは、レイナが撫子の手を引っ張ってでもムリヤリ逃げる事、なんでしょうけどね。

 なお、お化けの会話文字フォントも雰囲気バツグンでした。

 ●再開

 さて。保健室でハサミを取ってからどうすればいいのか。
 ハサミを取ったらBADEND直行なのかどうか。……まぁもう少しねばってみます。

 BADENDに入るまでのイベント。こういうのは何回も見せられてもしょうがないので、ここでもメニューを開けた方が良かったでしょうね。そうすれば、ストレスなく中断してロードして、やり直しできたでしょうし。

 レイナが化け物に追い詰められても、BAD直行ではなく、逃げる事が可能でした。進展。
 そしたら今度は、撫子の操作になります。


こういった教室の机を全部調べない
といけない。
 撫子は二階の教室を探索。ちょっとした選択肢などがありましたが、無難そうなものを選んでみます。
 机には矢印が。オワリを見つけたのはいいけど、これってただの遊びかと思いきや、掲示板の紙を見ると、この通りに隣の教室で動けという。
 うーん。これは面倒。またメモ紙に書かなくてはいけません。数も多い。でもまぁ「書けばそれで済む」話ではありますが……。「考える謎解き」じゃなく、「手間をかけさせる謎解き」という感じですかね。
 でもまぁレイナの状況を考えると、こんなのんびりとした事はしてられないんですけどね。

 途中まで文章を追っていくと、どこを探せばいいのかわかってくる。で、最後まで文を追わずに、そこを探ってみても……何もない。
 そしてある程度まで文章を追っていき、その場を2〜3度調べると、鍵が出てきました。なるほど。
 「二階準備室の鍵」をゲット。入ります。
 そしたらそこは全然重要ではなく、撫子は早くもレイナの元へ向かいます。あぁ、意外にスピーディでしたね。

 しかしここまでのゲームプレイ時間は2時間ですか。まだ3分の1程度でしょうし(3班ある)、このままだとゲームクリアーまで6時間もかかってしまいそう。
 まぁ自分、レビューをメモしながらのプレイだから余計に時間がかかっているだけで、実質ここまで1時間もかからないのかもしれませんけどね。

 あれ。このままレイナの待つ屋上に行くのかと思いきや、次の階も探索しなきゃならない模様。
 で。まーた教室の机を全部調べてメモすか……。これは明らかにやりすぎ。どうしてこんな面倒な事を考えたんでしょ。しかも1度ならず2度までも……。

 その階も無事に終わって次こそ合流かと思いきや、そこにもレイナはいない。
 で? またもや教室の机をいちいち探索って……あーもうこれはひどい。謎解き、調査に凝るのもいいんですが、話の腰を折りすぎるな、と。

 こういった手間ひまかかる調査なら、レイナと一緒の時に腰をすえてやるべきだし、何もこんな面倒な事を(教室にある机を全部調べ、なおかつメモをする必要がある)3回もやらせる事はないでしょうに。1回にして下さい、こんな面倒な事は。
 自分で選んだゲームですが、ここだけはきつく酷評せざるを得ない。アマチュアってこういう部分が弱いですね。ゲームバランスの悪さを引きずってしまう、というか。

 気力が戻る後日まで、投げ。

 ●四階〜屋上

 ここには1−1と1−2の教室があるんですが、その机の総数64個を全部調べ(他の階も合わせると、その数倍……)、なおかつそこに書かれてある文字をメモ書きしなければ謎は解けない、という何とも面倒くさすぎる作り(失礼)になってます。
 まぁメモ書きにかかる時間はさほどでもないんですが、もうちょっと何とかならなかったのかと。

 ここでのキャラが撫子である事が、そもそもの間違いなんじゃないかと思ったり。霊感のあるレイナが、撫子の危機を救うために奔走(ほんそう)するのが、燃える作りだったんじゃないかな、と。そしてレイナは霊感を発揮して、謎解きを奇跡的な力で解いていく。この教室の謎解きも、レイナは他の人には見えない力で、スムーズに行える(いちいち机を調べなくても、机の上に文字がズラッと浮かび上がるとか)……とか。(でもそうすると屋上でのイベントが成立しないんですが)

 簡単な謎解きではありますが、これだけ手間ひまかかる作りの謎解きは、僕がプレイしてきたフリーゲームの中でも1、2を争うんじゃないかというダメっぷりです。もっとプレイヤーに親切な作りを考えて欲しかった。かと言って、簡単に鍵などが見つかってもしょうがない。その辺のさじ加減こそ、腕の見せどころなんでしょうけどね。
 でも、この「メモ書き必須の謎解き」をゲームの個性と考えるならば、それはそれでいいのかな、と思ってしまったり。こういった謎解きはほんとめずらしいですからね。面倒クセーと思ってしまったら終わり、なんですが。

 「四階準備室の鍵」を入手し、そこに入ります。選択肢(レイナをどう思うか)はまた無難そうなものを選び、屋上へと向かいます。
 そこでイベントがあり、「撫子&レイナ編」はクリアー。これはこれでいい感じですね。今までいくつかあった選択肢で変なものを選んでいれば、BADENDがあったかもしれませんねー。それもまた、気になります。

 ●るりり&茜(あかね)

 やはりここでのタイトル画は驚くほど上手い。どこかの公共施設の壁にでも飾られているかのような芸術っぷりです。才能ありますね。この作者さん、普通のアニメ絵じゃなくってこういう芸術っぽい絵ばかり描いた方がいいんじゃ……?

 るりりが、鍵がかかってるドアを強引に壊して開けてしまう、というのはいいですね。これは笑いますし、いいアイディアです。「何も鍵なんかなくても、重要なドアならぶっ壊して開けてしまえばいいじゃないか」という、既成(きせい)のゲームへの反論みたいです。
 入った所は応接室。「事務室の鍵」を入手します。この二人の会話も面白いですねー……。るりりが不良っぽくて、茜が余計な事を一言付け加える感じ。上手いですよ、キャラの作り。

 比較的簡単に「パソコン室の鍵」を入手し、次に進む。
 なるほど。マップの作りはいいです。2部屋づつ探索して、次の2部屋に進むという感じ。いちいち広大な学校内を行ったり来たりしないで済むんですね。ある程度、1本道になっているんですね。
 今気づいた事なんですけど、ここでこのゲームに対する好感度がグッと上がりました。

 ●

 パソコン室。パソコンのモニターに謎の文字が。
 室内の棚を調べていると、文字入力をせまられる。謎解きはよくあるパターンのやつネタバレ: キーボードを見ると…でした。「放送室の鍵」ゲット。

 放送室内でいきなり強制イベント。勝手にキャラが動いて鍵をゲットし、退散。ゲットしたのが「被服(ひふく)室の鍵」との事。自分が昔に卒業した学校には「被服室」なんてものはなかった(ハズ)ので、どんな部屋なのかちょっと想像つきません。

 被服室。その名の通り、服がかざってありますね。女子が裁縫(さいほう)とかする教室なんですかね。
 「ヘアピン」を入手したら、化け物がそこにわんさかと現れる。で、教室から逃げます。
 このゲームの化け物、複数イッキに出てくるのがいいですね。

 調理室をヘアピンで開け、中で「包丁」をゲット。さっきからるりりは「あいつ」としきりに言っています。化け物の中に「あいつ」がいたようなんですが、るりりの知り合いっぽいですね。

 ●二階

 物理室。箱とやらがあり、パズルのピースを見つける必要があるらしい。
 二階にある他の教室は開かない。早くも三階へ移動。

 ●三階

 講義室。ここでクロスワードパズルが出される。というか、これも紙に書き写さなければならないんですか?
 というか、クロスワードが楽しいのはいいんですが、やたら手間をとらせる謎解きばかりですねぇ、このゲーム……。

 で。室内の机の文字は、そのままクロスワードのヒントになってるんですね。
 さて。クロスワードが埋まりました。自分、あんまり得意じゃない方なんですが、ヒントもあったおかげで完成。何この達成感……。つーか今、何をやっているのか、と。

 ホワイトボードに示されている青、赤、緑、だいだいの文字を抽出するまでもなく、赤1つでわかりそうな感じですけどね。そして脇の棚に、その学科を漢字で入力。答えがどうしてもわからなかったらどうぞ→ネタバレ答え: 数学
 これは話が複雑すぎるとは思いますけどね。普通だったら、クロスワードで出た答えがそのままパスワードになる、という感じだと思いますので。
 「歯車セット(寒色系)」とやらを入手。

 となりの音楽室。簡単に「歯車セット(暖色系)」を入手。ちょっとしたイベントがあって、選択肢を選んで次へ。

 視聴覚室。ここでモールス信号の謎解き。そんなに難しくもなかったですね。トン(・)とツー(―)がわかればそれなりにネタバレ答え: videoそれにしても色々な謎解きを繰り出してくる作者さんですねぇ……。感心してしまいます。
 しかして、ゲームの本筋である学校怪奇探索、とはまるで関係のない謎解きばかりなんですが。「うおーい。何でここで、クロスワードやモールス信号の謎解きが出てくるんだよお!」とでもツッコんでおきますか。

 「歯車セット(中性色)」をゲット。歯車セットを3つゲットしましたが、どこで使うんでしょうね。

 ●

 二階の物理室の棚にて、歯車パズル。集めた3つどころか、たくさん歯車があります。クリアーしないとリセットされちゃいますね。歯車の色を見ながら置いていけばいいみたいですね。
 「生物室の鍵」をゲット。アイテム欄でこのアイテムを確認すると、生物室はこの階の奥にあるとの事。ホラーイベントもある模様。

 ととと。ここで意外な展開が待ち受ける。それはプレイしてみてのお楽しみ。ホラーイベントが起こるだけじゃなく、茜が面白い事に。


図書室で調べものをすると、茜と
るりりの隠された過去が見えてくる。
 で、茜の単独行動シーンになりますね。

 三階の化学室で「硫酸」。四階の図書室で「書道室の鍵」を入手。ここでるりりに対しての選択肢などが出たりします。
 BADENDを見るために、まずそうな選択を選んでみるのもいいんですが……まぁまともなものを選んでおきましょう。やり直すのも大変ですし。

 書道室。ここでも棚に謎かけが。
 で、漢字の書き順を書いてみたのはいいんですが、「漢字を並び替えよ」というのがピンとこない。何をどうすればいいのやら……。
 で、ネタバレ: 「品行方正」の掛け軸を何回か調べている内に鍵を発見……。謎は解いてないんですが、まぁこういう事もあるという事でヨシとしますか。

 で、ちょっと音声ありイベントがあって、プレイヤーはるりりに交代。

 るりりの怒り顔がまじで怖い。
 暗室にて「美術室の鍵」を入手。謎というほどでもなかったですね。
 美術室にて、探索中に化け物が現れる。セーブ直後ですし、ちょっとBADENDでも見てみますか。やられてみます。
 と思ったら死にません。体力は0になってるんですけどね……。

 じゃあもったいないんで、ロードし直して再開。
 そんなこんなで「るりり&茜編」を無事にクリアー。一枚絵がずいぶん幼い感じでしたけどね。でも「これぞアマチュアゲー」という感じでいいです。

 じゃ、BADENDも見られるなら見てみますか。ちょっと戻って、ダメそうな選択肢を選んでみます。茜の持っている硫酸も気になりますし……。

 ととと!すげえ!なかなか素晴らしいホラー絵と見事なBADENDに目を見張りました。あら〜これは魅力あふれるBADENDでした。
 というかこのゲーム、BADENDをちゃんと見ないと、正当な評価ができませんねー。
 ホラー度★4にしときます。このるりりのホラー絵はかなり気に入りました。感心です。やってくれました。

 ストレートな残虐性。今までプレイしてきたフリーゲーに足りなかったものを、見せられた気持ちです。
 そういうわかりやすいものこそ、ホラーゲーには必要なんじゃないか、と思いますね。……まずは怖いものを見せる。これがホラーゲーのスタートラインなんじゃないか、と。

 ●会長&鏡(きょう)

 ここで2つのモードのどちらをプレイするか選択。過去作とやらをプレイしていないので、「オリジナルモード」をプレイします。

 教室での(かえで)の会話。ここで生徒会の女子達の水着のごほうびCGが出るんですが……ごほうびになるのかどうか微妙な絵というのがまた……。(いや、描きなれればいいだけですよ!とフォロー)アマチュアがみんな絵が上手いんじゃあ、逆につまんないですから。
 あらららら。鏡は「ソーン・シンドローム」という病気にかかっていて、その病気を治せるのが「光の超能力者」である、とある人物……。
 なるほど。面白くなってきましたし、ここでタイトルの「中二病」が生きてくる、というワケですね。やってくれます。

 プレイ時間はここまでで370分ほど。6時間くらいやってますね。そんなに長い時間やった気はしないんですが、紙にメモしなければ解けないような謎が多かったので、いちいち立ち止まっていたんでしょうか。

 プール前。そこは何もなさそうですね。
 画面下の赤いものが気になったんですが、良く見ると、それは矢印なんですね。上を除いた3方向に行けるという事ですね。

 じゃあまずは左から。
 プール更衣室前。左から入ったのに下から上へ。こういう構図はあまり好ましくないとは思うんですが、みなさんよくやっちゃってますね。マップの都合上だというのはわかるんですが。
 更衣室前のタイルは、パズルなんですね。テキトーにやっていると解けて、鍵が開いた模様。
 ちなみに会長はホモっ気があり、鏡を狙っているんですね。まぁ冗談めいた軽い設定なんでしょうけど。でもまさかBADENDで会長が本気で鏡を襲うとか……そんなBL的な恐ろしいものがあるのではないか(ガチ的なBLは個人的に怖い)と想像してしまったり。
 BL(ボーイズラブ)。まじでカンベンです。


体育館倉庫でのパズル。これは楽
しい。
 画面下側の裏庭。そこには何もなさそう。

 右側。体育館倉庫。歩くと音がする床。畳みたいですけどね。ここ、歩いた軌跡が白くなるんですが、これって全面を白くさせる必要がありそうですね。その途中に荷物が置かれてあり、なかなか難解なものになっています。

 何回かやっていると解けました。と言うかこの謎解き、すげえ面白いです。もうちょっと難しくても良かったくらい。
 でもよくこんな事を思いついたなぁと感心です。今までの謎解きも加味して、面白さは★4以上ですね。(実際には、何で怪談探しをやっているだけなのに、こんなパズルを解いていかなきゃならないのか、ツッコミどころは多いと思いますけど)

 体育館2階。
 ここで悪魔が現れるんですが……コイツがまたおかしなヤツで、なかなか笑えます。雰囲気ぶち壊し。でもこういう弾けたテンションは大好きです。声優さんもなかなかいい仕事してくれてます。
 この辺で鏡と会長が仲たがいして、別行動する事になります。

 ●鏡単独行動

 サッカー場。パズルで「野球場の鍵」を入手。
 野球場。スコアボードの暗号。これが全然わからない。数字を英文字に変えるみたいなんですが、ヒントは2つ。何がどう当てはまるのか、見当もつかない。
 と思ったらメニューの「相談」に、ヒントというか、ほぼ答えが出ますね。もしかすると、今までの謎解きにも「相談」でヒントがあったんでしょうか。気づかなかったですねー。

 バスケコート場。そこでまた悪魔が現れる。現れる時のもくもくアニメがいいですね。
 で、バスケで得点を取れ、と。失敗したら死ぬみたい。直後にセーブお化け(勝手に命名)が出てくるのが親切。
 バスケットボールをどう入れるのかと思いきや、キー操作パズルになってるんですね。キーボードでやればさほど詰まる事もなく、クリアーできました。ほんと、アイディアまんさいの作者さんです。ミニゲームが楽しすぎます。

 部室棟。右側の部屋に(かえで。鏡と同じ病気の女の子)の姿が見えますが、鍵がかかっている模様。まずは左側から探索。
 謎解き。数字が暗号になるのかと思いきや、箱に要求されるのはカタカナ。「相談」をよく読むと、わかるんですけどね。もうネタバレ答えとか、出す必要もないですね。

 ●会長

 鏡はひと段落つき、プレイヤーは会長を操作。
 会長の過去が語られていきます。なるほどという感じです。やたらアレな絵があったりしますが。

 体育倉庫。ここの「倉庫番」(そういうゲームがある)みたいなパズルは難しいですね。やや繰り返して、「テニスコートの鍵」を入手。

 テニスコート。またパズルですね。
 これは色つきなので、メモするのは大変。スマホのカメラで撮影します。しかし写真を上下逆にする必要があるので、写真を編集。何だってこんなに面倒な事を考えるんでしょうね、この作者さんは。
 まぁどの謎も面倒な事をしさえすれば解ける、という形にはなっていますね。頭を使う謎はほとんどない、という感じ。

●クリアー&総評

 なかなかいい感じでクリアーできました。
 鏡と会長のその後を描かないのもまた上手い作りだな、と。
 ストーリー、かなり上手いと思います。キャラもなかなかに個性的。最初は絵柄が気になってましたが、プレイ中はさほど気にならずに楽しめました。

 面白いだけでなく、ホラーもなかなかしっかりと描かれていました。まだだいぶ見ていないBADENDもあるので、楽しみがまだ残ってますけどね。
 面白怖くて、いいゲームでした。
 いかにもなアマチュア作品(未完成で、ツッコミどころが多そうな作品)を探していたんですが、いい意味で期待を裏切られました。

 ほとんどの謎解きがメモ書き必須、というのはプレイする人を選びそうですが、そういう手間が苦にならないのならば、楽しく遊べるんじゃないかと思います。

 その他、説明書にあったんですが、このゲームの作られ方の動画もあるみたいなので、それもまた興味深いです。


『ダンス・マカブル』 ―― 小麦畑さん
 (ver1.08/2014年作品/制作ツール:WOLF RPGエディター)
 (情報提供: 紐切りさん 他)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:112M

 ホラー度 :★★★☆☆(ホラー的な見所は、狂った結婚式と、神父の凶行)
 面白さ  :★★★★目的がよくわからず、感情移入もしにくかった。でもゲームとしての完成度は非常に高い
 難易度  :★★☆☆☆(さほど難しいところはなく、サクサク進む。だが進展を求めて、ムダに行ったり来たりを繰り返す時も多い)
 ゲームバランス:★★☆☆☆RPGでのマルチエンドは、ゲームをやり直す必要が出てきたりして、個人的には好きではないです。工夫が欲しい)

 (あらすじ: 少女アルエットは見知らぬ場で目覚めた。聖堂のようだが、辺りには血の池が流れていたりする。幼なじみのラザールもその場にいたが、すぐに見失ってしまう。鳥顔の仮面をつけた謎の神父も、場をはいかいしている。彼は何者なのか。アルエットはラザールとともに、この場を脱出する事ができるのか?)

 (一言: 美しい聖堂内。時折流れる美しい賛美歌。立ち絵もキレイで、なおアニメまでします。キャラのドット絵もいい動きをします。ゲームそのものの見た目は高級感にあふれていて、システムにもほぼ不備はなし。ですが、エンドが5つあり、それぞれをクリアーするためには、ゲームを最初の方からやり直す必要が出てきたりするのが大きなマイナス。ただ、最初からやり直しても2時間もかからないのが救い)---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、紐切りさんから教えていただきました。ありがとうございます。

  早朝ですがホラーのはなし  投稿者:紐切り  投稿日:2014年10月31日

  つい先ほどフリーホラーゲームを全EDコンプリしたのでおススメしますー、うう目がしょぼしょぼする。

  『ダンス・マカブル』

  『オシチヤ』『マヨヒガ』『デンシャ』などで有名な小麦畑さんの新作フリーホラーゲームです。
  個人的には小麦畑さんの作品は、一定の年齢になるまで性別が決まらないファンタジー世界で個性豊かな、男女、未成熟者、上は50過ぎ下は同年代まで様々な人物と交流できる『冠持つ神の手』が最高傑作だと思うのですが(閑話休題)

  ダンス・マカブルは日本語訳すると『死の舞踏』。ペストはびこる中世ヨーロッパ社会で流行した「『死』を象徴する骸骨たちと様々な階級の男女が踊る図」のことです。
  物語はキリストが十字架上で死ぬ直前に呻いた「エリ・エリ・レバ・サバクタニ」(神よ何故我を見捨て給うたか)という言葉で始まります。
  少女アルエットは、気が付くと見知らぬ教会の中で倒れており、訳が分からぬまま歩み始めることに…

  いわゆる「気が付いたら見知らぬ場所に系ホラー」でありながら演出と音声、設定、そしてイベントをどう起こすかによってキャラクターたちが喋ることやイベントが微妙に変化する楽しみがあり、考察しがいがある、ENDを迎えた後に深く考え込む作品になっています。
  中世暗黒期のヨーロッパやキリスト教要素の絡むホラーがお好きならぜひ!

 他、蒐さん、黒板さんからもオススメを受けておりました。どうもです。
 フリーゲーム紹介サイトの「ふり〜む」さんでスクリーンショットを見たら、ものスゲー綺麗。キャラ絵ばかりか、ドット絵もすごそう。これは遊んでみるしかありません。

●プレイ&レビュー

 難しそうな言葉が賛美歌(さんびか)とともに流れます。いや、賛美歌というものをよく知らないので、どうなのかはわかりませんけど。肉声による美しい歌声です。
 で、流れ出る文字も理解不能で、「こりゃ難しいゲームなのかな? 大丈夫かいな?」といきなり不安に。

 美しい教会めいた絵が、薄く斜めに切られた光とともに、スクロールで流れてきます。「おお、これは綺麗な絵だな」と思いきや、ただの絵ではない。まさかのマップチップ。一枚絵かと思ったら、マップ画面の一部だったワケですね。びっくりしました。

 そしたら光の下に横たえているモノが起き上がる。首を振り、辺りをキョロキョロと眺めてます……。「ぎゃあああッ!」と叫びたくなるほど(失礼)、丁寧豊富な動きのドット絵に衝撃。何ですか、このなめらかな動きは……。(後日談: ここだけ、でしたけどね)

 立ち絵。これも綺麗ですね。メッセージウインドウも凝った装飾で、非常に綺麗。今時のアマチュア作品って、ここまで凄いレベルに来ちゃってるんですねぇ。
 などと気を抜いていたら、キャラの立ち絵がぬるりとアニメで動いたではありませんか! ひいいいッ! ……と言うか自分、驚きすぎ。


怪しい魔人かと思いきや、神父。
まぁ神父でもなかったんですが。


謎はそこそこ簡単なものばかり。
 ●何だかわからない場所で目覚めた少女

 すぐそばの十字架から「太い釘」をゲット。それを床の割れ目に刺すと進展。
 場が開けて進めるようになったので、テキトーに左へ移動。そこに鳥顔の魔人がいて、何かしてます。逃げる主人公。そこにラザールという幼なじみが現れる。ちょっと回想入ったりした後、ラザールは消える。今のは幻だったのか……?

 ちょっと残念に思ったのは、キャラのドット絵が異様なほどリアルに描かれているのに(動きとか)、ップチップがそれに追いついていないところ。
 初期のドラクエみたいなカクカクのマップチップじゃないですか。廊下の脇を覆う、血の池みたいなヤツとか。ここをもっとリアルに描いてくれても良かったんじゃないかな、と思いました。

 で。何の設定もしなくてもジョイパッドで操作できますね。メニューを開いてセーブ。全10箇所くらいありますね。メニューも丁寧に作られてあります。市販ソフト並みに。
 画面四方のガイコツとかが描かれている薄い装飾は、消えないんですね。ずいぶんとダイタンな装飾です。(後日談: 正気度が下がっていくと、装飾が真っ赤になっていく、と)

 左側にしか行けないので、そちらに移動。本が所々に置かれてありますが、読めない模様。
 正面奥。壁に文字が刻まれており、そこにはが。向こうにはラザールがいるらしい。壁に刻まされている文字は「アルエット」。主人公の名前みたいですね。ちょっとした回想を挟んだあと、扉の向こうにいるラザールと合流するために、鍵を探す事に。

 床にでかでかと血文字で逆向きの4が描かれた場。何か謎がありそうですね。
 周囲のマップチップも、堂々とカクカク状態になってしまって残念。

 そうこうしていると、鳥魔人(勝手に命名)が現れる。……が、完全無視。近づいていっても何も起こりません。彼はラザールを捜しているのか。

 スタート地点に何となく戻ってみると、壁に「メメントモリ」と書かれてある。あぁ、ミスチルの歌にそんなのがあったっけ……。宗教がらみの言葉だったんですね。そういや「メメント」なんていう映画もありました。あれもそうなんですかね。
 ここには何もなさそうなので、またさっきの場所に戻る。聖書っぽい本が置かれてある場所に。

 で、逆4の血文字の謎解きをしたら、階段出現。ネタバレ: この場に本が4つ。血文字の示す順番に開いていく


ラビリンス


後陣
行く手には大火が燃え盛っている。


鐘楼へ登るための梯子
美しい歌が流れます。
 ●ラビリンス→地下礼拝堂→後陣

 地下に来て、すぐに「ラビリンス」と場所移動。まぁラビリンス=迷宮と言えば聞こえはいいんですが、ちょっと規模がこじんまりとしているので、ただの「迷路」という感じですね。
 ほぼ一本道の迷路を抜け、「地下礼拝堂」へ。まだ迷路には謎がいくつか残されてはいますけどね。

 それにしてもマップのつながり方がわかりにくいですねー。視覚的にちょっと妙な箇所があったりします。この礼拝堂にしてみても、袋小路みたいな場所から来ちゃってますからね。ドアがあるワケでもしないし。
 と思ったら似たような感じで側に「貯水池」があったり。床の「影」で、「そこに何かがあるのを察知してくれ」という感じのマップチップ。もうちょっと視覚的にわかりやすくして欲しかったんですけどね。(後日談: 無論、慣れれば問題はないのですが)
 で、また「釘」を入手。

 「後陣」とかいう場所に来ました。ゲームの後半、という事じゃあないですよね、さすがに。まだプレイして30分も経ってない感じですし。
 場には派手に2つの業火が燃え盛っています。そこで「水門の鍵」を入手。
 火に近づくと、派手なリアクションでアルエットが熱がります。ゴワー!「あつっ!」なんてな感じで。ダメージは食らわないようですけどね。

 何度かそれを楽しんだ後(失礼)、下の方へ。マップチップが何でもないような場所で、画面転換はちょっとやめて欲しいんですけどね。通路の途中でいきなり画面が切り替わるんですから。

 そういやたまに薄く音は鳴りますが、基本的にBGMは鳴ってませんね。自分はこれが理解できないんですけどね。音を鳴らすのは簡単なハズなのに、何故それをやらないのか、と。例えばドラクエなんかを無音でやるより、BGMをつけてやった方が楽しいに決まってるじゃないですか。
 と思ったら梯子(はしご)を登っていくところで、BGMが鳴り出しました。BGMどころか、ですよ。
 音をたまに鳴らす事で、「場を引き立たせる」という感じなんですかね。なるほど。でも自分なら逆ですけどね。ほぼ全ての場所でBGMを鳴らして、無音こそ、場を引き立たせる演出に使う、と。……まぁ、その辺は個人の好みでしょうけどね。

 梯子を登っている間、2重スクロールして、窓外には実写らしき背景が見えます。なかなかに美しい。

 ●鐘楼(しょうろう)

 梯子(南)を登りきると、冒頭みたいに、周囲が魍魎(もうりょう)か何かに囲まれています。床の赤い割れ目に釘を刺すと、場が浄化されました。
 そこで「指輪」を入手。サクサク進んで行けますね。そしたらまた回想。ゲームの造り手で、回想が好きな人、多いんですかね……。でもこの回想、全く意味がわからない。指輪つながりでもないし……。ラザールとの思い出をちょっとつまんでみる、みたいな感じ。
 ……こんなかじったような回想、いらなくないですか? このタイミングで出す意味も、全く不明すぎるので。

 ちなみに、ここから梯子を降りると、下までイッキに行けますね。長い梯子を、またいちいち降りたりしなくていいのは親切。こういうのは参考にしたいですね。

 梯子の北。
 細かい話ですが、両側の梯子へいく部分の、柱のマップチップの置き方がややこしいんですよ。動きもみみっちくなってしまうので、梯子へ行く場が、もっとダイタンに開けていてもいいんじゃないかと思うんですけどね。行き止まりかと思ったりもしたので。

 ラビリンスまで戻り、石柱を倒す。2つ倒したけど、まだ足りず。貯水池と仕掛けがつながっているんですね。アブラカダブラ……になるワケですか。米米クラブの歌を思い出したりします。
 あれ? もう1つどこか、柱が倒れると思うんですが……見つかりません。
 もっと戻ってみると、アルエットの扉が指輪で開きました。貯水池は後回しにして、こっちを進展させてみます。

 ●内陣

 両親の呼ぶ声。アルエットは階段を降ります。
 「控え室」。そして、廊下の先にあった服に着替えてみる。それはウエディングドレス?ですかね。
 廊下の先にある黒いもやもや。これに触れるとアルエットはダメージを食らってしまう。そしたら感動的な音楽に包まれてのBAD END……すか。FIN5。アルエットはまだ結婚したくない、という事ですかね。(後日談: 違ってました。正気度が0になったから死亡でした)
 エンド名は「主よ主よどうして貴方は」。仰々しいと言うか……わかりにくすぎでしょ。

 服を着替えずに通路を抜けようとしても同じEND……ですか。(後日談: この時、正気度について理解していませんでした)

 ●結婚式ゲーム……?

 ウェディングドレスに着替えて、場を戻ります。するとラザールとの結婚式が始まる。
 あんまり嬉しそうじゃないアルエット。
 そしてエンドロール……。「は?」とあっけにとられてしまいました。まさかこれがトゥルーエンド……なワケないですよね。謎残しまくりですし。ゲームを始めて、まだ通算1時間も経ってないですし。ホラーイベントもそんなになかったですし。これで終わりだったら……納得いくワケがない。
 いやホント、このエンドロールはやめて欲しいぐらいです。何にも感動なんかしませんから。これじゃあただの結婚式ゲームじゃないですか……。

 FIN4。そうでしょうとも。しかし仰々しいです。こんな中途半端なエンドはいらないです。シナリオに何のひねりもない。
 で。「エンド可否判定」というのが追加されたとの事。何ですかそれは? 「こんな所でエンドはやめろー」と思ったら、回避できるんですか? だとしたら、新しい……。(後日談: 違ってました。その場の状況で、たどりつけるエンドを記してあるんですね)

 タイトルメニューの「実績」というのを見てみる。ここではイベント画を鑑賞できるみたいですね。

 さて。
 あれー。ここ何度やり直しても進めなくなりましたね……。回避方法はあるんでしょうか?
 それとも控え室に来ちゃったらもう終わりなんですかね。つまりハマリにおちいった、と? さすがにそれは不親切すぎると思うんですけどね……。
 でもアイテムを使う場所もないようですし、ウェディングドレスに着替えて上に上がっちゃったら結婚式だし……。どうするんですか? ほんとに。

 ●攻略を見る&だんだん雲行きが怪しくなってくる

 エンドはどうやらFIN1〜5まであり、見たいエンドに向けて、行動を変えていかねばならない模様。
 控え室に来ちゃったらもう、FIN4か5しか見られない。つまりはマジで「ハマリ」だったワケですね。さすがにそれはないよな、と。フツーに進んできて、「あなた、ここに来ちゃったので、もう他のエンドは見られませんよ」と言われてもねぇ……。

 最初の高揚(こうよう)は何のその。ゲームそのものの造りがどうにも好きになれない。「短いゲームだから、最初から何度も遊んで下さいね」という造りをしているようですが、自分は納得いきません。
 だったらいつでもセーブできるのではなく、分岐点にてセーブできる形式の方がまだマシ。だって、ハマリ地点まで来てしまってからセーブしてしまったら、もうやり直しが効かないんですから。細かにセーブを何個もしていればいいのかもしれませんが、そのセーブした状況を、いちいち記憶している人がどれだけいるんですか? ロードしてみても、「次に何をするんだっけ?」となるハズです。

 この時点で、ゲームバランスは★2。面白さは★3。と辛めの評価に。マップの配置も、わかりにくい場所が多々ありますし。
 しかもこのゲームの目的もわからない。主人公は何をするために行動しているのか、全くわからない。

 う〜む。まさかここまで辛めの評価をするハメになるとは、プレイ当初思いもしませんでした。エラそうですみませんけどね。
 でも自分、ウソは言いたくないので。有名作だからヨイショ、とかしません。本当に面白いかどうかを自分の感覚で判断してレビューしないと、誰にも何も伝わらないと思いますし。
 世の中にたくさんあるホラーゲームをみんな面白いですよーとレビューしちゃったら、全く意味がない。
 本当に面白いものだけ、絶賛しないと。(もちろん、僕の感覚が正しい、という事はないんですが)

 ●ハマリ、そしてマルチエンドに(エラそうに)苦言

 少なくとも、「この場所に来ちゃったらもうおしまいでーす」というハマリの場所を作るのなら、その回避策をどこかに明示しておいて欲しかった。の場に来る前にセーブをうながすとか、「ここに入ったら嫌な予感がする」と主人公に言わせるとか。

 とにかく、フツーにプレイしているのに、何のヒントもなくいきなりハマリ(もう他のエンドに行けない)におちいってしまうのは、明らかに間違いかと。僕は強く思いますね。
 もし、プレイヤーがセーブを1箇所しかしてなかったら、他のエンドを見るために、また最初からやり直しになるワケですし。(自分のここまでのプレイ時間は、1時間弱)

 RPGタイプのゲームで、何度も最初からプレイさせる形式のものは自分は好きじゃないですね。そういうタイプのものをいくつか見かけてきましたが、最近はそういうのが流行りなんですかね? 自分にはまるで理解できませんね。
 マルチエンドにするのはいいんですが、もっとプレイヤーの事を考えて、ムダな労力をさせない工夫が必要なんじゃないかと思います。逆にそういう工夫がこらされていれば、それはそれでプラス材料になる気がします。感心させて下さい。

 ●

 攻略を見ると、鳥魔人は「神父」……すか。何なの、自分……鳥魔人って。
 で、とりあえずですね、今の時点ではエンドに全く感銘(かんめい)を受けていないワケですし、もう少しまともなエンドにたどり着くまで、プレイを続行します。ホラーもまるでなかったワケですし。

 ●FIN1〜3を目指す

 他のセーブデータから再開。でも不幸にも細かくセーブ分けしていなかったので、ほとんど最初からのスタート。
 ラザールがほほを赤く染める絵を見て感じたのは、この絵を描いたのは十中八九、女性だろうなという事。男の描き手なら、男がほほを赤く染める絵とか、まぁ描かないだろうなと。(偏見ですか?)

 ラビリンスの倒れる柱は、柱の影を見ればいいんですね。もうわかっているので、先に全部倒してしまって、貯水池に向かいますか。
 あぁBGMが無音かと思ってましたが、一応は鳴ってるんですね。3音くらい……。テーン、テーン、テー……。

 貯水池のパネルがどうにも足りない。道は出来ているんですが、「C」がない。パネルが呪文になってるんでしょうからね。
 ラビリンスに戻り、「C」を見つける。そして貯水池に戻り、呪文を唱える(踏む)と……予想外の所が開ける。そう来ましたか……。

 「調合部屋」。鳥魔人ならぬ神父がいましたが、無視しときますか。「カラの壷」を入手。
 貯水池で水をくむのかと思いきや、そうではなさそう。貯水池の行き止まりには、水門がある。その鍵を見つけに行きますか。さすがに2度目のプレイはラクですね。
 水門の鍵を見つけてきて、貯水池で使用。

 あぁ、後陣の業火が消えてましたね。ただ、これってロウソクを入手する前に消しちゃうとまずいのかな、と思ったり。ロウソクで納骨堂に入る、という攻略をチラ見しちゃいましたし。
 まぁ進めていきましょう。前回と違う場所で回想が起こる。これって回想を進めていけばいいエンドを見られる、という感じになってるんでしょうか。回想には順番があって、場所とは関係なしに、その順番で見ていく感じですかね。

 後陣の奥には、首のない者を抱く像(勝手に命名)が。その下に2つアイテムがありますが、釘を入手し、冠は置いていく事に。

 鐘楼付近。梯子を上るドットアニメのパターンなんですが、これってひそかに3つあるような感じですね(2つでも済みそうですが、あえて3パターン作っている)。だから動きもリアルに見えるんですね。

 北の鐘楼で鐘を鳴らすと、「天上の鍵」をゲット。なかなかすごそうな鍵です。ドラクエとかでありそうなアイテム名です。
 隣にある鉄の箱みたいなものは開きませんね。本ですかこれ? まぁ別の場所に移動します。


ドットキャラのアルエット原寸大


回想の中で、アルエットは自らに罪
の意識を感じていく。
 あとは行ける場所があったかな、とラビリンスまで戻ってみると進展。黒くて小さいものが現れ、何やらダメージを受ける模様。黒猫みたいですね。
 アーアーアーアーアハーなんてな厳(おごそ)かな歌が流れる中での追いかけっこ。無事、逃げ切りました。

 調合部屋の神父に話しかけてみます。そしたらワケわからん事をつぶやき出しました。そして回想?で殺されGAME OVER……かと思いきや、続く。
 調合部屋で「何かが作れるハズ」とぼやくアルエット。材料がどこかにあるんですかね。

 懲りずにラビリンスを戻ると、神父がぬっと立っている。話しかけるのはやめときますか。と思ったら強制的に回想ですか。
 ここでアルエットが普通の家の子ではなさそうな事を知る。貧乏……なんですかね。アルエットの家で作っている粉が原因で村の者に死者が出た、なんてな感じですか?

