花子さん制作秘話
 
 2003年の1月13日。「恐怖の花子さん」(ver1.00)が完成。当サイトにて、公開を開始いたしました。
 制作は前年の11〜12月はじめ頃だったかと。約1〜2ヶ月で作った模様。結構夢中になって作った気がします。

 ところで、この「恐怖の花子さん」は、僕ブランドの4代目花子さん、にあたります。
 1〜3代目の花子さん(「となりの花子さん」という題)は、昔、MSX(turboR)というパソコンで制作したのです。
 今作は、その1作目の設定を、生かしています。

 キャラデザもほぼおんなじ。(作ったのはもう、10年以上も前、になるでしょうか)  
 
 「となりの花子さん」
 1作目の内容は、花子さんに会いに行く2人組。主人公はイヤな性格の女の子。そして花子さんに会いに行くに、下僕としてつきそわせた女の子こそ……、花子さんだったという。そしてリベンジにあうワケ。エンディングは5つくらい。
 花子と遊ぶ、というので、ジャンケンをするんですが、ランダムなので結構緊迫感があったという。勝ち負けではエンディングももちろん違うワケで。
 「となりの花子さん2」
 2代目はおかっぱ風。大人になった主人公(男)の元に、突如現れた花子さん。主人公は妻に浮気され、悩んでいた。花子さんは、その妻に復讐してやる、ともちかけてくる……。エンディングは10コ。一番売れた(昔はフリーソフトというものが少なく、むしろ売っているアマチュアが多かった)し、好評でした。500円でした。
 売れたといっても、数十人規模ですけどね。
 「となりの花子さん3」
 3代目の花子さんは、すごく臆病な顔。顔に目鼻アリ。そしてウリがエンディング数。なんと……50です。
 フロッピーディスクで8枚組(価格2000円だったかな?)。
 この頃の僕はかなりゲーム作りに情熱を燃やしていましたね。いつも、市販ソフトを目標にしていましたし、大きな夢もありました。まぁ数年前の市販ソフト、というのは近年のものとは比べ物にならないんですけどね。アマチュアでも作れそうな範囲にある作品が多かった。
 でも遊んでくれたのは数人だった記憶が……笑。

 ●

 てな事で、僕と花子さんのつきあいは、ホント、古いのです。キャラデザインも気に入っています。1作目はもっと、手足細かったかな。
 今回4作目を作るにあたって、特種な事は考えず、「オーソドックスな花子さん話でいこう」と決めていました。ウインドウズでは、これが花子さんのデビューですからね。だから、舞台は学校。話の始まり方も素直にしたつもりです。

 でも1〜3作目のエッセンスはだいぶ生かされています。
 実はver2.00で初登場するキャラがいるのですが、それは「となりの花子さん3」で登場する、かなり重要な女の子だったりします。

 ●

 近年MSXのエミュレーター(ウインドウズ上で、昔のパソコンなどを再現したもの)が、公式となって配布されました。
 僕の使っていたMSXturboRのエミュレーターも完成した模様。そして、僕の過去の作品を「MSXマガジン」というPC誌が取り上げてくれました。(くわしい記事は一番下)
 「MSXマガジン2」で「眼獣・沙〜メジュウサ〜」を。「MSXマガジン3」で「13怪談」を。収録してくださいました。ありがとうございます。

 ●ギシシ……について

 今回の花子さんは、念願の狂暴さを表せたかな? と思っています。HP「サウンド支援のbarutan4」のfujikinさんの効果音が、とても効いています。
 脅かし音。「フギャギャギャギャギャ!!」。「ギシシシシ……」などがとても気に入っています。

 なお、花子は1代目からギシシと笑います。(3代目だけ、普通の女の子っぽいんですけど)
 だから、ギシシにあてる音が見つかった時は、嬉しかったですね、ホント。

 ●「超恐怖版」はどうなったのか?

 とりあえず、ver2.00でやれることはやったつもりですので、あと当分の間は「花子」から離れようかな、と思っています。
 以前からウチのサイトに来ていただいている方は知っていると思いますが、この「恐怖の花子さん」には、「超恐怖版」というものを用意していました。それをシェアウェア(要は、お金をとる)として出そうと思っていました。

 でも制作がかなり難航して、今は中断した状態にあります。よって、今後公開する見込みはない、とでも思っていてください。すみませんけど。
 それより、もっと作りたい作品が僕の中にあるので、そっちを優先していきたいのです。ゲームばかりでなく、小説にもチカラを入れたいですし。

 今後どうなるかわかりませんが、気楽にマイペースに活動していきたいので、ご了承をお願いします。


●特報 夢鳥-yumedori の過去作品が、特別誌に収録。

 2003/12/ 3に発売された、「MSXマガジン2」。その本に、僕が昔作った「眼獣・沙〜メジュウサ〜」というノベルウェアが掲載されました。

 (↑)公式サイト。詳しくはコチラ。
 定価2800円。しかし、その本には昔懐かしのMSXturboR(エムエスエックス ターボアール)というパソコンの、エミュレーターが付属されており、しかも当時のゲームが20本ほど入っているという、なかなか福袋的な本なのです。
 要はその本を買えばMSXtRというパソコンを入手したも同然。ゲームも遊べる、というワケ。

 ●「眼獣・沙〜メジュウサ〜」紹介  
 主人公、叶寺 沙(かのうじ いさご)は、事故により、左眼を失ってしまった。
 それにより、沙は魔性にとりつかれ、眼球を追い求め、殺戮を繰り返していく……。

 今から10年ほど前の作品。一通り観てみましたが、恥ずかしさ爆発といった感じでした(笑)。でも、この頃から僕はホラーを描こうとしてたんだなぁ、と感慨を覚えました。
 とにかく、僕自身、やたら懐かしい話であり、また過去の制作物がこうして認められた事に、感激ですね。
 一度読んでしまえばおしまい、のゲームなので、ムリに観てもらわなくていいんですが、昔こういう物を出していたんだよ〜ってな事で、雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。




トップへ
戻る