 床にアブラカダブラのでかい矢印……ですかこれは。
 いつの間にか、画面四方を覆う装飾が赤っぽくなってますね。不吉な感じです。(後日談: 正気度について、この時はあまり考えてませんでした)

 あぁ、近くの扉が「天上の鍵」で開くんですね。「船着場」に来ました。
 進展したのかしないのかわからないまま、向こう側の扉に。あれ、開きませんか。と言うか、天上の鍵はもう使えないようになってますね。あんだけおおげさな記述をしておいて(あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれる)、船着場を開けておしまい……とは。

 そこでうっかりアルエットの扉(結婚式の場)を指輪で開いてしまい、ハマリに。そう。ここに来てしまったらもう、FIN4しかない。
 ロードして、再開ですね。

 ここ、ハマリを回避できる作りにすれば、何の問題もなかったのに……。
 ただ単に、扉を閉めないでいてくれれば良かっただけ、のような気もしますけどね。扉を閉められちゃうから、もうどこにも行けなくなってしまう。まぁもちろん、制作側のフラグ管理の問題(ここで閉め切らないと、話に矛盾が生じたりする)などで、こうせざるを得なかったのかもしれませんけど。

 ●ちょっと進展後、また停滞

 ラビリンスを抜け、礼拝堂に戻ったら進展。アオー……グルルルという音にビビッたら、そこに現れたのは何と、小さな愛らしい子犬。
 すぐに逃げていきます。落ちていたのは「パン」。

 パンをパンかごに入れると進展。
 天井から水滴が垂れているかと思いきや、何と酢。カラの壷で酢を集めたら、「ホワイトビネガー」なんてなアイテム名に。消毒にも使われるとの事。

 その先、進展しなくなったので、また後日。
 とりあえず、アルエットの扉を開けるのは回避してるんですけどね。

 ●

 数日開けての再開。どこに行って何をすればいいのか、全くわからない状態におちいってます。うろうろしまくっても進展ナシ。
 あまりにもわからなさすぎるので、もう攻略を見ちゃいます。

 納骨堂に入るためにロウソクに火をつける必要があるみたいですが、でかい火をすでに消してしまった場合、別の方法でネタバレ: 後陣に火のついた燭台(しょくだい)があるロウソクに火をつけるんですね。あぁ良かった。ハマリにおちいった、とばかり思ってました。また最初からやり直すのか?と。
 ちなみに僕のPCでは、文字変換で「しょくだい→燭台」が出ないんですけど。そんなに知られていない単語でもないので、変換できないのが意外でした。

 ん〜。攻略を見ても何だか安心できませんねー。攻略手順がどうにも1本道ではないみたいなので、ヘタにセーブしてしまうと、またハマリにおちいってしまいかねない。(目指すエンドにいけなくなる)
 ネットでの攻略記事では、納骨堂を済ませてから貯水池の攻略にあたってますが、自分は先に貯水池の攻略を終えてしまってますし。記事と順序が一致しないんですけどね。

 まずは後陣に行き、ロウソクに火をつけてきます。後陣ってどこだっけ?と思いきや、ロウソクを持った状態にしていると、業火の跡地の上の方、首のない者を抱く像の脇の燭台が、光ってお知らせしてくれてますね。
 さて。ロウソクに火を灯したので、真っ暗で入れなかった納骨堂に行きますか。

 ●納骨堂

 納骨堂にあるたいまつに火を移していきます。全部点け終わると、部屋全体が明るくなる。おぉ、これは何だかいい感じです。
 この辺でセーブ箇所10個全部使い切ってしまいました。自分みたいにレビューを書いてると、色んな場所に戻ってスクリーンショットを撮ったりしたいので、セーブ箇所がたくさん必要になるんですけどね。

 でもこのゲーム、行ったり来たりが多いので、セーブデータがたくさんあっても、その時の進展具合がつかみにくいんですけどね。セーブデータ名は、場の名称ですから。場を行ったり来たりするゲームのセーブデータ名は、何らかの工夫が必要かもしれません。

 ひそかに神父がその部屋の中にいて、話しかけると進展。
 回想かと思いきや、アルエットを操作して垣根の迷路みたいな所を歩き回るんですね。でハーブを見つけていく、と。(後日談: プレイ状況によっては、ここでこのイベントが出ない場合もあるみたいです。神父との回想が不足している場合でしょうか)
 この神父、ほんと何者なんでしょうかね。

 調合部屋に戻り、神父に言われたものを作る。「四泥棒の酢」。何でしょうね、この非凡すぎるネーミングは。これが作者の創作だったら、天才的なネーミングセンスに脱帽です。

 攻略を見ても、チラ見程度では覚えきれないほど、複雑な手順が待ち受けている模様。じゃあ、少し苦労してみますかね。攻略記事を見ながらゲームを進めていっても、味気ないでしょうからね。その通りに動けば無事にエンドが見られる……というのでは当たり前すぎますからね。(後日談: しかし後日、そうも言ってはいられない事態になりましたが)

 でも、見てしまったものは仕方がない。できた酢を神父に渡します。すると新たな通路が。
 行ってみれば、控え室。あれ? これってウェディングドレスを飾っているあの場所じゃないですか。ただ単に反対側から来ただけの事……? どういう事ですかこれは。まぁあの黒いもやもやがなくなってますけどね。

 それにしてもこのゲーム、さっぱりワケがわかりません。アルエットは何をしたいのか。目的はあるのか。
 あまりにも、ワケがわからなさすぎ。神父が言ってる事もほとんど理解できませんし。

 んー。今のところ、怖さもまるで感じていませんね。ホラー度、面白さ、ともに★3くらいでしょうか。
 荘厳(そうごん)な雰囲気やゲームの完成度などを見れば、オススメするのは当然なほどのデキなんですが……「本当に面白くて絶賛だ!」とは今の時点では言えません。面白さがどうにも感じられない。それは単に、「アルエットはここで何をしているのか」という、あまりにも基本的な事がわかっていないから、なんですけどね。
 これは自分の読解力のなさが悪いのかもしれませんが。でも、フツーにプレイして伝わってこないようでは、やっぱり説明不足なのではないか、と思います。(無論、言葉で説明してしまえば雰囲気をぶち壊す恐れもあるので、あえて説明をひかえている、という見方もできますが)
 でもやっぱり、伝わってこない。

 ラストでよっぽど感心するような出来事がなければ、ちょっと絶賛できないかな、と。

 ●

 ウェディングドレスを着る前に、を入手。前の時はなかったような。そして回想も新たなものに。
 なるほど、と。ここでやっと、この物語がどういうものであるのか、見えてきたような気がしました。

 攻略のチラ見の呪いのおかげで、この後の行動も少しはわかってしまいました。会いに行きますか、ラザールに。
 結婚式にはならず、新展開へ。

 そしてFIN3。メメントモリってそういう意味だったんですね。
 まだよくはわかりませんが、物語の背景としては、ネタバレ: アルエットの家で精製された粉が原因で、村に流行り病を蔓延(まんえん)させてしまい(事実かどうかはわからない)、ラザールも死んでしまった。アルエットは罪の意識をかかえていて、こんな世界に迷い込んでしまった……という感じですかね

 ●

 まだ取っていないアイテムもあるみたいですし(「未入手」の欄が2つほどある)、FIN1、2へこのまま行けそうですね。(後日談: まだ取っていないアイテムなんか、最終的にも存在しませんでしたけどね……
 再開です。
 うおー、タイトルの絵が変わった。にくい演出です。

 船を出すところで、「まだ出さない」にすると、「まだなのですか、貴方の導きに従います」とアルエットが言う。プレイヤーはアルエットを操作しているのではなく、神の視点でゲームをしてるんですかね。

 納骨堂の大量の人骨を前にして、「私……知ってた……。この光景……」とアルエットがつぶやく。罪の意識をかかえているんですね、アルエットは。

 さて。また進まなくなりました。行けるところは全部行ったつもりなんですが、進展しません。
 また攻略を見てもいいんですが、もう少しねばってみますか……。

 とりあえずFIN2を見ましたが、FIN1が見られません。

 ●とあるアイテムを変化前に取ってしまった事によるハマリ

 また行ける所をぐるぐる回ってみましたが、進展なし。ギブアップ。
 そして攻略を見たら……あぁ、またハマリですか。これはやめてほしかった。どうしてこういう作り方をするのか、本当に理解できません。
 そもそもRPGでのマルチエンドって、あんまり好きじゃないんですけどね。複数のエンドを見るために、同じ事を何度もやらなきゃならなかったりしますし。

 今回の場合は、とあるアイテムを変化する前に取ってしまった事による、ハマリでした。ハマリというより、分岐みたいなものなんですが、プレイしている時はそんな事に気づくハズもなく、知らずにハマリへと……。
 とりあえず、そのアイテムを取る前のデータから再開します。もう今の時点では、FIN1へは行けないみたいですし。

 ●FIN1を目指して

 そのアイテムを取ったのは結構最初の方だったみたいで。取る前のデータから再開。
 もちろん、その時の状況などわかるハズもなく、どこ行けばいいのかな……とまずは途方に暮れます。
 激しく、納得いきません。

 やり直したところ、ホワイトビネガーを入手した直後の辺り。首のない者を抱く像の元に、FIN1、2の明暗を分ける、かのアイテムがあります。一応はそこそこいいタイミングでの再開となりました。

 なるほど。ここで「取るかどうか」を聞いてくるのはそこそこ親切。一応は何らかのヒントをくれていたワケなんですね。こういうヒントに注意していなかった自分が悪かった模様。
 さて、ロウソクに火をつけて、納骨堂へ。


後陣の奥
首のない者を抱く像(勝手に命名)
の元に、最重要アイテムが。

しかし、変化したそれをラザールに
渡すだけではFIN1は見られない。
 ハーブの庭園迷路を抜け、四泥棒の酢を作り、神父に渡す。
 後陣にてあのアイテムを取ろうとしたところ、「まだもうちょっと」みたいなセリフが。なるほど、ちゃんとヒントは出てますね。

 ハマリにおちいった時に「もう釘を刺す必要はない」とアルエットが言った床の割れ目に、今回は釘を刺せました。見えないものに追いかけられるようなホラー演出はなかなか良かったです。
 こういう変化を楽しむワケなんですか? なるほど。なかなかやってくれます。

 さーて。見事、あのアイテムが変化したものをゲット! これでFIN1へ行けるワケですね。あー良かった。
 全体的にそう長くない作りのゲームだから、繰り返し遊ぶ作りにしても、まぁそんなに苦痛にはならないんですかね。そこそこ、サクサクと進めましたからね。

 ●

 んん? またFIN3??
 あのアイテムを(もちろん、完璧な形になったアレ)、ラザールに渡すだけじゃダメだ、と……?

 ネットで他の攻略記事を見てみると、どうやら一番最初の方で、神父に話しかけるかラザールに話しかけるかで、FIN1が見られるかどうかが決まってしまうみたいですね。ぐわー……マジですかそれは。
 つまりはFIN1を見たいなら、また最初からゲームをやり直し?ですか? まじで??(後日談: そうでもないみたいですけどね)

 ちょっと時間ある時にやり直します。そこそこダメージでかいです。

 納得はいきません。
 納得はまるでいきませんが……ゲームの作りや見た目や完成度は、ズバ抜けて凄い。でもやっぱり個人的には絶賛できないので、残念ながらオススメ作品としては推せないかな、と。(後日談: FIN1を見たら気が変わりましたけどね)

 そもそも、「アルエットはここで何をしてるの?」という大目的も、サッパリわからないままの行動でしたし。わからないだらけで、面白さが感じられない。
 (気がついたらラザールと大聖堂の中にいて、ラザールが閉じ込められたので救出しつつ、この場から出る……という感じの話であったようですが。でも「急いでここを出なきゃ危ない!」なんてな感じでもないワケですし)

 ●FIN1をめざして、最初から再プレイ……(注意:これ以降、FIN1攻略のネタバレを多く含んでいきます)

 ただし、普通にプレイし直すだけじゃあ意味がない。FIN1を見るために、「確実な行動」をしていかなきゃならないワケですね。ガッチリと攻略を眺めながら。
 たかだか1〜2時間で一周できるゲームとて、そう何度も同じ事をやり直して、失敗を繰り返しつつFIN1をめざす……なんてなマネはできません。

 と言いますか、「自力で(全く攻略を見ずに)FIN1を見てやったぜ」って人、いるんですか? もう序盤から間違ったら終わりなのに。しかも普通じゃない行動(普通ならラザールに行くでしょ)をしなきゃならないワケですし。まぁ偶然、序盤で正しい選択をした場合は、そんなに苦労しないでFIN1を見られるかもしれませんけど。

 個人的には、FIN1〜3は「後半の行動で」分岐するようにして欲しかった、という事。
 攻略を見る限りでは、「ゲームの全体的な流れで」エンドの可否が決まっていくようなので(積極的に○○に話しかけるなど)、それはマルチエンドとしては最悪の作りなんじゃないか、と。複数のエンドを見るためには、最初からのやり直しが必須、みたいな感じになっちゃいますからね。

 あと、FIN2、3を見られる状態で、アイテム欄に空欄が2つほどありますが、僕はそのアイテムがどこにあるのかと、マップ内を探索したりしたんですけど……それって無意味だったようですからね(そんなアイテムなんかありはしない)。思わせぶりな事はやめて欲しかったです(要は未入手のアイテム欄をあんな中途半端なところにおかないで欲しかった、という事です)。隠しアイテムでもあるのなら、話は別ですけど。

 ●

 まずは攻略通り、ネタバレ: 神父に積極的に話しかけていく方向で進めていきます。
 と言うか、ラザールが凄い剣幕で「そいつから離れろ」とか叫ぶじゃないですか。普通のプレイヤーなら、ソッチの方へは行かないですよねぇ……?

 神父に殺されている?謎の回想の後、ロウソクを入手。
 扉の向こうのラザールと会話。床にでかでかと逆4の数字。本を開いていく。そこで神父の2度目の回想。
 その後、以前と反応が違いますね。神父が本(聖書ですかね)を読んでくれてます。
 それ以降は神父に触れるとダメージを食らうだけになりますので、回避。地下への階段が出たので降りてみます。

 ラビリンス。フラグが立たないと柱は倒せないようですね。Aのパネルを見つけた後、他の柱を倒していき、次の場へ。
 貯水池。パネルは全部出てますね。ここのパネルが全部出ていないと、ラビリンスで倒せる柱を全部見つけていない事になります。

 調合部屋に行くと、神父が。話したらFIN5へ。あぁ、画面の周囲が真っ赤になってますからね……。
 ロードしても、正気度が1しかないので、神父に話しかけた途端にFIN5へ行くハメに。つまり現時点では、もう先へは進めない状態。また最初からやり直し……ぐわあっ! まぁここまで15分でやり直せるみたいだから、やり直しますか……。

 自分みたいに短気な人には向かないゲームだと思います。
 気が長く、何度同じ事をやり直しても全然平気、とかいう人じゃないと、このゲームは向かない気がします。

 お世辞にも、ゲームバランスがいいとは言えません。システム的にもっとプレイヤーの事を考えて、作って欲しかったですね。それだけでプレイ感覚が全然違ってくるんじゃないかと思います。
 今のままでは「FIN1を見るためには、攻略記事が必須」というような作りですからね。見ないと、何度も同じ事を繰り返すハメになる。

 「正気度」に関しても、今回はちょっと痛い目にあいましたけどね。気を抜きすぎました。

 ●

 また最初から再開。FIN1を見るまで、意地でもやりますよ。えぇ。
 まぁそう何時間もかかるゲームではないのが救い。例えばラストまで3時間以上かかるようなゲームだったら、この辺でプレイを切り上げて、酷評まみれのまま突き放していた(失礼)気がします。
 1〜2時間でクリアーできるから、ギリギリ許せる範囲。

 でもこのゲーム、ほんと評価に悩みます。デキは凄くいい。見えていなかった話も、繰り返しプレイである程度見えてくるようになる。
 でも、初期のプレイではワケがわからなさすぎて、感情移入なんかできなかった。このゲームが面白いかどうかすら、わからない状態。正直、高い評価はできませんでした。

 ハマリがあるのもかなりの痛手。こうして何度も最初から繰り返しプレイさせるのも、印象が悪かった。ましてや攻略を見ないと、ゲーム開始直後で間違った道へと進まざるをえなくなってしまいかねない。
 ネタバレ: ラザールではなく、神父に積極的に話しかける事でFIN1を見られるとか、そんなの攻略記事を見ないとわかるワケもない。もちろん、勘(カン)がいい人からわかるかもしれませんが。

 今なお、このゲームの評価について、悩み続けてます。





同じ事を繰り返す…
 何度もプレイしていると、この物語が何であるのか、見えてきた気がします。
 ハッキリと言ってはくれませんからね。ハッキリと言っちゃったら、雰囲気ぶち壊しになっちゃう感じで、ある程度、隠しているんでしょうね。

 まぁとにかく、アルエットはうっすらと自らに罪の意識を感じている、と。
 そして村に蔓延(まんえん)しているのは、とある病気なんですね。そして神父と思われていたその人は、実は神父ではなく……(攻略記事とか見ていると、わかるんですが)。

 ムダに神父に話しかけず(ダメージをムダに食らったら、ロードし直した方がいいかと)、正気度3のまま、ラビリンスへ。
 攻略記事では「神父に積極的に話しかける」というアドバイスもありましたが、イベント進行以外で話しかけると正気度を失うだけになるので、イベント進行後にはすぐセーブして、以後、正気度がムダに減ってしまったらロードし直す、という感じがいいかと思います。

 調合部屋。そして迷宮庭園(勝手に命名)へ。ラビリンスで何度も行ったり来たりさせた後、またすぐ迷路って……。
 地下礼拝堂。釘を入手。まだ酢は垂れてませんか。
 後陣。業火のあるところですね。そこで水門の鍵を入手。
 今度は、このでかい業火でロウソクに火をつけてみますかね。アルエットが「あつっ!」と飛びのいた直後、無事にロウソクに火がつきました(ロウソクを所持して、業火に触れる)。服を燃やさずにロウソクに火をつけるとか、なかなか器用な事をするじゃありませんか。

 貯水池に戻り、水門の鍵を使う。これで後陣の業火は消え去る、と。
 後陣に戻り、業火の先にある、首のない者を抱く像の前で、ラザールとの回想。釘を入手、茨の冠はそのままに。
 なかなかスイスイ進んでいきますね。ここまで来るともう、中盤を過ぎている感じですかね。
 ●

 納骨堂。神父との回想。初めて見る回想ですね。
 四泥棒の酢を作るにはどうするんだっけなーと、確かラビリンスを戻ったところで黒猫に会ったハズ。
 もくろみ通りにソイツはいたんですが、そこで正気度が0になり、FIN5へ。

 まずい。正気度を上げるにはどうすれば……?

 ラビリンスへ戻らずに、鐘つき場の方へ行けばいいんですかね。
 梯子(はしご)南。そこで釘を刺し、指輪も入手。ラザールとの回想。ラザールを待つ、というだけの回想。意味あるんですかね……?
 梯子北。釘を刺し、鐘を鳴らし、天上の鍵を入手。
 と言うか、この辺でも正気度を回復するイベントはなし……? どうすればいいのか。

 あ、わかった。黒猫に触れられないようにすればいいだけ、ですかね。まさにここ、死をかけた追いかけっこ。一回触れられたら死、ですからね……。

 ●一発即死の追いかけっこ

 ここで「エンド可否判定」というものが可能になった、と。あぁそんなのもありましたね。
 ゲーム内メニューにて、現時点で見られるエンドがわかる、というものですね。今まで全然気にしていなかったんですが、これ結構重要なヒントだったんですかね。今の時点ではエンド3だけが×になってますね。

 とりあえず、黒猫との追いかけっこを本気でやるしかなさそう。
 引き離したかと思えば、ちょっとのミスで「うわー!」。「このクソ猫、来るなあああ!」とか結構本気で焦ります。
 しかもGAME OVER時の演出を見終えるまでほんの十数秒ではありますが、時間がかかる。ボタンでパッパと飛ばせないんですね。だから、猫に捕まったら即座にウインドウを閉じて、ゲームをやり直した方が早いという。と言うかここ、結構死にますからねぇ……。
 GAME OVER時、演出に凝って余韻(よいん)を残すのはいいんですが、プレイヤーにとってはボタン1つでパッパと終われた方が、ストレスを感じないで済みますね。

 5〜6回やって無事に黒猫を引き離してのゴール。「よしきた!」と思わず声がもれてしまう、なかなかの難易度でした。
 難易度設定として「追いかけっこ遅い」もあるみたいですし、幼少の子にも易しい作りになっているようですね。こういう配慮に好感が持てます。

 ●

 次はどこに行くんだっけな、とウロウロしてたら、礼拝堂に入った途端に黒猫が再度現る。こんな所でまた追いかけっこー?かと思いきや、改心した彼はその姿を愛らしい子犬に変え、なんとパンまでくれました。つーか、だったんですか、コイツ……。いやいや自分、2度目のプレイなのに何を言ってるのか、と。

 そして天井から酢が垂れてきたんで、「ホワイトビネガー」入手。調合部屋に行きます。
 無事、「四泥棒の酢」が出来上がる。ここで正気度も2回復。前回はあまりありがたみを感じなかったんですが、今回は神父とのイベントで正気度が残り1になっている状態だったので、かなりありがたみを感じました。

 やる事がわかっているのでサクサク次に進みます。納骨堂にいる神父に、この酢を渡しに行けばいいんですね。
 渡し、納骨堂から新たに開かれた通路を行き、釘を入手。白いドレスにはまだ着替えないでおきます。

 で、ずーっと戻って、ラビリンスも戻り、血の海が見えるところで、黒いうごめくものに釘を刺し、さらには床に釘を刺し、奥にある機械を動かす。
 そして変化した重要アイテムを取りネタバレ: 茨の冠→月桂冠。マップ各地にある釘を刺す場所に4つ刺すと、変化している、式場へ。ラザールに渡しに行くんですね。

 この状態でエンド可否を確認してみると、FIN1か4しか行けないようになってるんですね。成功です。逆にFIN2、3にはこの時点でもう行けない事になってるんですね。
 ドレスに着替えていないと両親にしかられます。着替えて、式場へ。
 一応、神父に話しかけてからラザールの元へ。そして「地下の鍵」を入手。淡々としていてすみません。結婚式話とか、あまりノレたりはしないもので……。

 船着き場。天上の鍵と地下の鍵を使い、進展。船を出します。この時点でエンド可否を確認すると、FIN1しか行けないようになってます。やった!
 でエンドの流れはFIN2とどう違うのか、と。

 エンドロールの流れは全く同じですね。
 このゲーム、何人かで組んで作ったんでしょうか。マップチップはどうやらほとんどが素材みたいですね。でも統一感があり、違和感は感じなかったですね。絵が描けない人でもこうして高品質なゲームを作り出せる、というのはいい時代だと思います。

 なるほど。ラストが違ってますね。教会でのアルエットの言葉は、ちょっとうるうると来てしまいました。宗教観とかわかっていなくても、こういうやすらかな言葉は万人の胸に響くのではないかと。
 いい感じで、FIN1を迎える事ができました。外人ってまつげも金髪なのかな、とか余計な事を思ったりもしましたが。

●総評

 ゲーム当初の印象はかなり悪かったんですが、終えてみれば満足。「いいエンドを迎えるためには、最初からプレイをやり直す必要が出てくるかもしれませんよー」みたいな注意書きをした上で、オススメとする事にします。エラそうですみませんが。

 オススメしてくれた紐切りさん、そして蒐さんと黒板さんもどうもありがとうございました。
 こういう繰り返し遊ぶゲームは、やっぱりあんまり好きにはなれませんけどね。よほどいいBGMが流れてその雰囲気にまたひたりたいとか、胸が躍るような素晴らしいイベントが起きたり、何度遊んでも楽しいと思わせるようなものでない限りは、繰り返しモノはカンベンかな、と。今後も好きになれそうにはないですね。

 RPG形式のマルチエンドでも、別に最初からプレイを繰り返さなくても分岐を楽しめるゲームはあったと思いますし。今回は「繰り返しプレイが前提」みたいな作りになっていたので、かなり印象は良くなかったです。
 もちろん、そういうゲームが好きな人もいるでしょうから、いちがいにダメとは言えないし、こればっかりは個人の好みの問題だと思いますけどね。

 他、「アルエットが何のために行動しているのか」という部分も明確にはされていなかったため、プレイに熱が入らなかった、というのもあります。「今、何してんの?」という疑問ばかりでゲームを進めていっても、面白さなど感じるワケもない。
 繰り返し遊ぶ事で全体像が何となくわかってきてからやっと、「オススメできるかもしれない」と思い始めてきた感じです。そして迎えたFIN1で満足できたので、評価を固めました。絶賛、という高評価ではありませんけどね。

 でもこれはこれで、なかなかに個性的なゲームなのかもしれません。他のゲームに似ているものを作るより、よっぽど価値がある。
 このゲームにはなかなか独創的な部分が多くあるので、ハマる人はハマる気がします。

 なお、攻略記事などによれば「このゲームは角川書店から頼まれて作った」という話があるみたいですね。すげえ裏話です。


『spook amusement-恐怖の幽園地-』 ―― バニラかふぇさ
 (ver1.04/2013年作品/制作ツール:WOLF RPGエディター)
 (情報提供: 罪歌さん)


 [ ダウンロード ] (DLサイズ:99.3M) 注意:zipファイル(お手持ちの解凍ツールで解凍できない場合、AL-ZIPというツール(無料)で解凍する)


 ホラー度:★★★★(鋭い怖さはあまりないが、全体的な雰囲気が一貫して怖い)
 面白さ :★★★★★(アクションシーンが多く、その一つ一つが練られていて面白い。マップ内の数々の仕掛けも楽しい。非常に楽しくプレイできました)
 難易度 :★★★★★(とにかく死にまくり。死にながら仕掛けの謎解きをしていく。全体的には★3程度の難易度だが、後半のバトルがあまりにもキツすぎる。難易度変更できるが、Easyでも全く楽ではない)
 アイディア :★★★★★★(マップの仕掛け。謎。戦闘シーンのオリジナリティ。その練られ方。感心するアイディアがゲーム内にてんこもり


 (あらすじ: 閉館間近の遊園地。そこに仲間4人で遊びに行くのだが、急に辺りの様子がおかしくなる。襲い来るぬいぐるみのクマ、ピエロ。そして案内されるアトラクションは狂気と死に満ちていた……。果たして4人はそこから脱出できるのか?)

 (一言: RPG+アクション。5つのアトラクションはどれも広大。たくさんある謎解きの難易度は適度。仕掛けも面白い。4人のキャラを時折交代させて、謎解きなどをする場面もある。ゲームそのものは非常に面白いのに、後半のバトルがキツすぎるため、万人にはオススメできない。非常にもったいない)---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、罪歌さんから教えていただきました。どうもありがとうございます。

 おすすめホラゲー  投稿者:罪歌  投稿日:2014年12月13日

 霧雨が降る森(end5)
 月の記憶(end1)
 人魚沼 (end4)
 spook amusement(end1)

 やってみてください。どれもストーリー重視のものなのでエンドにご注目。

 ただの通りすがりに書いた文なので簡単な紹介しかできずすいません。レビューが載るのを楽しみにしてます 

 ……との事でした。色々教えてもらいましたが、それらをネットで軽く調べ、「spook amusement」が一番気になったので、プレイしてみました。

●プレイ&レビュー

 まずはreadmeファイルを読んでみます。
 操作方法。キーボードのキーをかなり使うみたいですね。ジョイパッドにも対応しているみたいですが、ボタン6個に全部振り分けがされてますね。覚えるまで大変そう。

 BGMやイラスト、ドットグラフィックなども全部、バニラかふぇさんの自作という事で好感が持てますね。

 ●思い出の遊園地へ向かう4人

 まずはF4キーを押して、画面を大きくします。
 タイトル前にちょっとしたOPデモがありますね。アーケードゲームの待機中みたいな感じ。

 で、タイトルが出るんですが、このロゴがいい。かなり雰囲気あります。
 タイトル時のBGMもなかなかスゴイ。反響音みたいなものが、やたら迫力あるんですね。ゴーン、ギーン……といい音で鳴ってます。
 難易度選択はNormal にしておきます。

 少年達の会話。自分達の思い出の場所である「ワンダーパーク」という遊園地が明後日に閉園するので、最終日の明日、そこに遊びに行こうという話になります。でもミツルという少年だけはどこかノリ気じゃない様子。

 そしてマップが表示され、4人の顔CGがでかでかと表示されます。マップを覆(おお)うように顔CGが出るのは、めずらしいかも。(普通は会話ウインドウ内に1人ずつ表示されたり、という感じ)
 流れている曲もなかなかいい感じです。

 登場人物は、彰(アキラ)、蓮子(レンコ)、悧子(リコ)、壬鶴(ミツル)。ひそかに難しい漢字が混じっていたり。(レビュー内ではキャラ名をカタカナ表示にさせていただきます)
 で、4人で遊園地を回るのかと思いきや、「各自で色んな所を回った後、30分後にここに集合」という話になります。4人で来ておいて、単独行動スか……? え〜?

 で、「コミュニケーションイベント」の説明が入ります。表示が出たら、「D」キーを押せばいい、と。

 主人公はどうやらミツルみたいですね。
 ミツルは白衣か白いコートを着てますね。ちなみにキャラのドット絵は、3頭身くらいでスタイルは良さげ。まばたきもしますね。

 そばに掲示板があり、夜のパレードには「サイリウム」を持ってきて欲しい、と書かれてありました。サイリウムって何ですかね。あれですか、光る棒?(後日談: これって何の伏線にもなっていませんでしたね……。あざやかなラストシーンを想像していたんですが)
 ここでコミュニケーションイベントの表示。ミツルの独り言「サイリウムはレンコが持っている」との事。

 上の方に行くと、泉の側にレンコが。話をしている内に「サイリウム」をもらう。それをアキラとリコにも渡して欲しいとの事。
 左に行くと、犬のぬいぐるみが立っていて、そこでセーブ。
 そばにリコがいて、サイリウムを渡す。リコは昔、「ここであった何かを忘れているんじゃないか」と意味深な事を言う。
 で、リコに缶ジュースをおごってもらい、移動。そういやリコも白いコートを着てますね。4人共、ですか。

 右の方に行くと、ヤバそうなクマが。ですが害はない模様。
 アキラがいて、サイリウムを渡す。そこでアキラの妹のアヤの事が話題にのぼる。風邪で今日は来れなかったらしい。
 アキラは「〜〜んさ」という方言を使いますが、どこの方言なんでしょう……?
 ところで会話中、メッセージウインドウの左上の方で波紋(はもん)みたいなアニメーションがありますね。かっこいい。こういうちょっとした遊び心に惹(ひ)かれますね。ゲームそのものへの好感度も上がります。

 行ける場所が少ないようで楽なんですけどね。
 そこそこ周囲を見終わって、(ゲーム内での)時間が30分経ったから、南エリアに戻ろうとした途端、ドゴン……。BGMが止まる。

 後ろに真っ赤なピエロが立っている。ミツルは危険を感じ、近づかないようにする。
 そして集合場所に戻ってみるものの、誰もいない。

 ピエロが何かを落としていく。それは「スタンプチケット」だった。
 辺りの様子がおかしい。おどろおどろしい。芝生も紫色だ。何が起きたのか。

 ――ようこそ spook-amesementへ。

 ガラスの割られた自動販売機。セーブできる犬のぬいぐるみの腹には、奇怪なマークが。セーブできない……?
 と思いきや、セーブ犬(勝手に命名)は入り口付近にいました。とりあえずセーブ。
 まずは仲間を捜そう……!

 ●

 右の方に行きます。風船を持ったクマ(犬とクマの区別がよくわかりません)。襲いかかってきたりするのかと思いきや、「柵(さく)の鍵」をゲット。
 辺りをウロウロしていたら、そのクマが凶器を手に襲いかかってきた……! と言いますか、その辺をのろのろと動き回っているだけなので、かわすのは簡単ですね。
 BGMがなかなか緊迫していていいです。

 柵の向こうに行こうと思いましたが、向こうにも凶器を持ったクマがうろついてますね。
 でも行かなきゃ進まないんでしょう。「檻(おり)の鍵を使いますか?」とメッセージ。……檻?柵の鍵じゃなかったっけ? と、気になったのでセーブ箇所から再度見直してみたら、ゲットしたのはやっぱり「柵の鍵」でしたけどね。(細かいヤツですみません)
 檻の鍵を使って(どっちよ)、新たな世界へいざ……!

 ●CP01 巨大倉庫


中は暗い。
マップは広々とぜいたくに作られて
います。
 そしたら緊迫したBGMが止み、目の前には巨大倉庫が。入り口付近にセーブ犬がいたのでセーブ。
 マップ、かなり広々と使ってますね。クマがたくさん並んでいる中、襲いかかってくるクマが一匹。物は試しと、やられてみましょう。数回攻撃を受けるとミツルは倒れ(横倒しに)、GAME OVER……。ぉ、GAME OVERも何だかかっこいい。CONTINUEもできるんスかと思いきや、ロードするだけの話ですね。
 ロード画面で、ついさっき巨大倉庫入り口でセーブしたファイルを見ると、「CP01」とあります。まぁステージ1という感じなんでしょうか。(調べてみたら、chapterという事だそうで)

 ●クマの大行列にクマの迷路などなど

 再開。クマのぬいぐるみがたくさん置いてある場所への入り口は、一度素通りしてから開くんですね。
 一方通行の通路を進んでいくと、たくさん置かれたクマの中の、どれかが襲いかかってくるワケですね。最初は簡単にかわせるんですが、後半は通路も狭くなって、かなり危険。
 2〜3回やられて体力が20/80になってしまいましたが、セーブ箇所に来ちゃったのでセーブ。
 ちなみにセーブは01から10まで順に並んでいるんですが、「直前にセーブした番号に、自動的にカーソルを持っていくような気遣い」があれば良かったかな、と。他のゲームはたいがいそうなっているので。(ロード時も同様)

 クマの大行列。どれだけ進んでも終わりがない。
 戻ってみると、行列の始まりにすぐ戻れる。壁に貼られた掲示板に、仕掛けの種明かしが載ってますね。
 その通りにしてみると、難なくクリアー。次のセーブ犬がいました。

 今度はやたら狭い迷路。ここにもクマがたくさんいます。
 出口っぽい所に行こうとしたら、クマに襲われGAME OVER……。

 再開。「D」キーで読めるコミュニケーションイベントは、次プレイ時には無視してもいいので、つまりは「何度も同じものを見せられなくて済む」という感じになってますね。いい作りです。
 また、会話は「C」キーでカットできるので、これもいい配慮(はいりょ)。

 まずは迷路内にて「メダル」をゲット。これで自動販売機でジュースを買えるとの事。ジュースは体力回復のアイテムである模様。

 ぐわーっ! 見事に引っかかった! ……と言うのは、動くクマが出口っぽい場所付近にいるのはわかっていて、上手く誘導して巻いたんですよ。
 そして意気揚々(ようよう)と出口に向かったら……! ネタバレになるのでここは割愛(かつあい)。
 見事にウラをかかれると感心してしまいますねぇ……。

 ちなみにここ、1匹はやや遠くの場所まで誘導していった方がいいです。

 ●

 体力なさすぎ(20/80)で即死しすぎなので、もっと以前の場所からプレイし直します。
 クマの大行列前の、クマがたくさんいる一方通行の通路。ここをノーミスでクリアー! これはでかい。見事に体力を大幅に温存できました。(と言うか、体力がなくなったらアイテムの「缶ジュース」を使えばいいんでしょうけど、もったいないので……)
 ちなみにクマの大行列の始まりにある掲示板ですが、これは最初から種明かしはしないんですね。いったんワナにハマッてみないとヒントをくれない、と。なるほど。

 なお、クマが死守している、迷路での出口かと思われたそこは、単なるカーテンの切れ目だそうで、奥にあるスイッチを押してもそこからは出られない。
 まずい。迷路を戻るとなると、クマがいる。ヤツらは派手に動き回っている……。

 強引に切り抜けると、出口を発見。次の場所へと。
 そしたら高速でうごめくクマがいたりで、ワケもわからず即死……。え〜……っ?

 ●

 高速、いえ超高速で襲いくるクマ。これは避けられるレベルのものではありません。
 そこでまた何度も死亡。何かしらの攻略法があるんでしょうね。ここも迷路になっているので、行ってはいけないエリアがあるとかそういう感じでしょうか。

 高速で動くクマ。クマは直線的にしか移動しない模様。クマが行き過ぎた直後に移動を繰り返して、下の方へと進んでいく。
 するとそこにリコが。リコは言う。「前にここに来た事がない?」と。つまりここは幼少の頃の悪夢……? おぉ、そういう感覚、好きですねぇ。
 そしてリコが仲間になった。「F」キーでキャラの交代もできるとの事。
 なお、クマが高速で動く迷路の中で、メダルを2枚ゲット。計3枚。あとはどこかにある自動販売機で缶ジュース(ドラクエでの薬草)を買えば、今後進みやすくなりますね。

 ちなみにこの高速クマの迷路、右周りに行くとやられます。左周りで行きましょう。


クマは出口と言うが、ドアをくぐれば
ダメージを食らう。
 ●本当の出口はどこか

 さらにメダルをゲットしたり、リコが持っていた懐中電灯で暗がりを抜け、階段を降りたり登ったりした後、休憩。リコがくれた缶ジュースでHP回復。
 セーブ犬に早く会いたい……。と思ったらすぐそばにいました。セーブ。メダルは4枚。缶ジュース1。

 で、変な犬がいたと思ったら「出口」との事。怪しいと思い、右に行ってみると通路が続いていて、別の犬が。その先にも通路は続き、ドアがいくつもある。リコを救出した事だし、正解の出口に行けば、きっと次のステージに行けるんでしょう。
 セーブもした事だし、迷わずにドアをくぐっていきます。色んなドアをくぐる度にライフが減り、GAME OVER……。

 この大倉庫だけでも色んな仕掛けがありますね。なかなか楽しませてくれます。欲を言えば、使われているマップチップの種類が少なめで、敵がクマだけというのも単調ではあるんですけどね。(つまり、見た目の変化が乏(とぼ)しい)
 でもまぁ次のステージに行けば、きっと大きな変化が待っているんでしょう。期待です。

 ●遊び方を間違えたクマは誰か?

 さて。まだ大倉庫は終わっていません。たくさん出口がある場所で引っかかっています。
 クマがいて、ドアがある。クマの腹には「出口」と書かれている。しかしドアを開けるとダメージを食らう。
 右に行くとまたクマとドア。クマのお腹には別の文字が。さらに右にも同じ光景が。それがたくさん続いている。
 どのドアを通ってもダメージを食らい、やがては死亡……。

 キャラチャンジ「F」キーでリコにしてみます。リコはクマの腹の文字を調べる度に、何らかの推測をしてくれます。おぉ。
 やがてとある場所でメモを発見。リコは「クマのお腹の文字に、何かしらの法則性があるのではないか」と言います。
 ミツルと話あうものの、いまいちわかりません。
 こうなったら、メモです。クマの腹の言葉を全て書き出してみます。

 「出口」。「チの池」。「caution」。「ク マ デ」。「出口」(ドア脇に張り紙あり)。「ちかみち」。「注意」(縦文字)。「caution」。「ク マ デ」。「出口」(一周してくるとメモが落ちてくる)。
 ちなみに自分は、マップ下の行き止まりの部分にも何か秘密があるのではないかと思ってメモしましたが、何もなかった模様。

 この中で、「遊び方を間違えたクマ」は誰なのか……? リコのヒントをちゃんと読むと、何かに気づけるかもしれません。引っ掛け問題ではありますが、上手い謎であるのかどうかは……微妙。どうしても答えがわからない場合、→を読んでください。ネタバレ:「caution」を「警告」と置き換える。そうすれば、遊びが何であるのかわかるハズ
 出口がわかったものの、次の間は何と、無数のクマを避けるアクションゲームに! あえなく死亡です……。

 ●次はテトリスクマ(勝手に命名)

 正解のドアがわかれば、ミツルでも行けますね。クマの腹をいちいち調べる事なく、正解のドアまっしぐらで開きます。この辺は面倒なフラグ管理(いちいち全部調べないと進展しないとか)をしないで正解だったと思います。
 で。迎えたアクションゲーム。通路を、テトリスみたいにクマが落ちてきます。
 ここで何度となく死にますね。右の方にいつもクマの隙間ができるので、そこに入り込むのが正解かと思いきや、成功しても進展はなし。待てばクマが消えるのかと思いきや、そうでもないようで……。
 ……どうするんですか、ここ? 攻略の仕方、まじでわかりません。

 ●

 何度となく挑戦しましたがダメ。クマの隙間ができるところに入り込むのが精一杯。
 ネットで公式の攻略サイトを見つけましたので、見てみます。すると……。
 何と、ここは見た目通り、アクションで切り抜けるしかない事がわかりました。何かしらの有効なアイテムやら、上手く切り抜けるための謎解きなどがあるものだとばかり思ってました。右側からスタートすればいい、という事が書かれてましたけど……ホントにやれるんですかねぇ。
 難易度をEasyにしておけば、ゴリ押しで簡単に切り抜けられたみたいで……無念。

 う〜ん。基本的に右側攻めで進むのはわかるんですが、なかなか上手くいきません。ここだけで自分、通算1時間以上費やしてしまってますけどね。
 で! 傷を負いながらも何とか切り抜けられたやったー!とか思ってたら、まさかの「おまけのワナ」にハマる。作者さん、こりゃあ……ひでえ! こりゃあホントにひでえです! うおー!(でも何となく予想はしてましたけど)

 このテトリスクマの通路は、とにかく自力で切り抜けなければなりません。ここのクリアーが無理だと思ったら、Easyモードにしてやり直した方がいいかもしれません。ここはホント、難しいですから。

 で。日を改めて挑戦したら、数回でクリアー。右側から攻めていき、クマには接触せず(接触したらクマの隊列が乱れてしまう)なるべく上側に上っていきつつ、クマの間をすり抜けるしかなさそうですね。
 押し寄せるクマ群の、最後だけどうしてもぶつかってしまいますが、そこでクマを足止めさせて、隙間ができたら入り込む、と。

 そしておまけのワナを避けて、やっと進展。次の間へ。

 ●まだ終わりじゃない、だとお!

 ワープしまくるイベントへ。何度かやっている内に偶然抜けられました。
 そしてチケット交換場(犬)へ。
 しかし、今のままではチケットが足りないらしい。2枚、どこかにあるという。そこでキレるミツル(僕も「はあッ?まだ終わりじゃないの?」とあぜ)。しかもミツルは、リコの背後に謎のピエロを見つけるなり、リコを置いて逃げ出してしまう。うわぁひでえ……。

 一人置き去りにされたリコ。泣きそうです(僕が)。
 まだイベントは続くんですね。と言うか、一つのアトラクションが超・長いですねぇ……。あと2人を救出するんでしょうから、おそらくあと2つはあると思うんですけど、1つ目のアトラクション(チャプター)だけで、自分はもう2時間以上かかってます。
 チケットを探せうんぬんは、やりすぎかと思いますけどね。まだ序盤なんですから。サラッと流してもらわないと。

 それはさておき、リコ。暗がりの場所を探索していきます。
 メダルやチケットを入手後、かわいらしい人形に右左上などとほんろうされつつ、急に「グブーッ」と腹が鳴ったような音がしたらピエロがいて、GAME OVER。

 何度かやっている内に、腹を鳴らして?倒れたのは人形だというのがわかりました。この場の入り口に、「倒れた者はウソを言っている」というヒントがありました。そういう仕掛けだったんですね。

 人形の間を抜け、元の場に戻る。下側のゲートが通れます。
 次はクマ同士の戦いらしい。どちらが勝つか? しかし、何だかやたらと簡単にクリアー。このイベントはいらなかった気が。

 ●

 ミツルにザッピング(主人公交代)。
 クマが無数にいる迷路に突入。しかも暗がり。明かりはとぼしい。
 何度かやっている内に進展していきます。赤いクマが無数にひしめいて、クマ自体が迷路になっています。ここは何度も死んで、進展のルートを探っていくしかなさそう。
 この辺のBGMもかなり不安をかき立ててくれます。

 ●大倉庫クリアー

 何度かやられながらも脱出。リコと合流し、チケット交換所(犬)にて無事にスタンプを押してもらい、このアトラクションは終了。外に出られました。長かったですね。でもあと4つのアトラクションが残っているとの事。残る友人は2人なので、どうして4つもあるのかは謎。
 外を見るとホッとします。自販機で缶ジュースをいくつか購入。セーブして、次に臨(のぞ)みます。

 ●CP02 サーカス

 サーカスは、遊園地の入場口の左側にありますね。ちょっと探しました。
 BGMの音色がどうにもファミコンっぽくなってしまいましたが、まぁ演出なんでしょうね。
 犬がいて、難易度の変更なんかもできるんですね。

 柵のあるところで、猛烈な勢いで迫り来るクマに襲われて死亡。

 ●玉乗りさん

 迷路を軽くクリアーしたと思ったら、次の通路まで、玉乗りさんは追ってくるじゃありませんか。しかも別の玉乗りさんまで現れて、潰されて死亡……。
 「触れれば即死」のイベントが多くて、難易度Normal の意味がないじゃないですか……。

 ●3枚の扉

 今さらですけど、空いているところにセーブする時、白い文字(no data)が重なっていて見づらいですね。

 で、思わぬところでアキラと合流。アキラは方向キー+「S」キーで物を押せるんですね。
 しかし、直後に玉乗り達に襲われて死亡……。
 ロードして、その手前にあった扉付近を今一度探ってみたら、左の方にいくつもの布袋が。おぉ、メダルを大量にゲットか!と思いきや、何とどれもカラッポ……。せめて1つくらいは入れといて下さいよ、作者さん……。

 アキラと合流直後の玉乗り+口だけお化け(勝手に命名)ですが、この回避はある程度早めにしないとダメですね。タイミングを逃してしまうと、その2匹が狭い通路を入れ替わりで塞いでしまって、どうにもならなくなってしまいます。

 そこも抜け、3つの扉の全てをくぐり終えます。
 悪魔の彫像が2つ。これはキャラチェンジでリコにして、調べてみればいいんですね。
 そこを抜けると、今度はクイズの始まりですか……。覚えているハズもない質問もあり、死亡を重ねます。
 その直前のイベントですが、ネタバレ:セーブ犬の首がいきなりもげて落ちるのは良かった(失礼)ですね。「コイツは安心なヤツだ」という印象があっただけに、ちょっとショックでした。

 クイズは3問で終了。そこを抜けると柵で仕切られたところに。
 「レイシン」というピエロの格好をした人間と出会う。だが彼女は謎すぎてよくわからない。一応、味方になってくれるようだ。彼女と話し終えると、柵に新たな通路ができる。
 油断してたら死亡。置物っぽいクマの中に、襲い来るクマが混じってました。


捕らえられたミツルを救うため、アキ
ラとリコは奮戦(ふんせん)する。
 ●ピエロとのすごろくゲーム

 向かった先。通路上にピエロが現れる。そこでゲームの提案を受ける。
 別の場所に飛ばされる。しかしそこにミツルはいなかった。
 ミツルはピエロ達に捕らえられていた。彼の首には縄がかかっている。

 ここでピエロがゲームを申し出てくる。リコとアキラのポケットには、サイコロが1つずつ。それですごろくゲームをするらしい。サイコロを振った数だけマスの上を人形が動く。10ターンで60マス動かさないと負けらしい。
 「全ターンで6を出さないと負け確定じゃないか!」
 そうアキラは叫ぶが、問答無用でゲームは開始される……。

 「F」キーでキャラを交互に入れ替えながら、サイコロを振っていきます。
 死にますね、何度も。
 観客のクマを押しのけて、石碑に刻まれたメッセージを読んでも変化はなし。すごろくをリコからスタートしてみても変化はなし。
 毎回、確実に死にます。どうすればいいのか、途方に暮れます。と言うか、レイシンは助けてくれないんですか? 何のためにあのタイミングで出会ったというのか……?

 後日、やはりクマを押しのけた所にある石碑が気になって、その辺を調べてみます。そしたら、とある事に気づく……。ネタバレ:キャラをリコにして石碑を読む
 あぁ、なるほど。そこで進展のヒントをもらいました。
 ところで「サイコロの日(目)」は誤字だろう、と思ってたら、よく見るとこれは「目」という字なんですね。ただフォントサイズの関係か何かで「目」が「日」に見えてしまう、と。

 さて。これで進展です。
 カイジ(マンガの)ばりのイカサマを駆使(くし)して、アキラとリコはすごろくゲームをクリアーします。その後ちょっとヒヤッとする箇所もありましたが、楽勝でした。ミツル救出成功です。
 狂気のサーカスを脱出した3人。次に待ち受けるものは何か……?

 ●CP03 キャンドルタウン

 レンコをプレイヤーが操作する事になります。「S」キーで走る事ができるとの事。やってみると……超速え!追いかけっこがありそうな予感

 左下の方でメダルを大量にゲット。しかし意外と、缶ジュースあんまり使いませんね。
 ちょっとしたピエロとのニアミスがあったり、落ちやすい通路があったり。このゲームは、細かな趣向をまだまだたくさん凝らしてあるみたいですね。ここまで、ゲームへの好感度はかなり良好です。謎の難易度も(自分にとっては)適度かな、と。

 ろうそくの火をつける(Eクマに触れる)イベントが、何度も突然起こりますね。

 そこでアキラが現れますが、何故か一人。これはワナかと思いきや、普通に合流しちゃいますね。
 そしたら本物のアキラ達と合流。本物のアキラはどっちか、という話になりますけど……ここはちょっと単純すぎましたね。意外性がなかったです。

 ●クローバーの鍵探し

 4つ葉のクローバーならぬ、「クローバーの鍵」探し。
 ろうそくの火がついていない状態でしか見つからないのかもしれない、と色んな場所で試してみるものの、見つかりません。
 行き止まりになってしまった、落ちやすい迷路も気になります。

 と思ったら、行っていない通路があり、そこでクローバーの鍵を難なくゲット。自分、クローバー探しだからと「鍵は草葉の中にある」とばかり思ってました。自分、メルヘンチックすぎた模様……。(ろうそくの火が消えている状態で、草葉のどこかが光っている、とか妄想……)


とある事情により、レンコは目隠しを
したまま、落ちやすい迷路を進まなけ
ればならなくなる。
 ●レンコ目隠しプレイイベント ←お気に入り(面白かったです)

 お次はレンコが狂ってしまうという事態に。狂ってのGAME OVERはなかなかに怖い。何で口を縫(ぬ)ってるの、とかツッコミたくもなりますが。いいホラー絵です。

 で、レンコは目隠しをしたまま、落ちやすい迷路の先に進まなければならなくなるんですが、ここはイベントとしての作りが非常に上手くて、感心しました。
 アキラでリコの側の迷路をマッピング(紙にメモ)して、リコに挑ませるワケですね。面白いです。
 行きも帰りも非常にスリリングでした。

 ダイヤの鍵を入手。ダイヤの扉をくぐります。
 と、その前にセーブしようと戻ったら、ピエロが突然現れ死亡……。こここ、これはやめて欲しかった……。ぎぃやああああッ!(スリリングな迷路、やり直し)

 お次はセーブ箇所に戻らず、ダイヤの扉を開けて、あぁここにもセーブ犬がいた良かったー、と思ったらちょっとしたイベントが発生。レイシンなんですが、怖いピエロのドット絵を使ってるので敵かと思ってしまいます。
 イベントが終わって、さぁセーブするぞと思ったら、壁を突き抜け、落下(自爆)……。ここも、おおお落ちるのかよぉおおおおッ!(迷路またやり直し)
 あの、作者さん……? ここはちょっとイジワルすぎませんか? まじで。

 そんな感じで何度も死ぬと思うので(レンコの目隠し迷路を何度もやり直し)、レンコ側の迷路はしっかりマッピングしていた方が無難です。5分もかかりませんし。
 逆に言えば、マッピングしないでここをクリアーしようとすると、やたらと難しくなってしまうんじゃないかと思います。

 なお、マッピングのやり方ですが、

 □□□
   □
 □□□
 □
 □

 こんな感じで描けばOKかと。

 ●

 それにしても、一つ一つのイベントが、ホント丁寧に作られてますね。すごろくもやたら感心しましたし(絶対クリアーできないと思ったりもしました)、この目隠し迷路も個人的には感心しまくりでした。
 この辺での評価として、ゲームの面白さは★5ですね。キャラもいい具合に立ってきています。ミツルが主人公ですけど、脇役の方が立ってますね。


何度となく死んで、敵の攻撃がどんな
ものなのか、覚えるしかありません。

なお、このバトルは序の口です。
 ●まさかのアクションバトルに突入

 何か猫の頭みたいなヤツが通路の先に現れて、「お前のおかげで散々な目にあわされたんだ、覚悟しろよ!!」とアキラ。タンカを切るのはいいんですが、勝算はあるんですか……?

 で、広い場所で何が始まるのかと思えば、何と格闘。「アサルトブレイク」とか「ツイン・レーザー」とかワケわからん攻撃であえなく死亡……。何かしらの攻略が必要なんでしょうね。
 まぁとにかく、何度か戦ってみます。と言うか、逃げ回る事しかできそうにないんですけど。

 レンコは「S」キーで走れるんで、レンコにキャラチャンジ。
 しかし、レンコは体力が20しかないので一発で即死ですね。
 「リキッド・フィールド」は光ったマスにいると足止めさせられる。「アサルトブレイク」は青いクマが4体出現。ツインレーザーは逃げ場がほとんどないくらい幅広いレーザーが襲ってきます。

 これはまずい。しかし、レーザーもレンコなら交わせます。アキラなら無理ですが。
 と思いましたが、アキラの方がよさそうですね。缶ジュースで体力が100(ダメージ4回までOK)まで回復できますし。一発即死のレンコではつらすぎる。

 敵の攻撃に耐えていればいずれは終わるかと思ってましたが、いつまで経っても終わらない。
 アイテムも反応ナシ……。わからん。このゲーム、結構いちいち詰まりますね……。(ホメたい部分も多いんですが、難易度は決して易しくはない)

 ととと! この場に隠されていた謎がやっとわかりました。ろうそくと場の4隅の光……。ネタバレ:キラでろうそくを4隅に移動
 おぉ〜……。まさにコロンブスの卵。気づけば簡単ですが、気づくまでが大変でした……。
 自力でクリアーすると気持ちいいもんですねー。この場で1時間かかりましたけど。(どんだけ勘がニブイのか……)

 ●レンコに託(たく)された究極の選択

 行き止まり。そしていきなり倒れたレンコ。そこには仲間が3人ともいたが、3人とも柵の外だ。
 そして偽(ニセ)者を拳銃で撃つよう、指示される。果たして、偽者は誰か……?

 3人とも撃ったら、まさかの悲しげなGAME OVER。あらら。本物もいたという事ですね。
 偽者だけを撃ち、出口のボタンを押せばいい、と。しかも撃つのに「名前入力」というのが引っかかります。銃口を向けて決定ボタンで済みそうなものを、わざわざ名前入力……。何かありますね。

 色々試してみて、一応正解に辿り着いたんですが、非常にドラマチック。そしてまさかの……。
 いやぁ、作者さん。よくこんな展開を思いつきましたねー。すごい。
 ここはネタバレの回答はよしておきます。自分で答えにたどりついた方が感心すると思うので。そんなにやたら難しい、というワケでもありませんし。

 ヒントとしては……ネタバレぎみ:弾は3発使う。そして生き残った者でゲーム再開になるんですが、最後の標的となるものは、脱出するために必要と思われていたアレ

 ● 

 で。ここをクリアーしたら何故か急に一枚絵が登場。絵柄がずいぶん幼い感じですけどね。この作者さん、まだまだご自分の絵柄が固まっていない模様。「会話時の顔CG」と、「メニューを開いた時の顔CG」、そして「イベント時の一枚絵のCG」、どれも別人が描いたんじゃないかと思われるほど、絵柄が違う。でも悪い事じゃなくて、まだまだ(才能が)伸びるという事です。(どんだけ上から目線……)

 元の遊園地のマップに戻る。自販機で缶ジュースを数本ゲット。メダルは一応使い切らないで残しておきます。他に何か買える時が来るかもしれませんので。(後日談:その時は来ませんでしたけどね)
 セーブ犬を探していると、「見えない壁があって通れないなっている」などという、気の抜けたメッセージに出会ったり。作者さん油断しましたね。

 ●CP04 クマの庭園


美しい森です。
 4つ目のアトラクションまで来ました。……と言うか、まだクマを使う気なんですね。そろそろ敵も一新して欲しいかな、と思ってましたけど。

 マップの黒い部分が、キャラの頭にかぶさります。ここはどうやら、森の中を上から見ている感じですね。で、キャラが木の葉に隠れる、と。
 セーブ犬を見つけ、セーブ。これで一安心。
 テキトーに辺りを探っていくと、緑のクマが襲ってきたので逃げます。このシーンでのBGMは、効果音っぽい感じですね。ゴーンゴーン……

 セーブ犬の所に戻って来る。そしたら噴水の上の方で、見落としていたものが。おとなしいクマがいて、妹を探しているという。
 アキラがそれを「探してやる」と言い出す。妹思いのアキラは、そのクマに共感したのだった。

 緑のクマが妹かなぁ?と思いつつも、兄の所に導いてやる事はできません。途中でついて来なくなるんですね。
 もう少し、辺りを探索してみます。
 そしたら緑のクマがいた上の方に、小さいクマを発見。兄の所に連れて行こうとしたら、元の場所に兄がいない……。

 とにかく、先に進んでいきます。子グマを引き連れて。
 深い森。進める所が寸断されている迷路をどんどん進んで行くと、があった。「ここを通りたければ、宝石を全て集めろ」との指示。
 その宝石はどこに? 道の途中に光るものはあるんですが、回収はできないみたいですので……。

 また詰まりそう。マップで、行っていない場所はないと思うんですけど、まだ隠し通路がどこかにあるのか……?

 緑の凶暴なクマが気になるんですけどね。
 ヤツがいる上の場所に行くと、ヤツはおとなしくなっている。でも近づくとまたすぐ凶暴化。何かこれに意味があるのかなぁ……と。←なかったです。
 まぁとにかく、柵が集めろと言う「癒しの宝石」らしきものがマップにたくさん落ちているんですけど、拾ったりする事はできません。

 何をどうすればいいのか、予想もつきません。キャラを変えつつ、どれだけ辺りを行ったり来たりしても、進展はしません……。

 ……ギブアップ(攻略を見る)しますかね。もうこのゲームをプレイして、3週間くらい経ちますので。レビューを仕上げるためにも、残念ではありますが、少し急ぎます。

 で、攻略を見たら、まだ見つけていないアイテムがあった模様。
 なお、マップは全て踏破(とうは)したと思ってましたが、見つけていない道があったようです。

 あらら。わかりました。左右ループすると思われていた所ですが、左に進むとループしないんですね。
 どうして今まで気づかなかったのか不思議なレベル……。全然違う所を、事細かに調べてました。

 一応、進展ですね。違うエリアに行ったので、調べてみます。
 布袋がいくつかありますね。まずは「アベンチュリン」ゲット。お次は、「エンジェルシリカ」。そして何故かメダルをゲット。したその先で「ネフライト」をゲット。あとは門(柵じゃなく門でしたか)に戻る事になります。

 マップが妙な感じにループしたりしてるので、ここはちょっと迷いますね。

 ●

 その先にはクマの兄がいて、妹との再会をはたす。ゲーム上では「再開」と誤字になってましたけどね。

 そこでなかなかいい展開になったんですが、4人はまたも離ればなれになってしまう事に。
 先に逃げたミツルとリコは、すぐ側にあったの中に入る。だが入り口の扉が開かなくなってしまう。
 こうなったら、城の中を探索するしかなさそうだ……。

 ●マナナンガルキャッスル

 セーブ犬がいたが、セーブしてみてもCPは4のまま。次のステージというワケではなさそう。
 まだ先は長いんですかね……? そろそろ終盤だとは思うんですけど。
 ここでメニューを開き、プレイ時間を見てみると3時間半ほど。しかし実際のプレイ時間はその2〜3倍は余裕でいっているハズ。死にまくりでコンティニューしまくりですからね。

 通路左側に部屋がいくつか並んでいます。その中で「鉄の剣」をゲット。2階のドアがその剣で開きます。
 次は「砂時計」をゲット。

 ミツルの体力が少なくなっていたので、缶ジュースで体力回復。たまに「×」が出て体力が回復しない時があるんですが、それは缶ジュースが悪くなっていて効果がなかった、などという事なんでしょうか。今さらですけどね。

 セーブしてから2階に行こうとすると、狭い場所でクマがうろついていて、すり抜けるのがキツイですね。
 2階の、ピエロが大勢うろついている広間で、「人形」をゲット。
 進む度に着実にセーブを重ねていきます。

 玉乗りがいる部屋の奥のドアは、「砂時計」で開く。そこにはさっきの子グマが。に関して、有効な情報をくれる。
 リコが妙に赤らんでますが、何かありそう。ミツルを好きになったとか、それとも風邪でもひいているとか。

 いくつかある鏡を調べていきます。するとリコが倒れる。あぁ、具合いが悪くなっていただけだった模様……。やはり勘違いなどするものではないですねぇ……。
 そこでミツルがリコを背負って進む事になります。このドット絵もなかなか良くできてますね。

 エリーゼ・マナナンガル。この城の主と廊下でバッタリ。しかし敵ではなさそうだ。
 と思いきや……通路の先で見つけたメモには……。
 謎と言うほどではなく、簡単に読めてしまいます。ん〜でもそれはそれで困りますね。

 赤と青の薬を入手。しかし使わないでおきます。
 直後。でかい絵に殺されたましたけどね。鋭いアニメ効果がいいですね。

 再開。ロードして、じゃあせっかくだからと薬を飲んでみたり。まぁ、メッセージのみでのGAME OVERでしたけどね。

 ●ワンダーモードおッ?!

 でかい絵が鏡になったりで、行く場所が増えていきます。
 「ガーネットの指輪」とやらをゲット。
 リコを背負い疲れたミツルは、リコを床に降ろす。で、一枚絵の登場。リコがしおらしくなって、何だか美少女ゲームばりのいい雰囲気に。

 と思いきや、クマに出口をふさがれる。
 ハサミを持っていたというミツル(え?)。それで攻撃しようにも、どうしようもない。だが、青の薬を誤ってこぼしてしまった時、異変が起きた……。

 「ワンダーモード」とかいうワケわからんモードの発動。ミツルが超人になってクマをめった切り! いえ、すぐ死にましたけどね……。
 と言うか、ワンダーモード短いです。
 その間に周囲のクマを全滅させなければならない、と? 4〜5体いますからねぇ。

 何度かやってクマを完殺。
 で、ミツルのワンダーモードは、「S」キーでいつでも入れるようになってしまいましたね。
 と思いきや、「X」キーメニューに新たな項目が。ワンダー35%。もしかして、使う度に消費してる……? むやみに発動させちゃ、イザという時困りそうなので控えておきます。

 そんな心配の直後、ゲーム内での説明が入りました。%は時間で復活するとの事。リコは赤の薬でバリアーを張る事ができるのだそうで。
 これから敵の攻撃が激しくなるのでしょうか。

 ●

 今さらですけど、どうしてこのシーンのBGMはファミコンみたいな音色にしちゃったのかな〜と思ったり。違和感がないワケじゃないんですけどね。ちょっと耳障りな気がするんですよ。

 そうして、確か2階にも鏡があったかなと思って行こうとしたら、入り口を塞ぐクマが2匹に増えてる! こりゃひでえ……と思いきや、ここはあ「ワンダーモード」で切り抜けるワケですか?! なるほど。行くぞ、ワンダー……ッ!
 しかし死亡。あれ? んん? 敵にダメージを与えられていない……? 2回やって早くもあきらめ。あとどこかに鏡がなかったかな〜と、他の場所をうろつき回ります。

 他の場所から、2階のピエロが大勢いる広間に行けますね。つまり正面から、2階のドアをはばんでいる2匹のクマをかいくぐる必要はない、と。

 赤と青の薬があった部屋ですね。そこのから進展。しかし、そこにはワンダーモードに突入しているミツルの影がいた……。
 ブホホホ。そんなヤツの笑い声を聞きつつ、あえなく死亡。動きも早いですからねー。

 こちらもワンダー化(勝手に命名)して戦ってみても死亡。まぁすり抜けられそうなんで、それでいきますか。

 ぐっわ。超キツイ場所に行っちゃいました。
 そこの左右の鏡は同じ場所に続いているようなんですが、その先がツライ。クマが大勢うろついている他、ワンダー化したミツルの影まで待ち受けている状況。
 しかし切り抜けるしかない。こちらもワンダー化して、その素早い動きで先へと進んでいきます。 
  
 ブホホホを何度も聞かされながら、その広い通路を乗り切る。
 その先にはありがたい事にセーブ犬が。何故か自販機もある。しかも2つも。
 と、そこでレイシンが。コイツ、まるで役に立たないんですけど……。一緒に行動するワケでもないから存在感ないし、いらないキャラなんじゃないのかと。絶体絶命のところを助けてくれるワケでもないし……。

 レイシンは言うだけ言っていなくなる。で、律儀(りちぎ)に2つの自動販売機を両方使って、缶ジュースを購入。ワナで、どちらかがハズレの缶ジュースしかない……などという妄想をしてみたり。
 ジュースは残り7本。持って歩くのも大変そう。メダルも一応残しておきます。
 ミツルの体力を回復。万全の状態でまたセーブ。この先にいるという、城主のマナナンガルに挑みましょう。

 この時、僕はまだ知らなかった。この先に待ち受けていた、悪夢を……。


難易度Normalで倒せる人、いるんで
すか?というくらい難しかったです。
 ●マナナンガルとのバトル

 マナナンガルの伝説とやらを聞いた後、戦闘。まずは軽く死亡。

 右下のライフ表示は、マナナンガルのものを示してるみたいですね。50ですか。攻撃1回ヒットにつき、ライフが1しか減らないようなんですけど……。何か自分、間違った戦い方をしてるんでしょうか?
 何度も何度も死にますが、画面4隅に(バグっぽく)クマの残像が現れるのが気になりますね。

 で。床が赤い時は攻撃できて、青の時は逃げるしかない。
 ミツルとリコで、交互に戦いに挑む感じになるんでしょうか。リコの時は防御に徹する、と。
 ……そんな感じでやってみても、やはり死にますね。なお、自分のライフを常に把握しておかないといけません。

 セーブ箇所がマナナンガルと戦う直前ではなく、ちょっと手前になっているんですが、それは作者さんの気配りなんでしょうね。
 そのおかげで、自販機を使えるワケです。缶ジュースを買えるだけ買って、戦闘に臨みましょう。

 ●マナナンガルに苦戦

 ミツルとリコ、交互に戦ってはいるんですが、なかなか敵を倒せません。でもやり方はこれで正解だと思うので、しばらくがんばってみます。
 攻撃できるのは、ミツルのターンでのみ。でもそこで攻撃をミスったり、のろのろと缶ジュースなんか飲んでる(体力回復)と、敵に全くダメージを与えられないまま、また防御のターンになっちゃったりします。

 それしても、次々と面白い事を考える作者さんです。ゲームデザインのセンスがありまくりですね。要所要所、ホントに感心させられます。
 何と言っても、ゲームプレイが楽しい。そういう基本的な事を、改めて感じさせてくれました。

 でもなかなかにキツイ。ふんばってふんばって、「いい感じだ、これならイケる!」などといったところでフイにやられたりすると……メゲますね。の体力が50もあるから、毎回長期戦になってしまう。
 しかも缶ジュースにハズレがあるのがツライ。タイミングが悪いと、そのせいで死んじゃったり。
 ちなみにリコは、ダメージを受けるとたまに動けなくなる時があるみたいで。これもツライ。(そんな時は懸命にバリアーを張れば助かるんですが)

 ……さて。戦闘を楽しんでいたのもつかの間。1時間も延々と戦い続けて負け続けていると、さすがに楽しんでもいられなくなってきました。
 4隅に湧くクマの幻影も未だによくわかりません。倒せばいいいのか、倒さなくていいのか。実はアレが本体なのかとクマの幻影を4匹とも倒してみても、別にマナナンガルは元気なままでしたし。

 ●まだ苦戦

 1時間どころか、2時間ほどやっても倒せない。
 そこそこ戦闘のパターンがわかってきて、いい戦いができるようにはなってきたのですが、マナナンガルを倒すには至りません。敵の体力50を、20くらいまでに減らすのがやっと……。
 与えるダメージが1ずつというのが、何だか間違っているような気がしてなりません。何か特別な攻略法でもあるんでしょうか。

 それからも数日に渡ってちょくちょく挑戦しているんですが……クリアーできません。

 ●ギブアップし、難易度をNormal からEasyに変更

 ヒントをもらおうかと思い、公式サイトの攻略を見てみてみましたが……新事実はなし。自力でクリアーするしかなさそう。4隅のクマについても特に書かれていませんでした。
 これは前回のロード場所からやり直してですね、マナナンガルとの対決前にあった「難易度の変更」をEasyにするしかなさそうです。難易度変更犬(勝手に命名)が死んじゃってから、セーブしたもので。

 さて。難易度をEasyに変更したら、その場で缶ジュースを3つもらえた上に、マナナンガルの体力が30しかない。
 しかも、こちらが受けるダメージも違う。Normal なら1回−20なのに、Easyでは−10。おぉ、至れり尽くせりという感じです。そこそこ楽にクリアーできました。

 とにかく、マナナンガル・キャッスルはやっとの事で(曲がりなりにも)クリアーできました。
 難易度変更を、ゲーム中に何度も変えられるのが幸いしました。もしそれができなかったら……ここでレビューをあきらめていたかもしれません。

 個人的な意見としまして、この戦闘はNomal でもキツすぎます。
 何より、ミツルの1回の攻撃で、敵のライフが1しか減らないというのがツライ。ミツルのターンで、上手くいっても3〜4くらいしか体力を削れないので、マナナンガルを倒すためには、リコとの交代を10回以上やらなくてはならない。
 ましてや、毎回ミツルの攻撃がヒットするワケでもない。1回もヒットせずに、リコのターンになったりもします。……とにかく、長期戦になりすぎるんですよ。
 たまにマナナンガルのライフが2減るとか。そういうクリティカルなものも取り入れて欲しかったかな、と。
 現状でのゲームバランスはとにかく、キツすぎです。(Easyくらいの難易度で、ちょうどいい感じでした。Normal をクリアーしろと言われても、自分は多分ムリです)

 ところで、4隅のクマは生かしておくと後半で襲ってくるんですね。だから早めに倒しておくのが正解でしたね。

 ●CP05 ラストステージ

 さて。残りのアトラクションと言うかCP(Chapter)は、あと1つ。ここは詳しく書きません。プレイしてのお楽しみ、という事で。
 ……と思いましたが、あまりにもキツイ難所があったため、ちょっと書かせていただきます。

 ここもまた迷路になっていますが、ワープしまくり。でも行き止まりが多いので、行けるルートは何回かやっている内にすぐにわかりますね。でも敵(玉乗り)との接触で一発で死ぬのでツライ。
 ここってモロにアクションゲームになってますね。タイミングを見計らって、敵を避けつつ移動。

 玉乗りとか何度も出てきている敵なんですが、その敵を効果的に使っていますね。
 さて。死にまくりで先に進めません。なかなか難しい。でも絶望的ではなく、そこそこやれそうな気がするのでゲームバランスはいいんでしょうけどね。


おそらくザセツ者が続出するであろう
問題の場所。
 玉乗りの動きは速いので、こちらも必死。狭い所をグルグル回っている中を、タイミングを見計らって切り抜ける。
 いやいや、そう上手くいきません。同じ所で何度も死んだりします。……あ、そうだ。大事な事を忘れていた! そう、リコは……!

 キャラをリコにして、あの特殊能力を使います。これで楽に進めそうです。……と思いきや、リコのアレ、瞬時に切れちゃいます(1〜2秒くらいしか持たない)。どういう事ですか……?

 で。1時間以上費やしても、最初の迷路をクリアーできず。「塔の鍵」を一度、奇跡的にゲットしたんですが……帰り道で死亡。
 挑戦はまた後日に持ち越し……。「バリアー効いてないんじゃないの?」というぐらい死にますね……。

 実際、本当にバリアー効いてないんじゃないですか……?
 効かせてくれないと、写真の場所がどうしてもクリアーできないんですけど……。1回だけ奇跡的に成功しましたが、その後は何度やってもダメ……。
 ここ、マジで凶悪すぎるんですけど……。例えば、Easyにしたらバリアーをしっかりと効かせてくれるとか、そういう配慮が欲しいです。そうじゃないと、せっかくここまで進んで来たのにこの場所がどうしてもクリアーできないから、ここでゲームをあきらめる……なんて子が出てきても不思議じゃありません。

 ●後日

 あれ? 何故だかわかりませんが、日を改めると上手くいく。数回のプレイで凶悪の難所をクリアーし、鍵を取って、迷路を脱出。

 きっと誰もが立ち止まるであろう、写真の場所。絶望的なこの場所をクリアーするコツは……一応気休めにリコにして、進むべき道の真下に来る(しかし玉乗りがフェイントを仕掛けてくるので、その1コマ下につく)。
 そして玉乗りが自分の正面にきたタイミングで、バリアーを(気休めに)張りつつ、突っ込む。……自分はコレでいけました。
 この場所。このゲームで1、2を争う難所なんじゃないか、と。

 なお、帰り道もちょっとヤバイ所があるのでご注意を。

 ●難所を抜け、ラスボスとの戦いへと

 迷路のスタート地点に戻り、難易度をNormal に直す。この先、簡単すぎても気が抜けますからね。
 あとはそこそこ楽勝。ちょっとしたイベントが続きます。

 「最後」を思わせる手前での事。
 アキラ「もう後戻りはできなくなるかもな・・・。そこの自販機で残ったメダルは全部使ったほうがいいな・・・」
 と言いますが、周囲どこにも自販機はありません。もしかして、作者さんの置き忘れ?

 さて。ラスボスもまたキツそう。
 マナナンガルもキツかったんですが、このラスボスもそうであれば、難易度をEasyにして再挑戦、という事も考えなくてはいけません。
 その辺はぬかりなく、難易度変更犬を生かしたままセーブ(結構、重要)しておいたので、ロードする度にいつでも難易度は変更できます。

 そういやレイシン。あんた今、どこで何をやってんの? ホント、いらないキャラだったんじゃないのか、と……。

 ●

 ラスボス。数回戦ってみて、Normal は無理だなとあきらめました。
 ゲームプレイに日数がかかり過ぎましたし(覚えでは3週間以上)、早々にEasyにして挑む事にします。結局マナナンガルのNormal はクリアーできませんでしたし、ここも多分無理でしょう。
 
 で。わかってはいましたが……Easyでも死にまくり。
 敵の攻撃方法を、死にながら覚えていく他はなさそう。ここもやはり、ミツルとリコが交互に攻撃と防御を繰り返していく形になりますね。

 でもマナナンガルの時とは違って、攻撃と防御のタイミングが「与えられて」いないので、自分で探っていくしかない。
 Easyは受けるダメージも10なので(Normal は20)、がんばればそこそこいけそう。敵の体力も30ですし。(与えるダメージは1ですが)

 ●難易度Easyでも歯が立たない……

 日をあけてプレイしてみましたが、キツイものはキツイ。
 敵に攻撃すらできずに死亡しまくり……。Easyでもですよ? ここのゲームバランスは決して褒(ほ)められたものではありません。
 ……と言うか自分、そんなにゲームがへたなんですか?(と誰が答えるのか)

 缶ジュースを14個ほど全部使い切ってもダメ。(ハズレがあるのがムゴすぎる)
 がんばってがんばって、敵の体力を10減らすのがやっと……。Easyでもこんだけツライのに、Normal やHell をクリアーできる人っているんですか? Hell とは言わずNormal でも、ここをクリアーする動画があったら見てみたいですね。個人的に。

 と言うかこのゲーム、RPGじゃなくって純粋なアクションゲームとして出せば良かったんじゃないのか、と。バトルの凝りようはハンパじゃないですからね。
 逆に言えば、RPGタイプなのに、激しくキツイアクションに足止めをさせられるのがツライ。先に進みたくても、進めない。倒したくても、倒せない。
 このラスボス(まだ次があるのかもしれませんが)、クリアーできる人間は、ほんと限られていると思いますよ? みんながみんなクリアーできるような難易度では、決してありません。

 ほんと、ギブアップしちゃいますかね……。いつまで経ってもレビューが仕上がらないので。もうゲームプレイだけで、2ヶ月目に突入しかけてます。

 ●ラスボスのゲームバランスに疑問

 ミツルの攻撃があたらないのがマジでつらい。
 「S」キーでワンダーモードにして、そこでさらに「S」キーで剣を出す、というのがツライんです。ワンダーモードに入ったら、体当たりのみで敵に攻撃がヒットするようにして欲しかった。(切実に)

 マナナンガルの時もそうですが、色々とキツすぎるんですよ。このバトル。
 ゲーム全体のデキは非常にいいので、ぜひみんなにオススメしたい!と張り切っても、このバトルをプレイしてしまうと……そんな気持ちにブレーキがかかってしまう。
 せっかくオススメしても、このバトル(マナナンガルも含め)をクリアーできない人が続出……となるのが目に見えるようですから。

 難易度Easyなら、ほんとに易しくして欲しかった。
 レイシンが助けに入って、たまに敵を足止めさせてくれるとか。そういう演出があっても良かったんじゃないかな、と。(今のままではレイシン、全くいらないキャラですし)
 たまにクリティカルヒットして、敵の体力が2以上減るとか。そういう喜びも欲しかったかな、と。ずーっと1しか減らないのを、30回も(Normal なら50回……)やるワケですから。疲れてしょうがない。

 いつも思うんですが、アマチュアの作るゲームは、ゲームの8割方が素晴らしいのに、どこかたったの数箇所でゲームそのものをガタガタにしてしまう……という、非常にもったいない事がある気がするんですよ。
 せっかくEasyを設けたのなら、もっと極端に簡単にして欲しかったと思います。

 ●ククククリアー……ッ!

 この一戦のみで、通算3時間くらいはかかったかと思います。
 やっとの事で、ラスボスを倒しました。Easyなのに、何この達成感……。
 最後、敵の体力が残り1ケタになった時は、かなり緊張しまくりでした。ここまで来るのが大変でしたから。

 で、迎えたエンドは……ネタバレぎみ:何だか煮えきりませんね。あの子を突き放しておしまい? ん〜?
 しかもセーブできないもんだから、ラストシーンをまた見ようとするには、またラスボスを倒さなくてはならない? そりゃあないでしょ。ここは配慮に欠けてますね。
 ラストの場で、難易度変更犬がいるのに(何でいるんですか?)どうしてセーブ犬がいないのか。ワケわかりません。

 あとレイシン。個人的にはいらなかったかな、と。心強い仲間かと思わせておいて、全く助けてくれない。そんで最後ちょっと出てきておしまい。
 だったら、途中で何度か助けてくれた方がネタバレ:より裏切られた感じが出たのではないか、と

 ホラー映画みたいなラストでしたが、色々と想像できるラストではありました。
 と言うか、ラスボスの難易度が高すぎて、そればっかりの印象が強くて、ラストシーンがかすんでしまった感じです。まぁラストシーンなんて、そんなものでいいのかもしれませんけどね。衝撃を与えるのもアリだし、流して終わりというのもアリでしょうし。
 ラスボスを倒した時の達成感は、かなりありましたけどね。

●総評

 とにかくアクションシーンの難易度がべらぼうに高い。このゲームの印象はそれに尽きます。

 バトルは面白くて緊迫感もあります。でもEasyでもキツすぎるので、もう少しどうにかして欲しかったです。
 マナナンガルも、EasyがNormal くらいの適度な難易度なんじゃないかと思います。Easyならもっと簡単でもいいのではないか、と。
 例えば、リコのターンが長すぎるんですよ、マナナンガルは。1回のリコのターンで、5回くらい攻撃を受けるんですが、ここは3回くらいでも良かったのではないかと思います。

 自分がプレイした限りでは、マナナンガルもラスボスも、どちらもキツくて投げ出しそうになってました。
 アクションが苦手でもフリーホラーRPGが好きな小学生(しかも女の子)。そんな子を思い浮かべ、もっと優しさ(易しさ)を注いで欲しかった。できる事なら、VeryEasyを……。(缶ジュースをたくさんあげても意味ないですからね。バトルそのものを見直してもらわないと)

 そういやクマのテトリスは、難易度Easyならゴリ押しできるんだそうで。
 じゃあマップ上での難点がある場所は、1つですね。ラスト前の、ワープ迷路での玉乗りトラップ。鍵の直前ですね。ここもEasyなら、ちゃんとバリアーを効かせて欲しかった。

 ●無念の☆

 エクストラ評価は★★をあげたい。全体的に本当に面白くて、イベント一つ一つのアイディアに感心しまくりでしたからね。
 でも、上に挙げたいくつかの難点があるため、評価を落とさざるをえない。これは僕自身、非常に残念でならない。
 オススメするのはいいんですが、今のままでは、「クリアーできずに投げ出してしまう人が続出」してしまうのは想像に難くない。それじゃあオススメする意味がない。

 だからエキストラ評価はという事に落ち着きました。でも本当は★★ズバ抜けて、面白かったんですよ。
 あまりにも残念なので、作者さんに修正をお願いするメールを出す事にしました(多分、自身初)。その修正が叶ったあかつきには、★評価を見直させていただく事にしようかと思っています。

 ですが、僕の意見が必ずしも正しいという事はないですし、無理に修正する必要は全くありません。でも、もっと難易度を下げてもらえたら、より多くの人に遊んでもらえて、そしてクリアーしてもらえるのではないか、と思うのです。
 追加の意見ですが、エンドがどうにもスッキリしません(あの子に関して)。ここもご一考願えれば幸いです。ハッピーにしてくれとは言いません。何だかストーリー的に弱いのです。

 ……言うだけ言ってしまいましたが、このゲーム、非常に気に入りました。
 掲示板で紹介して下さった、罪歌さん。どうもありがとうございました。
 罪歌さんは紹介の際に、エンドに注目という話をされていましたが、残念ながら個人的にはそこに感銘(かんめい)は受けませんでした。ゲームそのものに感銘を受けたという感じです。

 時間をかけて、真剣に取り組む価値のある、凄いゲームでした。作り込み度がハンパじゃなかったですね。


『恐怖の森 増殖』 ―― Kazzさん
 (ver1.03 / 2014年作品)
 (情報提供: 水彩さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:26.5M)

 ホラー度:★★★★★★(化け物(ヨシエ)に襲われる度にゾクッとする。あのキモ顔が凄い
 面白さ :★★★★ (ヨシエがキモすぎるので、ゲームをするのが苦痛なほど。本当の意味でのホラーゲーム
 難易度 :★★★★ (化け物が複数いるのがキツイ。個人的には★5なんですが、コツをつかめば数分でクリアーできる模様)

 (あらすじ: 主人公は原付バイクできままな一人旅をしていた。その日の夕暮れ。予約してあるホテルにはまだ遠く、どうしようかと悩んでいたところ、スマホで地図を確認してみると、森の中に近道を見つける。しかしその森はいわくつきの森だったのだ…)

 (一言: 3D探索アクション。フィールド内に複数いる化け物から逃れつつ、懐中電灯の電池やバイクの修理に必要なパーツをゲットし、脱出を図る。セーブはなし。化け物(特にヨシエ)が非常におぞましい。化け物に触れられると即GAME OVER。難易度は高め)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ※ 動作環境がWindows7となっていますので、それ以前のOSをお使いの方は、もしかするとゲームがプレイできないかもしれません。---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、水彩さんから情報をいただきました。ありがとうございます。

 はじめまして  投稿者:水彩  投稿日:2014年11月06日

 ホラゲ探しの参考にいつもレビューを使わさせていただいてます。感謝です。

 既に紹介されていたら恐縮なのですが、「恐怖の森(death forest?)」というフリーホラゲをおすすめしたいと思います。
 と言いながらも四苦八苦でクリアしたのですが。

 これからもレビュー楽しみにしています、では。 
 
 ……との事でした。ネットで調べてみたらなかなかの人気作であるようで、ニコニコ動画の方では映画化の話なども出てました。スゴイですね。


360度方向になめらかに動きます。
フリーゲームでは驚きの技術力。
●プレイ&レビュー

 readmeには正式のタイトル名として「DeathForest 〜森からの脱出〜【増殖】」とありますが、ゲームのタイトル画面は「恐怖の森 増殖」となっています。
 レビューにはどっちのタイトルを使うか迷ったんですが、ゲームのタイトル画面の方にしておきました。

 ●

 よくわからぬままプレイ。画面は3Dタイプですね。主人公は道路上にいます。辺りは薄暗い。
 ウインドウのサイズをいくつか変更できて、なおフルスクリーンにもできますね。何やら画面の効果(ビューティフルとか)も変更できるようですが、自分には違いがよくわかりませんでした。
 移動はキーボード操作(W(前)、A(左)、D(右)、S(後))。懐中電灯の視点移動はマウスを操作。(後日談:マウスはあまり使いませんでした)
 ジョイパッドで遊べたら、もっと良かったかも。

 スイスイ動きますね。で、すぐに死にますね。
 何度も何度もワケがわからぬまま、すぐに死にます。ミステリアスな曲がかかっている間は危険というのがわかるんですが、なかなか白い顔の化け物(ヨシエ)を振り切る事ができません。
 逃げ回っているさいちゅうに、化け物がアップで現れただけで、かなりビビリますね。派手な音を鳴らさなくてもこれだけビビルものなんだな、と初めて教えられた気がします。かなりぞわっとしますねぇ……。
 なかなかに怖い。これぞホラーゲーム、という感じです。

 導入部分も面倒な事なくすぐに始まりますし、ゲームそのものもかなりシンプル。バイクが壊れていて、4つの部品をその辺から集めなければならない。その他、懐中電灯の電池もアイテムとしてありますね。
 以前にレビューした「スレンダーマン」にプレイ感覚はかなり似てますね。


ヨシエ。
このでかいキモ顔が間近まで迫りく
るのが恐ろしい。

全く姿を見ないままワケもわからず
GAME OVERというのも多い。
 ●進まない……

 前方の奥にあるオリの迷路。化け物を上手く回避して向こう側に行けたのはいいんですが……その先道路が寸断されていて、行き止まり。
 オリから元の場所に戻る時は、脇に抜け道があるので楽ですけどね。
 オリの迷路の中に、バイクのパーツがあるのかなーと予測をつけてはいるのですが。(後日談:ハズレでした)

 思ったより難しいですね。なかなか進展しません。その辺を常にうろつき回っている化け物(ヨシエ)の速度も主人公とそう変わらないので、なかなか振り切れませんし。
 森の中でヨシエに追いかけられている時など、「振り向いてはいけない!」などという恐怖も味わう事ができたりして、なかなかに奥深いです。

 なお、ヨシエに接触された時はホント毎回ぞわっとするんですが、ぞわっとする以外にも、やはりビビル時もありますね。視点を変えた時に、いきなりすぐそこにいた時とか、机の下に足をぶつけてしまうほどビビッたという……。(後日談:後でわかったんですが、懐中電灯の灯りが切れて少し経つと、予兆なくいきなりヨシエが現れて、問答無用でGAME OVERになるんですね

 3Dゲームって、実際にその場で体験しているようなリアリティがあるのが強みですね。
 プレイヤー次第で様々な恐怖体験ができる。……これはなかなか素晴らしいです。

 バイク修理に関わる重要アイテム(4つのパーツ)はまだ1つも見つかりませんね。
 懐中電灯の替えの電池は、いくつかすぐに見つかりますね。あとは平べったい四角の物。これはreadmeファイルに載ってましたね。「忘れられた記憶」との事。タイトル画面にある「おまけ」で、化け物のファイルが増えていくんですね。12匹も化け物がいるんですか……大変そう。

 とりあえず、探る場所を変えていきます。「恐怖の森」というからには、森の中がメインなんでしょうから。森の中を探っていく事にします。


開始地点すぐそばにあった階段。
 ●見当ハズレな場所で進展

 ……プレイを重ねてもなかなか進展しないので、簡易的なマッピングをしてみようかと思います。森の中のフェンスの位置とか把握できていませんからね。
 そうしてマッピングし始めるも、なかなか上手くいきません。距離感がつかみにくいので、かなりおおざっぱになってしまいます。

 しかし、収穫もありました。森の全体像が漠然(ばくぜん)と見えてきたんですね。フェンスをたどっていくと、案外行ける範囲が狭い事がわかりました。森の中の探索はすぐに済んでしまいました。
 じゃあ、バイクのパーツは一体どこに?

 ウロウロしつつ、道路左側の切り立った崖に沿って探索してみると……何と石造りの階段を発見。上に登ってみます。
 今まで10回以上プレイしていて、全く気づきませんでした。

 建物か壁かわからないものが続き、その先には吊り橋が。化け物が出るっぽいBGMが鳴っていますが、出てはきませんね……。
 吊り橋先の小屋にて、バイクのプラグを発見。パーツをやっと1つ見つけました。

 崖から落ちても死にませんね。
 池のフチみたいな所に落下。池の向こうでヨシエが遠くからこっちを眺めています。これもまた不気味……。
 で、池を渡りきったところでフイにヨシエのドアップ! 「うおっ!」と声が出るほどビビりました……。(後日談:タイミングよく懐中電灯が切れていたのかどうか。プレイ時はそうとうビビリました)

 GAME OVERの度にホントビビリますねぇ……。全くハズしません。「あーまたかー」なんて余裕な感じは全然なし。
 恐怖度★6ですね、これは。今までのフリーホラーゲームの中でも、群を抜いて怖い。3Dの威力というものを、まざまざと見せつけられた感じ。
 (後日談:他の化け物にはそんなに恐怖を感じませんでした。ヨシエ最恐です。やはりヨシエのキャラデザがあまりにも秀逸だった、という事なんでしょう。どれだけ見ても、あのキモ顔には慣れません)

 その池がどこなのかと言えば、ゲーム開始地点からすぐ左先にあったんですね。
 その池のフチを左周りに周ると、その先に小屋がありました。ガタン。ドアが開かれ、男の子の顔が出て来て……GAME OVER。

 でもここでの化け物の回避はそう難しくはないですね。ドアが開いたらすぐ逃げる。そしてほとぼりが覚めた頃に戻って……アイテムをゲット。バイクのオイルですね。パーツの2つ目をゲット。
 このゲームにはセーブがないので、ゲットとは言え、プレイする度にゲットし直さなければならないのですが。

 さて、パーツ2か所の位置はわかりました。3つ目、4つ目を捜しに、他の場所を探索してみる事にしますか……。


迷路。ビジュアル的にもよくできてま
す。
 ●パーツ3つ目発見

 色々辺りを探索していたら、開始地点付近にあった階段の左側に、迷路みたいな場所があったんですね。
 まずはテキトウに行ってみます。そしたら運よく何らかのアイテム(丸くて平べったいもの。パーツですね)をゲット……した直後に、おまけで見たUMA(未確認生命体)が……。

 改めてよく見たら、迷路は階段のすぐ左わきでしたか。
 やり直してみたのはいいんですが、UMAから逃げた後、(ずっと足音が聞こえてくる。きっと足音がなくなるまで逃げなきゃならないんでしょう)一方通行の通路で、いきなりぬっと現れたヨシエと挟み撃ち……。
 運が悪かったのか、それとも必ずこうなってしまうのか。必ず挟み撃ちにされるのなら、クリアーは不可能ですよねぇ……。(後日談:懐中電灯が途中で切れると、いきなりヨシエが現れて即死。つまり電池がある内に、迷路を迅速(じんそく)に脱出しないといけない)

 なお、テキトウに進まずに、迷路の一方の壁に沿って歩いていけば、パーツのある場所には簡単に辿り着けるみたいですね。

 このゲームの進め方としては、まずはパーツのある場所を個別に探っていき、最後にそれらのルートを全てたどって、エンドへ向けてがんばる……という感じなんでしょうね。
 それプラス、道路上のオリを抜けて、その脇道を開けておく必要がありそうですね。きっとそこからバイクで脱出するんでしょうし。(その先の道路寸断は……どうなるのかはわかりませんけど)
 さらにはいざという時のために、懐中電灯の電池がある場所も把握(はあく)しておいた方がいいんでしょうね。

 意外と難易度の高いゲームだったようですね。
 セーブできないのが一番ツライ。(多分、セーブできてたら、それはそれで難易度が易しくなりすぎた気もしますけど)
 懐中電灯の電池も数に限りがあるでしょうし、計画的に消費していかないと(つまりウロウロしすぎていてはダメ)、後でツライ事に。(問答無用でヨシエに襲われて即死……これもツライ)

 がんばってバイクのパーツを4つゲットした後に、電池がなくなってヨシエで即死……なんていうパターンが、かなりガックリきそうですね……。
 4つのパーツを、ムダなく迅速にゲットしていかないといけない。なかなか高度な事を要求されている感じがします。

 ●パーツの4つ目はどこにあるのか……?

 このゲーム、ちびちびとプレイしつつそろそろ半月が過ぎようとしているので……そろそろレビューをまとめるべく、気合いを入れてプレイすると言うか、クリアが無理そうなら切り上げ時を探ると言うか……そろそろケリをつけないといけません。

 4つ目のアイテムがどこにあるのか見当もつかないので、ネットで攻略を見てみます。
 そしたら簡単に答えが出てきました。あんなに目立つ所をスルーしていたんですね、僕は……。ネタバレ:岩が崩れている所。実は登れるらし

 ただ、ヨシエはやっぱり厄介なようで、彼女を障害物などにハメて、動きを封じるような策を講じないとなかなかうまくいかないようですね。
 なお、何の予兆もなくいきなりヨシエに襲われた事が何度かあったんですが、それは「懐中電灯の電池切れ」が原因だったようで。電池を切れたまま長く放置していると、ヨシエにいきなり襲われて即死……なんですね。

 で、ヨシエが厄介なのはやはり、あの迷路。ヨシエに着いて来られたら、アウト。そして懐中電灯が途中で切れてもアウト。
 ここを後回しにしてしまうと……せっかくがんばったのにGAME OVER……という事を何度も食らうハメになりそうなので、個人的にはこの難しい部分を一番最初に攻略して、次に進むべきかな、と。

 ●念願の4つ目のパーツをゲット……

 ネタバレの場所に登ると、その先にはトンネルが。
 水音。で、途中で道が分かれてますが、無事にガソリンをゲット。欲張ってもう一方の道に行ったら、獣の声がして、その正体を見る事もなくGAME OVER。まぁ余計な事をしなきゃ、ここは簡単にクリアーできそうですね。

 ●4つのパーツの場所が全てわかったはいいものの……

 さて。どのアイテムから順にゲットしていくかが問題ですね。簡単な方から行くか、難しい方からいくか……。
 どれも単体ではそんなに難しくはないんですが、イマイチ化け物回避の確実な方法がわかっていない部分もあるので、ちょっと運が悪いだけで即死。こういうのをプレイする度に食らってしまうのでは、なかなか進展しません。

 ●ちょい待てぇえ!

 まず、パーツのゲットをちゃんと成功していない場所から行ってみます。
 迷路では帰りがけにヨシエとはちあわせて死亡。トンネルでも生還を果たしていません。

 トンネルは短いし一方通行で簡単なので、まずはそちらから。
 トンネルの奥で無事にガソリンをゲット。帰り際、白い人型の化け物にはちあわせてGAME OVERになったりもしたので、慎重にトンネルを戻る……。

 ……ふぅ、いない。トンネルを出て、そろそろ懐中電灯の明かりが切れそうなので、電池をゲットしていく。道の先、森の中。そして森から出ようとしたら、何と崖から白い人型の化け物がいきなり落ちてきて! GAME OVER……。
 え〜……っ? そりゃないっしょ。回避できないでしょ、それはぁ……。

 じゃあ、アイテムゲットの順序でもあるんでしょうか。ガソリンをゲットしたら、あの人型の化け物がその辺を徘徊(はいかい)するようになるのでは、困りモノ。ヨシエのように簡単に避けられる感じでもなかったですし……。

 アレですね。この人型の化け物には、「熊の執着心の恐ろしさ」というものを連想させられました。熊は一度自分の物のした物(例えば、登山者のリュックサック)を横取りされるのが非常に嫌いらしく、どこまでもどこまでも追ってくると言います。この白い人型は、まさにそれなんじゃないか、と……。(ガソリンを盗み取ると追ってくる……?)

 おまけを見ると、彼は大宮健二という名前らしいですね。でも撃退方法などは無論、載っていない……。

 ●

 ネットでは5分で攻略!とかいう動画がいくつかあるみたいですが……自分には無理そうですね。(動画を見たらゲームプレイがつまらなくなりそうなので、見る気はないのですが。見た通りに動き回ればクリアーだなんて……ねぇ)
 半月以上ちょくちょくプレイして、アイテムのありかが4つわかったのはいいんですが(1つは攻略記事を見た)、それらを全てつなげてクリアーへの道を模索するとなると、またさらに時間がかかりそう……。

 そろそろ断念しちゃいますかね。このままじゃいつまで経っても、レビュー記事が仕上がりませんし。

 難易度は高めですね。ヨシエのおっかけがホントにキツイ。振り切る、という事がほとんどできないみたいですからね。そうではなく、ヨシエを金網やらに引っかける、という手を使うみたいですが、なかなかそう上手くはいきません。
 また懐中電灯の電池が切れて長く放置していると、いきなりヨシエが現れてGAME OVER……というのもキツイ。
 それにもまして、ガソリンを取った後の大宮健二がツライ。いきなりワケもなく変な所から登場して即死……なんてな事を毎回されたのではたまらない。

 う〜ん……。クリアーは断念します。僕の腕では1ヶ月かかっても無理そうですので……。せめてセーブ機能があれば、上手くいったプレイを引き続き、何度も挑戦しよう、という気になったかもしれませんけどね。
 がんばる度にどこかで全てをダメにされ続けるのであれば、本当にキリがないので……。(病んでますね、この言葉は……

 特徴的な化け物に関しても、それら12匹(1匹は普通の人間みたいですけど)のワナに毎回引っかかっているようでは、何十回プレイしてもクリアーの道が見えてこない。
 10匹の化け物に5回ずつ死んで回避方法を習得していったとしても、50回程度のプレイが必要になるじゃないですか……。(あまりにも独自な計算方法ではありますが)
 自分はヨシエだけで相当な回数、死んでますけど。

●総評

 とにかくこのゲーム、ヨシエがキモすぎて怖いです。
 ゲームの難易度もかなり高い。(ヨシエのおっかけ。懐中電灯の電池が切れると強制的に死ぬ。化け物が理不尽な場所からいきなり現れて即死(これはやめてほしかった))

 死なずに4つのパーツを集めるのも大変なんですが、道路上のオリの脇道も開けておく必要がありそうですからね。全部を一度の失敗もなくクリアーしていくのは、本当に至難のわざなのではないか、と。ゲームをやり込んでパーツや電池の位置を把握し、ムダな動きをなくし、機械のように正確に移動しなければならない……。

 なお、自分がこのゲームで心が折れた場所は、トンネルでのパーツゲット後に森を徘徊した時、崖からいきなり大宮健二が飛び降りてきての即死。これは本当に痛かった。回避不可能でしたし。(トンネル探索後に森に入ってはいけないとか、森の崖に近づいてはいけないとか、そういうのがあるのかどうか……)
 もちろん、このゲームをクリアーした方も多くいらっしゃるでしょうし、この辺の回避もコツをつかめば簡単なんでしょうけどね。回避不可能なハズはないでしょうから。

 でも3Dのフィールド移動などはスムーズで、かなり質の高いゲームでした。逃げる恐怖というものも充分に味わわせてもらいましたし。

 水彩さん。ご紹介、どうもありがとうございました。自分はクリアーを断念しましたが、このゲームの怖さは充分に理解できました。いいホラーゲームだと思います。何度となく、本気でビビリましたし。
 それと言うのも、ヨシエあってのものなんでしょうけどね。化け物がみんな大宮健二(白い人型)みたいな感じだったら、このゲームの怖さは★が2つくらい減ったような気もします。ヨシエがいなければ、見た目も平凡すぎるものになったんじゃないでしょうか。



DVDのジャケット。
ヨシエがなかなかに怖い。
(画像はアマゾンより)
●映画「デスフォレスト 恐怖の森」

 ついでに(失礼)「デスフォレスト 恐怖の森」映画も観てみました。
 ニコニコで映画化が発表されたばかりだと思ったんですが、もうすでにDVD化までされていたんですね。驚きました。更にはもう「2」までDVD化しそうな勢い。(2015/3現在)

 ●本編前の新作映画紹介が長すぎ

 まず最初。レンタルDVDにはよくある新作映画紹介。「呪いのビデオ」関連が多いですね。もう60作も出てるんですね。
 そうしていくつか見ていたら、59、58、57とか、紹介がどんどんさかのぼっていく。観てられないとばかりにタイトルメニューに行こうとしたら、何とメニューがない。(と思ったら、何故か映画を見終えた後でならメニューに行けました。まぁつまりは「新作映画紹介は見といて欲しい」という感じですか? 早送りはしましたけどね)
 それにしても、新作映画紹介だけで20分ほどももあるとは。いくら何でも詰め込みすぎじゃないかと。誰が本編を観る前に20分も余計なものを観るんですか? たいがいは、5分から10分くらいにおさまっていると思うんですけどね。

 ●

 さて。映画本編が始まります。暗い森の中でバイクの青年が。あぁこれが主人公か、話が早いなと思いきや、これは冒頭でまず死ぬ被害者だったんですね。
 でもいい感じです。あのゲーム中のミステリアスなBGM(アレンジしてあるっぽいですが)が鳴っているだけで気分が高まります。

 さて。どこかのロッジにて男女4人が夜中に酒盛り。1人が外に出ている内に、3人が悲鳴と共に姿を消してしまう。
 この時の3人を探す女の行動がまずおかしい。ロッジの明かりが消えているので、まずは真っ先に、電気を点けようとしませんかね? それに、突然いなくなった仲間に驚いて、あわてて捜すんじゃないかと思うんですけどね。
 でもそうじゃない。この女の動きの、やたらのろい事と言ったらもう……。観客の恐怖をあおるために静かに探るのはいいんですが……これではリアリティがない。もちろん、こういう反応をしめす女性がいたとしてもおかしくはないんですけど、一般的な動きではないかな、と。

 ●主役の4人がつまらないし、行動も全く冴えない。しかし、とある人物と化け物達がそこそこ盛り上げてくれる

 警察の事情聴取。警察官に個性を持たせようとするのはいいんですが、こんなにケンカごしに話してくる警官ってアリなんですか……?
 そして帰り道のお食事処のおばさん。若者4人が客として来ているのに、迫力ある顔で黙りこくる。無愛想を通り越してただの変人。しかもちゃんと営業してるという……。僕ならここで食事しようとか思わないんですけど。
 それにしてもこの4人、仲良しに見えないです。固い。遠くまで遊びに来ていて、帰り道が長くて嫌だな〜なんて話になりますかね? しかも真剣に嫌そうですからね……。

 で。森の中で車の故障。なるほど、そう来ましたか。
 男2人の仲が険悪すぎ。こんなんなら、一緒に遊びになんか来なきゃ良かったのに、といらぬ心配すらしてしまいます。若い男女4人で泊まりがけの小旅行。ハタから見てリア充(失礼。ちなみにリア充とはリアル(現実)が充実している者の事)な奴らでも、実は内情はそうでもないんだよ、という事でしょうか。
 それにしても、見ていてつまらない4人です。もう少し個性、出せなかったんでしょうかね。ヒロインっぽいおとなしそうな女性もただおとなしいだけ、という感じですし……。(この人、ヨシエになるんですかね……?)と思いきや、名前は「サキ」ですか。残念……。

 ちなみに車のエンジンの冷却水がなくてオーバーヒート、というのは自分にも経験があるんですが、自分は1.5リットルサイズ2本に水をたんまり入れて、やっと15キロほどの自宅まで帰った経験があります。さすがにヒロイン一人であるあやかが用意しかけた500mlのペットボトルの水では、車が数分程度しか走らないんじゃないか、と。しかも劇中では大型のワゴン車ですからね……。

 あ。ここでネタバレ:冒頭の男が再度登場という展開はいいですね。ワクワクしますよ、これは。色々怖い話を聞かせてくれそうで。
 なお、男1人が逆ギレして水を捜しに行っている間、車のテールランプが点きっぱなしですか。エンジンを動かせない状態なのに? それじゃあバッテリーがあがってしまいますよねぇ……?
 いやもちろん、辺りが暗くなったら、水を捜しに行った男が車の位置を見つけるためにテープランプを点けているのはわかるんですが……。でもそんな事で余計、車が動かせない状態になってしまってもしょうがない……。

 それにしても、仲間内ではほとんどしゃべらなかったヒロインの女、サキ。ですが、(ネタバレの人)が車内で目覚めた瞬間、いきなり色々しゃべり始めるとか。何なんですかねぇ?(と誰に聞く)

 そして食堂のおばさんの話が何故か出た瞬間、場面変わってあの変な警官達がメシを食いにそこに寄る。ここは笑います。きっと何か起こるんだろうな、と。
 ……いや、期待に反して何も起きませんでしたが、警官には愛想良くするおばさん……。嫌なものを見た気がします。しかも数時間前に来た若者達の食器をテーブルに置いたまま、まだ片付けてないという。あんた何してんの、と。怖いというより、いちいちツッコミたくなります。
 でもいいキャラ……すかね。何か自分、変人を見るのが好きなんですかねぇ……。

 ●

 (ネタバレの人)もひでーなぁと。夜になった森の中。助けを呼びに行こうと、車を出て行く3人に、「その辺には化け物がいるからやめろ!」とか言わない(充分にわかっているハズなのに)。これはひどい……。
 あ。車のバッテリーがあがるのは承知済みだったみたいですね。化け物達は光がある内は襲ってこない、と。なるほど。

 化け物が出てくると盛り上がってきますが、映画の残り時間もかなり少なくなった模様で。
 それにしても白い人影の化け物。これはよくできてます。車のライトで照らしだしてよく見ても、結構気持ち悪い。メイクがそうとう上手いんでしょうね。

 で。ヨシエはやっぱり、人をパク食いですか。と言うか、動きが速すぎるので、もう少しゆっくりでも良かったかも。動きが速すぎると騙された(要はちゃんと映像を作らなかった)気がしますからね。もっとゆっくり食べて(失礼)もらえると、恐怖度も増したんじゃないかな、と。

 あれ。生きて戻ったサキは、何でまた車から飛び出しちゃうんですか? 何があっても車の中なら、外よりはだいぶ安全だと思うのに。
 例えば、サファリパークの中で車がエンコして、周囲に動物達が寄り集まってきたとしても、車を捨てて外に逃げますか? 僕なら車のドアロックをしっかりとかけて、車の中でいつまでもおとなしく待ってますけどね。
 車の外に出なきゃならなくなるのは、窓ガラスなどを壊されだしてからだと思います。僕ならそれでも、シート下にでもうずくまっていると思いますけどね。(どんだけチキンなんスか)

●映画の総評

 ラストまで60分少々。そこそこ良かったんじゃないか、と思います。映像的にもそんなに安っぽい感じもしませんでしたし。影の使い方が上手い感じでした。
 ツッコミどころが多かったんですが、自分の知っているフリーゲームが映画化された、というのはなかなかいいものです。フリーホラーゲームにプロが注目している、という事ですからね。いい作品を生み出せば、夢が広がるって感じです。

 スタッフは思った以上に人数が少ないですね。普通の映画の2分の1、3分の1くらいしかいない印象。これだけの少ない人数で、よくこれだけの映画が作れたな、と感心してしまいます。
 でも映画というより、よくできたVシネマという感じでしたね。

 結局、全体を見渡せば「純粋なパニックホラー映画」という事だったんですね。ストーリー的に難しい事もなく、若者達が森の中でワケのわからない化け物に襲われる、というだけの話。なお化け物の説明もほとんどナシ。これは「2」で描かれていくんでしょうか。
 そう言えば、あの食堂のおばさんも意味不明すぎましたね。続きでその謎が描かれるのは想像に難くありません。おばさんの死んだ娘(いそうな感じ)がヨシエなのか、それとも(ネタバレの人)の妹がヨシエなのか。その辺も期待?ですね。

 ゲームの設定を基礎にしていますが、物語はすっかりとオリジナルですね。まぁ自分としてはヨシエに襲われる話ではなく、ヨシエの誕生秘話を観たかったんですけどね。何故、でかい顔だけの化け物になってしまったのか。その辺の説明付けを観たかった。


『The Crooked Man』 ―― うりさん
 (ver表記なし / 2014年作品 / 制作ツール:WOLF RPG エディター Ver.2)
 (情報提供: 比良坂蒐さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:106.7M

 ホラー度:★★★★(行く先々で何度となく化け物に襲われる。現れるタイミングがなかなか絶妙。撃退方法も様々あり、飽きさせない)
 面白さ :★★★★★複数の舞台が用意されていて、ボリュームはかなりのもの。単なる屋敷探索モノにはならず、タイミングよくイベントが発生する)
 難易度 :★★☆☆☆謎解きの難易度はかなり低め。謎解きそのものもかなり工夫されている。ただ、化け物撃退がやや難しいところあり)
 シナリオ:★★★★★(まるで映画のようなストーリー。デヴィッドの苦難を集約するラストもなかなかに圧巻。シナリオのみならず、ゲームそのものも面白いというのは奇跡的)

 (あらすじ: デヴィッドは引っ越したアパートで様々な怪奇現象にあう。前の住居人が残したメモの住所へ向かうと、そこは廃病院だった。彼はそこにいるのか…? 探索する最中、何度も襲い来る化け物――「曲がった男」。それは一体、何なのか…?)

 (一言: 基本は屋敷探索型RPG。それ+脇役キャラとのイベントや化け物の襲撃などがあり、飽きさせない。舞台も複数に渡り、長い時間(5時間以上か)楽しめる。シナリオ展開も見事で、アマチュア色を全く感じさせない)--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

●いきさつ

 掲示板にて、比良坂蒐さん(現「蒐」さん)から紹介していただきました。どうもありがとうございます。

  残暑見舞いの代わりに…  投稿者:比良坂蒐  投稿日:2013年08月18日

  毎日暑いですが、元気でお過ごしでしょうか。比良坂蒐です。
  この暑い時にぴったりなフリーホラーゲームを幾つか紹介させていただきます。

  1「The Crooked Man」
  外国が舞台のホラーゲーム。新居に引っ越してきた主人公・デヴィッドが初日から怪奇現象に遭い、その原因を突き止めるべく前の住人の足取りを追い始めるのですが、その途中で不気味な存在「曲がった男」に何度も狙われることになるという物語。
  タイトルはマザーグースの「曲がった男の歌」から取られており、この歌は作中で重要な意味を持って登場します。
  以前別の方が紹介していた「PARANOIAC」「INSANITY」の作者さんの作品で、ストーリーは「不気味な存在に狙われるホラー」だけでなく、デヴィッドの精神的な成長を描いた人間ドラマにもなっています。
  ストーリー運びが素晴らしいゲームなので、ぜひプレイしてみてください。(以下略)

 ……との事。比良坂蒐さんは、他にもいくつか紹介してくれましたが、その中でもコレが一番怖そうかなと思い、プレイしてみる事に。
 以前レビューした「PARANOIAC」かなり酷評してしまいましたが(襲い来る化け物のキチガイじみた速度と、かくれんぼシステムの不親切さ)、果たして今回はどうなるのか……?

●プレイ&レビュー

 ゲームは作者さんのサイトからDLできるんですが、DLの際にパスワードが必要なんですね。サイト内の利用規約を読めば、すぐにわかる仕組みになっているんですけど。
 利用規約をしっかりと作成する辺り、作者さんはそうとう真面目な方なんだな、という印象を受けました。
 なお、このゲームの韓国語、スペイン語、中国語版などもあるようですね。最近はゲームが人気になれば、そういうのを作ってくれる親切な方が現れるものなんですかね。でもこのゲームの場合は、英語版が特に欲しかったかな……という気がしてしまいますけどね。

 ちなみに自分、「Crook」をはじめ、「Crock」(時計)だと勘違いしてました。ネットで「Crook」の発音も聞いてみたんですが……「ホケ」としか聞こえなかったという。まぁ本格的な読み方をしなければ、「クローク」という感じなんでしょうかね。「ザ ホケドマン」じゃ恰好もつかないでしょうし……。
 「ザ クローケドマン」。そんなトコですか?


引っ越した先のアパートの部屋。
デヴィッドは友人のポールとマリオン
に引っ越しを手伝ってもらっていた。


主人公デヴィッド
 F4キーでウインドウサイズ変更。大き目のサイズでプレイ。ESCキーでシステムメニュー。なお、タイトルは無音。

 主人公はデヴィッド。友人のポールとマリオン(女)に引っ越しの準備を手伝ってもらった。
 キャラのドットが大き目ですね。SFC(スーパーファミコン)みたいな画面です。

 2人はデヴィッドの部屋を後にするが、ポールが免許証を忘れていってしまった。すぐにその後を追うデヴィッド。しかし、2人の話し声がドア越しに聞こえてきたので足を止める。
 引っ越しの物件がボロい事について、2人は文句を言いあっている。気まずさを感じたデヴィットは出るに出られず、ポールに免許証を渡さないまま、部屋に戻る。
 するとすぐに部屋の電話が鳴りだした。
 無言電話。なおデヴィッドにも、シャーリーという恋人がいる模様。

 ちょっと家の中を調べてみたら、3部屋しかない。ここが物語の主な舞台になる事は……なさそう。狭すぎますからね。

 ●引っ越したアパートの部屋で、怪奇現象が続く

 夜中。物音が気になって起きてしまうデヴィッド。物音は、隣の部屋から聞こえてきたのかもしれない。ここは、一軒家ではないんですね。古びたアパートです。
 隣人に文句を言おうと思ったが、隣の両部屋には人は住んでいない。3部屋離れた部屋に人が住んではいたが……物音の張本人ではなさそうだ。

 翌朝。ベッドの下から妙なメモを見つけたりした後、病院へ行く。わざわざ歩いて移動するのではなく、映画のシーンのように、次の瞬間には病院の中。てっとり早くていいですね。

 病室にはがいた。息子の自分の事がわからないらしい。
 母を医師達にあずけ、デヴィットは家に帰る。

 この辺でセーブ。セーブはいつでもできるみたいですね。セーブ箇所は20個。このくらいあると安心します。

 自宅に戻る。何かを引きずる音。書斎の机のイスが動いていた。引き出しの中から「どこかの学校のチラシ」が。
 リビングに入るなり、電話が鳴る。ビビりますね。
 ポールの恋人であるマリオンからの電話。シャーリーに電話番号を教えちゃってごめん、みたいな事を言っている。シャーリーは、デヴィッドの今の彼女ではなく、元カノなのかもしれません。

 で、寝ようとするといきなりTVが点き、調べてみるとドドドッと文字が映る。SINK、と読めたようだ。
 「SINK」ってマンガがあったなぁ……と思いきや、流し(シンク)の事だったようで。流しを調べると、メモ紙が。そこには、「曲がった男」について書かれてあった。

 また寝る。しかし今度は、子供の声で目が覚める。
 デヴィッドは、「迷子かもしれない」と思い、周囲を探してみる。だが廊下に出て、すぐに引き返す。子供なんかいやしない……と。
 すると今度は、テーブルの上にあったコーヒーカップが床に落ちていて、コーヒーが床にこぼれていた。こぼれたコーヒーは、「HELP ME」と形造っていた……。

 この辺りでとうとう、周囲の異様さに気づくデヴィッド。
 1階の大家さんに、以前自分の部屋に住んでいた人の事を尋ねてみる。しかし、大した事はわからない。

 部屋に戻ると今度は、廊下に土足の跡が……。
 その足跡は、リビングの壁の大きなヒビに向かっていた。そのヒビを調べてみると、中に「真鍮(しんちゅう)の鍵」を見つけた。だが、このアパート内の鍵ではなさそうだ。


血文字の見せ方の演出も迫力満点。
どういったものかは、実際にプレイし
てみてください。
 そしてまた、夜中に物音で目が覚める。妙な機械音だ。それは書斎のクローゼットの中から聞こえてきた。
 中を調べてみると、そこにはラジオがあり、紙切れも見つける。その紙切れには、「とある住所」が書かれていた……。
 そして部屋に戻ってみると……うわあああーな出来事が。いいですよーこの演出は。ここは伏せておこうと思ったんですが、出だしで重要な部分ですから、書かせていただきます。

 ――I’m Waitin’ for You.(お前を待っている)

 そう壁に血文字で、でかでかと書かれてあったんですね。
 デヴィッドはそこで耐え切れなくなって悲鳴を上げ、部屋を飛び出してしまう。そして、友人のポールの家で寝かせてもらうのだった……。
 (ちなみに僕は英語には全く詳しくないので、Waitin’なんていう書き方がある事すら知りませんでした。)

 しかし、部屋の怪奇現象の事を言えないデヴィッド。せっかくポールに紹介してもらったアパートの部屋にケチをつけたくはない、というところでしょうか。デヴィッドは、「ちょっと旅行に出かける」とだけ告げる。
 アパートの部屋内で見つけた、紙切れに書かれていた住所。そこに前の住居者がいるのかもしれない。デヴィッドはそこに行かずにはいられなかった。
 ――お前を待っている。そう言われたからには。

 そこで「プロローグ」が終了。ここまで30分程度でした。
 作り的には「ウタホノタタリ」に似てますね。小さなマップが終了して、次のステージへと。

 ●廃ホテル

 あらー。次の舞台が廃ホテル、というのも「ウタホノタタリ」とかぶっちゃってますねー……。
 調べまくります。ドアはたくさんありますが、「鍵穴が塗りこめられている」(このゲームの特徴の一つ)との事で、開かないドアが多数あるようですね。(こういうドアはたいがい、最後まで開きません。つまりダミーの部屋)
 なお、↑から部屋に入ったのに、→から入った風になってしまっていたりするのは、やはり上手くないんじゃないか、と。(後日談:そういう箇所が、このゲームの中にやたらあるんですけどね……)

 1階東側通路にある104号室(部屋のドアに番号は書いてませんが)で見つけたメモ。その「お宝」は、2階にある「テーブルが9つある部屋」の中にあるんですね。
 「金色の鍵」を入手。
 どこに使う鍵なのか。見当もつかないので多少手間取りましたが、それが2階左奥にある「図書室」鍵だとわかる。図書室を開けると、すぐに別の鍵を入手。「109の鍵」。もう少し図書室内を調べてみます。

 109号室で「ニッパー」を入手。フロント裏の、針金のかかっていたスタッフルームを開けるんでしょうね。
 と思いきや、ここでピアノの音が流れる。あぁ、ピアノのある部屋も気になりますねぇ……。

 好奇心には勝てず、ピアノのある部屋へ。2階正面左の部屋ですね。
 「誰だ!」
 物凄いいきおいでピアノの元に走るデヴィッド。自分の行動なのに、ビビッてしまいます。
 そこでピアノを弾いていたのは、少女だった。名はシシィ。このホテルに「忘れ物」をしたらしい。それは小さな箱で、ルビーの飾りがついているとの事。シシィはそれを捜しに来ているらしい。

 なお今さらながら、このホテルはやっぱり廃ホテルらしいですね。家具類も豊富にあるし、内装もそこそこ立派なままなので、営業中かと思ったりもしましたが。

 ●スタッフルーム

 フロント裏のスタッフルームにて、「107号室の鍵」を入手。
 そしてボードには謎のメモが貼られている。「例の本の失くしてしまったページについて、各自、章を覚えておくように」。謎かけが用意されているのかもしれません。
 そしてオーナー室。そのドアにはドアノブがないが、そのオーナー室の中より、人の声がかすかに聞こえてくる。デヴィッドは「ここに誰かが監禁されている」と推測。何とかして、開けたい。

 そしたら107号室でアッサリ、「ドアノブ」を発見。オーナー室に戻り、ドアノブを取り付けて中に入る……。

 この辺、プレイしていて「おつかいをさせられているな」という感じがしてしまいます。恐怖演出もなく、ちょっと淡々としてますね。
 デヴィッドはこの廃ホテルで、自分のアパートの部屋の、前の住居人がいないかどうかを捜してるハズなんですが……全然関係ない事に右往左往させられている、という感じ。もちろんゲームなので、アッサリ目的を達成しても面白くはないんでしょうけど……。

 進展を求めて、またホテル内をうろうろ。
 戻ってきたオーナー室。ここでは展開が少なかったかな……と思いきや、ネタバレ: 床の色がちょっと違う場所を発見。進展です。
 地下室。中は真っ暗。カーソルをカチャカチャやっている内に、いくつかの反応が。
 そして人を発見。しかし……GAME OVER。

 おぉ。これは良かったです。しかもタイトルの異様な形が、何であったのかがわかる仕掛けになってますね。


良くわからない画ですが、地下室で
ライターを点けるとこうなります。
 ●再開

 何となんと。ここでライターを点ければ別展開になるんですね。うっわ。これは感激。(というか、デヴィッドの独り言の中にヒント出てました)
 GAME OVERを回避。逃走できました。

 そこでシシィの事が気になりだすデヴィット。2階の左側通路に行ってみたら、悲鳴が。
 そして部屋の中で大穴の向こうにいるシシィ。床が崩れたのだ。そしてシシィに飛び移るように言い、シシィは助かる。
 さて、次に何をすればいいのかなーとまたうろうろ。進展は、またもオーナー室。地下室の扉が開いているではないか。ヤツは逃げ出したのか!

 そこで「銅色の鍵」を入手。客室の鍵ではなさそう。客室の鍵には番号が付いてますからね。
 2階のBARの鍵でしたね。そこで、とある情報を入手。
 ちなみに、ここのドアのマップつながり方がおかしな事になっていて、ドア前で↑キーを押したままだと妙な具合になってしまいます。(こういうのは、商業作品だったら許されないレベルなんじゃないか、と)

 BARで入手した情報をどう試せばいいのか。
 オーナー室のボードに貼ってあったメモ、「The Strange Case of Dr.Jekyll and Hyde(ジキル博士とハイド氏)」。
 図書室を調べてみると、その本を発見。抜けたページが暗証番号になっている、と。

 そんなこんなで油断したところに……「曲がった男」が現れる! のろのろと動いているから逃げられるかと思いきや、やっぱり素速くなってGAME OVER……。


タイトル画の謎がここで解ける。
 再開してみましたが、図書室で本を見つけるにあたり、「BARのメモを読み」、さらに「オーナー室の掲示板のメモを読んだ」上でないと、その本は見つからないようですね。つまりそれは、「フラグ管理をしっかりしている」という事です。ちゃんとした手順を踏まないと、見つかるものも見つからない、と。こういう細かなこだわりは、凄いと思います。

 さて。曲がった男が出てくる直前でセーブ。仕切り直しです。何度でもやってやりますとも。
 ここ、3段階のCGで脅かしてきます。BGMと効果音が素晴らしく、なかなかに迫力があります。
 で、近くの部屋に飛び込むデヴィッド。だが、すぐに曲がった男に捕まり、GAME OVER……。

 次は部屋の中をぐるぐると逃げ回ってから廊下に逃げ……てもGAME OVER。
 じゃあ、部屋の奥にある大穴から飛び降りるのかと思いきや、ネタバレ: 化け物を大穴に突き落とときましたか……。
 無事に回避。一安心です。

 ●食糧庫

 「210号室の鍵」を入手。行ってみますか。
 なお、どの部屋も結構アッサリしてますね。アイテム1つ2つ見つけたらおしまい、みたいな。謎や手順などが複雑に入り組んだりしていないので、全体的にラクですね。

 ●210号室

 ちょっとしたイベント。シシィが現れたり。
 そして部屋を出ると、BAR内でイベントが。血塗りの文字を見つけ、その直後……あああ。GAME OVER……また直前でセーブして、臨みます。
 どうすりゃいいのかと思いきや、何と部屋内で回避終了できるんですね。やってくれます。

 護身用の武器が欲しいというデヴィッド。食糧庫の包丁ですかね。しかも探しにいったら、勝手にそれが落ちてくれるという親切さ。

 そこで廊下に血痕を発見。シシィの身に何かあったのか?
 血痕の先にシシィが。何だか様子がおかしい。そしたら元気をなくしているだけだったようだ。(グワーッとくる事を少しだけ想像)
 で、シシィを励ましちゃったりなんかして、ちょっといい雰囲気になっちゃったり。デヴィッドはシシィから「どこかの鍵」をもらった。
 どこかって……どこスか?

 ●

 いつ「曲がった男」が来るかわからないので、ムダにセーブファイルが増えていく。今、2時間ほどプレイしてますね。
 進展しまくりで、謎はかなり易しい。これはいいです。
 
 とある開けた場所で「シシィの箱」をゲット。シシィの元に戻ってみると……何となく予感した通り、シシィの姿はない。
 そしたら悲鳴。シシィはどこだ……!

 ピアノのある部屋。そこで曲がった男との一騎打ち。ここで何と、アクションゲームに!
 直前でセーブをうながしてくるのが親切。危機感をあおる演出にもなりますね。この先、間違ったら死ぬんだぞ、と。

 ●

 そこで、うそおおおおっ! 終わりかと思ったら、甘かったという。
 シーン1エンドですとおおっ?! まだ続く……んですね。嬉しいのか嬉しくないのか……。
 まぁ急ぎ足で次々と進めようとするから、いけないんですね。続きはまた後日、新たな気持ちでプレイする事にします。

 シーン1の廃ホテル。よくできていたと思います。謎もこの程度なら、ストレスはほとんど感じませんね。詰まる事もありませんでしたし。
 なお、ラスト付近に選択肢がありますけど、それは皆さん自身でお確かめ下さい。


床や壁が黒ずんでいて、なかなかに
リアル。



教師達の各部屋はこんな感じ。
 ●シーン2 廃校

 校舎内に、↑(こんな感じ)に入ったのに、校舎の中に入ってみると、↓(こんな感じ)の視点で始まる。これはやはり、上手くないんじゃないかな、と。

 テキトウに右の方へ行くと、「保健室の鍵」を入手。ホワイトボードに「鍵管理の順番表」が貼られてますが、後で必要になりそうな予感。何だか複雑みたいですけどね。
 通路左側奥にある保健室で「応接室の鍵」を入手。

 2階に行くと、いきなり黒い人影が。走って逃げてしまいます。追いかけます。
 2階通路右側。表札には「レフティー・ルイス」とある。生徒の部屋という事なんですかね?(後日談:教師の部屋でした)
 そこにあった工具箱。3つの工具の中から、2つしか持っていけない。

 次。となりの「イーグ・マグワイヤ」。何も発見できず。
 2階左側の通路。2部屋ほど鍵がかかっている。一番奥の「応接室」は鍵で開く。

 机の上にワイヤーアートが。「レイ・トゥウェイン作」とある。何かの謎解きに関係するんでしょう。

 3階。ここで階段は終わってます。この校舎内もそんなに広いワケではなさそうなので、1時間もかからないで攻略できそうな予感。ただ、この先にも新たな舞台があるのかもしれませんが。

 ●3階

 シンディ・ピーターソンの部屋。貴重品のボックスの暗証番号が、マイケルの誕生日だとわかる。
 ジョン・キースの部屋の中で、「ジョン・キースの部屋の鍵」が見つかる。これって何なんでしょ……? こういうのはめずらしいですね。謎がどういうものなのか、楽しみにしてます。

 レイ・トゥウエインの部屋。セキュリティボックスに関する謎解き。自分でメモ書きしながら気づいたんですが、応接室のワイヤーアートが関わってくるみたいですね。
 フランツ・ムーアの部屋。アンドリュー教授のセキュリティボックスのパスワードが、講師番号だという事がわかる。
 この個人部屋が何なのかと思いきや、彼らはこの学校の教師なんですね。

 ●謎解きをこなした先に待ち受けるもの

 一通り校内を見て回りましたが、色々とやる事が多そうですね。
 まずはワイヤーアートを今一度見てみます。2階左奥。なるほど。これはそのまま数字になっていたワケですねネタバレ: 10 101 1111 → 2515。このくらいの謎が、僕にとっては適度かなと。ややこしくもなく、難しくもなく。

 レイ・トゥウエインの部屋のセキュリティボックスより、「資料室の鍵」を入手。
 資料室は1階かな、と思い階段を下りたところで……思わぬイベントが。

 いきなり突き落とされるんですね。でも化け物とかじゃなくて、そこにいたのは、ただの人間だった。
 赤毛のその男は、この学校の卒業生であり、「D」とだけ名乗った。Dはデヴィッドに興味をなくしたのか、すぐに立ち去る。

 資料室はどこか。その途中に立ち寄った、教員室の中の掲示物によって、「教師らの持つセキュリティボックスの中に、各特別教室の鍵があるんだな」と何となくわかります。

 資料室は2階でしたか。中には本棚がたくさんあります。
 地下書庫もあるようですが、今は行けません。アメリカ法律学の父ジョージ・ワイスとやらの肖像画。ねじがゆるんでいるとの事で、たまたま持っていたねじ回しでゆるめてみると……どこかのパスワードらしき、4ケタの数字が。で、ねじ回しはもう必要なさそうな感じに。
 レフティー・ルイスの部屋に戻り、工具をバールとハンマーに入れ替えます。

 3階。フランツ・ムーアの日記によると、彼のセキュリティボックスの中にはどうやら、パソコン室の鍵がある模様。そのボックスのパスワードはおそらく、「本」にはさまっている。これは地下書庫に行ってから見つけるのかな、と推測。

 ジョン・キースの日記には、法律の父についての記述が。あぁ、この部屋のセキュリティボックスのパスワードは、さっき資料室の肖像画の裏で見つけたアレなワケですね。なるほど。この謎の作りは上手いと思います。
 で、「講義室棟の鍵」を入手。……した直後、うわあああなイベントが。

 廊下に逃げたはいいが、化け物は異様な速度で襲ってきてGAME OVER……。このキチガイ速度はほんと勘弁……。
 でも、このキチガイ速度から逃げ切るという話ではないんですね、きっと。室内で撃退できる何かがあるハズ。以前のBARもそうでしたからね。
 ……廊下に逃げてはいけない。室内で何とかできるハズ!

 ●化け物撃退の最高の仕掛けに感動……

 油断していたのでセーブしておらず、少し前から再開。
 再開して気づいたんですが、工具箱からハンマーを持ち出しているんですね。これって武器にならないんスかね。バールも使えそうな予感。

 でもそうじゃない。ここは化け物と戦闘するんじゃないんですね。じゃあ、どうすればいいのか……。何か特別なアイテムを持ってから、この部屋に来るべきだったのか?
 しかし、そうならまずい。化け物に襲われる直前でセーブしちゃったので、もう他の場所には移動できないんですね。
 あああ、攻略法を見るか……でもその前に、ここでもう少し、色々と試してみましょう。

 そして一つ一つアイテムを見て気づく。そう、ネタバレ: このジョン・キースの部屋だけ、ちょっと変な事があったんですね。……それをまさか、今使うのかッ?!

 うおおおおッ! 大成功だあッ! 化け物を撃退!!
 ……いやはや。この切り抜け方は最高ッスね。たまたま自力で謎を解けたのも大きいんですが、ここはかなり感心してしまいました。面白え……。こんな謎解き、今まで見た事がなかったような。発明に近いですね。
 なお、ここでの緊迫したBGMは、まるで映画音楽のようでした。なかなかに壮大。

 ●

 デヴィッドは化け物の事を忠告しようと、さっき校内で会ったDを捜しに行きます。
 ただ、おかしな事に気づく。今襲われた化け物は、以前の廃ホテルにいたものと同じだった。それが何故、ここにいるのか。自分は何時間もかけて、廃ホテルからこの廃校にやって来たというのに。その化け物がここにいるのは、どう考えてもおかしい。
 幻覚なのか……? いやそうじゃない。廃ホテルでは確かに、シシィは化け物に襲われたではないか……。
 じゃあ一体、あの化け物は何なのか……。

 ●講義室棟

 その辺をうろついている内に、きっとDが見つかる事でしょう。
 そんな感じで1階へ。入手したばかりの「講義室棟の鍵」を使い、講義室棟に入る。
 廊下。部屋が3つあり、階段があります。まだまだ廃校内は続くみたいですね。でもさっきの3階部分でもまだ開けてない部屋がありましたし、こりゃあ棟を行ったり来たりでややこしくなりそう。

 一番右の部屋でDを発見。Dは化け物の話をしても、信じずに出ていく。死亡フラグが立ったような……。
 そこで掲示板に貼られている新聞を発見。マイケルという男の誕生日が6月19日だとわかる。どこかのパスワードなんでしょうね。でもマイケルなんて部屋あったかな……?

 講義室棟は2階で終了。意外とすぐに調査し終えましたね。

 元の棟に戻り、3階シンディ・ピーターソンの部屋のセキュリティボックスより、「講義室の鍵」を入手。また講義室棟に行きますか……。やはり行ったり来たり。
 講義室棟もある事ですし、教員達の部屋や資料室や応接室などがある棟にも、名前が欲しいですね……。
 勝手に「事務棟」とでも名付けてしまいますか。講義室棟と分けないと、ややこしいですからね……。

 ●講義室棟 講義室

 ここでイベントが発生。いつもはGAME OVERになるのに……なりませんね。はて。
 で、身体がだるいから寝たいときました。事務棟の保健室にベッドがありましたね。
 で、キャラの動きも疲れた感じに、ほんとにのろのろになってしまいました。うわ、芸が細かい……。やってくれます。

 そして保健室で仮眠をとった後の、動きの速さときたら……。現金な男です。
 つーか、このイベントは何か意味があるんでしょうか……。そろそろ疲れただろう、というリアルさを出したかっただけスかね……。

 ちょっと詰まったかと思いきや、講義室での張り紙を見落としていました。資料室でこの本を捜せば、きっと誰かのセキュリティボックスのパスワードが……。
 よっしゃ。パスワードをゲット。

 フランツ・ムーアの部屋のセキュリティボックスより、「パソコン室の鍵」をゲット。
 このゲームの謎解き。自慢じゃないですけど、一切、攻略記事を見ないで進める事ができています。このくらいの難易度が適度ですね。自分にとっては。
 易しい難易度の謎がたくさんあるワケですけどね。小さな喜びをたくさん感じる事ができて、何だかお得感があるような。

 冷静に考えると、鍵鍵鍵鍵……と、鍵探しばっかりさせられていますが、謎解きが難しくないので、あまりストレスにならないという。

 ●事務棟 パソコン室

 ちょっと数日開けての再開。状況を思い出しつつプレイ。
 2階のパソコン室。何があるのか……?
 ズラリと並んだパソコン。部屋の隅のゴミ箱が光ってます。ゴミから得た資料。書かれてあるIDナンバーが重要なんでしょうね。これでどこかのセキュリティボックスが開く、と。アンドリュー・ロビンソン、とありますね。
 
 部屋を出ようとしたらイベントが。主人公デビッドに関わるイベントですね。何か過去にあった模様。しかもこの学校で??(後日談:違います)
 謎の男Dに親切にされ、使うのかどうなのかわからない「栄養ドリンク」をもらって、部屋を後にする。

 アンドリュー教授の部屋が3階だとわかったので行ってみます。

 ●事務棟3階 アンドリュー教授の部屋

 日誌には、Dについて書かれていた。アンドリュー教授は、出来の悪いDをお荷物と思っていたようだ。
 そのページをDが見たらショックを受けるだろう。デビッドはそのページだけ、日記から破り取る。部屋を出ると、曲がった男が廊下をうろついているのが見えた。

 Dに知らせよう。ただDは、化け物の事を何度言っても信じてくれない。しかし、何としてでも帰らせなければいけない……!
 Dを捜すデビット。どこにもいない。事務棟の地下に行ってみたところ、ドアが開いていた。
 何だか嫌な予感がする。中に入るか……?


ガスが充満した地下室で、Dが倒れ
ていた!
 ●事務棟 地下倉庫

 ここでなかなか派手なトラップイベントが。
 部屋内でDを発見。しかし、辺りがガスで充満している! 出ようとしたらドア外には化け物が! 閉じ込められたのだ!

 ここ、アイテム2つで切り抜けられるんですが……この2つネタバレ: ハンマーとバールを持っていない場合、どうなるんでしょ、ここ……?

 ●

 Dを保健室に寝かせた後、校内の調査を再開するデビット。
 もはや自分が何をしたいのか、よくわかりません。ここには、とある男を捜しに来たハズなんですが、それは無論Dではなく、捜している男の痕跡も見当たらない。
 細かい話をするようですが、「目的と行動がかけ離れている」ような感じがしてしまいます。この辺り。

 「結局デビットは今、ここで何をしてるんですか?」という問いに、「自分のアパートの部屋の、前の住居人を捜しているハズなんですが……変な事に巻き込まれてしまっています」なんて感じに答えるしかなさそう。

 講義棟の講義室にいたD。
 あれ。ここでBADEND2をゲットしました。ホラー的になかなかいい感じの終わり方でした。
 もしかすると次の舞台はなく、この廃校でゲームは終わりを迎えてしまうのかな……とそんな気にもさせられました。(後日談:甘かったです)

 ●

 で。選択を変えてみると、なかなかいい感じにDを説得する事ができました。この辺、読んでてなかなか胸にきました。個人的に共感できる部分も多かったという……。

 さて。化け物の登場。ここで終わりにしてやるとばかりに意気込むデビット。セーブをうながしてきたりして、場も盛り上がります。
 しかし……瞬殺(されました)。ここは多少、アクション形式になっているようですね。
 何度かやっていて、これ絶対にムリだろと思ったら、机ごしに簡単にヒットできたりして、アッサリ撃退。

 そしてDと別れ、やはりあった次の舞台、シーン3へと……。
 いやしかしですね、この廃校の探索が、最後Dに渡されたメモ紙1枚をゲットするためにだけあったなんて、考えたくもない……。
 しかも追加のように渡されるんですからねぇ……。しかも、「この住所に行ってみようか」なんていうあいまいな動機づけというのも、もう少しどうにかならなかったのか……と。

 ゲーム的には文句ないんですけどね。謎解きもそこそこの難易度でいい感じでしたし。
 もう少し、上手くだましてほしかったかな、と思いました。「デビットは何故そこに行くのか」という部分を。

 ●シーン3 後悔の場所――廃病院

 出だしにケータイのバイブ機能の音が鳴るのですが、音がリアルすぎてビビリます。

 で。舞台はまたもや廃墟。今度は病院のようですね。
 セーブファイルも細かくやり過ぎたので、20個全部使い切ってしまいました。ゲームファイルをそのままコピーして、セーブ箇所を増やす事にします。
 なお自分のゲームプレイ時間は、この辺りで4時間になりました。

 で。病院の中に↑(こう入ったのに)、またもや↓(こう入った)感じになってるのがどうにも解せない……。

 院内1階。狭いので調査はすぐに終わりそう。左側の部屋に入ると、たくさんの机とロッカーなどが。
 部屋内右上にキーボックスがあり、バズルで開くようになっている、と。テキトーにクリックしていたらロック解除できてしまい、「エレベータートランクの鍵」をゲット。
 しかしエレベータートランクとは何なのか……。

 ●2階

 たくさん部屋がありますが、外側の壁沿いの部屋はほとんど開かない。調査しなくていいのなら、ラクでいいんですけど。
 そんな中、2階中央にある食堂で、空き缶の中から「小さな針金」を入手。1階左側の部屋内の、開きそうなロッカーにでも使うんですかね。
 それで正解。ロッカーの中より、「ナンバーロックのメモ」をゲット。

 ●3階

 2階とほぼ似た作りになってますね。
 途中で猫の鳴き声がしたかと思いきや、その近くの部屋で猫が死んでいた。腹から仔猫を引きずり出されていた。
 で、その腹の中から「血まみれの鍵」を入手。なかなかエグイですね。

 3階中央にあるのは「デイルーム」。何かあるかと思いきや、日記に人生論が書かれてあるだけでしたね。ゲームでの進展はないんですが、なかなかいい言葉が書かれてますね。
 人が生きる上で、誰かのためになる事を一つでもやれたのならば、その人生はムダではなかったという話。
 「生きる意味の問い」への、一つの答えですね。

 ●4階

 エレベータートランクの中より「AED」を入手。これって、緊急蘇生装置ですよねぇ……。何に使うんでしょ?
 とアイテムを調べていたら、AEDから「バッテリー」だけを取り外して別アイテムになりました。なるほど。誰かの命を救うイベントがあるワケではなかった、と。

 ●

 うろつき回って、3階に。何だか声が聞こえます。デイルームに入ると、子供がいた。
 母親とはぐれたという事だ。名前はフラフィー。会話中にちょっとした誤表記(名前のところ)があったりしましたが…まぁ見なかった事にします。

 ウロウロとしながら1階に戻ってみると、ふいに「ナンバーロックにバッテリーをはめこんだ」との記述が。中央の下ですけどね。
 で4ケタの番号を問われるが、わからない。しかし、アイテムの中にすでに「ナンバーロックのメモ」があった。そのナンバーを入力。

 ●外来棟

 そうして新たな棟へ。さっきの棟はさほど時間もかからずに調査し終えたので、さほどストレスにはならないですね。
 謎解きなどの難易度が高い場合、広大なマップは向きませんね……。マップが広大であればあるほど、難易度を低めにしないとプレイヤーが疲れてしまいます。……まぁ何日もかけてちょこちょことプレイする分には、難易度が高くても、さほどストレスは感じないのかもしれませんが。

 さて。調査開始です。
 院長室でちょっとしたパズル?らしきものを発見。ピースが6つ、必要になる模様。

 ●外来棟2階

 小児科にて、さっきの迷子、フラフィーがいる。そこでフラフィーが同行する事になる。ドラクエみたいに縦に並んでの探索に。
 なかなかいい感じです。何かを調べるといちいち、フラフィーが余計な事を言ってくるんですけど。フラフィーの歩き方はかわいいですね。

 右下の方に、どうやら調べてもムダな医療室が3つありますね……何のためにこんなものを用意したのか、謎。(後日談:後で使います)

 ●外来棟3階と4階

 特に進展はなし。「Fのピース」と「ちいさな鍵」を見つけはしましたけど。
 4階はそれ以上に進展なし……。ピースは全然見つからず。

 ●外来棟を1から調べ直す

 調査の抜けもあるでしょうし、何かしらの進展を得ようと、またこの棟を1から調べ直します。
 で、地下に行くと、イベントが。フラフィーが急に歌を歌い出すんですね。「曲がった男の歌」を。
 1階で「薬品保管庫の鍵」を入手。そこはどこかと思いきや、地下。そこで日誌を発見。

 3階でイベントが発生。女子トイレが開き(先ほどの調査時には開かなかったハズ)、「Aのピース」を発見した後、フラフィーが男子トイレに閉じ込められてしまいます。
 どこかにハンマーがありましたね。それを探しにいきます。

 で、1階のスタッフルームでそれを見つけたんですが……反応せず。使うアイテムはこれではない模様。
 ……と思ったら、やはりこのハンマーで良かった模様。男子トイレの隣の、女子トイレの壁の亀裂を調べ直してからでないと、反応しなかったんですね。

 でもまぁ細かい事を言えば、女子トイレと男子トイレが隣り合っている、という感じじゃないんですけどね、このマップ……。(廊下では隣あってますが、女子トイレに入ると視点が変化して、横向きになる)

 そういや今さらながら、このゲーム、あんまりBGMがないんですよねぇ……。あっても良かったと思いますよ。多分それだけで、より「ゲームらしく」なったと思いますから……。
 BGMが気にならなかったのは、サクサク進むから、なんでしょうか。あんまりアチコチ悩む事のないゲームですからね……。

 ●

 フラフィーを無事に救出。探索を再開します。
 でもこの棟での進展は他にはなさそう。元の棟に戻ります。

 で、元の棟を軽く見て回りましたが……進展はなし。いやいや、4階にて「カウンセリングルーム」を見つけ、新たに入ります。ここの鍵は、いつの間にかゲットしてましたね。
 ちょっと難しめの日誌を読んだ後、「精神科の鍵」を入手。
 この日誌、デビット本人にも通じるところがある様子。デビットの母親も病院にいて、痴呆ぎみの状態でしたからね……。

 ●外来棟4階 精神科

 元の棟と外来棟を行ったり来たり。ちょっと面倒ですね。

 外来棟4階の精神科。部屋に入った瞬間、「うっわ……」。何かぶら下がってます……。と思ったら、すぐに消えちゃいました。
 掲示板には謎のメモが。机の上の日誌も読んでみます……。
 あっ、と。謎のメモが何だかわかりました。気になっていたアレですね。ムダな作りではなかった、と。

 そこにきっと、ピースが隠されているんでしょう。……と思ったら数字でした。あぁ、どこかに暗号がありましたね。

 ●3階 非常階段

 非常階段に入ったはいいものの、最上階のドアは、ドアノブが太目の針金で固定されていて、開かない。何かいい策はないのか……?
 (ネタバレ: 地下の「薬品保管庫」より、「ヨウ化水素」を発見。日誌を読んで、この液体の溶解の威力を知っている必要がある

 屋上で「Mのピース」を発見。ピースはまだ3つしか見つけていません。

 ●

 さて、後はどこ探せばいいのかなーと思っていると、非常階段から3階へ来たところで、ぴちゃぴちゃという音が聞こえてくる。誰か食われている……ッ?!
 このゲーム。そろそろ詰まるかな〜と思いきや、タイミングよく次が準備されていたりして、テンポよく進みますね。次の進展を探して、ウロウロ……という事がほとんどない。素晴らしいです。

 曲がった男は、産婦人科で胎児(たいじ)の模型を食していた。ギャーッ! ……あぁ、模型だからいいのか。いや、それはそれで気色悪いです。

 デヴィッドは体当たりされ、壁に激突。頭を打って、意識もうろう。
 曲がった男はフラフィーに襲いかかる。逃げるフラフィー。どこだ?! どこに行った?!

 4階の廊下にいて、今まさに曲がった男に襲われている。制限時間アリのイベント。さぁ、どうすればいい……?
 ネタバレ: 消火器でクリアー。曲がった男を撃退。
 しかし謎が残る。どうして、今まで自分だけを襲っていた化け物が、フラフィーを襲ったりしたのか。しかも自分に見向きもしないで、フラフィーを追いかけた辺りは何とも謎が残る……。(後日談:この謎に、ハッキリとした答えがあるのかないのか、よくわかりません

 もういいかげん、フラフィーを一緒に連れてはいけない。フラフィーが待っているママは、いつまで経っても迎えに来ない。(どう見ても、この廃墟に捨てられたとしか思えない……)
 もうしばらくしたら、保安官にあずけに行こう。そうしてデヴィッドは探索を続ける。フラフィーも「ここでママを待ってる」と、言う事をきいてくれません。

 ●

 「血まみれの鍵」が気になるんですが……開ける場所がわかりません。
 男子トイレの水道で血を洗い流すのかな、と思いきや反応はなし……。

 アイテムの中の「ヒントの紙」。今さらながら、これはピースのある場所をさしているんですね。
 自分が持っていないのは、あと3つ。行く場所を推理します……。「お花は素敵」「お昼はどこで食べる?」「看護婦さんが知ってるよ」。これが残ってました。

 院長室のネタバレ: 花瓶にて「Yのピース」を発見。次は看護婦さんのいる場所……スタッフルームかと思いきや、違う模様。

 元の棟に戻って、名前のついていない部屋内を捜してみると、「ナースコールのランプ」がある。ここがナース部屋ですか。
 ネタバレ: ダンボールの中に……ありました、ピースが。あと1つ……!

 その棟の2階。食堂。ありました、最後のピースが。これで6つ、ピースがそろいました。外来棟の院長室に戻ります。


ガンアクションになっちゃいますが、
さほど難しい事はないです。

化け物撃退一つ一つに、色々な工夫
がされていて楽しいです。
 ●6つのピース

 院長室のパズル。6つのピースをはめ、出てきたのは、「金庫の鍵」。金庫の中にあったものは……ボルバー(拳銃)とその弾だった。まさかコイツを使ってのアクションでもあるというのか……。弾数が5つ装填(そうてん)されているみたいだし……充分にありえますね。

 で、どこに行くのかな〜なんて考えているヒマもなく、廊下に出た途端、曲がった男が!
 フラフィーはパニックになり、逃げてしまいます。追う化け物。それをさらに追うデビッド。

 どこに行った……と思いきや、何と屋上まで逃げていたフラフィー。あぁ、ここでセーブをうながしてきての……アクションに突入、かッ!
 そろそろ終わりなんですかねー。でもそこそこ謎が残っているし(血まみれの鍵、化け物がフラフィーを追う理由)……どうなる事やら。

 ん……? めずらしく一発でクリアー。弾はマガジンの入れ替えなどする事もなく、5発以上撃った気がしますが……まぁどうでもいいですか。
 化け物を屋上から突き落として、めでたしめでたし……って、そうもいかないんだろーなと。アイツはこれぐらいじゃあ、死なないでしょうからねぇ。
 ホント、どうすんのか、と。

 そしてフラフィーとはちょっと残念な別れ方をした後、デビッド自身のイベントが。
 これは現代の日本にも通じる話ですね。痴呆(ちほう)老人の介護。難しい問題です。

 ●シーン4

 まだ続くようで。
 今度はデヴィッドを心配する友人、ポールとマリオンの視点からですね。
 やっと電話がつながったが、デヴィッドは何だか様子がおかしい。デヴィッドはどうやら遠くの廃病院にいるらしい。ポールとマリオンは、1日かけて駆けつける。いい友人です。

 ポールをそのまま操作して、探索。あぁ、そろそろ最後の舞台となるんですかね。
 とまぁ、すぐに終わりましたけどね。
 ……でもまだ続くとは思いませんでした。ポールとデヴィッドの会話で締めくくりになるのかなー、と思ったんですけどね。

 ●シーン5

 ここは詳しく書きません。
 GOOD ENDに辿り着きました。なかなか長かったですね。総プレイ時間は7時間ほどでした。

 母親とのあのシーンはほんとにドラマチック。まるで映画を観ているようでした。
 2周目もあるようですが、プレイする人は根性ありますね、としか言えません。2周目を作るのが流行りになってるんですかねぇ……。行ったり来たり、探索やらで面倒なRPGで、また何時間も同じ事をさせようという考えが、自分には理解できないんですけどね……。
 2周目を用意するんだったら、謎解き部分は一切排除して、イベントのみをつなげるとか。そういう配慮が必要になってくるんじゃないか、と。
 まぁおまけ、という感じなんでしょうから、おまけにケチつけてもしょうがないんですけど……。ただ、2周目のラストでなければ真相はわからない、などというものであれば、「勘弁だ」と言わざるを得ません。

●総評

 一言で言えば、「シナリオが凄すぎる」。曲がった男を題材にして、シロウトがここまで書けるものなのか?と。不思議にすらなりました。

 ●ゲームとしてみれば素晴らしい。しかし…

 ただ、主人公が行動を起こすための原動力となるものが、どうにもイマイチなんですよね、全体的に。
 冒頭の、壁の血文字。あれがデヴィッドが行動を起こす、強い動機になっている事は確かなのですが……その後が弱いんですよ。
 シーンクリアー時に(脇役から)住所のメモを渡され、「じゃあ、次はそこへ行ってみよう」……という感じですからね。次へ次へと進む時、もう少し強い動機で主人公を引っ張って欲しかった。ぜいたくを言えば、ですけどね。

 あと、廃墟内を探る動機も欲しかった。今のままじゃ、「状況に流されたおつかいをさせられているだけ」という感じですからね。
 主人公は必死になって、その場で何かを探す。または、行動一つ一つについて(おおまかな流れであっても)、それが主人公にとってどう必要であるのかを明確にしてもらえたら……完璧だったかな、と。
 そういった大きな2つの理由で、エキストラ的な評価のは、1つ(★2が大絶賛)。かなり気になる部分でしたので。

 キビシすぎる意見だとは思いますが、屋敷を探索してトラップ回避を楽しんだりするゲーム(「魔女の家」など)とはまた違った趣旨のゲームなので、リアルさに凝るのであれば、そういう理由づけが必要になって来るのではないか、と思った次第です。
 (簡単に言えば、ゲームプレイ中に、「何で今、こんなアイテムや鍵探しをしてるんだっけ?」と我に返る事がしばしばあったので。その疑問を全く感じさせないような作りであったのなら、この作品はもっと良くなったのではないか、と

 ●

 行く先々で出会う脇役が一体、何だったのか。その答えをハッキリとは書いていませんので、想像できる余地が残されていて、いいんじゃないかな、と。魅力あふれるシナリオでした。ラストはほんと、ドラマチックでした。

 なお個人的に、曲がった男の正体は、最後に見せられるアレではなく、ネタバレ: 拳銃で自分の頭を撃ち抜いた後の姿の方がしっくりくるかな、と思いました。
 でもそんな死に方も、デビッドはかいま見せてくれている。だから「曲がった男の姿については、決して一つではない」。これに関しては、作者さんの方が抜け目ないようですね。
 ネタバレ: 最後に見せられるアレだと、首が横ではなく正面にカックンすると思いますので……「答え」としてはどうにもしっくりこない

 ●

 このゲーム、ゲームバランスはかなり良好だったと思います。こんな僕でも、攻略を1つも見ずにクリアーできましたからね。達成感、満足感はなかなかのものでした。
 劇中にBGMが少なかったのは残念でしたが、あまり気にならない感じではありました。サクサク進むと、気にならないものなんですかね。

 以前レビューした、この作者さんの作品「PARANOIAC」。あれも化け物のキチガイじみた速度と、かくれんぼのムゴイ意地悪さがなければ、そこそこいいゲームだったんですが……今回は文句なく、素晴らしいゲームだったと思います。

 肝心のホラー度もなかなかに良好でした。まぁ、曲がった男のキャラのドット絵が、かわいい感じになってしまっているのは……仕方ないんですけどね。2頭身ですからねー。
 でも襲われるシーンを何度も何度も用意してくれていて、その演出もなかなかのものでした。全体的に、非常に面白怖がれたと思います。

 ただラストのガンシューティングは……ちょっと難しいかな、と。クリアーできない子とかいても、不思議じゃないかな、と。
 10回死亡したら、化け物の速度を少しゆるめるとか。そういう配慮があってもいいかもしれませんね。

 このゲームを紹介してくれた蒐さん。どうもありがとうございました。
 非常に優秀なゲームだったと思います。このゲームの丁寧な作りと、謎解きの適度さ、そして複数の舞台に渡るボリュームに、感服致しました。


『クロエのレクイエム』 ―― ブリキの時計さん
 (ver1.15 / 2014年作品 / 制作ツール:RPGツクールVX)
 (情報提供: トーリ・スガリーさん他)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:86.0M) ※DLサイト「ふりーむ!」

 ホラー度:★★★★(異常者の父親を持った少女の不幸な物語。惨劇の起きた屋敷に足を踏み入れてしまった少年、ミシェル。血に染まる数々のGAME OVER。悲鳴などのSEも豊富)
 面白さ :★★★★★(普通の屋敷探索型ゲームかと思いきや、後半の回想演出の見事さが圧巻。美しいクラッシック曲に乗せて、悲惨な物語が描かれる)
 難易度 :★★★★次に何をすればいいのか想像もつかない事が多々で、いちいち詰まる。ヒントもほとんどなし。このゲームの特徴である、「アイテムを装備しないと反応しない」という謎解きが、難易度を高めている)
 演出度 :★★★★★(屋敷内にある数々の楽譜を見つけ、それを演奏している間に回想が流れる…という演出が素晴らしい。他、ゲーム後半の盛り上がりが凄い)


 (あらすじ: ある晩、家を飛び出した少年、ミシェル。馬車に乗せられ、行きついた所は見知らぬ屋敷。そこにはクロエという少女が一人、いるだけだった。ピアノを弾くその少女に頼まれるままに、ミシェルは屋敷内で楽譜を探していく。そして次第に、この屋敷のあちこちが、血に染まっている事に気づくのだった…)

 (一言: 屋敷探索型RPG。数々の謎解き、鍵集め。進展のヒントはかなり少なめ。ゲームの基本をしっかり押さえ、なおプラスαとしての回想演出が見事。ホラー度もそこそこ高い)


 作者サイト●「クロエのレクイエム」公式サイト

●いきさつ

 掲示板にて何度か名前があがっていた、「クロエのレクイエム」。
 掲示板をさかのぼって調べてみたところ、トーリ・スガリーさんが最初の情報提供者かな、と。

 (無題)  投稿者:トーリ・スガリー  投稿日:2013年11月22日

 ハジメマシテ、こんばんは。
 いつもフリーゲームのレビューを参考にさせていただいております。
 昔に比べて最近は新しいゲームがなかなか出てこないので、本当に助かります。

 「クロエのレクイエム」というゲームはプレイされましたでしょうか。
 音楽と呪いがテーマになっているホラーゲームで、理不尽な仕掛けもあまりないのでサクサクプレイできると思います。
 ストーリー・演出ともに個人的に久々のヒットだったので、もしよろしければプレイしてみてください。

 それでは、マタ。 

 ……との事でした。どうもありがとうございました。このゲームを推(お)してくれた他の方も、どうもでした。
 レビューしたいゲームも溜まっている事ですし、あれこれ悩まずにこのゲームをプレイする事に。

●プレイ&レビュー

 yahoo!で検索してみたところ、出てきたのはまず、いかにもな少女チックなCG。大丈夫かいな……本当に怖くなるんだろうか?といきなり不安に。
 公式サイトもすぐに見つかり、早速DL。verは1.15ですね。

 「クロエのレクイエム」、中国語版、韓国語版、ポルトガル語版なんてものもあるんですねー。すごい。書籍化やグッズもあったり。なかなかの人気ぶりがうかがえます。

 ●

 ドン、と出た所が木々に囲まれた路地の上。家の前でしょうか。辺りは暗く、外灯も消えています。
 ドットはかなり細かいですね。キレイです。カエルの声がエンドレスに流れます。

 キーボードに加え、ジョイパッドでも操作できますね。まぁRPGツクール作品はその辺、抜け目ないようですので、システム面での難はなさそうすね。ESCキーで、アイテムやら装備やらのメニュー。F1キーで、システム面でのメニューが開かれますね。
 ただ、ウインドウとフルスクリーンの切り替えが、いつでも行えないのが難点。(「RPGツクールVX」以前は、キー操作一つで切り替え可能だった。)個人的に、ここだけは不満。

 路地を進んでいくと、ネコの声が。そして馬のいななき。御者(ぎょしゃ)に声をかけられます。こんな時間にどうしたんだい?と。
 主人公の名前はミシェル。金は倍払うから、できるだけ遠くに行ってほしい、と御者に頼みます。
 そして馬車に乗り(残念ながらCGはなし)、ミシェルはどこぞと知れぬ遠くへと……。

 連れてこられた場所は、立派な石造りの屋敷の前だった。
 ミシェルの立ち絵が出ます。金持ちの御曹司(おんぞうし)といった感じの風貌(ふうぼう)ですね。金髪です。

 美しいピアノ曲が流れます。
 画面左上には5つのハートが表示されています。これはライフなんでしょうね。

 それはともかく、馬車の御者は何を思って、ミシェルをこんな所に連れてきたんでしょうか……?
 家を飛び出した子供を、他人の家に送り届ける。それは善意からの行動だったのか、はたまた何か裏があるのか……。




ミシェル原寸大
 ●屋敷内一階フロア

 屋敷の中に入ると、床にメモが落ちています。これはチュートリアル(説明文)との事。これによれば、画面左上のハートは「精神値」との事でした。回復するには、ある人物と会話すればいい、と。

 「燭台(しょくだい)」を入手。メニューを開き、右手に持ちます。変化はなし。他に、火が必要なんでしょうね。
 部屋内をくまなく調べていきます。テーブルの上に日記があり、セーブできますね。20箇所もセーブできるので、安心。
 あとは、動かせるイスがありました。壁掛け時計の前に持っていっても変化はなし。どうやら右上の方にある絵にだけ反応するみたいですね。でも進展はなし。
 この部屋にあるドアは4つ。どれも鍵がかかっています。

 さて。早速、詰まりました。どうすれば進展するのやら……。
 絵に花を捧げるのかなと思い、外へ出てみる。でも花壇にある花は取れませんね。
 そしたら玄関付近にある火を、燭台に移す事ができました。
 屋敷内に戻ってみると、辺りは赤々と温かい感じになりました。でこの燭台で、フロア正面奥にある階段のクモの巣を焼き払えるんですね。進路はまず2階から、ですか。意表を突かれました。


クロエは語尾に「の」をつけるクセが
あるらしい

愛らしく、時にわざとらしい。
 ●2階

 ピアノの音が流れてきます。
 ピアノを弾いているのは、クロエという少女だった。
 クロエの立ち絵が出てきますが、クロエ、目の下にくまができてますね。

 で。クロエが言うには、「この館は呪われている」との事。出たくても出られないらしい。そしてミシェルもまたそんな感じになっているらしい。
 馬車の御者。とんでもない所に連れてきてくれたもんですね。ヤツは悪人だった模様。

 ここで細かいツッコミですが、クロエと会話している時は、ピアノ曲が止まっていた方が良かったかな、と。そうすれば、この曲はクロエが弾いていたんだなーという風に見えていたハズなので。

 で。クロエからお願いされます。「この館の呪いを解いて欲しい」と。
 選択肢が出ます。「うん」「嫌だ」。
 まずは「嫌だ」と答えてみます。何でもかんでも、安請け合いするものじゃありませんからね。

 そしたらクロエ「……そう」と軽く流してきます。そしてまた同じ質問をしてきます。クロエ、なかなか根性がすわっています。で、キーを押している内に思わず「うん」と承諾(しょうだく)してしまったミシェル。

 これじゃあいかんと思い、セーブ箇所からやり直し、何度も何度も「嫌だ」と拒絶してみたものの、クロエはその度に「そう」と軽く流し、またしつこく「呪いを解いて」とお願いしてきます。
 このままでは進展はなさそうなので、根負け。ミシェルはこの館の呪いを解く約束をさせられたのでした……。

 しつこく拒絶したらBADEND……とかして欲しかったかな、と。だって、どうしてこの屋敷の呪いを赤の他人のミシェルが解かなきゃならないのか、理由がないですからねぇ。ただの親切心からの行動ですか?
 (ネタバレ: これでは後半に明かされるミシェル自身の秘密とつながらない気がするんですよ。あのひどい状況から、他人のために何かしてやろうと思いますかね?

 なお個人的に、「出だしはかなり普通すぎる」という印象でした。呪われた館の呪いを解いてほしい。そんな話はどこにでもありますからね。
 でもこのゲームはどうやら名作らしい。どこでどう化けてくれるのか、しっかりと見ていく事にします。

 展開としてはそこそこ早い方だと思います。この辺までプレイ時間、20分程度ですね。

 ●一階西客室

 壁にかけられた鏡を見ると、そこには悪魔が。BADENDかと思いきや、軽い脅かしだったようで。
 本棚より「はけ」を入手。アイテムのある場所が全部、このように光っているのなら、親切でいいですね。(後日談: そうじゃない場所もそこそこありました)
 ひび割れた壁の穴より、「一階東客室の鍵」を入手。

 ●一階東客室

 部屋に入ってすぐ、「ハサミ」を入手。
 女のすすり泣きが聞こえてきます。泣いているのはどうやら飾られている人形であるらしい。
 人形は「目が欲しい」という。じゃああげますと、ミシェルはおもむろに自分の目玉を抜き取り、人形に差し出す……ワケないんですけど、でもゲームですから。気軽に試してみます。
 「み〜つけた」。「うわああああ〜……」。何を見ーつけたのかはわかりませんが、あぁGAME OVERでしょうか……と思いきや、何と続く。

 クロエの元にいるミシェル。目は何故かありますね。そして何を思ったか、ミシェルはクロエの目を取ろうとします。取ってみます。するとクロエは痛がりもせず、目を抜き取られたまま、キョトンとしています。そこでミシェルは狂笑。GAME OVER……。
 ちょっとひねられていますが、意味不明すぎ。

 ●目玉を欲しがる人形とあれこれ

 一階東客室。人形に目を「あげない」選択をすると、人形はすぐに泣き止みます。案外物分りのいい人形だった模様。
 でも進展しなさそう。目をあげるのが正解? まぁどこかにアイテムの「目玉」があるのかもしれませんけど。
 また自分の目玉をあげて、クロエの元に。ここでクロエに話しかけずに、人形の元に戻ってみます。すると人形はまた目を欲しがるではありませんか。じゃあ、とばかりにまた目を差し出すミシェル。そしてクロエの元に戻ると、今度は問答無用でクロエを惨殺……。

 う〜ん。ワケがわからなさすぎて、ホラーというより、「ただの悪意」という感じにしか見えないんですけどね。
 (もちろん、精神値が0になったから、ミシェルは狂って凶行に及んだワケなんでしょうけど。でもどうにも狂いの過程がないというか、おかしくなるのがいきなり過ぎるんですよね……)。例えば、狂ってしまう前に、「自制する」演出があったりすれば、どうだったかな、と。

 ●

 人形の目。ネタバレ:一階西客室の人形から目を取って、東客室の人形に与えるのが正解なんですね。
 西客室の人形の目を取った後の、恐怖演出はいいですね。なかなか派手です。ちょっと、セリフは聞き取れませんでしたけどね。
 そういえば「声」の演出が多めですね。作者さんが自分で録音したのかなーとか想像。

 ●

 一階フロア右上の絵。その絵に、ミシェルは何かを書きたいらしい。
 イスをそこに持っていっても、「羽ペンとインク」は使えないらしい。絵に何か書く事ができれば、そのすぐ下にある彫像が動きそうな気配。

 西客室の人形のわきにある、洗面器らしきもの。水が入ってるので、そこでペンを洗うのかな、と思いきや反応はなし。ちなみにそのそばにある花束も、持っていけないみたいですね。
 目玉を取られた人形はずっとすすり泣いてます。ちょっと悩ましげな声(平たく言えば、Hな声)に聞こえなくもないですが。

 一階フロアを調べている内に「彫像がこっちを見た」という反応が。しかし、これはただの恐怖演出なんですね。ハートが減るだけ。

 ●色々と詰まる

 詰まってしまったので、解答を見ます。楽器も見つかりませんし。図書室を、かなりくまなく調べたんですけどね。
 まずは公式サイトのヒント。しかしざっくりすぎて、これでは救いになりません。
 他の攻略記事もすぐに見つかり、参考に。

 ネタバレ:「はけ」と「羽ペンとインク」を両方装備して、一階フロア右上の絵を調べればいいんですね
 答えがわかったはいいものの、納得がいくようないかないような、微妙な謎な気もします。
 ネタバレ:しかも絵に塗りたくったのは、赤インクですからね。だったら「羽ペンとインク」というアイテム名ではなく、「赤インク」としてほしかった。ましてや、羽ペンに使うインクは、たいがい黒だと思いますし

 この辺の謎、クロエにヒントでもしゃべらせてほしかったところ。何をどうすればいいのか、全く想像もつかない状況でしたからねぇ。




父アラン原寸大
のっそのっそ。
 ●進展

 で。彫像がどいてくれて、新たな部屋に入る事ができました。
 そこには、「ヴィーナスの誕生」やら「モナ・リザ」やら、見た事のある絵が並んでいます。知っている絵を、ドット絵として見せてもらえるのも楽しいものですね。作者さんが描いたのか、素材なのかはわかりませんけど、上手い絵です。

 部屋内を調べていくと、宝箱を発見。中には「ヴァイオリン」が。
 で、入手した直後。(ちょっと雑な)恐怖絵が表示され、猛スピードで迫りくる人影が!

 驚くというより、猛スピードで迫りくるものを見た瞬間に、嫌な気持ちに。追いかけっこはもう……自分、大嫌いですから。しかもこのきちがいみたいなスピード……あーあ。
 で「うわあああー!」。GAME OVER……。

 まぁこの追いかけっこはそんなに凶悪でもなく、ダッシュ(Shiftキーを押しながら、移動)ですんなり回避できましたけどね。ちなみに、宝箱には右側から近づいた方がよさそうです。逃げやすいです。

 ●

 2階のクロエの元へ戻り、「月光の楽譜」と「ヴァイオリン」を装備。ミシェルの演奏が始まります。
 というかこの曲、何度も聞かされている曲じゃないですか。どうせなら、ここで初めて聞かせてもらいたかったんですけどね。ミシェルが弾いているのか、ただのBGMなのか、判断がつきにくいじゃないですか。

 ここでクロエの回想が入る。
 父アラン。首を振りつつ、のっそのっそとやってきます。額も多少はげ上がっているようで、なかなか見た事のない感じのドット絵です。リアルですよ、これは。
 で、のこのこと3階へ行くクロエ。そこで何らかの凶行が起こる。アランは変質者だったらしい。痛々しい音が続きます。

 1階に降りてみると、辺りがやたら明るくなっている。演出なのか、バグなのか……。(後日談: 演出でした)
 で、玄関ホールの中央付近の床に「二階南使用人室の鍵」が落ちていた。

 そう言えば、図書室で「アラン・アルデンヌ」についての記述がありましたね。音楽会の異端児で、なお妻や娘に暴行を加えていた、と。これってクロエの父親の事なんですかね。
 そう思って図書室におもむいたところ、様子がちょっとだけ変わっています。壁のステンドグラスが3つ追加されてますね。割れてますけど。(追加されたのではなく、場が明るくなったから見えただけ、のようですね)

 で。2階へ行き、「二階南使用人室の鍵」を使います。南だから画面正面下かと思いきや、右下の部屋ですね。

 ……ここでちょっと細かい話をしますが、「2階」「二階」などとレビュー中に数字と漢字が入り交ざっていますが、漢字の方は、ゲーム内の「アイテム名」や「部屋の名称」を、変更せずにそのまま書いただけです。自分、基本は数字の方を使いますので。


ちょっとわかりにくいですが、画面上
無数の目が表示されています。

こういう派手な演出があるかないか
で、ゲームの印象もだいぶ変わって
くるのではないか、と。
 ●二階南使用人室

 ここでなかなか派手なホラー演出が。画面いっぱいに無数の目が表示されるんですね。いいですよ、これは。
 で、クイズみたいなものが始まる模様。「メイド5人の風貌(ふうぼう)についてのメモ」ですね。手元の紙にメモッておきます。
 で、床に落ちているぬいぐるみを「ハサミ」で切ると、「二階母親の部屋の鍵」を入手。行ってみます。

 ●二階母親の部屋

 調べている内に閉じ込められたかと思いきや、すぐに出られますね。減ったハートをクロエに回復してもらいます。
 この部屋入ってすぐにある大きな本。ここで、さっきのメイドに関するクイズが出題されます。で、どこで答えるのかと思いきや、ネタバレ: 「羽ペンとインク」を装備し、この本そのものに書き込むんですね。なるほど。

 で、「クロエの部屋の鍵」を入手。そろそろ終盤でしょうか。まだ2階にも部屋が2つあるし、3階もまだ調べてませんので、もしかするとまだ先は長いのかもしれません。

 一応ここまで、ほぼ順調に来れたんじゃないか、と思います。
 プレイ感覚としては、「他の屋敷探索ゲームとほとんど変わらない感じ」ですね。他のゲームと全く違うような趣向(しゅこう)をこらさない限り、オリジナリティを出すのは難しいんじゃないかな、と思ったり。

 でも、この「クロエのレクイエム」。「魔女の家」と同等程度の、素晴らしい完成度をほこっているんじゃないか、と思われます。恐怖演出もそこそこありましたし。楽しませてくれました。
 でも欲を言えば、どこか大きくひねったところが欲しかった。他の館探索ゲームにはない何かを、見せて欲しかった。

 それを、この先に期待したいと思います。(後日談: 期待に応えてくれました


ぬいぐるみやら人形やら、様々な物
があります。
 ●クロエの部屋

 暗い。部屋内には色々なものがあるんですが、調べても「暗くてわからない」という部分も多い。
 そんな中、「ぬいぐるみ」と「兵隊の人形」を入手。装備して暖炉(だんろ)を調べると、暖炉に投げ込むかどうか聞いてきます。投げ込んで正解みたいですね。で、燭台で暖炉に火をつけると……進展。

 「ともだち」が出てきて、クロエに関して何か教えてくれるという。
 そこでノワールとブランという2匹の猫がとことこやってくる。同時にクロエも部屋内に入ってきて、2匹の猫を引き連れ、部屋を出ていきます。

 「ともだち」に部屋内にある「家族の絵」を見せると、回想が始まります。
 上手く描けた絵を父に見せようとするも、ツレなくされるクロエ。……回想はこれだけ、みたいですね。ちょっと意味不明。

 回想が終わると、暖炉の中より「小さな鍵」を入手。→ おもちゃ箱より「小太鼓」を入手→ 兵隊の人形にあずけると演奏が始まる(だけ?)……という流れになってます。

 机の上に「天才少年ミシェル=ダランベールのコンサート特別招待券」を見つける。つまりクロエはミシェルの事をあらかじめ知っていた……?(ここはクロエの部屋ですからね)
 じゃあ、この屋敷にミシェルを連れてきた馬車の御者って、偶然この屋敷にミシェルを連れてきたワケではなさそうですね。クロエに金をもらって、御者はミシェルが家を飛び出すのを待ち構えていた……?

 暖炉前より、「トロイメライの楽譜」を入手。部屋を出ます。

 で、クロエの部屋を出ると、いきなり「ドン!」という轟音(ごうおん)が。
 何かと思えば、2階中央にあったピアノが壊れたらしい。……というか、壊れ方を見るに、自然に壊れたのではなく、「ぶっ叩いて壊した」という感じの壊れ方ですけどね……。
 クロエがやったのかどうかはわかりませんが、クロエは泣いてます。

 でも屋敷の3階には大きなホールがあり、そこにもピアノがあるという。
 しかし3階への階段は「嫌な感じ」がして、行く事ができません。すると2匹の猫が階段前にとことこと歩いていくと「ピキーン!」という音がして、嫌な感じを中和。行けるようになりました。え〜……。

 この辺、そこそこ進展も多かった気がしますが、謎解きみたいなものは簡単でスイスイ進んでいけました。

 ●3階へ

 3階へ行ったミシェルは開口一番、「見覚えがあるような……」と言う。
 ピアノはすぐに見つかった。だが鍵盤が抜けているという。クロエに頼まれて、それを探すハメに。
 ピアノのそばに落ちていた、「二階北使用人室の鍵」を入手。そこに行ってみます。
 3階もそんなに複雑な構造はしてませんね。残り3部屋。

 ●二階北使用人室

 そこに入ると、また無数の視線が。
 この使用人室にまつわるホラー演出が、このゲームの大きな肝(きも)という感じでしょうか。(後日談: 中盤の盛り上げ程度、という感じでした)

 その部屋内にはさしたる物はなく、「ズタズタのぬいぐるみがどうこう」というメモの通り、隣の南使用人室に行って、ズタズタのぬいぐるみを燃やす事に。
 で。その辺を行ったり来たりしている内に進展。
 南使用人室にて、クマのぬいぐるみが4つも落ちてました。

 北使用人室にあったメモ「東洋人とのっぽ」以外の2つ(2人)を、燃やせばいいワケですね。

 で。謎を解いたハズなのに、どうも変な展開になってしまい、なんやかんやでGAMEOVERに。
 何か違うな、と燃やすぬいぐるみを変えたりしてみたら、キレイに進展。

 ……でも納得いきません。答えは「CとB」じゃないんですか? どうしてネタバレ:「CとA」なのか、僕にはわからないんですけど……。東洋人とのっぽ以外の2人、ですよねぇ……? んん〜?
 これは作者さんが答えを間違ってるんじゃないかと思うんですけどね。どうなんでしょ。

 ●

 納得はいきませんが、進展してます。
 ここで2匹の猫が残ったぬいぐるみとじゃれあい、「鍵盤」2つが出てくる。そう言えば、白と黒の猫、黒の方しか鳴きませんね。何かあるんでしょうか?ネタバレ:黒猫にはアイテムの「鈴」をつけられるのだとか。攻略の際、チラッと目についてしまった

 するとあれあれ……? 使用人室から出られなくなりました。北と南の2部屋を行ったり来たり。セーブもできません。困った。

 で、色々やっている内に、ハサミを装備し、「家族の絵」を調べたら、切り抜くかどうかを聞いてきました。切り抜いてみると、両親が並びあう絵に。切り抜いたクロエの部分は、別のアイテムとして入手できますね。
 この絵こそが、「母親の願い」だったのかな、と。部屋から脱出できました。
 なお、この辺でプレイ時間は3時間ほど。手書きでメモしながらですので、実質は1〜2時間ほどかもしれません。

 ●

 3階へ行き、ピアノに鍵盤をつけます。
 クロエは喜び、言われるままにミシェルも演奏。その流れで「三階楽屋の鍵」を入手。


この図と観客の証言を元に、犯人を
推理。
センスあふれる絵です。
 ●チェロ殺人事件

 チェロが殺された。謎解きですね。観客の話を聞いていきます。
 自分は、シンバルか指揮者が犯人かと思ったんですが、違ったようですね。

 犯人の目星がついたら、楽屋のロッカーを、とあるアイテムで壊すんですね。で、「父親の部屋の鍵」入手。

 ●父親の部屋

 悪の元凶である、クロエの父親。ここに色々な物があるかと思いきや……入手できたアイテムは「画用紙」のみ。拍子抜けです。もっと恐ろしい物があってもよさそうですからねぇ。
 進まなくなったかと思いきや、「切り抜いた絵」をクロエに見せると進展。で「画用紙」を渡したら……

 クロエ「ちょっくら描いてくるの!」

 ……ちょっくら? と、ここで破壊的な一言にあぜん。まぁいいんですけど。で、「お守り」入手。

 そしたらここでまた詰まる。何をすればいいのやら……。クロエ、ヒントとかくれないんだもん……。
 (攻略記事を見ないで、クリアーはそうとう難しいと思われます。このゲームの特徴として、「アイテムを装備しないと反応しない」進展箇所がいくつもあるので

 ●

 チラ見したヒントを試してみる。ネタバレ:クロエの部屋のソファに「人形」を2つ座らせ、「鈴」をゲットして、黒猫につけてみるしかし、何の進展も見られない。
 ただの遊び心まんさいの「裏ワザ」でしかなかったのでしょうか……?

 何をどうすればいいのかわからず。攻略記事を見ます。今回はこればっかり。
 そこでなるほどと感心。GAME OVER直行かと思われたアレは、実はそうではなかった……と。おぉ、やりますねぇ……。

 で、クロエの部屋を破壊していくミシェル。破壊した後のマップチップは、黒く塗りつぶしただけ、というのがちょっと残念ですけどね。「素材を使ったはいいものの、自分じゃ破壊後のマップチップは描けない」というのをモロに語っている感じがして。
 そんなの気にする僕がおかしいだけですかね?

 そこで「ピアノの後ろ」というヒントを得る。ミシェルがここで語る「あと一部屋」というのは間違いですけどね。あと二部屋残ってますので。


殺されたメイド達は、人魂となって
生きていた。
 ●食事

 さて。3階奥の部屋で食事の準備をしているメイドさん方。
 出されるメニューを見ると、グロテスクなものばかり。そのまま部屋の外に出るとGAME OVER……。でもホラー的にはおいしい。

 チラ見してしまったヒントを試す。でもそれだけではダメだった。部屋の中にある本のヒントを、メモっておく必要があるんですね。
 さて。メニューを正常に戻し、食事の開始です。

 そこで……げえッ?! まさかあのマナー本の知識もここで必要になってくるとは! あれってただのうんちく話だと思ってたんですけどね。
 でもさほど難しい事もなく、ここはクリアー。

 その流れで始まる、長い回想……。また新たな舞台に行っちゃって、先はまだまだ長いのか、と不安になったりもしましたが、そこそこの長さで終わってくれました。
 クロエばかりではなく、ミシェルにも心の闇があった、と。
 これを見ている途中、ネタバレ:あの屋敷そのものが、猫のクロエの夢みたいなものなのかと想像したりもしましたが……全然そうではなかった模様。クロエつながりで、ここはちょっとややこしい気が。

 ●ラストへ向けて ※ネタバレは書いてません

 謎解きはまだ少し、ありますね。ピアノを弾いたり、ピアノからの謎かけに答えたり。
 この辺は詳しくは書きません。実際に見てもらった方がいいに決まっていますので。

 感想としては、信じられないほどの演出力にただただ、圧倒されました。ゲームをやっている事すら忘れて、見入ってしまいました。
 でもこの作者さん、一枚絵をちゃんと描かない人ですねぇ……。ラフ画みたいなものを出してきたり、はたまた「ちゃんと塗ってくれ」と言いたくなるような、まっ白い絵を出してきたり……。まるで、制作途中の作品をデバッグしているような気分になってしまいました。(絵なんか一日あればしっかり塗れると思うのに、どうしてこんな中途半端な絵を出してきたのか、理解に苦しみます)
 でもそれを許せるほど、ゲームそのものはしっかりとしたものでした。

 NomalとTrueエンドの2つを見ましたが、Trueはネタバレ:絵が甘々ラブラブすぎた気がしないでもないですが、ちゃんとキレイに締めくくってくれてますね。

●総評

 美しいクラッシック曲に乗せて、数々の演出が光っていました。
 後半の盛り上がり方が凄かったですね。前半は「よくある屋敷探索型のゲームを抜け出せていない」と思っていましたが、それを徐々に忘れさせてくれるほど、後半の演出の数々には圧倒されました。

 謎解きはやや難しかったですね。ヒントをもう少し、ちりばめて欲しかった。次に何をすればいいのか、想像もつかない事が多々ありましたので。
 謎解きの数はかなり多めでしたので、プレイのしがいはあると思います。

 追いかけっこは2回ほどありましたけど、何とかなるレベルでしたね。ただ2回目のアレは、クリアーできない幼少の子(毎回こればっかり心配)がいても不思議じゃないな、と。
 でも、ライフを意味するハートをすぐに回復できる親切な作りになっていたり、セーブできる箇所も多めだったりと、細かな気配りが好印象でした。

 ザツな一枚絵が何枚か見られたのが、玉にキズでしたけどね。でもゲームそのものの作りは圧倒的でしたので、そんなにひどいマイナス要素にはならないんですけどね。

 プレイ時間は4時間ほどでした。適度な長さだったと思います。

 ゲーム中のBGMのサイズが気になり(音質が良かったので、容量がでかいんだろうなぁと想像)ファイルを調べてみましたが、MP3形式でしたね。そのままクリックで聴けますね。
 でもそれ以上にびっくりしたのが、SE(効果音)の数。ズラーーッと何十も用意されていたんですね。事細かに、場にあったSEを選択しつつ、盛り込んでいったんでしょう。作者さんの苦労が、想像に難くありません。(数があり過ぎると、選ぶのに悩む)

 トーリ・スガリーさん他、このゲームを紹介して下さった方々。どうもありがとうございました。
 とにかく、圧倒されました。ここで語られる物語のおおまかな内容は、一言で言えば「よくある話」なんですが、描き方が違うとこうも凄い話になってしまうのか、と感心させられました。

 楽譜を見つけ出し、その演奏に乗せて回想が流れる……という作りも美しく、見事な演出だったと思います。

 ●余談 悪役について

 あと変な話ですが、物語を書く時には、ハッキリとした「悪役」がいた方が書きやすいな、というのを再認識した気がします。
 ここではあの男がいなければ、物語すら成立しなかったでしょうし。
 それに、ハッキリとした悪役がいた方が、物語がわかりやすくなっていいんじゃないか、と。(例えば、「クロエが世の中を呪う」という感じだったら、漠然(ばくぜん)としすぎて、プレイヤーの胸には響かない)

 この物語の悪役は、狂気を抑え気味だった気もしますが(例えば「ヒャッハー!」と叫ぶ「マッドファーザー」などと比べて)、それが何ともリアルで、逆に不気味だったり。何を考えているのかわからない感じが、上手く出ていたと思います。

 ●

 さらに余談ですが、このゲームのエキストラな評価(絶賛を意味します)は1つになっていますが、2つ(最高の絶賛)にできなかった要因として、謎解きが不親切すぎた事があげられます。次に何をすればいいのか、想像もつかない状況が多かったので。クロエとのおしゃべりに、その辺のヒントを混ぜてもらえたら、完璧でした。
 さらには、中途半端な一枚絵がいくつかあった事ですね。ちゃんと塗って下さい、と。


『ナツメ』 ―― Sark.Stripperさん
 (ver表記なし / 2007年作品 / 制作ツール:Nscripter)
 (情報提供: TNDNさん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:22.8M)

 ホラー度 :★★★☆☆(全体的な雰囲気は怖いんですが、直接的な恐怖描写はほぼなし)
 面白さ  :★★★★(ストーリーや雰囲気が「普通じゃない」のが面白い。徐々に主人公のイカレ具合が露見(ろけん)していくのもいい。絵も独特)
 イカレ具合:★★★★(ハタから見ると、普通の殺人事件。でも主人公のイカレ具合がなかなかにスゴイ。そして終盤はカオスに。見たものを信じていいのかどうか、わからなくなる)

 (あらすじ: 主人公は、記憶があいまいな状態で、自宅の地下室で目覚めた。しかも辺りには煙が充満している。開かないドア外から、助けの声がかかる。それは、幼なじみの神坂東子だった。東子は自分から、「自殺する!」とほのめかす電話を受けて、あわてて飛んできたのだという。だが自分にそんな記憶はない。そして地下から家の中に上がってみると、玄関ホールの天井からぶら下がっている死体があった…)

 (一言: ノベル形式。行動の選択肢は多数あるが、物語の分岐はしない。記憶を少しなくした状態で始まり、自分が地下室に監禁されていた理由がわからない。そして家内での殺人。殺人鬼はまだ家の中にいるのか? やがて現れる訪問者。そして突然現れる巨大な十字架のオブジェやオリ。なおも惨劇は続く。その先には一体、何が待ち受けているのか…? なお、BGMはこのゲームのオリジナル)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●いきさつ

 掲示板にて、TNDNさんよりご紹介を受けました。どうもありがとうございます。

 (無題)  投稿者:TNDN  投稿日:2014年07月26日

 はじめまして。
 夢鳥さんのフリゲのレビューやゲームが面白くて、いつも楽しくサイトを拝見させてもらっています。夢鳥さんのゲームでは、3ROOMSが一番好きな作品です。

 最近僕がプレイしたフリーホラーゲームの中で、是非プレイして欲しい作品があったので紹介させていただきます。
 sark.stripperさんの「ナツメ」というノベルゲームです。

 ストーリーとしては、ニートで引きこもりの男が、自宅の部屋に監禁されるところから始まり、脱出してからも家の中で様々な事件に巻き込まれて行きます。果たして狂っているのは主人公なのか?それとも周りなのか?主人公の周りの人が殺されて行く中で、何が現実なのか、非現実なのかがよくわからなくなっていき、ラストを迎えるという感じです。

 「このゲームを公開して以来、とにかく「イカれてる」という感想以外頂いた事がありません。そんなノベルゲームです。」
 という作者さんの言葉通り、主人公の主観や、世界観がイカれてるというか常識からかなりズレています。そのため、少し人を選ぶゲームかもしれません(笑)
 しかし、ミステリ的な要素や、グロテスク・ホラー的な要素が上手い具合で入っており、個人的には名作だなと思います。

 ふりーむの方にアップされている(ttp://www.freem.ne.jp/win/game/2269)ので、もしかするとやったことがあるかもわかりませんが、紹介させていただきました。

 お時間があるときぜひプレイしてみてください^^

 ……との事。最近、RPG形式のゲームばかりプレイしていたので、ノベルと聞いて手が伸びちゃいました。

●プレイ&レビュー

 フォルダー名に「free」と付いているので、何かなと思いきや、元々はシェアウェアだったものを、フリーとして提供したみたいですね。
 Nscripterで制作。自分にとっては、なつかしいツールです。(「恐怖の花子さん」のver1.00で使っていました)

 ゲームを始めると、絵日記みたいなものが。
 おばあさんが道で倒れていて、助けるか無視するかの選択。
 まぁ普通なら、おばあさんを助ける……を選択するんでしょうけど、ここはあえて!「そういうの興味ありません(無視する)」を選択してみます。
 そしたら何と「正解」。知らない人は危険だから、近づかない方がいいのだとか……。想像のナナメ上をいってますね。

 道に迷ったまいちゃん。暗がりの方に行ってみるか、おまわりさんに道を尋ねるか。
 この問題も正解。おまわりさんに道を尋ねたら、それは実は未来の殺戮兵器で、殺されちゃうかもしれないんだとか。
 3問目は間違い。まぁいいですか。このまま進めましょう。

 タイトル画面。何かの文様かと思いきや「ナツメ」と書いてあるんですね。
 名前入力ですか。本名を入力するのもアレなので、葉月四郎とでも入力しときます。えぇ、プレイしたのが8月4日だからです。

 画面はフルスクリーンじゃないと、ちょっと小さいですね。600×400ぐらいの画面サイズで作られている模様。(でもドットの荒さは全く見えないほど、キレイな絵です)

 ●親切な?女子、神坂東子

 主人公葉月四郎は、昔、学校行事であった、バーベキューの事を思い出している。
 四郎は、周囲から仲間はずれにされていた。四郎は自分の事を「冥王星人」と自嘲(じちょう)したりしていた。このバーベキューでも、自分だけ肉を食えないというムゴイ扱いをされかけていた。

 でも、神坂東子(かみざか とうこ?)という女子だけは、自分に親切にしてくれた。肉を食べてもいいし、転んでケガをした自分に薬を塗ろうとしてくれた。
 ……しかし。その塗り薬が問題だった。
 あろう事か東子は、すりむいた傷口に、キンカンを塗ろうとしてきたのだ。

 傷口にキンカンはねぇだろ!と拒絶する四郎だったが、東子に言いくるめられて、キンカンを塗られてしまう。
 その時の激痛! ……それを、数年経った今もなお、思い出す。

 果たして、神坂東子が自分の傷口にキンカンを塗ったのは、親切心からなのか、それとも……。

 ●煙の充満した「おしおき部屋」にて、目覚める

 などというところで、我に返る四郎。
 見知らぬ一室の中。そこはがもうもうと立ちのぼり、こげ臭かった。だから自分は、過去のバーベキューの事などを思い出していたのだ。

 いや、見知らぬ一室ではなかった。そこはよく見ると、自分の家の地下室だった。
 周囲には、異形の人形達が置かれてある。
 部屋を調べていく内に、この部屋が「おしおき部屋」だった事が明かされる。幼い自分は、父親によくこの部屋に閉じ込められていた。なお、人形は皆、父親の趣味のものだ。
 扉は開かず、この部屋から逃げられない! 天井の通気ダクトから部屋内に吹き込んでくる煙は、なおも止まない……! このままでは……!

 煙を吸い過ぎて朦朧(もうろう)としてくる。
 すると、扉の向こうから助けが来た。……それは、神坂東子だった。


殺された少女、(まい)。
主人公はこの少女をかわいがってい
た。



神坂東子。
主人公が「自殺する!」と電話したか
ら来たのだが、事件に巻き込まれる
形となる。
 ●小さな女の子を殺したのは……?

 東子とはバーベキューでのキンカン事件があった後も、付かず離れずの関係を続けていた。東子は相変わらず自分に親切にしてくれたが、自分はキンカンを塗られた時の激痛がトラウマとなり、「その親切心の裏に、何かあるのではないか」、と疑り続けていた。
 その東子が、今ここにいる。

 何というか、今まであまりプレイした事のない感じですね。主人公も東子も何だかフツーじゃない。ちなみに、立ち絵もちょっとフツーじゃない。萌え絵ではなく、リアル志向という感じ。
 東子のセリフもちょっと変わってますね。「うおーん」とか「これをご覧なさいまし」とか。なお東子は足が悪い、との事。

 家の地下でいつも暮らしているらしい、主人公の四郎。(地上の)家は、両親の死後、叔母が占領しているのだという。
 東子と共に明るい玄関ホールに出てみると、自分の下半身は血まみれだった。……だが、自分は怪我をしていない。じゃあこれは一体、誰の血なのか?

 なお、東子がここにやって来たのは、自分が「自殺する!」と電話で叫んだからなのだという。だが自分にはそんな記憶はない……。

 「雁字搦め」。そんな言葉に思考が止まる。何これと思いきや、「がんじがらめ」ですか。
 で。叔母の娘、埋(まい)が天井からぶら下がっていた。
 血まみれ。生きてはいないだろう。

 そこで東子は「あんたが殺したんじゃないの!」と言ってくる。ひきこもりの主人公。やっているゲームは、鬼畜(きちく)なアダルトゲームばかり……。東子は主人公に対し、おびえを見せる。
 これってちょっと新鮮。
 たいがいこういうノベル形式のゲームって、「主人公は皆に慕われている」、という感じのものが多いじゃないですか(偏見ですか?)。でもこれは違う。ヒロインに嫌な顔をされる(冗談まじりではなく)…まぁ、嫌な顔をされて「新鮮だ!」と喜んでいる僕って……どうなんですかね。(と誰に聞く)

 さて。埋を殺したのは自分じゃない、と訴える四郎。しかし、東子は聞き入れてくれない。
 「嘘よ! あなたがやったのよ! この人殺し!」「黙れ! 俺は人殺しじゃない!」「いいえ、人殺しよ! 人殺し!」
 ……などと話がこじれていきます。おぉ、こういう掛け合いもまたいい……。

 ストーリー展開、凄いですね。感心しました。

 >地下室に閉じ込められていた主人公 東子に助けてもらう 玄関天井には小さな女の子の死体がぶら下がっていた 犯人はあなただ、と問い詰められる。

 この物語、表と裏があるんですね。
 物語の表面上では、主人公も被害者なんですね。事態をまったくのみこめていない。
 しかし。その裏側にあるものは……

 主人公は本当に自殺をしようとして、部屋に閉じこもって煙を吸った。そして今は、意識がもうろうとしていて、殺した記憶をなくしてしまっているのではないだろうか……?
 つまり、埋を殺したのはやはり、主人公……?

 いやいや。物語の表面を信じるのであれば、主人公は何者かにハメられている可能性もあるワケで。
 真相が気になりますね。

 ●古いコマンド式選択ADV…

 人殺し人殺しと叫ばれて、頭に来た四郎。「警察に電話する」という東子の携帯電話を奪って壊し、さらには家の備え付けの電話器をも壊してしまう。
 壊したあげく、キッチンの水道で水浸しにする、という念の入れ方。やはり主人公は少しおかしい……?

 そんな時、大きな物音が家の中から聞こえてきた。……犯人か?! 殺人犯は自分ではなく、他にいるのか?

 埋の死体を冷蔵庫に入れ(こういう所がやっぱりイカレていますね)、犯人捜しに行く主人公こと四郎。
 行く場所がズラズラッと出てきます。選択肢。行動を選ぶというより、昔のADVのコマンド式っぽい選択肢なんですね。……こういうのは苦手ですけどね。結局、選択肢がある数だけ、全部調べていかなきゃ進めなかったりしますし……。
 まぁ上から順に選択していきますか……。

 まずはキッチン。今さらながら、背景画もキレイですね。デザイン画っぽくなってます。
 冷蔵庫の中の埋に、供養として納豆を食べさせる主人公。確かにイカレてます。

 細かい話ですが、選択肢の度に、背景画に微妙なエフェクト(効果)がかかるのが邪魔ですね。こんなんだったら、「絵の切り替えはいらない」思えてしまいます。
 ……意外とこういう部分、重要だと思います。プレイヤーにいらぬストレスを感じさせてしまいますからね。面倒な調査・探索部分は、できる限りサクサク、といきたいところ。

 ●主人公のイカレ具合が炸裂(さくれつ)し続ける

 地下へと降りた辺りで、もう東子の疑念(主人公が犯人だとする)は晴れている模様。……ちょっとそれは早いかな、と。もう調査の相棒じみた感じになってしまっていますからね。個人的には、残念。

 「エフィシェントリーに隠す」。そんな意味のわからない言葉が飛び出したりもしますけどね。
 地下の自室には、マニアックなアダルトゲームがたくさんある模様。しかも今まで出会った現実の女を凌辱(りょうじょく)するという内容の、自作エロ小説まで書いているというスゴさ。この主人公はやはり危ない奴なのか……。
 間違っても、部屋を東子に見られるワケにはいかない。そのために、部屋に鍵をかけ、さらにはその鍵を「飲み込んで」しまうという念の入れ方。ふわぁ、ぶっ飛んでますねぇ……。

 そういやゲーム中にBGMはちゃんと鳴ってますし、場と雰囲気にあったいい曲ばかりです。しかもオリジナル。いいですね〜。
 (殺された少女)の部屋を調べようとすると、何かがつっかえて開かない。自分も妙な胸騒ぎを感じている……。
 そこは後回しに。

 家の中の調査は、結構すんなり終わりそう。このゲームの終わりも近いのかな、と? それとも、まだまだ先の展開が待ち受けているんでしょうか……?


左)藤田
右)千葉

彼らは刑事。過去に、主人公と何か
関わりがあったらしい…。
 ●謎の訪問者現る

 埋の部屋。ネタバレはよしておきますが、なかなかな事になっております。
 そこでまた四郎の妙な行動が。やっぱりコイツは……。

 そこでまた、意外な展開に。
 家に訪問者が現れるんですね。刑事だという2人。ガスマスクを被った男、藤田と、千葉という女性。なお四郎は、過去に彼らに世話になっている模様。何があったのか……? 彼らは、四郎が犯人ではないとする確証を持っているようだが……。

 で。千葉という女の立ち絵が変わる時、左にワク線が見えてしまってます……。あたー……。

 それ以前に、全体的に文章の改行部分がおかしな具合になってしまってますけどね。
 こういうのはPC側の「文字の大きさの設定」とか、「Windowsのverの違い」などで発するバグ (文字の大きさの設定をいじらなくても、verの違いで、PCの初期設定の文字の大きさが変わってしまう)、なんですかね。でも明らかにそうではない部分も多々、見受けられるんですけどね。
 (余談ですが僕のサイトも、見るPCによって、文字の大きさが変わってしまいます。)

 その2重の不運(PC側の軽い不具合、作者さんの妙な改行)が重なって? もう、ゲーム全体の改行部分はガッタガタ……。

 ●彼女達は「俺に助けを求めるくらいなら、他の奴を頼った」

 なかなか難しい展開になってきましたね。
 プレイする側としては、四郎への疑いを晴らさなくてはならない恰好になってしまいました。刑事ら2人は、四郎が犯人ではない、とわかっているようですので。

 そこで埋の死体を確認しに、刑事をキッチンへ案内するが、冷蔵庫の中はカラッポ。ちなみにガスが漏れていて、ドカーン……。

 幸い怪我はなかったものの、キッチンに戻ってみても背景画は変化なし……。
 あぁ、さすがにこれはないかな、と。描くのが面倒なら、ちょっと暗い色にするとか、多少の変化はつけて欲しかったところ。爆発が起きて、キッチンはメチャクチャになっているハズなんですから。

 何やかんやで、無力になった東子。それに対し四郎は、「ヒーローになる」と自分をふるい立たせる。
 中二病じみた描写ですが、これは「狙って」やっているんですね。元々、主人公はどこか変ですから。

 なお、他の女の子に対しても、ヒーローになりたかったと願ってきた主人公。しかし彼女達は、「俺に助けを求めるくらいなら、他の奴を頼った」。あぁ、そんな描写がリアルで泣けてきます……。
 でもそうなんですよね。主人公というものを考える時、完全無欠でモテモテすぎ、というのではリアルがない。
 ……他にも男はたくさんいる。そんな中での主人公。他人の中に埋もれてしまうのもまた、リアルかな、と。

 こういうちょっとした意外さに触れると、感心してしまいます。
 物語を書く時に、「訴えたい事」がたくさんあった方が、より人の胸を打つんじゃないかな、と思ったり。
 訴えたい事があまりないのに物語を書いてしまうと、それはただのエンターテイメント(娯楽作)になってしまう。娯楽作ばかりでもいいんですが、時にはこういう「ハッとさせられる」思いもしてみたいものです。

 ●

 今までの部分を振り返ってみると、「怖い」と言うより「奇妙」。
 ホラー度はほとんどないような感じですが、奇妙さがズバ抜けて凄い。そして、ところどころに変な笑いも散りばめられているので、堅苦しくならずに読んでいけますね。

 後半、また家の中を探索する事になるんですが(同じ事をまたさせるのはちょっと……)、その時キッチンでズボンを脱いでおどける主人公とか。ウチの「地獄探偵団」の変態男、シンイリに通じるものがあるようで……。だからこの物語、どことなく共感できる部分が多いんですかね。

 叔母の部屋で日記を読む四郎。そこで事の真相を知る。
 でもそこで聞こえてきた女の狂った笑い声が、フリーゲーの「暑いから」のものと同じだったので、そっちに気を取られてしまう。あぁ、あれは素材の効果音だったのか……と。

 それからも色々とあり、まだ物語は続きます。
 刑事達が出てきた辺りで、そろそろ終盤かと思ったんですが、そうでもないようですね。
 真相はわかったようでやっぱりわからないまま。

 何故、叔母があんな事になっていたのか。真犯人はどこにいるのか。まだわかりません。

 プレイ時間はここまで2〜3時間ほど。思ったより長かったですね。

 ●大事な部分で文章までカオスに

 ガスマスク男の藤田が謎の化け物に襲われる場面で、「俺たち」という言葉が何度が出てきますが、この時点では「俺」しかいないハズ。
 「の中がムカムカとし出す」。とか、いい場面で破壊的な誤字をしちゃったりしてますけどね。

 「〜そういう次元なのか。次元大介」とか、盛り上がる場面でいきなりのギャグとか。う〜む。破壊的すぎてびっくりです。

 なお、「分からさす」という言葉は、「理解させる」とか「分かってもらう」の方がいい気もしますけどね。「その事を分からさなければ!」……なんて言いますか?

●総評

 ラストはなかなか圧巻でしたね。
 ちょっと難しい会話が長かった気もしますが、2重3重に衝撃が設けられていて、楽しめました。
 まぁ個人的には、ネタバレ: 真弓子→キリエはいらないかな、と思いましたけどね。あれはあのまま、真弓子で良かった。そうすれば、もう少しわかりやすい話に収まったんじゃないかな、と。

 タイトルに関する謎も、なかなかに面白かったです。
 この部分だけを主軸にしてもらっても良かった気がします。ラストはちょっと、色々と余計な事を書きすぎたんじゃないかな、と思いました。
 結局あいまいな終わり方をさせちゃった感じが残りますし。どこかでブッツリと切るか、衝撃的な一撃で終わらせて欲しかったです。

 でも、そういう事を抜きにしても、この作品はなかなかに面白かったです。
 荒削りな中にも、とてつもない異質なパワーを感じました。破壊力はバツグン、という感じですね。……こういう物語は、なかなかにない。

 ●

 「ドグラ・マグラ」(夢野久作 著。読むと狂うと言われている奇書)の世界に通じるところが多々あるかな、と。
 この「ナツメ」。確かに人を選ぶ作品だと思います。イカレている、という感想ももっともだと思います。

 「ワケわかんねー」という感想で終わっちゃう人も多くいそうですが、僕個人としては、この作品は非常に魅力的でした。
 ワケのわからない世界を描いているようで、実はそんなに飛んでいるワケでもないんですね。起きている事件は何ら超常的ではなく、普通の殺人事件。

 物語を読み終えてみても、実はまだ、作者さんの狙いに気づいていないのでは? という感じもします。
 自分、まだまだ消化不足かもしれません。見方によっては、この物語の根本から、自分は見誤っているんじゃないか、とすら思えてしまいます。ネタバレぎみ: ガスマスク男の藤田の存在が、実はこの物語を「妄想劇」だと示しているのか…? こんな奴、いるワケがない、と

 TNDNさん。この作品を教えて下さって、どうもありがとうございました。フリーホラーゲームの中でも、なかなかに異彩を放つ作品だったと思います。価値ある、作品でした。


『哥欲祟(ウタホノタタリ)』 ―― ぱやaaaaんさん
 (完全版ver2.05 / 2012年作品 / 制作ツール:WOLF RPGエディター)
 (情報提供: 恐怖遊戯会代表 無邪気猫飯さん、beat1200さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:494M

 ホラー度:★★★★(動画などを交えた個性的な恐怖演出。全体的な雰囲気も抜群。ただ、ゲームオーバー時の演出など、ザツな部分も多く目につく
 面白さ :★★★★(サクサク進むので快適。舞台もいくつかに分けられ、新鮮さも持続。ただ、続きものなので、ゲームクリアー時にスッキリはしない
 難易度 :☆☆☆☆(謎はほとんどなし。追いかけっこも難易度は低め。プレイ時間は3〜4時間程度。ラストの哥欲村探索だけ2〜3)

 (あらすじ: ある日祖母が失踪し、続いて家族達が悲惨な死に方をする…。主人公ウタノは、家に降り注いだ災厄が何であるのかを探るため、妹が残したノートに書かれてあった、謎の廃ホテルへと向かう…)

 (一言: RPG形式。舞台は3〜4つに分けられる。謎はほとんどなく、スイスイ進めていける。全てのアイテムが、見える位置に落ちているのが好印象(棚などを探る必要がない/ラストの村内だけは別)。ゲーム中、BGMはほとんどなし。ゲームオーバー時の演出は味気ない)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−--

●いきさつ

 掲示板で何度か紹介を受けました、「哥欲祟(ウタホノタタリ)」。
 恐怖遊戯会代表 無邪気猫飯さん、beat1200さん。そしてお二方以降も何度か、このゲームを推して下さった方々がいて、僕も気になっていました。

 >世はまさにフリーホラゲ時代  投稿者:恐怖遊戯会代表 無邪気猫飯  投稿日:2013年07月20日

  「人魚沼」「哥欲祟」「明美譚」はフリーホラー好きならやっておくべき。


 >多分最凶の二次元フリーホラーゲーム  投稿者:beat1200  投稿日:2013年10月21日

 初めましてbeat1200という者です毎回見させてもらい参考にしています。さて私が最もオススメするゲームは「哥欲祟」というホラーゲームです。
 見た目は普通の特に変わったところはないですが・・“ある“特殊な技法で怖さを出してくれます私はそのせいで2面の序盤で恐怖で諦めました。ただその反面終わったときの安心感もハンパではないと思います!是非挑戦してください!!


 「哥欲祟」という、ルビがなければ読めない難解なタイトル。何かありそう。そしてどうやら、「怖さ」に重点を置かれた作品である模様。じゃあ、チャレンジするしかありません!
 で。変な話ですが、「祟」という文字が人名(芸名)であったような……と思いきや「崇(たかし)」なんですね。柏原 崇さんを思い出してしまって……。

●プレイ&レビュー

 「ウタホノタタリ」でネット検索してみたら、「完全版」が出ている模様。しかしこれはトゥルーエンドが削除され、続編に続く…との事。続きものは嫌だなぁ、と思いながらも、とりあえず新しいverをプレイする事にしました。
 DLサイズは494M。……これはでかい。ツクール系のゲームはたいがい数十Mで収まっているようなんですが、ムービーとか高音質の曲などを使えば、100Mとか越しちゃうみたいですね。

 ゲームフォルダ内。まずは「初めに必読※重要※」というファイルを読んでみます。それによれば、ゲーム中にムービーをいくつか使用しているみたいですね。
 なお、ちょっと脅かしのような文がありました。

  -警告-
  このゲームの最中または終了後、自身に論理上説明不可能な現象が起きても作者は一切の責任を負いかねます。

  ●ゲーム中、いくつかのムービーがあります。
  作者は編集時の一度しか確認しておりませんので、この動画を見て身の回りに何か起こっても作者は一切の責任を負いかねます。

 ……との事。
 もしかするとこのゲームは、ネットで「呪いの動画」みたいなものを拾ってきて、それをゲーム中に流しているのかな〜、などと推測。
 そういうのって自分は苦手なんですよね〜……。ちょっとシャレじゃあ済まないと言いますか、本当にプレイヤーが呪いにかかっちゃって不幸になっちゃったらどうすんの……と。いわば「反則」に近い、と思うんですよ、呪いやたたりを作品内に盛り込むのは。

 でもとりあえず、プレイしてみます。プレイしてみなきゃ何とも言えませんし……。(後日談:早とちりでした)


母親が惨殺されており、父親は部
屋で首を吊っていた。
一体、何が起きたのか?

 とまぁ、作者さんの脅かしが効いたのかどうか、もうタイトルを見ただけでぶっ怖いという……。ひぃぃ……。
 ウインドウサイズは「F4」キーで変えられますね。大きくしてプレイ。
 主人公のドットサイズは丸っこくなくて、やや縦長。縦32ドット、横16ドットという感じでしょうか。

 家の中。夕食時、おばあちゃんを呼びに行ったが、いなかった。この時、おばあちゃんはすでに失踪(しっそう)していたんですね。
 冒頭がおばあちゃんの失踪……というのは何だか新しい。普通のシナリオなら、お母さんとか若い娘、はたまた主人公の恋人が失踪……という事で事件発生、という流れになりそうですけどね。失礼ですが、主人公の気持ちの入れ込みようが違うと思うんですよ、おばあちゃんと恋人では。(アクションゲームでもたいがいは恋人がさらわれますし)

 でもそれは、この先起こる異変の、ほんのささいな始まりにすぎなかった……。

 その数日後、家族が次々と死んでしまう。母親は風呂場で惨殺されており、父親は部屋で首を吊っての自殺。妹は、いるのかいないのかハッキリしない。
 なかなかスピーディな展開です。家の中もさほど広くないようですし、プレイ時間はもしかして短いのかな、と思ったり。

 とりあえず家の中をくまなく探索、ですね。
 おばあちゃんの部屋の2階で、鍵をゲット。アイテムゲット時にアイテムの説明が出るんですが、文字が消えるのが早すぎて読めませんねぇ……。
 この部屋、雰囲気バツグンです。日本間に無数のおフダ+真っ赤。これだけでかなり怖い空間になっちゃうんですねー……。

 何やかんやで、あッという間に「第一終了」。第一部終了、という事ですかね。
 で。ここでまさかの選択肢が!

 ――自分で真相を探るか、警察にまかせるか。
 ……フツーなら警察にまかせるんでしょうけど、そうするとゲームが進行しないでしょうし……真相探ります。自力で。

 ここまでで15分くらいですね。
 ちなみにセーブ箇所は6つ(これは少ない)。「ESCキー」メニューで、いつでもセーブできますね。


ホテル。カウンター前



主人公ウタノ拡大図
 ●新街改革ホテル

 古びたホテルの写真が大写しに。
 外面は廃墟みたいに見えましたが、中に入ると結構豪華ですね。

 右側にテキトウに行って階段を上ると、変なものが見えました。しかもループするんですかこれ……。何やら、内臓をくりぬかれた人間の身体が、階段を上る途中に見えるんですけどね……。もはやそういう悪夢の世界に入っちゃってるんですかね。
 で、ウソおおおっ!
 右側の階段。あれって異世界がループしてるんだと思ったら、そうじゃなくって、上ったらすぐ足を止めなきゃならなかったんですね……。
 つまり自分、キーを押しっぱなしで、階段の上り下りを繰り返していただけだという……。

 正直、これは僕が悪いんじゃなくって、マップのつなげ方がおかしいだけかと。

 ●BGMがない

 そういやBGMがないですね。
 序盤から立て続けに色々な事が起こったせいで気にならなかったのですが、建物内の探索に入ると、味気なさが浮き出てきますね。
 BGMをつけただけで、高級感も増して、さらには雰囲気も盛り上がると思うんですけどね。ほんと、もったいないです。

 ホテル内の部屋をどんどん開けていきます。
 棚などたくさんありますが、その中にアイテムがある事はほとんどないですね。アイテムは見える位置に落ちている。わかりやすくていいです。

 なおこのゲームの特色として、鍵を使うと「鍵は開けたままにしておく」という表示。そして鍵はアイテム欄から消えるんですね。
 鍵も持っていれば自動で使ってくれるので、親切設計です。

 このホテルは何なんですかね。やっぱり廃墟なんでしょうか。
 なお、このホテルで主人公が何をしようとしているのかも、ちょっとあいまいぎみですね。「妹の日記に書かれてあった場所だから、とりあえず来てみた」みたいな感じで。
 でも事件の真相を知る手がかりがここしかなかった、という事なんでしょうね。

 まぁよくよく考えてみれば、妹が家族の異変を調査したのがいつ頃からなのか、がハッキリとしませんけどね。異変が起きた直後に、主人公ウタノは家族の異変を目にしたんでしょうし。
 じゃあ、妹は先日のおばあちゃんの失踪が気になって、この家の因縁(いんねん)を調査していたんでしょうか……? でもそれはどうにも、そこまでする必要性が感じられない、という気もしますけどね……。まぁ細かい事を言えば、なんですけど。

 カウンター裏にある部屋の奥。この先、小さなフェンスで塞がれていたんですが、いつの間にかなくなっていますね。
 降りたすぐ脇に、何らかのボックスがあり、一つは作動させられます。上の階で変化が起きた模様。ブレーカーとか英語で書かれてますけどね。どこかの照明でも点いたんでしょうか?
 地下は一室のみ。シャワールーム。他には特に何もない模様。

 ●3F、4Fを探索

 地下室でのブレーカーで、エレベーターが使えるようになりました。6Fまで自由に行けます。
 ただ5Fにだけは行けない。エレベーター以外にも階段があるのですが、それも封鎖されています。

 3Fでは子供の絵が5枚ほど見つかります。それぞれに謎があるのかどうか。
 4Fは扉がありますが、鍵がかかってます。

 6Fには鍵のかかった部屋がたくさんありますが、廊下に「605の部屋の鍵」が落ちてました。
 その先で「ウオワアアアアーーー!!」

 かなり気を抜いていたので、ビビリました。GAME OVER……。やられた。
 でも偶然、直前でセーブしていたので助かりました。

 ●再開

 605号室。中にはたくさんのモニターが置いてあります。映像が映っているモニターを覗き込んでみると、化け物が廊下をのろのろと動いています。
 次の映像。見覚えのある廊下。そう、この6階の廊下です。化け物がこちらの部屋に向かってくるのが、モニターに映っている……と。この演出はなかなかいいです。

 で、この部屋を出ようとすると、映像通りに化け物が現れる。……でもここ、緊迫感がないですね。化け物ものろのろすぎますし、化け物のドットパターンも正面図しかないから、化け物の移動時に手抜き感がモロに出てます。
 化け物に捕えられた後も、手抜き感がハンパじゃない。主人公が喰われるアニメがあるワケでもなく、場がちょっとストップして画面が真っ赤になって、「ノロワレテイルノロワレテイル……」と文字が画面に出てくるだけ。
 恐怖演出がザツすぎです。もったいない……。この辺をていねいに作っただけで、この作品は大物に化けた気がするんですけどね……。舞台の雰囲気とかすごくいいので。

 ●

 化け物を回避して、隣の部屋に。開きますね。
 そこには銀色の髪の少女がいて(灰色かも知れませんが)、かくれんぼをしているのだという。もう一人、このホテル内に誰かがいるらしい。
 ここでウタノが「そんな人はいなかった」と断言するのはやや早とちりかな、という気がしますけどね。このホテル内を、余すところなく探索したワケじゃあないんですから。

 で、3階の「japanese room(和室)の鍵」をもらう。3階へ向かいますか……。
 ちなみにこの部屋内のタンスを調べてみたら、「シネ」という文字が掘られてました。ストレートすぎて笑いましたけどね……。

 というか、ウタノは何をやってるんでしょうね……。
 このホテルを探索すれば何がわかるというのか、イマイチ伝わってこない。……ん? もしかしてウタノは、このホテルに妹を捜しに来たんですか? ……違いますよねぇ。

 などと、BGMがないから余計な事まで気になってしまう。もしかするとBGMには、ある種の「ごまかし効果」があるのかもしれませんねぇ……。

 ●作者さん乱入

 ここで信じられない演出が。
 和室で日本人形が出てくるんですが、人形はすぐに消えます。……と、ここで作者さんのコメントが!!
  作者「ここで人形が消えますが、改善できないバグです」
 との事。

 はあああッ?! あーた、雰囲気、ぶっち壊しやないかーーい!と激しく一人ツッコミ。
 ぐわぁ……信じらんない。こんなんなら、最初から日本人形なんか出さなくていいです。萎(な)えますなぁ……。だいたい、バグについては説明書にも書いてあったじゃないですか。それをゲーム内まで語らなくても……。「このバグは俺のせいじゃないんだ!」とどんだけ訴えたいんですか……。

 和室にはデッキがあったので、それで再生するビデオテープが、どこかにあるんでしょうね。
 3Fの探索を続けますが、小さな変化がいくつかあったのみ。6Fに戻ってみて、廊下突き当りの化け物の回避に成功。……と、この辺でそろそろ詰まりかける。鍵のかかっている部屋がまだまだあるので、鍵を見つけなきゃならないですね。

 このゲームのいいところは、わざわざタンスなどをくまなく探さなくてもいい、というところ。アイテムは、見えるところに落ちているので、わかりやすい。

 この辺でプレイ時間は2時間ほど。そろそろ終わりかなぁ、と。どうなんでしょうね。

 ホラー度はそうですね……3〜4程度。面白さもそのくらい。
 作者さんが自作したというマップチップ(マップ背景)は非常にいいですね。

 ●サクサクと進む

 3Fの和室で人形が襲ってくる。一旦何かあった部屋に再度訪れてみると変化が起きている、という事が何度かありますね。
 そこで「中央通路の鍵」をゲット。中央通路ってどこでしょう……? 4Fですね。

 4Fの中央通路を通り、いくつかある客室を探索。探索ったって、部屋に入ってザッと周囲を眺めるだけでいいので、ホント楽ですね。いいゲームです。
 化け物がひしめいている部屋。そこで「404の部屋の鍵」をゲット。まだまだ開かない客室は多いですね。
 そこでフェイクの脅かし(死にそうで死なない)が入る。おぉ、これはいいですね。

 3Fの、壁から血が吹き出ている部屋で、ドリルを使って穴を開ける。そこでとある4ケタの数字をゲット。これで、今まで行けなかった5Fに行けるようになる、と。

 5Fは異様な感じになってますね。朽(く)ち果ててます。
 意外と探索はすぐに終了して、「604の部屋の鍵」をゲット。そういや「404の部屋の鍵」もまだ使ってませんでしたね。

 604号室。そこでは白衣を着た人達が首を吊って死んでいる。
 このホテルはやはり「廃墟」であり、彼らはそれを承知でここを調査していたらしい。不思議な現象が起こるとウワサの廃ホテルだったのだ。
 ここで「ビデオテープ」を入手。3Fの和室にデッキがありましたね。行きましょう。

 ●

 謎などが特にあるワケもなく、ゲームはかなりすんなり進んでいきますね。好感触です。
 BGMは相変わらず、ないのが残念。でも脅かし音が余計にビビるのでいいのかどうか……。いや、BGMは欲しかったですよ、やっぱり。
 化け物もみんなのろのろ。これも個人的には嬉しい。

 ただ、階段がおかしい。
 上っていくとすぐに下りの手前にいるので、そのまま下ってしまうような変な作りになっているんですね。↑キーを押しっぱなしにしていると、階段の上り下りを延々とループしてしまうんですよ。これは絶対に変。
 他のゲームではこういったミスはあまり見かけないので、特に気になってしまいました。
 「学怖であった怖い話」では「階段の踊り場」をわざわざ設けてあったんですが、もしかするとこういう「昇り降りのループ」を防ぐ役割を果たしていたのかな、と。プレイしている当時は「何でこんなものがわざわざあるんだろう?」と思いはしましたけどね。

 あの和室。まだ化け物いるんですね。
 で、ビデオデッキに近づくと、「ヌシラタミ」という表示が。何でしょうね、これは。
 でビデオ映像というより、古臭い8mm映像みたいなものが流れます。和室に幽霊が出た、みたいな映像。意味不明ぎみ。

 鍵が残っていた404号室を開けてみましたが、何もなし……え〜、マジすか。

 ●

 数日、間を開けての再プレイ。
 エレベーターに乗ったら、↑↓の選択の後、1Fから6Fまで(つまり昇り降りに関係なく全フロア)を選べるようになっている。つまり最初の↑↓の選択は不要なんじゃないですか……?

 やる事がなくなって詰まったかな、と思いきや、ふと行った地下で「607の部屋の鍵」をゲット。以前はなかったので、どこかでフラグが立ったんですかね。

 607号室。正面の壁に窓みたいなものが並んでいて、クリックすると白くなっていく。何かと思えば、それは(がく)だったようで、そこにアイテムの「子供の絵」を飾っていったんですね。 
 そうしたら、人形が出現。私は本物だという。
 人形の言う事を信じるかどうか、選択。信じてみたら、中から鍵が。
 (後日談:ここ、大きな分岐点なんですね。人形が何であるのかすらわからないのに、唐突の質問でこの後が大きく分岐してしまうのは、どうにも解せないんですが)→しかし、廃病院でこの人形が活躍する事を考えると……これでいいのか。う〜む。

 ●

 602号室。そこで「新街改革病院の地図」を入手。病院に行く事ができるのだという。……と言いますか、次は病院へ行かなきゃならないんですか? まだ全然終わりではなかった、と。
 それはともかく、この廃ホテルはこれで終了ですか……。何かやたら中途半端でスッキリしませんね……。

 と思いきや、部屋から出ると進展。銀髪の子が現れる。
 どこへ行くの?という問いに、ウタノは何故か反発ぎみに答えます。「あなたには関係ない! 急に現れて、私の邪魔をしないで!」

 この銀髪の子がかくれんぼをしていた相手がただの人形だったので(和室にて)、「この子は何だかおかしい」とウタノは勘繰(かんぐ)っているワケですね。
 でもそこで話がこじれて、その少女は正体を現す。化け物だった。

 逃げる。エレベーターに乗って1Fへ。そこでムービーの恐怖演出が入る。なるほど。でもあの声(「逃がさないよ、お姉ちゃん…」)は、作者さんなんだろうなぁと勝手に推測。
 化け物2匹に捕まってGAME OVER。いつも通り、キャラ同士がぶつかって終了、という味気なさ。ウタノがスプラッタになるドットアニメでもあれば、恐怖度も増したんじゃないかなぁと。

 ●

 再開。結構簡単に逃げられました。
 で出口に行ったら「第二完了」の文字が。まぁ第二部完了、という事なんでしょうね。

 で、新街改革病院へ。ウタノいわく「病院とゆうよりは…診療所のようね…」との事。マップもやたら広くはないだろうと推測。
 でも舞台が3つに渡りますからね。セーブ箇所が6つではやはり足りませんでした。自分はセーブ箇所を増やすために、ファイルのコピー、3つ目に突入です。
 ここまでで、プレイ時間はちょうど3時間でした。僕はメモしながらのプレイですので、皆さんが普通にプレイする場合は2時間もかからないかもしれません。

 そしておそらくは、ここが最終の舞台なのかな、と。雰囲気的にも。

 ●新街改革病院

 診療所にて。2階建てですね。
 診察室内にて「カルテ」を入手。それを見ると、医師が狂っているのがわかります。頭のおかしい医師に身体を見てもらう、とか想像すると怖いです。

 ロッカールーム。奥に真っ赤なロッカーと、開いているロッカーがあります。どちらも怪しいんですが、真っ赤なロッカーはかなり危険そうなので、開いているロッカーから調べてみると……。
 何と、ロッカーの裏側にすり抜けてしまったという……。そうきましたか。
 そして真っ赤なロッカーを調べてみると……! 何と鍵がかかっていて開けられません。そうきましたか……。

 この辺で「人形の発声器」というアイテムがチョコチョコと口出ししてくるんですが、これって主人公の頭がおかしくなっている、という感じなんでしょうか。(古い話ですが、異色アニメの「シティオブザデッド」で、歩行器と会話するじいさんを思い出してみたり)
 だいたい、ホテルの鏡にも映らなかったし、主人公ウタノには何か秘密がありそう……。映画「シックスセンス」みたいな?

 テキトウに2階に戻ったりしたら、発声器が狂った事を言い出し、ベッドルームで「ロッカーの鍵」を入手。
 真っ赤なロッカーの中には……まぁネタバレはよしておきますか。

 そしてロッカーの通路途中で、上半身だけの化け物が突然現れて、GAME OVER。怖いというより、「またか」という感じ。ここは別の化け物でいって欲しかったですね。

 「地下通路の鍵」をゲット。
 2つ部屋があり、妹のリノがいたりする。でも本物かどうかはわからない。先のホテルでも、それっぽい反応が何度かありましたからね。

 と、廊下の先を行くとグワーーーッ!!
 いきなりでかい手が。ここはビビリました。このゲーム、基本はビックリゲーなんですねぇ……。

 BGMは依然として、ないままなんですが、意外とそんなに気になりませんね。
 いつどこで何が起きるかわからない状況下が続いているので、そこそこ緊迫感を持ってプレイできているから、気にならないのかな、と。でももちろん、あった方がいいに決まってますけど。

 ●脱線して恐怖演出について考えてみる

 再開。シャワールームでの恐怖画。これって素材ではなく、作者さんが描いたものなのかな?と。相当上手い絵です。というか、こんな場面を廃墟なんかで実際に見てしまったら、一生のトラウマになるだろうなぁと。
 でも一枚絵の恐怖画を上手く描いても、あまり怖さにはつながらないのかな、と気づかされた気がします。
 ……じゃあ、どうすれば怖くできるのか? 見せ方に色々な工夫(演出)が必要、という事なんでしょうね。

 せっかくの恐怖画を生かすために、どう演出するのか。
 見せる前に、おどろおどろしいBGMであおってみたり。見せる時には、それなりの悲鳴っぽい効果音で驚かす(あきられないよう、見せるのは一回きりにする)。
 はたまた、「カーテンの裏の恐怖」というものみたいに、一旦は隠しておいて、その後に見せる。
 はたまた、恐ろしい恐怖画が2段階にアニメして、主人公に襲いかかってくる(ここでの場合、@格子(こうし)の下にいるものが、A格子を壊して這い上がってくる)……などなど。思いっきり、余談ですけどね。


 で。最後は、タイトルに出てきたお面みたいなヤツが待ち構えているんですが、その後の追いかけっこは結構怖かったですね。どこまでも追いかけてくるし、音もなかなか。

 その後、ちょっとしたエピローグがあり、ゲームは終了……。
 難易度も低かったし、そこそこ怖い演出もありましたし、楽しめたんじゃないか、と思います。
 アイテムをいちいち探さなくても、「見える位置に全部ある」というのは良心的でしたね。いちいち棚やタンスなどを調べる必要がなかったのは大きいです。個人的に、好感度バツグンでした。

●総評

 難解な謎もなく、サクサク進む。難易度はもう、1でいいかな、と。
 ホラー度は4。もっとドットアニメなどに凝ってほしかったんですけどね。今のままじゃほんと、手抜きっぽいので。キャラ同士がぶつかって終了……ってんじゃあ、味気なさすぎましたし。
 ゲームの舞台も3つに渡り、ボリューム的にも良かったんじゃないか、と思います。自分は3時間ちょっとでクリアーできました。

 手ごたえとしては、「そこそこ面白かったなぁ」と。絶賛したい!という感じではないのですが、そこそこ良作だったと思います。
 短い動画をいくつか挿入するなど、実験的な試みもされていて、良かったですね。アマチュア作品にはこういう自由な発想で弾けてもらいたいなぁ、と思ったり。
 「魔女の家」のような、市販ゲームにせまる完成度の高い良作もいいんですが、この「哥欲祟」みたいな、荒削りでも「何が起こるかわからない」ような仕掛けが盛り込まれている作品も、自分は好きですね。

 物語は「2」に続くようですが、どうなるんでしょうね。主人公はとある場所に捕えられているワケですし、そこから始まるのかどうか……。

 恐怖遊戯会代表 無邪気猫飯さん、beat1200さん、他紹介して下さった皆さん。楽しませていただきました。ご紹介、どうもありがとうございます。

●後日談

 ゲームフォルダ内のファイルとか読み直してみたら、「森」について書かれてあって、実はまだルートが残っていた事を知りました。
 エンディングも3つある、との事で。

 分岐については、このゲーム内で2つ、あったんですね。
 まずは序盤。家族の謎の死についての調査を「警察に頼む」かどうか
 もう一つは後半。人形を信じるかどうか。おそらくはその選択肢が、「森」ルートにつながるのではないか、と。

 じゃあ、やってみますかね。

 ●

 なるほど。色々と変化がありますね。
 特に、「人形を信じない」と選択した後、その部屋(607号室)に戻ってみると(どこかのフラグを立ててから、かもしれませんが)、画面全体が血に染まったようになっていたり。静かな演出ですがドキッとしますね。
 601号室の変化も大きいです。

 601号室の血文字によれば(バグッぽいドット絵ですが)、本物は4階にいるのだそう。
 4階を探索してみましたが、特に以前と変化は感じられません……。はて?

 607の絵を今一度調べてみたら、子供の絵ではなくなってますね。これがフラグになったのか、進展。606号室で内側からノックがあり、入ってみると新たな映像が……。
 おぉ、これは5階のエレベーターが作動した事を意味しているんですね。いい演出です。

 5階の血に塗れたエレベーター。銀髪の子から「母のペンダント」をもらい、どこかの一室へ。そこで「哥欲(ウタホ)村への地図」をゲット。おぉ、核心に迫っている感じがプンプンします。
 そしてホテルを脱出。化け物に襲われる事もなく、アッサリと脱出しました。


マップはやや広め。
「白黒の地図」を見ながら、塔を探っ
ていく。


わかりにくいですが、これが「塔」。
実際のゲームでは見づらい、という
事はありません。
 ●哥欲村探索

 タクシーで廃ホテルを後にするウタノ。そこで運転手が壊れる。ホラーマンガっぽくていいですねー。
 血の色に染まる道路。穴みたいな所に入ったら、そこが「哥欲村」……スか。

 霧がかった森。鳥のさえずり。静かな場所です。
 「白黒の地図」をゲットし、テキトウに歩いて行くと、「”富”の鍵」やら「”霧”の鍵」やらをゲットしていく。
 改めて地図を見直してみると、偶然にも書かれた道順通りに進んでいる模様。じゃあ、このまま進んでいきましょう。

 西洋の塔(建物があるワケじゃなく、自然の地形を利用した塔なのか)。井戸の中を覗くと変化が。……あぁ、これが地図に書かれてあった「目」ですか。なるほどなるほど。

 山野三塔の真ん中の塔。塔の上から地面に突き抜けられますが、これって多分、マップチップの置きミスですよねぇ……? まぁいいんですけど。
 地図によれば、この近辺に鍵があるハズなんですが……見つかりません。とりあえず先に進みます。

 全然関係ないところで「オゥ〜」+化け物顔の脅かしが何度かあり、気が抜けません。

 「”川”の鍵」をゲットしたところで、イベントが。
 妹のリノが木々の間にちょこんと立っていた。声をかけるウタノ。しかしリノはおかしな挙動を見せた後、場を逃げ去る。
 追うウタノ。その先には、民家が建ち並んでいた……。

 まだ森を探索し終えたワケではないので中途半端ぎみなんですが、ちょっと村内を探索してみます。
 山野家(ウタノの実家っぽい)には鍵がなくても入れるんですね。そこで「哥欲教」にまつわる専門用語などの本を見つける。なかなか恐ろしそうな事が書かれてあります。

 他の家も、鍵を見つけて入る、という感じなんでしょうね。今まで見つけた「”富”の鍵」などは皆、この村の家の鍵であった、と。
 一旦森に戻って、全部の鍵を見つけてきてから、村の探索をした方が良さそうですね。

 で。診療所を探る分岐より、こちら「哥欲村」探索の方が、より物語の真相に近づいている感じですね。
 ちょっと危なかったですね。自分、診療所を終えて、ゲームクリアーだとばかり思っていたもので。この村に辿り着くか否かで、評価もまた変わった気がします。

 鍵を9個見つけて、再度、村へ。「白黒の地図」を見ながらの探索でしたが、鍵のマークが描かれていない塔にも、鍵があったりしますね。そういう中途半端さは困りますけどね。
 森から村に入る部分。この辺がちょっと、マップチップの置き方が不完全でわかりにくいですね。行けない部分はしっかりと、木でさえぎって欲しかったですね。

 で。村の上の方に、大きな屋敷が。部屋数はそんなに多くはないですね。
 棚が無数にある部屋があるんですが、そこでは「棚をひとつひとつ探らなければアイテムをゲットできない」みたいですね。ぼろぼろとアイテムが出てきます。
 このゲーム、アイテムは今まで全部見える位置に落ちていたので、どうせならそれを徹底して欲しかったんですけどね。(村に来てから、それがだいぶ崩れてしまった。塔での「鍵」も、花を調べないと入手できませんし)

 ……この辺でやや詰まりました。行けそうで行けない家もありますし。進展方法がわかりません。

 進展。
 大きな屋敷の、棚のたくさんある部屋。2段目が開かないうんぬん〜の棚が開きましたね。立方体でできた鍵、「”資料”の鍵」を入手。開かなかった部屋が開きました。
 そこは書庫。おばあさんを発見!しましたが、すぐに逃げて行きました。
 追いかけて、南京錠(なんきんじょう)のある部屋へ。そこは祭壇みたいな間になってますね。

 神なのか何なのか。呪いの言葉を吐いて、消え去る銀髪の少女。
 おばあちゃん(そういや冒頭で失踪してたあのおばあちゃん、なんですかね)は井戸に落ちる。意味不明ですけどね。たたりを恐れてか。人柱かいけにえか、何らかの意味があるのか。

 この辺で突然化け物が現れ、GAME OVER……。どうせなら違う化け物を出して欲しかったんですけどね。これ、前にもいたじゃないですか……。

 ●終わった……

 この辺、長いですね。
 たくさん塔がある森のマップはやたら広いですし(しかも迷う)、村内もいくつかの家を探索しなきゃならないみたいですからね。この第3部だけで1時間ぐらいはかかりそうです。

 で。終わったんですが、スッキリはしませんねぇ……。
 「2」に続く、というのははじめからわかっていた事ですが、アイテムとして取った鍵を使わないまま終わりにしちゃうとか、あまりにも中途半端すぎ。結局探索してなかった家などもありましたし。

 と言うか、全部の家の鍵を使って迎えるエンディングもあるんでしょうか? ……ないですよねぇ?
 気になるのは、大きな屋敷の右下方向にある家々。ここ、行けそうなんですが、大量のかかしに邪魔されて行けないんですよね。かかしから別の物体に変化した後も、やっぱり行けないままみたいでしたし……。
 ネットで調べてみます。
 ……でも完全攻略の記事が見つかりませんでした。村の右側の家々については、謎のまま……ですね。(攻略動画をチェックすればわかるのかもしれませんが、それでは時間がかかりすぎますし)

●追加の総評

 恐怖演出も色々ありましたし、意味不明な恐怖もまた、独特で良かったと思います。
 追いかけっこは簡単で助かりました。ここが難解だと疲れてしまいますからね。

 続編の「2」で謎がすっかりと解けるんですかね。現時点では、ワケがわからなさすぎ。「全部お前のせいだ」と言われまくりのウタノが、何らかの原因だったのかな、と推測できるくらいなもので。あと、銀髪の少女は祭られてるっぽいですね。
 とにかく、終わって良かったです。村をまだまだ探索させられるのかな、と思ってましたので。

 ――わかりにくい。
 そういうシナリオもたまにはいいのかな、と思いました。
 祭っている神にたたられた、という程度のシンプルさでもいいんですが……それでは味気ないかな、という気もしますからね。
 ウタノにも何らかの秘密がある。その辺、「2」で触れられていくんでしょうね、きっと。

 シナリオ的には中途半端で終わっちゃうんですが……ゲームの全体的な雰囲気がバツグンにいいですからね。評価を下げる事はできません。

 ただ、恐怖演出がザツな箇所が多いですね。特に、敵に捕まってのGAME OVERの演出。ウタノの血しぶきくらいは欲しかったですけどねー。
 ラスト付近もそう。以前出てきたヤツにまた追いかけられる、とか。もうちょっとひねって欲しかったですね。

 他。恐怖演出に「動画を用いる」というのは新しかったんですが、そんなに怖い感じはしませんでしたね。膨大な容量に見合う演出になったのかどうか。
 でもアマチュア作品ですから、こういう冒険もいいですね。粗いけど荒い(勢いがある)。力強さを感じます。


『Doll』 ―― 夢想館開発室さん
 (ver1.3 / 2008年作品 / 制作ツール:RPGツクール2000)
 (情報提供: イブラヒモビッチさん、beat1200さん)

 [ ダウンロード ] (DLサイズ:6.4M)

 ホラー度:★★★☆☆(残酷な死体を出さず、あえてシーツなどに隠してあるのが上品かつ効果的。イラスト絵での恐怖表現はやや弱い(可愛い感じの絵なので)。ゲームの全体的な雰囲気は★4)
 面白さ :★★★☆☆(ゲームそのものは良作(★4)なんですが、1周目のラストがあまりにもアッサリしすぎ。期待を込めた「隠し編」のラストも、(個人的には)いまいちノレなかった)
 難易度 :★★☆☆☆(簡単、と言っていいほど。ストレスなく進めていける。難しいのは1つ2つ程度)

 (あらすじ: 学校。友人の絵里菜が「阿ヶ崎(あがさき)病院」の都市伝説におびえている。聞いてはいけない声を聞いたのだ。一緒に帰ってあげるのだが、翌日、絵里菜は行方不明になる。絵里菜はきっと、阿ヶ崎病院にいる。助け出さなくてはならない…!)

 (一言: RPG形式。マップ画面がななめっぽくなっているのが最大の特徴。行方不明になった友人を探しに、廃病院を探索する。男か女、主人公を選択できる。アイテム数はかなり多め。プレイ時間は1周1〜2時間程度。ラストがどうにもノレなかったのが残念−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−--

●いきさつ

 掲示板にて、イブラヒモビッチさんbeat1200さんに教えていただきました。どうもありがとうございます。

 >(無題)  投稿者:イブラヒモビッチ  投稿日:2012年10月04日

 初めまして。ホラーゲームのレビューの方、読ませて頂きました。
 そこで、自分も一つオススメしたい作品があるのですがよろしいでしょうか?
 それは、こちらの『Doll』という作品です。
 ttp://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se375530.html
 レビューが見当たらないということは、まだプレイなさっていないんですよね?
 まだでしたら、なかなか面白いので是非プレイしてみて下さい。(後略)


 >お久しぶりです  投稿者:beat1200  投稿日:2014年04月01日

 どうもbeat1200です。スゴク……お久しぶりです。2ヶ月振り位ですね。
 まぁそれは置いときまして今回は3作紹介致します。
 1:「Doll」
 此方の作品はOP等を見て少し触れただけですが、この時点で結構スゴイです。まだ詳しくはしていませんが、期待充分です。
 2:「ゴーストスクール」(略)
 3:「the SAND MAN」(略)

 イブラヒモビッチさんの書き込みは2年前。正直、最近のbeat1200さんの書き込みをみて「Doll」をプレイしたんですが、掲示板をさかのぼって調べてみたら、だいぶ前にも紹介されていた……という話です。

 なお、この「Doll」は、2008年の作品。フリーゲームでもそろそろ「レトロ」と呼ばれるものが出てきたような気がします。
 数年経つと入手できなくなるフリーゲームも結構あるような気がするので、ある内にダウンロードしておきたいですね。手元にさえあれば、いつでも遊べますから。

●プレイ&レビュー


スピード感あふれるOP
 ●あまりにもカッコイイオープニング

 ゲームフォルダ内に「紹介」として、ゲームの説明が載っているんですね。
 主人公は男女のどちらかを選べて、「男を選ぶと謎解きがやや易しくなる」との事。なかなか面白いシステムだと思います。

 では早速、遊んでみます。
 ゲーム起動ファイルは「michi9」フォルダ内の「RPG_RT」ファイルですか。ショートカットを使うなりして、もっと目立つ場所に起動アイコンが欲しかったところ。

 そして始まるオープニング。ロック調のBGM! ゲームのあらすじが、疾走感に乗せて流れていきます。ぐわああッ! これはやたらとカッコイイ……。
 しかも。これはフラッシュアニメではなく、「RPGツクールの基本機能だけを使って作ったオープニング」なんじゃないか、と。……と言うのも、ゲームファイルが(圧縮時)たかだか6.4Mほどしかないんですから。フラッシュやムービーなどを使えば、こうはいきません。

 で。主人公選択画面。もちろん、難易度EASYである男をえら……いや。ここはあえて、女の子の方を選んでみましょうかね。(気分屋)
 いやいや待て。そうするとゲームが難しくなって、レビュー評価が正当ではなくなる可能性も……むぅうっ。

 でもやっぱり、女の子の方を選んでみます。たまにはEASYじゃない道を通ってもいいんじゃないか、と。
 それにしても、「女の子を選んだ方が難しくなる」っていうのも、何だか変わってる気がしますけどね。(ゲームをやっている内に、納得がいくようになってるんですが)

●「久留米 有希」編

 アイキャッチ程度の軽いデモの後、ゲームスタート。
 背景は「ななめ上から見た感じ」になってますね。見た目は変わっていていいんですが、操作性はどうなのか……。

 幼なじみでクラスメイトの絵里菜は、「廃病院の怖い噂」を実際に体験してしまって、おびえていた。
 「返して」という霊の声。それを聞くと、殺されて、自分のカラダの一部が奪われてしまうのだという。

 その廃病院は、絵里菜の帰路途中にある。主人公の有希(ゆき)は、一緒に帰ってあげる事にする。喜ぶ絵里菜。そして家の間近まで送ってあげて、そこで別れる。
 その晩、有希は絵里菜の母親から電話を受ける。絵里菜が家に帰っていないらしい……。なぜ……?

 翌日。学校内教室。
 教室内を移動……あれ? ナナメ移動かと思ったら違うんですね。普通に上下左右ですか。え〜? ナナメに描かれたマップ上を、上下左右で移動ぉ……?
 ……と思ったんですが、やってみるとさほど操作性も悪くはない。見た目はホント奇抜でカッコイイです。平面上のマップより、個人的にはかなり気に入りました。実際、2008年製という事を感じさせません。この表現方法は未だに新しい、です。

 「ESC」キーでメニュー。生徒手帳にセーブ。セーブ箇所は15ヶ所もありますね。おそらくは充分かと。
 で。何やらゲーム途中からは、「生徒手帳にセーブできない」らしいんですけどね……。どういう事かと不安になりますが、それはまぁ先の話という事で。

 ●

 学校を出て街へ。絵里菜の家に行き (途中でマップの大きさが切り替わる場所があるんですが……不要ですよねぇ?)、その母親に真相を聞く。絵里菜は、昨夜から行方不明になっているらしい。
 有希はすぐに思い当たる。……絵里菜は、あの「廃病院」にいる。きっと、呼ばれたんだ。




有希。拡大してみました


廃病院にまさかの先客がいた。
現実だったらそうとうビビります…
 廃病院内。
 入口、ロビー近辺のマップ画は、ななめ上からではなく、疑似(ぎじ)3Dっぽくなってますね。平面より、どれだけ味があるかわかりません。(実際には、「見た目だけ」の話なんですけどね。その特殊な背景を生かしている……というワケではない)

 おどろおどろしいBGM(どこかで聴いたようなBGMですが)が、急にブツ切れて何が起きたのかと思えば……実は何でもないという。BGMのループがキレイにつながっていないんでしょうね。
 全然関係ないところでBGMが何度もブツブツ切れる。でもこれはこれでいいホラー演出になっているのかも。……と、前向きに考えるプレイヤーが、果たしてどれだけいるのかは疑問ですが。

 ところで、生徒手帳のセーブはもう使えなくなってしまいましたが、代わりに、病院の入口そばにある「壁掛け時計」がしてくれますね。時計にセーブしてもらう時、ヤツはいちいち仰々(ぎょうぎょう)しいセリフを吐くんですけどね……。「念ジヨ……」とかね。

 ●

 ロビー周辺を探索しましたが、行ける場所が少ない。すぐに詰まる。
 で玄関付近を探索してみたら、「錆(サビ)取りスプレー」を入手。ロビー内にあるサビているドアを開けてみると、そこはトイレ。天井の通気口を伝ってとなりのトイレに行くと(行動力ありますね)、そこに死体が。
 死体が手にしていた「血塗れの鍵」を入手しました。ちなみに、アイテムは自動で使うのではなく、使うべき場所で「ESC」メニューを開き、アイテムを選択して使います。
 細かい話ですが、メニューを開くと、それっぽい軽快な曲に変化するのがいいですね。院内では常におどろおどろしい曲がかかっているので、ちょっとした気休めにもなります。

 ●西通路

 さて。「血塗れの鍵」を使ったら、イッキに行動範囲が広がりました。
 途中、廊下に壁掛け時計があって、そこでもセーブできるんですね。

 ところで廊下全体にグラディーションがかかっているんですが(色の濃淡)、これってマップチップでやったものではない気がするんですよねー(マップチップで色の濃淡をこんな感じに表現すると、やたら面倒で手間暇がかかる)。
 ですので、画面全体にそういうエフェクトをかけているんじゃないかなーと。そういう機能がツール側にあるんでしょうね、きっと。(それとも追加スクリプトか)

 とある部屋を探索していると、誰かが姿を見せる。
 現れたのは男子中学生。名前は水月基也(みづき もとや)。優しげなBGMが流れます。
 彼はこの廃病院内で何かを探しているらしい。ちょっとツンなところもあり、彼とはそこで別れる。

 その部屋で「宝石のメモ」と「小さな鍵」を入手。メニュー内の「MEMO」でメモが見られますね。CGもリアルに描かれてあっていい感じ。
 でも宝石のメモが「1.トルコ石 2.トパーズ」としか書かれていないので、どう推測すればいいのかサッパリわかりません。おそらく、院長室の奥の部屋のパスワードに関わるものなのだとは思いますが……。


西通路。
通路もこんな感じでナナメ表示
 ●大いに詰まる

 さて。いつものように詰まりました。
 やるべき事は結構多いんですけどね。

 @院長室の奥の部屋のパスワードがわからない。
 Aロビー上側の部屋のクマのぬいぐるみを切るための道具を探す。
 B西側通路下側、突き当たりの部屋の針金で巻かれたドアを開けるための手段。
 Cロビー右上の階段。ユビを見つけて欲しい、という幽霊の願いを聞き入れる。

 やはり序盤の難易度選択を誤ったのか(難しいという、女主人公をわざと選択)。無謀(むぼう)すぎた模様……。

 ●早速攻略を見る

 行ける場所の全てを探索したつもりですが、やっぱり進みません。
 で、攻略を見たら、「宝石のメモ」単体で、4ケタのパスワードを導けるようになっていたんですね。自分は、メモがもう一枚どこかにあるんじゃないか、とばかり思ってました。
 ここのメモはランダムで3つのどれかが出てくるらしく、パスワードは見つけたメモによって違うとの事。ネタバレ: 石の誕生月が答え

 院長室の奥の部屋。資料室みたいな感じですかね。本棚がたくさんあります。
 そこで見つけた「鍵つきの日記」。パスワードは「申七つの刻」。ネットで調べてみたら、このゲームの答えそのものが出てきました。しかも作者さんが少々間違っているとの事。ネタバレ: 16:00
 「東通路の鍵」をゲット。

 と、そこで部屋の外から騒々しい音が。この場に来たものを殺しまくっているという狂人、阿ヶ崎院長なのか……。
 なかなか怖いですよ、これは。音だけなんですけどね。
 ただ、院長のセリフ「ねぇ、また私のために分けに来てくれたんでしょ?」というのがどうにも意味不明。もっとわかりやすい言葉でも良かったんじゃないか、と。

 ●東通路

 ロビーに戻り、今度は東側の通路へ。またいくつかの部屋を探索していきます。
 青い棚などがある部屋から、「携帯電話」を入手。
 ドア下から血が見える部屋の中の、切られたイスの下から「倉庫の鍵」を入手。
 
 倉庫を開けてみると、「休憩室の鍵」を入手。他、工具箱には3つの工具があるんですが、1つしか持っていけません。3つとも持っていければいいんですが、1つだけしか持っていけないというのもまた面白い。(後日談: 1つしか持っていけないというのは、カン違いでした)
 「錆びたペンチ」を持っていく事に。針金の巻かれたドアが西通路にあったので、その針金を外してみます。

 ●水月再び

 西通路の奥の部屋。そこを探索していたら、「水月のカルテ」を発見。するとそのタイミングで水月が現れました。
 会話していて少しだけ打ち解けた模様。彼から、「指輪を見つけたら教えてほしい」と頼まれました。彼の探し物はそれだった模様。

 その部屋付近で、さらに様々なものを入手。「カッター」に「鉄パイプ」。カッターで進展できそうな場がありますね。行ってみます。

 そしてクマのぬいぐるみの腹を裂いたら……ワタしかなかったという。え〜。幽霊のユビがあるとばかり思ってたんですけどね……。
 しかもカッターの刃が折れて使い物にならなくなった……と。どうなんでしょうね、これは。誤った使い方をした、というワケじゃないと思いたいのですが……。

 ●

 ゲームを立ち上げる度にいちいち「mochi9」フォルダ内の「RPG_RT」ファイルをクリックするのも面倒(ファイル数が多いですからね)なので、フォルダを開けたらすぐの場所に、ショートカットキーを作成。このくらいは作者さんにやって欲しかったところ。

 何やかんやで「休憩室の鍵」をゲット。(メモし忘れ)
 休憩室は、非常口そばの、水月が鍵をかけた所の部屋。その先にある大きな冷蔵庫。
 何だか面倒臭そうな謎があるかと思いきや、アッサリ冷蔵庫が開く。そこで「凍った指」を入手。

 そして幽霊に渡して、今まで行けなかった病院2階へと……。

 振り返ってみれば、「宝石のメモ」以外に難しい場所はなかったという印象。結構すんなり進んでいけました。
 「申七つの刻」の謎は、ネットで調べるのが前提だと思いますし。難しい、という話とはまた別。

 ●院内2階

 病室が並んでいます。
 病室にいた水月とちょっと話をしたり。水月の探し物や、主人公の有希が捜している絵里菜がいそうな場所がわかる。

 血塗れの紙切れが散乱している部屋で、日記のようなものを読む。この病院で行方不明になった男がいたらしい。
 日記を書いた男は阿ヶ崎院長の狂気に気づいたらしかった。結果、どうなったのかはわからない。……まぁ、逃げようと思えば、充分に逃げられたとは思うんですけどね。何で彼が地下に逃げようとしたのかは、あまりにも意味不明。

 下側の病室6つを調べ終え、次は通路左側の病室へ。……と思ったら、病室ではない模様。シャワールームとか、ありますね。
 シャワールームでボルトで固定されたドアがあります。1階の工具箱のある部屋に戻り、「モンキーレンチ」を持ってきます。まぁモンキーレンチを知らない子もいそうですけどね。ボルトを開け閉めする工具です。
 で、ドアを開けてみたら……あらら。何もない、ときましたか。
 さっきもクマのぬいぐるみでスカされましたが、こういう「スカし」って、他ではあまり見たことがないような気がします。一応、何らかのフラグは立ってるんですかね? それともやっぱりただのムダ? (何かをしたら必ず何かが進展する、という「ゲームの法則」への反逆か……?)
 ネタバレ: この2ヶ所とも「優奈編」で悪霊が出てきます

 ●

 この辺、行ける所がやや多いですね。
 ドアを開けたら両足を切断された看護婦がいたり、棚の下の生首の男の子におつかいを頼まれたり。なかなかイベントも多いですね。
 そして突き当りに仰々しい文様のついた、真っ赤な扉が。ここが最後の部屋ですかね。だとしたら、案外クリアーは近そうです。

 でもこの辺で、まだやる事がいくつかあります。ドアの開かない部屋がいくつかあるし、開かないロッカーもある。
 そういや、地下室がある事をほのめかしている日記もありましたし、もしかすると、まだ先はもう少しだけ長いのかもしれません。

 どこから手をつけていけばわかりませんが、まずはロッカーを開ける道具が工具箱にあるかもしれないので、戻ってみます。
 ところで、このゲーム。化け物に襲われてゲームオーバー……ってのはないみたいですね。(後日談: ある事にはあるんですが)

 何て書いてたらタイミングよく化け物が現れました! ドア下から血がのぞいている部屋です。
 しかも、懐中電灯が切れるというアクシデント……うわああッ! って、まぁすぐに逃げる事はできましたけど。(一回逃げたら、もうこの部屋へは入れなくなる)
 GAME OVERを見たいので、ロードしてもう一回ここをやってみますか。

 ENTERキー連打で懐中電灯を点けるんですが、のんびりやってると死にますね。
 なお、懐中電灯を点けても、化け物に捕まると死にますね。てか、このくらいのっそりした動きが化け物らしくていいです。最近の追いかけっこゲームの凶悪さには、ほんと辟易(へきえき)してましたから。(コンマ数秒を争うようなのは、ほんと勘弁)
 BADENDを見れて満足しました。では続きに戻ります。

 いつしか入手していた「集中治療室の鍵」を使い、中へ。血塗れのてるてる坊主みたいなものがある中、「血液パック」を入手。向かいの部屋の、生首の子の所に戻ります。
 するとそこに阿ヶ崎院長が! 棚の下に隠れる有希。見える阿ヶ崎院長のナマ足! なかなか怖い演出です。生首の子が発する悲鳴も、牛の鳴き声っぽいSE(効果音)を使うだなんて、なかなかセンスがいいです。


オルゴールのある部屋。

生首の子がいたり、阿ヶ崎院長が乱
入してきたり、と色々なイベントが起
こります
 阿ヶ崎院長が去った後、生首の子はいなくなっています。リンリンと妙な音が聞こえてましたが、あれオルゴールを開け